X



【愛媛】[新居浜市]新居浜太鼓祭り[2019/10/15-18]
0001フリーザ ★
垢版 |
2019/10/15(火) 00:40:47.61ID:CAP_USER
「男祭り」の異名を持つ新居浜市の秋祭りで、絢爛豪華な太鼓台と呼ばれる山車が見どころとなっています。
高さ約5.5m、長さ約12〜13m、重さ約3tもの大型の太鼓台が約150人余りの男衆により差し上げられ、約50台が8地区に分かれて「かきくらべ」を行います。
毎年約20万人の観衆が訪れる、四国を代表する祭りの一つです。 ※JR新居浜駅南口から臨時バス運行(17日、上部地区山根グラウンド統一寄せ会場のみ)


開催期間
2019年10月15日〜18日 

開催場所
愛媛県新居浜市 新居浜市内8地区(川西地区・川東地区・川東西部地区・船木地区・角野地区・泉川地区・中萩地区・大生院地区)

交通アクセス
JR予讃線「新居浜駅」ほかから各所へ

主催
9地区太鼓台運営委員会(協議会)

料金
見学無料(川西地区会場にて有料観覧席あり)

以下ソース:https://www.jalan.net/event/evt_243857/(じゃらん)
0080情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/10/28(土) 16:16:35.78ID:2eLnvkJj
「オートファジーがないと延びていた寿命が縮んでしまう」「オートファジーは歳をとると減ってしまう」
ということがわかりました。そして、オートファジーが歳と共に減るのは、細胞の中に「ルビコン」
と呼ばれるたんぱく質が増えることが原因であることを突き止めました。
遺伝子操作でルビコンをなくしてしまった線虫やハエの寿命はオートファジーが活発化することで、
平均20%延びました。生き物はルビコンをコントロールできれば寿命も延び、
老化を食い止められる可能性が示されたのです。今、日本では寝たきりや認知症が非常に増えています。
医療費の国家財政の圧迫も社会問題になっています。解決策としては、
死ぬ間際まで元気でいてもらうしかありません。医療費の問題を抜きにしても、
誰だって寝たきりで生きたくないです。大半の人は本音では健康で長生きしたいはずです。
老化の最大の特徴はさまざまな病気にかかりやすくなることです。
当然、重症化しやすくなりますし、死亡率も高まります。
オートファジーによって健康寿命が延びるということは高齢になっても病気にかかりにくくなることでもあります。
哺乳類の場合は老化すると必ず病気になります。結論からいいますと、
ルビコンを抑えてオートファジーを維持すると加齢に伴ってかかりやすい病気にかかりにくくなることがわかってきています。
加齢に伴ってかかりやすい病気を「加齢性疾患」といいます。
例えば、認知症の原因となるパーキンソン病や高齢者の失明原因として最も多い加齢黄斑変性、
骨折しやすくなる骨粗しょう症などがあります。
いずれも現代人にとっては身近な病気で、おそらく、みなさんの周りにも苦しんでいる方はいるでしょう。
オートファジーを低下しないようにしたマウスの実験では、
実際にこれらの加齢性疾患にかかりにくくなる結果が出ています。あくまでもマウスの実験ですが、
同じ哺乳類ですので、人間の場合でもオートファジーを活性化することで、
加齢性疾患を抑えることにもつながる可能性がきわめて高いでしょう。
オートファジーは免疫力を上げてくれます。細胞内に侵入してきた病原体を捕捉して分解できますし、
ウイルスなどの病原体に対する抗体を作る免疫細胞や病原体を殺す免疫細胞の能力の維持に働いています。
ただ、高齢者になるとオートファジーが低下するため、そういった免疫力が弱まります。
そうなると感染症に弱くなり、肺炎などの炎症が命の危機にもつながりかねません。
ワクチンも効きにくくなります。老化した人間の抗体をつくる細胞に、
納豆などに含まれるスペルミジン(オートファジーを活性化させる成分)をかけたところ、
オートファジーが亢進して、抗体をつくる力が回復したという実験もあります。
オートファジーの活性化は、感染症への抵抗力を高める可能性があります。
また、スペルミジンは、歳をとって低下したがんに対する免疫を回復させます。
これはオートファジーを介した効果なのかはまだわかっていませんが、その可能性が高いと考えています。
脂っこい食べ物を食べすぎると、オートファジーの働きにブレーキがかかり、脂肪肝になります。
脂肪肝の他にも動脈硬化や糖尿病(糖尿病の95%を占める2型)もオートファジーと関係があります。
例えば、インスリンを分泌する脾臓の特定の細胞でオートファジーに必要なたんぱく質の遺伝子を破壊したマウスはインスリンが出にくくなり糖尿病になりました。
パーキンソン病などの神経変性疾患や骨粗しょう症、加齢黄斑変性、
腎臓の線維症などはオートファジーを活性化することで抑制できる可能性が高いでしょう。
オートファジーの働きが鈍ると悪化するとみられています。
肝臓でオートファジーが働かないマウスはがんになるという報告があります。
この実験からはオートファジーが肝臓がんを防いでいる可能性が高いといえます。
ちなみに、ほかの臓器でオートファジーの機能を止めてもがんにはあまりなりません。
この理由はまだよくわかっていません。心臓でオートファジーが働かないマウスは、
歳をとったり、心臓に負担をかけたりすると心不全になることがわかっています。
加齢性疾患である腎臓の線維症以外でも、血液中の尿酸値が上がってなる腎症
(腎臓に傷みが生じて腎臓の機能が低下する病気)にも関係があることがわかっています。
オートファジーの働きが悪くなると、腎症は悪化します。
また、健康なマウスでも腎臓でオートファジーが働かないと、歳をとった時に腎臓の機能障害を起こします。
これらはオートファジーが低下すると発症したり悪化したりすることがはっきりしている病気です。
0082情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/10/30(月) 01:06:57.15ID:jTQyPtIw
障害者の作業所やグループホームを運営する社会福祉法人で、役員ら複数の職員が長期間、
知的障害のある利用者たちに暴行や暴言を加えていたことが分かった。
遅くとも5年ほど前には市に虐待の通報があったが、市は調査を法人任せにしていたとみられる。
昨年には、法人職員が内部告発でネグレクト(放棄)の情報を通報したのに、
市の担当者は「虐待じゃない」と受け付けなかった。長期化した虐待。知的障害で話ができず、
被害を伝えられない自閉症の男性利用者は、悲痛な行動に出ていた。この社会福祉法人は。
50年近く前に事業を始めた歴史ある法人で、市内で13カ所の施設を運営している。
入手した内部資料では、遅くとも6年前には虐待疑いの行為が確認できた。
作業所の男性職員が知的障害のある利用者の前で、本人が気に入っているチラシを無言・
無表情で破るとの内容が、2017年の支援記録に記されていた。関係者によると、
同じ作業所の副所長だった男性理事は、男性利用者に行動障害が現れた際「いいかげんにしろよ」
などと言い、股間をつかむ行為を複数の人に繰り返していた。部下の職員にも「何かあったら、
股間をつかめばいい」と話していた。2020年には、作業で使っていた工具部品を投げてきた利用者に
「何すんだ、この野郎」と言い、頭をたたいた。グループホームの管理者は、
夜間に冷蔵庫の物を食べる入居者について職員向けに「黒いネズミが来るので注意してください」
との張り紙をしていた。このほか、職員らの証言によると、
複数の職員が次のような行動をしていたという。利用者を押し倒し、馬乗りで後頭部を床に打ち付ける
床に押さえつけた利用者の背中に別の職員が飛び乗る相性の悪い男女の利用者をわざと一緒にさせ、
女性利用者が大声で泣くのをしばらく見ている利用者が嫌がることを繰り返し言ったりやったりする
髪の毛をつかむ投げ飛ばすこれらの暴行や暴言のうち、
施設4カ所での職員約10人による虐待を昨年以降、市が認定。
障害者総合支援法に基づき立ち入り検査した。ただ、市の動きは鈍かった。
既に5年ほど前には作業所での虐待の通報があったが、法人は
「理事の1人が作業所の職員全員に話を聞き、結果を市に報告した。市から調査はなく、
それで終わった」と説明している。市は調査を法人に“丸投げ”していた可能性がある。
市から法人に通報者の情報が漏れていた疑いもある。ある元職員は在職中、
作業所での虐待疑いを市に通報したところ、当時の所長から通報したかどうか問われることもなく
「通報した件で話を聞かせてほしい」と言われたと証言。複数回通報した別の職員は、
法人理事らに呼び出されて事情を聴かれ、後に「あなたから相談があったと市から聞いた」
と言われたという。障害者虐待防止法は、自治体職員が通報者の情報を漏らすことを禁じている。
市は、漏えいを否定した。「法に沿って対応しており、通報者の情報を漏らしたことはない」。
法人側も、「通報者を特定したことはない」と答えた。虐待通報に対する市の対応では、こんなこともあった。
法人の職員2人が市役所の障がい者支援課を訪れたときのことだ。入手した音声データによると、
こんなやりとりが残っていた。「グループホームで一部の職員が掃除をせず、ダニが発生したことと、
職員の暴言について通報したい」。2人はそう伝え、「掃除しないのはネグレクトですよね」と訴えたが、
応対した女性の課長補佐は「それ(ダニの発生)はネグレクトではない」と回答した。通報を受理せず、
こうも言った。「法人内で話し合って解決すべきことで、市に相談することじゃない。市で指導はできない。
対応するよう法人には言ってある」2人が「法人内で言っても変わらない」と訴えると「もっと言わないと」
「指導監査は(役割)。だけど、行っても同じことを言われるだけ」と答えた。2人が食い下がると、
「虐待じゃない」「市は指導できない」と繰り返し、「もういいですか」と話を切り替えた。
不衛生な環境で生活させるのは、本当にネグレクトではないのか。
障害者虐待に関する厚生労働省の自治体向け手引を見てみると、ネグレクトの例として
「掃除しない」「劣悪な住環境で生活させる」と明記されていた。厚労省の担当者は
「ダニが発生するまで不衛生な状態であれば、虐待に当たる可能性は十分ある」。障害者虐待防止法は、
虐待の発見者に市町村への通報を義務付けているが、市は「法に沿って対応している」と繰り返した。
法人職員の2人はこれより前にも複数回、市に虐待を通報していた。市側は面倒に感じて、
「通報」ではなく「相談」の扱いにしたとみられる。実は、市に虐待と認定された2件について、
0083情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/10/31(火) 00:54:45.10ID:PPmYjP4K
当時、精神的に異変をきたし、「死にたい」と漏らしていたのは知っていました。
理由はいくつかあったと思います。ひとつは「創造ができなくなった」というのです。
同じことを繰り返すのがイヤで、常に新しいものを生み出してきた、
クリエーティブな活動ができなくなったということは、とてもつらいことだったに違いありません。
もうひとつは経済的に切迫していたことです。グルメだし、ファッションにもうるさい。つまり、
お金をドンドン使っちゃう。でもヒット曲が出なくなると、作品の権利などをことごとく売ってしまい、
無一文になっていたらしいのです。ただ、誰しも、そうした(一流レベルの)
生活をずっと続けることはできません。どこかであきらめて、たとえば、
みかんを食べながら家族と大みそかに紅白歌合戦を見るとか、同窓生と宴会をやって、
来し方を振り返るとか、という心境になるのが普通なのです。気楽に生きればいいのだけれど、
それができない美意識があった。どうしようもなかったのでしょう。主治医は別にいて、
「友人」という立場でした。この機会に、じっくり彼の話を聞いてみようと思っていたのです。
ところが当日、メールが来て、イタリアンレストランで酒を飲もうと、提案してきました。
まず話を聞きたかったので「酒は後にしないか」と伝えたら、会合自体をキャンセルしたいと言う。
「母の具合がよくないので行く」というのがキャンセルの理由だったのですが。
受け取りましたが、住所が近い人には16日中に手紙が届いた。内容を読めば
「死ぬ気でいなくなったこと」は分かります。大騒ぎになって夜、皆で自宅へ行くと、
まるでがらんどうのように楽器や録音機材がきれいさっぱり無くなっていた。そして、
彼が録音スタジオとして使っていた部屋の壁に額装された1枚の写真だけが残されていたのです。
それは、アマチュア時代の解散コンサートのステージ写真でした。
死ぬ覚悟を決めて部屋を片付けたのでしょう。残した1枚の写真の意味は、そのときが「一番幸せだった」
からだと思います。まだ(プロとして)売れる前で、「遊び(PLAY)」に徹することができたときでした。
結局、「1年限り」の約束でデビューしますが、当初、
アマチュアとしてコツコツ音楽を続けるつもりだったらしい。振り返れば、
あのとき「音楽家」は一度死んでいた≠フかもしれませんね。姿を消したとき、考えの中では、
「オーバードーズ」でボロボロになったような状態で見つかる可能性があると思っていました。
だから彼の入院先まで考えていたのです。ただ、もしもそうしていたら許さなかったでしょうね。
美意識のかたまりは、「よくもこんなところ(病院)にほうり込みやがって」と怒ったに違いないからです。
それ以前に、苦しんでいるのを知った最大の悩みも「入院させるか、否か」でした。
というのも、自死を考えている患者を「死なせない」方法は結局、強制入院しかありません。
そうすれば、命も救えたかもしれない。だけど閉鎖病棟に身ぐるみはいで自由人を束縛できますか
それこそ死を意味するでしょう。無念だけど、やはり、止めることは難しかったのだ、と思いますね。
共演した人に話を聞くと、「最近、丸くなったよね」とか、「ちょっと元気がなかったみたい」
などという印象だったらしい。ただ、みんなと一緒に合唱するなんて姿は見たことがありません。
インパクトがあることや、新しいことを常に求め続けてきた、古い曲を同じアレンジで演奏したり、
歌ったりすることを嫌っていたからです。笑顔で合唱しながら、その裏側では「死の準備」
を着々と進めていたのか、と思うと、切なくなりますね。うーん、なぜここまで思いつめてしまったのか
これを読んだ、音楽のために人生があるんじゃない。人生を楽しむために音楽をやってきたんじゃないのか、
と言い返したくなりましたよ。もともと「遊び」で始めたことなのに(プロになって売れて)遊びじゃなくなって、
面白くなくなってしまったのか。「恐怖」を感じて、遠ざかったけれど、ショービジネスの世界を歩み続け、
空虚なものを感じていたのでしょうか。亡くなったとき、やりきれなくて、打ちのめされました。
ものすごい喪失感で、知らぬ間に酒量が増えてゆくのです。そうした状態がしばらく続きました。
今はさすがに立ち直りましたけれど。「やはり悲しいが、こういう解説をやっている見て、
『あいかわらずだな』と笑うに違いない。あの笑い声をもう一度聞きたいし、
彼について書いていると今も聞こえてくるような気がするのだ。
1人で死んだ盟友との対話は、これからもまだまだ続く」と
0084情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/01(水) 01:59:22.61ID:cfVgEzsq
良い成績で医学部に入っても、その先はわからない。自身も、
我が子の挫折や親の介護を経験している。「実は、上の子が、遠方の国立大医学部に入ったものの、
合わなくて退学しました。教科書が高くて買えない学生さんに『いいね医者の子は』
などと嫌味を言われて傷ついたり。先生や学生とも価値観が合わず、優しさを感じられず、
心身を壊して、やめてしまいました。私立医大なら、もっとフォローがあったはずで、
同じ価値観の学生もいたかもしれません。下の子は、近くの私立医大に進みました。
英語で授業を受けるインターに行っていたため留学生と同じで、はじめは苦労しました。
でも、担当教官の英語の先生が、とても熱心に本人や保護者と面談して大事にしてくれました。
近いので、生活のサポートもできます。カフェでアルバイトもして、いろんな経験をしています。
下の子も、周りの子とノリが合わない、社会貢献を考えない学生は話がつまらないと言っていましたが、
味方になってくれる友達ができました。背中を見て人の役に立ちたいというモチベーションを持ち、
ドクターを目指しています。私立医大には、親が医師の学生が多く、
地域で貢献する親の背中を見ているからこそ、
地域医療に貢献する良いドクターになる子が多いのではないかと思います」
「医学部の実情ですが、とても忙しくなっています。以前より30倍もの知識を詰め込まないと、
試験に受からない。だから記憶力の良い子や勉強のできる子が良い成績を収めることができるんです。
それだけ医療の技術が進歩しているということです。
そんな中で、厚生労働省は医師の数を切ろうとしています。勉強だけできる人、
コミュニケーションが苦手な人が医師になったら、患者さんが困ってしまいます」
やっと医師になっても、働き詰めの現状も知られている。
「日本では、何科の医師になりたいと自分で決めることができます。すると小児科、救急、
産科など大変な科に来る人が激減したんです。私が30年前に研修した際、睡眠は3時間、
ご飯は一食で、常に走っていました。無理すると見落としにもつながるし、患者さんも話しかけにくく、
医師として失格なんです。家庭や社会生活が豊かで、日進月歩の新しい知見を導入できることが、
本当は大事です。研修医の過労死の裁判があり、現状を変えないといけないということになりました。
ただ、きつい経験は医師としての財産となることも多く、そうした機会が一切ないのは、
悩ましい部分もあります。働き方改革は進んだけれども、技術が身に付かないということが起きています。
今は、研修医に配慮しないとやめてしまい、中堅の医師にしわ寄せが行く。
医師不足で、定年後に重症患者を診続けている先輩もいるんです」昔は、病院に救急車が来ると、
役に立ちたい、力をつけたいと、こぞって研修医が集まった。「今の子はもともと頭でっかちで、
さらに知識を身に付けないと変化についていけないから、ますます頭でっかちになってしまう」と危惧する。
「麻酔科医が足りず、直接ありがとうと言われることが少なく、人と人とのつながりがないことから、
自殺する人も多かったんです。ところが、この10年から15年の間、フリーランスの麻酔科医が増えた。
そういう働き方だと後腐れがないからいいと聞いて、驚きました。あとは、自由診療の美容外科、
眼科や皮膚科も人気です。重症の方や救急がなく、決まった時間で終われるからです。
使命感と過労のバランスが大事です。どうしても、一生懸命なドクターに仕事が集中する。
見合った報酬、最低限の休みを意識してほしいけれど、忙しい医療界は変わっていません。
早朝のカンファレンスや夜の勉強会などもありますし、無駄な事務仕事が多いです。
外科のオペは十数時間かかり、ナースは日勤から準夜勤、夜勤と交代していきますが、
医師は出ずっぱり。患者さんの立場からすると、1人の医師に担当してほしい、
交代してほしくないとの声も聞きます。また、医師は社会性がない人が多いとも感じます」
「小中学生の子に医師の仕事の話をしています。救急の現場はこういう場所だよとか。
ドクターヘリに憧れて、というモチベーションは、偏差値で選ぶよりも正しいのではないかと思います。
医師になりたい子に聞かれたら、医師でない人と友達になったり、いろんな世界を見たり、
アルバイトをしてみて、と伝えます。ドクターになると、世界が狭くなります。
医療従事者としか付き合わなくなるし、価値観が狭まる。研修医の頃、
患者さんに怒られたことに感謝しています。皆さん、年上の人生経験がある人だったからです」
0085情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/02(木) 01:39:36.04ID:oIgJe6gk
「何よりも患者さんのために」高橋英樹が渋い声で語りかけるCMも、いまや空疎な響きだ。
ジェネリック医薬品の安心・安全を訴えてきた製薬の信頼は、地に堕ちてしまった。
「10月23日、製薬は、胃潰瘍や急性胃炎向けの後発薬である『テプレノンカプセル50ミリグラム「」』
の品質検査に不正があったと発表し、謝罪会見をおこないました。具体的には、
製造から3年たったカプセルが、きちんと胃の中で溶けだすか調べる検査で不正がありました。製薬は、
このカプセルがうまく溶けなかったため、別のカプセルに詰め替えて検査をしていたのです。一時期は、
ジェネリック医薬品の売上1位を誇るなど、“業界の風雲児” ともてはやされた同社の杜撰な不正に、
衝撃が広がっています」だが近年、製薬に限らず、ジェネリック医薬品メーカーの不正が相次いでいる。
「化工は睡眠薬の混入で死者を出し、2023年に廃業。工も不正が発覚し、
2021年までに75品目を自主回収、2022年には事業再生ADRを申請しています」
特許の切れた薬を同じ成分で安く製造する。理論上は、同じ薬効を持つはずのジェネリック医薬品だが、
現場の医師からはこれまでも “疑惑の目” が向けられていた。
「ジェネリック医薬品の効果が低いことは、うすうす感じていました」と語る。
「たとえば降圧剤を服用し、血圧が安定していた患者さんがジェネリックの降圧剤に変えたところ、
突然血圧が不安定になってしまった、というケースがあります」「塗り薬は違いが出る」と言う。
「薬を溶かし、皮膚に浸透させる役割を担う “基剤” の差で、効きやすさや副作用の出やすさが変わります。
私は顔や首などの皮膚が薄い部位に使用する薬は『ジェネリックへの変更不可』と、
わざわざ処方箋に書いています。特に、炎症を止めるためのステロイド外用剤などですね。
飲み薬でも、傷の治療のためにテトラサイクリン系抗菌剤を処方したところ、
不思議なほどに傷の治りが悪かったことがあり、おかしいなと思っていたら、
じつはジェネリックだったということが何度かあります」歯科でも同じだ。
「私は、ジェネリック医薬品は一切使いません。歯科治療でよく使用するのが、
痛み止め、いわゆる非ステロイド性抗炎症薬ですが、先発品とは効きが違います。
また、感染症を防ぐためのマクロライド系抗生物質でも、
ジェネリックだと効果が低いという経験が何度もあります。私自身もお医者さんにかかる際は、
ジェネリック医薬品はやめてほしいと伝えていますよ」目薬にも違いがある。「緑内障の治療のために、
眼圧を下げる目薬を使っていた方が、薬局が変わったことを契機にジェネリックに変わった途端、
眼圧が約2mmHg(ミリ水銀)程度高くなったことがあります。目薬は、
効能を維持するために防腐剤や添加剤が多く含まれており、違いが出やすい可能性があります」
通常、処方箋を書く際に医師が指定するのは薬の種類だけで、
ジェネリックか否かは薬局が決めること。患者と接することが多い薬剤師も “苦情” を多く聞いてきた。
「今回の製薬の胃薬もそうですが、ほかには性感染症治療に使う抗ウイルス薬が効かなかったり、
睡眠導入剤を飲んでも眠れないという相談を受けることがあります。
あとは湿布がかぶれるという苦情も多いですね。ただ、ジェネリックを多く出すと、
調剤基本料に加え、後発医薬品調剤体制加算という “ボーナス” を国からもらえるシステムなんです。
なので、利益重視の薬局では、無理にでもジェネリックを出すように現場に圧力がかけられます」
「もちろん、薬価の安いジェネリック医薬品を使うことで、国全体の医療費の削減に繋がるのは確かです。
しかし、品質管理のできていない薬のせいで、治療ができないとなれば、元も子もありません。
制度改革が必要ですよ」割高でも先発品にこだわることで、患者が自衛するしかなさそうだ。
0086情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/03(金) 00:44:49.74ID:uosTVZ2F
その日は五月晴れだった。ちっぽけな公園の中を、
ヨレヨレのコートを着てひとりボソボソと呟きながら行ったり来たりしていた。来た道を振り返ると、
木造一戸建て住宅の海に場違いなほどイカついコンクリート製の建物が見える。
某有名医科大学附属病院。ここに来たのは今日で2度目だ。「あなたね、ADHDとASDね」
「え。それ発達障害?」「あぁ。しかも極めて強い傾向を示している」
担当医の精神科部長は唐突にそう告げた。
壁際の机に置かれたパソコンに向かったまま目を合わせようとしない。
診察室には私と彼しかいないのに、その診断名は、なぜか他の誰かに告げられたように聞こえる。
ADHDって、ライターだから聞いたことくらいはあるが、それってイーロン・
マスクみたいな天才が若いうちにかかる病気だと思っていた。アラ還にして低所得。
日本の生涯未婚率上昇に貢献してる私には縁がないはずだ。「それ。私の年齢でもあり得るんですか」
「歳は関係ない」彼は語気が荒く、見た目は私よりも若い。しかも黒縁眼鏡がよく似合うイケオジだ。
なんだか勝ち組に見下された気がしてムカついてくる。だが、待て。
今はこの医者以外に頼る人はいないのだと自分を戒める。「どうしたら、治るんですか」
「治らない」後で知ったのだが、ADHD=注意欠如・多動症やASD=自閉症スペクトラム症候群は、
ウツなど一過性の病気と違い生まれながらの脳の特性とされる障害。
彼の言う通り寛解はないのだ。「では何か、よくなる方法とか、アドバイス的なものはありませんか」
「これまでやったことないことをやるとか」「はぁ」「では、次回は来月の○日ね」5分間診療じゃないかよ。
前回、つまり初診時にはかなり恥ずかしい内容も含め個人史について根掘り葉掘り質問してきた。
チェック・シートへの記入も含めればゆうに1時間かけて診察したというのに、
再診となると途端にぶっきらぼうになるのはなぜなのだろう。そそくさと退出し病院の近くにある、
公園のベンチに腰を下ろした。それにしても発達障害なんて、にわかには信じられない。
というのも過去10年、鬱を患い近所のメンタルクリニックに通院してたのだ。
そのクリニックの先生は、診察室に入るといつもスマイルで「食欲はありますか眠れていますか」
と語りかけ、抗不安剤と睡眠導入剤を処方してくれた。そして常に慈悲に満ちた笑顔を湛え
「自然にお薬を呑み忘れるようになるといいですね」と励ましてくれていた。
この間、生活が不安定で心配事が絶えないため鬱っぽくなってるだけで、
仕事が好転すればきっと治ると思い込んでいた。しかし一向に病状は改善せず、
気がつけば薬の処方量は増え続けていた。一方でスマイル先生の笑顔に助けられてこの10年、
なんとか乗り切ってきたのも事実だった。ところが、だ。
ちょうどコロナのパンデミックが始まった頃、スマイル先生は突然、引退する。彼も私より若かった。
聞けば病院ごと他の人に譲渡するというではないか。いわゆるファイヤーだった。
寝耳に水とはこのことだ。悪いことは続くもので同時期レギュラーの仕事を失い収入も激減した。
急いでスマイル先生に代わる心の支えになってくれる医師を見つけなければならなかった。
スマイル先生が南国でバカンスを楽しむ様子を想像しながら、いくつかの病院を渡り歩き、
辿り着いたのがこの大学病院だった。そして突然の発達障害宣告。
あまりにも展開がキツ過ぎる。発作的にスマホを取り出して通話履歴にある名前をタップした。
出版業界で唯一、個人的な悩みを相談できる相手だった。この業界、
ヘタに弱みを見せるとマウントをとられるので相談相手は選ばなければならない。
私より少し歳上の60代半ばでやはり独身。最難関大を卒業して大手出版社に就職するも早期退職し、
今は同じフリーランスとして活動している。「もしもし」「あ、今忙しいですか」「仕事中です」
「あ、失礼。聞きたいことがあるんですが」「手短にお願いします」いつものことだが、
機嫌が良いのか悪いのかわからない。「今日、私、〇大学病院でADHDだと言われたんですが、
どう思います」「あきまへん。そんなのは国際金融資本の策略です」「へ」
「ひと昔なら職人気質と呼ばれてた、ちょっと変わった人にありもしない病名をつけて稼ぎおるんですよ。
あなたは人一倍拘りが強いだけで、そんな病気じゃありません」
“ショクニンキシツ”!?「アメリカの受け売りしてる医者、信じたらあきまへんよ。ではこのへんで失礼」
電話は突然切れた。鬱という病気から発達障害という不治の障害に名前がつけかえられた。
しかし、この「不治」というのは必ずしも悪いことばかりではなかったのだ。
0087情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/04(土) 00:30:31.27ID:+zNW6qfk
動物性脂肪を食べ過ぎると脂肪を多く含む食品への依存が発生すると聞き、
「どうやら自分も依存症みたいだ。今さら抜け出すことはできないんだろうか」
と感じた人がいるかもしれません。抜け出すための鍵はすでにみつかっています。
動物性脂肪の依存症になって肥満したマウスの脳ではエピジェネティクス変異が起きていて、
ドーパミンを受け取る構造を作るよう指令を出す遺伝子のスイッチがオフになっていました。
そのため、遺伝子のスイッチが切れるのをじゃまする物質を使って遺伝子をオンにしたところ、
マウスは動物性脂肪を多く含む餌を以前ほど食べなくなりました。
取りつかれたように動物性脂肪を食べていたのが嘘のようです。
もちろん、こんな危険な物質を人に使うわけにはいきません。
2021年の時点で遺伝子のスイッチを切り替える技術に関する明確な規制はないため、
使用しただけで罰せられることはありませんが、
スイッチがオフでなければいけない他の遺伝子までオンにしてしまう恐れがある以上、
投与は慎重に検討すべきです。でも大丈夫、もっと安全な選択肢があります。玄米です。
玄米に含まれるγ‒オリザノールという成分は脳で起きた好ましくないエピジェネティクス変異を修正して、
動物性脂肪への依存症をやわらげると報告されています。
稲の籾を包む固い籾殻を除いたものが玄米で、ここからさらに糠と胚芽をはがすと白米になります。
γ‒オリザノールは稲の糠に含まれているため、白米からは摂取できません。
人での研究も始まっています。メタボリックシンドロームに該当する日本人男性を2つのグループに分けて、
白米と玄米を2ヵ月ずつ食べてもらう実験を行いました。
他の食品の摂取量は同じで、白米だけを同じカロリーの玄米に置き換えています。
すると、白米を2ヵ月食べたあとで玄米を2ヵ月食べると体重とBMIが減少し、
インスリンの効き目がよくなるとともに、総コレステロール値と悪玉コレステロール(LDL)値が改善しました。
さらに、玄米を食べているあいだだけ内臓脂肪が明らかに少なくなった一方で、
皮下脂肪の量は変わらなかったこともわかりました。内臓脂肪は皮下脂肪とくらべてやっかいな脂肪で、
生活習慣病やがんを引き起こします。玄米は有害な内臓脂肪に集中的に働きかけてくれるわけです。
ところが、玄米を2ヵ月食べたあとで白米を2ヵ月食べたグループは、体重が増加しただけでなく、
玄米を食べているあいだに起きた望ましい効果が消えて、実験開始時の状態に戻ってしまいました。
最近は玄米の健康効果が知られるようになり、産地や栽培方法にこだわって購入する人もいます。
しかし歴史を振り返れば、精米技術が進歩した江戸時代以降、
玄米を含む雑穀は白米より軽んじられる傾向が続いていました。
そんななかでも、「いや、健康のためには玄米を食べるほうがよい」という思想が受け継がれ、
実践していた人が少なくありませんでした。医学的な知識はなくとも、
玄米と白米のどちらを食べるかで体調が違うことを肌で感じていたのでしょう。
肥満防止にはγ‒オリザノールだけでなく、
白米とくらべて玄米に6倍多く含まれる食物繊維も大きな役割を果たします。
その主役は、食物繊維を分解してできる短鎖脂肪酸です。短鎖脂肪酸には他にも健康効果があり、
大腸でのカルシウム、マグネシウム、鉄の吸収を促すとともに、
肝臓でコレステロールが作られるのをおさえ、
さらには大腸の粘膜に発生した異常な細胞にアポトーシスを起こさせて、
がんになりにくくすると考えられています。アポトーシスは細胞死ともいい、
細胞を破壊して体を守るためのしくみでしたね。
妊婦さんが食物繊維をしっかり摂取すれば子どもの肥満防止に役立つ可能性があるだけでなく、
東アジア人は食物繊維を多く摂取すると糖尿病の数値が改善し、
日本人は心臓病や高血圧を発症しにくくなるまし。日本で食物繊維の摂取が減った大きな原因が、
玄米や大麦、雑穀に代表される穀物をあまり食べなくなったことです。
日本人の腸には諸外国の人とくらべて善玉菌が多くいるのに、
その餌となる食物繊維が不足していたら善玉菌も働きようがありません。
0089情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/06(月) 20:03:45.39ID:bc8p08sx
9月3日、日経新聞が「厚生労働省が健康診断の項目を変更する」と報じていた。
その内容は、健康診断ではおなじみだった胸のX線検査が廃止されるなど衝撃的なものだ。
ただ、実は一口に健康診断と言っても、特にがんについてだが、
「対策型」と「任意型」という2つのタイプがあるのをご存じだろうか。
まず、対策型は主に自治体が実施しているもので、住民健診ともいわれる。住民健診の検査は、
受けた人の死亡率が減ったりQOL(生活の質)が改善すると証明されたものに絞られている。
よって医療費削減などに繫がり税金を使って検査するメリットがあると認められている。
一方、任意型はいわゆる「人間ドック」のこと。
こちらは、受ける本人の希望でオプション検査を選べるようになっていて、
がんのマーカー検査やCT検査などさまざまな検査が行われる。
会社員が毎年受けている健康診断もこちらだ。しかし、人間ドックの検査項目には、
住民健診と比べて科学的根拠が乏しいものも含まれるため注意が必要だ。
厚労省による変更のお達しも、どうやら人間ドックに関係するという話を聞いている。今後、
“効果が疑わしい検査”には何らかのガイドラインができる可能性がある。健康診断を受ける際、
皆さんが気にするのは基準値だろう。血圧や血糖値など項目別に正常範囲が示され、そこから外れると
「要注意」「要精密検査」などとされる。この基準値は、最新研究の結果や医学会の意向、
各国の政策など多くの影響を受けて決まるので、実は固定されたものではない。
医学会のガイドラインは定期的に更新されており、「昔受けたときの基準値と変わっている」
と気づく人もいるかもしれない。例えば日本の高血圧の基準は、
1980年代には180/100mmHgだったのが、今では140/80mmHgに引き下がっている。
最近も、中性脂肪が空腹時とそうではないときとで分けて基準値を設けるように変更が提案されており、
今後、「空腹時中性脂肪」という聞き慣れない言葉も浸透していくことになりそうだ。
そして当然、基準値が厳しくなれば、新たに“病人”と認定される人が増える。
厳格化された基準値によって、「過剰診断」や「過剰治療」が生み出されている問題があるのだ。
例えば、前立腺がんを早期発見するPSA検査がよく話題に上る。
この検査ではがん以外のケースも引っかかることが多いにもかかわらず、陽性判定されると、
精密検査では股間に針を突き刺す、あまり受けたくない検査が行われる。受けた人には「地獄だった」
と話す人もいるほどだ。しかし、再検査の結果、何らがんでないとわかるケースは思いのほか多い。
つまりこのPSA検査そのものが、偽陽性を多く検出する傾向があり、「過剰治療」
を生む温床となっているのだ。実際、米国のガイドラインでは、前立腺がんを健康診断として行う場合には、
やってもいいが、受ける人に対してデメリットも必ず説明すべきと明記している。では、
なぜ過剰な検査が行われてしまうのか。その理由は2つある。一つは、医療機関の収入に繫がるからだ。
病気が見つかるほど病院は儲かる。そのため、病気を見つけたいと、
必要以上に行動する可能性があるということだ。もう一つは、医療関係者のリスク回避。
見逃すと後で訴えられるかもしれないので「念のために検査しておきましょう」と言いがちになる。
受ける側も「念のために受けておこう」と思うが、
それはムダな検査に自ら足を突っ込んでいる可能性がある。
この健康診断の“基本”を踏まえ、次回は「本当に必要か?」と疑ってもらいたい。
0090情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/07(火) 01:39:28.05ID:/EpWc1uB
発達障害の子に対する一般的な対応では、うまくいかない。学校現場で今、
そんな問題が浮上しているという。こうした中、注目され始めているのが第4の発達障害ともいわれる
「トラウマ系発達障害」だ。トラウマ系発達障害とは何なのか、
その対応は一般的な発達障害の対応と何が違うのか。トラウマ系発達障害とはどんなものなのでしょうか。
2003年にあいち小児保健医療総合センターの心療科に虐待の専門外来を開設した際、
1000人もの被虐待児と接して驚いたのが、その過半数が発達障害の診断基準を満たすということでした。
長期慢性的なトラウマ(心的外傷)に晒された被虐待児には、さまざまな後遺症が出ます。
これが発達障害の症状とよく似ており、実際に被虐待児の多くが発達障害の診断を受けていました。
それはなぜかと言うと、現在の精神医学は症状によって診断されます。カテゴリー診断学と呼ばれ、
代表的な症状のうち○個当てはまるから、その病気と診断しましょうという方法で診断されるからです。
そこで、こうしたケースを「第4の発達障害」と捉え、トラウマ系発達障害と呼ぶようにしました。
その後、精神科医のベッセル・ヴァン・デア・コークが2005年に同じ現象を「発達性トラウマ障害」
という概念で説明していることを知りました。しかし、トラウマ系発達障害に対しては、
一般的な発達障害の治療が通用しません。トラウマが中核にある場合は、
それを取り除かないと子どもの本当の問題がわからないからです。発達障害に似た症状だけでなく、
愛着障害や解離性障害、双極性障害なども併存し、実は治療があまりうまくいっていません。
激しい癇癪や暴力などの問題行動が多く、学校教育の現場を非常に混乱させています。
虐待などの体験は、具体的にどのような影響を心身に及ぼすのでしょうか。小児期逆境体験(Adverse
Childhood Experiences:ACE)の影響については、すでに研究が行われています。ビンセント・
フェリッティが、アメリカ疾病対策センターとACEスコアを作成したところ、大人になってからの身体的・
精神的な健康や発達、人間関係などに大きく影響していることがわかったのです。
ACEスコアは身体的な虐待、心理的な虐待、性的虐待、ネグレクト、家族の機能不全
(親のアルコール依存、家族の精神疾患や服役等)などに関する質問に答えてもらい、
スコアを算出するというものです。このスコアが高い人ほど、
健康リスクが高くなることが明らかになりました。小児期逆境体験があると喫煙は2.2倍、
慢性気管支炎または肺気腫は3.9倍、心筋梗塞は2.2倍、アルコール依存は7.9倍になります。
虐待は脳にも影響を及ぼすのでしょうか。身体的な虐待を長期にわたって受けると、
感情や思考のコントロールに関わる前頭前野の体積が小さくなることが明らかになっています。
一般的な発達障害で、前頭前野にこれだけ大きな影響が出ることはまずありません。
このように、ACEは何十年も強い毒性を持ち、子どもの脳の働きだけでなく形まで変えてしまいます。
幻覚や多重人格(解離性同一性障害)などが起こることもあります。しかし、精神科(とくに成人)では、
「トラウマがある」という視点を持って理解し、診療する、いわゆる「トラウマのメガネをかける」ことも、
その大切さも知られていません。例えば、幻覚を訴えた患者に解離性障害を疑うべきところを、
統合失調症と診断して薬を出してしまうなど、多くの誤診が起こっています。トラウマ系発達障害は、
PTSD(心的外傷後ストレス障害)とも異なるのでしょうか。衝撃の大きい出来事があったり、
怖い体験をすると、ふとしたきっかけで記憶がよみがえるフラッシュバックが起こります。
通常は数日もすると記憶が薄れていきますが、
フラッシュバックが続くようだとトラウマになっていると判断されます。PTSDの場合は、
このトラウマが“1回だけの出来事”によるものになります。怖い体験を思い出すのはつらいので、
思い起こさせる行動を回避するようになりますが、安心感が戻ってくると過剰な覚醒(緊張)
状態は収まります。この過覚醒、フラッシュバック、回避が2カ月以上続き、
日常生活で明らかなマイナスが生じているとPTSDと診断されます。
一方、虐待のように長期にわたって何度も繰り返される反復性のトラウマは、
いつ暴力が降りかかってくるのか、つねに緊張の中で過ごすことになります。
それは過覚醒状態が続くということ。すると、感情のレギュレーション機能が壊れ、
激しい気分変動が起こります。さらに、自分は価値がないと感じたり、人への信頼関係が壊れてしまうのです。
0091情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/08(水) 00:43:51.75ID:CfuC9R/l
PTSDの3症状(過覚醒・フラッシュバック、回避)に「気分の上下・無価値感・
他者への信頼の崩壊」の3症状を加えたものを、複雑性PTSDとしています。
複雑性PTSDではフラッシュバックがいつでもどこでも起こります。
そして、複雑性PTSDは子どもへの虐待で多く発症しています。まずはそれに対する治療が必要です。
しかし、フラッシュバックがあると一般的なカウンセリングがうまくいきません。
一般的なカウンセリングの基本は傾聴と共感ですから、
これをやるとフラッシュバックの蓋があいてしまい収拾がつかなくなって悪化してしまうのです。
子どもによく行われるプレイセラピーも同様で、ほぼ禁忌と考えています。
治療は続くものの臨床的にどんどん悪くなり、
そのうちに子どもが嫌がるようになって中断するケースがものすごく多いですね。
トラウマへの対応では一般的なカウンセリングやプレイセラピーが無効なので、
フラッシュバックを起こさないための精神療法が開発されています。それが「トラウマ処理」です。
(1)トップダウン型、(2)ボトムアップ型、(3)1と2の要素を持つもの、の3つに分類しています。
(1)は認知行動療法による遷延曝露法(トラウマを延々と語らせて慣れを生じさせるもの)、
(2)はフラッシュバックを起こさない反応を身体のほうに作る治療法で、
マインドフルネスやヨガなどがあります。そして、(3)がEMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)です。
これは、トラウマになっている記憶を想起しながら眼球運動を行い、
その記憶と心理的な距離を取れるようにするというもの。
近年はさまざまなトラウマ処理の技法があり、保険診療外来でもできるものもあります。
しかし、トラウマ処理を行うことができる医師や臨床心理士は多くありません。
そこで、一般的な外来で行うことができる簡易的なトラウマ処理方法を工夫してきました。
それが、EDMRを基盤としたTSプロトコールです。これは、
トラウマの記憶を思い出すのをやめて不快感だけを抜きます。するとフラッシュバックが収まるのです。
セルフで可能な方法も考案していて、例えば自分で自分の胸の上、鎖骨のあたりで腕をクロスし、
鎖骨の下を左右交互にパタパタと叩くというものです。心のラジオ体操のような感覚で、
学校の朝礼などでもTSプロトコールを取り入れてもらえたらと思っています。
トラウマ系発達障害には、こうしたトラウマ処理が有効ではありますが、虐待は家族の病理ですから、
子どものトラウマ処理だけでは解決しない問題もあります。虐待してしまう親は、
自身も子どものときに虐待を受けていた人が非常に多いもの。日本の子ども虐待が減らないのは、
子どもも親もトラウマ処理をしていないからなのです。トラウマ系発達障害の治療では、
子どもだけでなくその親の治療も行う必要があります。子どもの頃、虐待を受けていた女性の中には、
暴力的な男性への親和性が高くなり、そうした男性と結婚してDVに遭うというケースが多くあります。
反対に、暴力的な男性を避けて、対人距離が遠いASD(自閉スペクトラム症)
の男性に親和性を感じ、伴侶に選ぶケースも少なくありません。
一方で、知的な遅れのない軽度の発達障害のある人は虐待を受けるリスクが高くなるといわれています。
発達障害の症状に対して、親はしつけで何とかしようとして虐待になってしまうことも起きてきます。
また、ASDの人は感覚過敏といった特性から、
普通に生活をしていても怖い世界が広がっていると感じやすいもの。さらに、ASDには「タイムスリップ」
(トラウマのフラッシュバックに似た記憶の病理)があり、トラウマを抱えやすくなっています。
このように、親がトラウマを抱えている家族の間では、鶏が先か卵か先かといった具合に、
トラウマが先か虐待が先かわからない状態となることがあります。
教員や子どもに関わる大人は1つ目はトラウマに気づくこと。
「トラウマのメガネをかけ」て、その子を見るのです。2つ目は、子どもだけでなく親子で見ること。
トラウマ系発達障害の子どもは長期にわたる虐待を受けていますから、その親はモンスター・
ペアレントになりやすい傾向にあります。そのため、学校だけで対処しようとすると埒があきません。
児童相談所、医療機関、心理士など、専門家との連携をつくりましょう。
3つ目は学校でできることをやること。それは何といっても教育です。学習の成果が上がることほど、
子どもの自尊心を伸ばすものはありません。トラウマ系発達障害の子はネグレクトや不登校が多く、
解離という記憶を飛ばす症状もあって、学習が遅れがち。一人ひとりに合った学習が必要です。
0092情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/09(木) 04:32:07.61ID:NT5Z2a0G
人生を振り返ってみると、「トラウマとともに生きてきた」という感覚があります。
今までトラウマは治すものだと思って、いろいろな療法を受けてきました。
でも、「トラウマを踏み越えて生きていけ」と書かれていた。
そこでどっと涙が出たんです。自分にとって大切なものを失ったり、
傷つけたりしてしまったときに感じる不安やネガティブな感情を抑圧するために行う自己防衛を心理学的に
「防衛機制」と言います。過去のトラウマや心の傷というのは、
本当に乗り越えなければいけないものなのか、今一度問いかえしてみるべきと思いました。
現実的には、心に負っている傷は必ずしも癒やされることはなく、何らかの防衛機制を使って、
その傷を踏み越えて生きているのが現実ではないかと思います。プライベートで
「ここぞというときには、どんなに怖くても踏み越えなければいけないんだ」と感じた体験がありました。
トラウマに向き合うなかで、最後はそれでもなんとかしなければならないときがあると気づいたんです。
悠長に治している場合ではなく、「うおおおお」と乗り越えねばならない場面が、本当にあるんだなと。
火事場のクソ力みたいなときもありますもんね。みんなトラウマを解消するのではなく、
抱えながら踏み越えるんですよね。今の日本で心療内科や精神科に行く必要があっても、
実際に自分の意思で行く人は少ないです。
行ったとしてもカウンセラーと相性が合うかどうかという問題もあります。
トラウマというのは薬物療法で治るものではないと思っているので、心療内科や精神科に行けても、
ある程度トラウマ療法に対してのキャリアがある良いカウンセラーに出会える可能性は、
感覚では1%くらいの確率だと思っています。
もちろん、キャリアのある先生方に比べたらトラウマに詳しくはありません。
でも、一応思春期を専門分野にしてやってきた者としては、
これはトラウマだなと言える経験をもっている人がクラスに一人なんて、
そんな少ない数ではない気がしています。
トラウマをもつ人は多く、良いカウンセラーに出会える機会に恵まれる人は圧倒的に少ない。
誰にも相談できずにトラウマを抱えながら、
あるいはうまく乗りこなしながら生きている人のほうが圧倒的に多いと思います。
一方で、もちろんトラウマの治療は研究が進んでいます。学内ベンチャー企業があるのですが、
そこの理事をしています。工学部のベンチャーなので顕微鏡のレンズでも作るのかなと思うじゃないですか
でも、ちがうんです。トラウマ治療の部署があり、そこには何百人と診ている専門家がいらっしゃいます。
なぜベンチャー企業でトラウマ治療をしているかというと、
最先端の科学の研究をしたり教育を受けたりしている人のなかにトラウマを抱えている人がとても多いからなんです。
多少の先入観も込みで、もしその背景を説明するならば、
そういう人は親も高学歴で教育熱心。その親の価値観に従っていればいるほど、
有形無形に価値が高いと見なされる家庭に育った子が多い。家族の閉ざされた価値観のなかで、
子どもによっては意識的にも無意識的にもとても無理を強いられるということが起きる。
すごくストレスフルな思春期を送って、その結果一流大学に入ったり、
就業的なチャンスに恵まれたりしたけれど、一方ではひどくさみしい思いをしていたりして、
抑圧も強い。そういう人が社会人になり気持ちが折れてしまったり、
あるいは自分に従わない部下を見ると猛烈にストレスを抱えたり、
ある種のパワハラという関係性におちいったりするというようなこともあり得るんです。
実際、その会社では延べ何百人も受診されています。
引っ張りだこなわけですが、それほどトラウマ治療が注目されていますね。
トラウマによって怒りがコントロールできなくなることもありますよね。
頭ではわかっていても部下に暴言を吐いてしまったり、
子育て中の親がお子さんに対して尋常ではなくキレてしまったり。
感情をコントロールできなくなることがトラウマ症状だと気づかないまま、「自分の性格の問題だ」
と人知れず悩んでいる方もいらっしゃいます。トラウマ療法には様々な手法がありますが、
この10年くらいで海外の方法論が日本に入ってきて、翻訳書もこの2〜3年で次々に出ています。
様々な流派のトレーニングや研修に参加していますが、オンライン開催が増えたこともあって参加者も多く、
一度に150人ほどの心理職が参加しているものもあります。
悩みの背景にトラウマがあることがわかってきていますから、
これからはトラウマを扱えないとカウンセラーとして話にならない時代だと思います。
0093情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/10(金) 03:51:36.34ID:G5bwiEpq
死亡前1カ月間でがん患者の40%が痛みを訴え、死亡前1週間だと約30%の方が
「ひどい痛み」を訴えると聞くと、つい気が重くなってしまう。治癒できなくても、
残された時間のQOL(生活の満足度)を高める抗がん剤はないのだろうか。
延命よりもそんなことを末期のがん患者さんが望んでいると聞いたとき、
P-THPという抗がん剤を思い出したのである。教授が開発したP-THPについて、
当時、抗がん剤はがんを治療することが前提であって、
ステージ4の患者さんのQOLを維持するという発想はもとよりなかった。それに、ある化合物が「薬」
と認められるというのは、治験(臨床試験)によって有効性(効き目)と安全性(副作用)を示すことであって、
QOLを維持する抗がん剤は、はなから対象外なのだ。そんなことから、
P-THPは治療よりQOLを維持するのにすぐれた抗がん剤であることをすっかり見逃していた。
P-THPの構造は簡単で、ピラルビシンという昔からある抗がん剤にポリマーをくっつけただけである。
臨床試験で有効性と安全性が認められていない、つまり未承認の抗がん剤だった。
このP-THPを何度も動物試験で安全性を確かめると、
余命3カ月を切ったステージ4のがん患者さんから、安全性試験の希望者を募った。
それを取材させていただいたのである。希望した多くの方たちは「治療の方法はありません」
と見放されたが、がんとの闘いを諦めたわけではなかった。そんな彼らを観察していて、
P-THPはこれまでの抗がん剤とまったく違うことに驚いた。例えば肺腺がんで余命3ヶ月。
ストレッチャーに乗せられてやってきたが、希望は「口内炎が治ったらラーメンが食べたい」だった。
点滴でP-THPの投与を受けたあと、こう言ったのだ。「副作用がない」
抗がん剤につきものの副作用はゼロだったそうだ。これまで一人でトイレにも行けなかったのに、
やがて自分で歩いて行けるようにもなった。3週間もすると、あれほど願っていたラーメンを、
タクシーに乗って食べに行けるようになった。それだけではない。餃子やレアチーズなど、
好きなものが食べられるようになったのだ。とはいえ治癒したわけではない。余命は3ヶ月だったが、
7ヶ月後に静かに看取られたという。前立腺がんの末期だった農家。いきなり余命2ヶ月と言われて、
家族も見ていられないほど落ち込んでいた。それがP-THPの投与から1ヶ月後に会うと、
「毎日畑に出て働いています」と笑いながら言ったのだ。「痛みはないし、食事も普通に食べています。
びっくりです」と目を輝かせた。2カ月が1年に延命して亡くなられたが、
最期まで孫たちと楽しそうに過ごしていたという。直腸がんが肺に転移したがん末期は、
抗がん剤の副作用でひどい目にあってから二度と治療はしないつもりでいた。
ところが、転移したがんがリンパ節を圧迫して歩けなくなった。
そんなときに副作用がないというP-THPのことを聞いて試してみたそうだ。残念ながら、
投与しても腫瘍マーカーは下がらなかったのだが、なぜか多発性肺転移によくある呼吸苦もなく、
すこぶる元気そうだった。日がな一日好きなピアノで作曲をしながら、最期まで満足そうだったという。
地方公務員が肺がんとわかったときは既にステージ4だった。余命は「2ヶ月から半年」。
やがて呼吸が苦しくなり、好きなラーメンも食べられなくなった。それがP-THPで痛みがなくなり、
そのうえ副作用がないから、「今のうちにやれることはやっておこう」と、パソコンで仕事をしはじめた。
転移したリンパ節転移も、肺の腫瘍もP-THPで縮小したが、腫瘍マーカーの数値が下がらず、
半年後に亡くなった。好きなラーメンを毎日のように食べ、最期は痛みもなく旅立ったという。
P-THPの投与を受けた全員が延命できたわけではない。この4人を含めて4割程度だった。
ただ共通するのは、痛みがほとんど消え、好きな物を食べられたことである。
なぜ痛みが消えて好きなものが食べられたのか、教授もわからないと言っていた。
がんを治そうと、世界中が抗がん剤の開発にしのぎを削っているが、
ステージ4のがんを治癒できないのは今も昔も同じである。
もちろん患者さんは治したい気持ちはあるが、治らないから苦しむよりも、QOLを維持しながら、
つまりがんと共生しながら、残された時間を思う存分生きたいという患者さんは少なくない。
P-THPは、おそらく、それを実現できる唯一の抗がん剤だったように思う。
それが治療薬にならなかったことが今も残念でならない。P-THPでなくても、
確実に「QOLを維持」できる抗がん剤があるなら、ぜひとも認めるべきではないだろうか。
0094情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/11(土) 03:53:50.56ID:idgA56Wt
人の死は千差万別で、予測のつかないことが起こることも少なくありません。
いや、人の死ばかりでなく、動物の死でも同じです。動物の安楽死で、
思いもかけない状況を体験しました。三十代のはじめに外科医として勤務していた病院で、
技師さんの研修にウサギの解剖を実演することになったときのことです。
生きたままのウサギを解剖するので、クロロホルムで眠らせましたが、それでもかわいそうで、
先に安楽死させたほうがいいと思い、メスを入れる前に塩化カリウムを心腔内に注射して、
心臓を止めました。これで安らかに死ぬと思ったら、ウサギが突然、
ヒィィーッという甲高い声を繰り返し出したのです。下顎呼吸によるうめきだったようです。
まさに断末魔の叫びのようで、私は焦りと動揺で息が詰まりそうでした。まさか、
そんなことになるとは思っていなかったからです。尊厳死や安楽死でも、似たようなことが起こり得ます。
一九九八年に発生した川崎協同病院事件の場合がそうです。喘息の重積発作で心肺停止になったあと、
蘇生処置で人工呼吸器をつけていた患者さんが、脳死に近い状態になったとき、
主治医はこのまま延命治療を続けて生きたまま身体が腐っていくような悲惨な状態になる前に、
治療を終えたほうがいいと判断し、家族の同意を得た上で、気管チューブを抜きました。
家族にも病室に集まってもらい、最後のお別れをしてからの処置です。
そのまま安らかに亡くなるはずだったのに、患者さんが背中をのけぞらせて苦しみだしたのです。
予想外の事態に、主治医は同僚医師のアドバイスで、筋弛緩剤を投与して患者さんを看取りました。
主治医の予測が甘かったとも言えますが、それは結果論で、
脳死と思われる患者さんがそんな反応をすることは、ふつうは考えられません。
それでも主治医は懸命に対応し、なんとかその場を収めたのです。家族も驚いたでしょうが、
最後は主治医に礼を述べて帰って行ったそうです。この事件の発覚は、
発生から四年たった二〇〇二年です。なぜそんなに時間がかかったのか。
事件当初、主治医は病院長に経緯を報告し、注意は受けましたが、公表はされませんでした。
ところが三年後、主治医を嫌う麻酔科医が、何かのきっかけで古いカルテを見て、
筋弛緩剤が使用されていたことを知り、院長にカルテのコピーを見せて、これは安楽死事件なので、
やめさせなければこれをばらまくと迫ったのです。この内部告発を受け、事態を重く見た病院側は、
調査の上、主治医に退職を勧告。主治医が退職したあと、病院は患者遺族に謝罪し、
記者会見を開いて事件を公表しました。マスコミは事件をセンセーショナルに報じ、
患者遺族は病院側から多額の賠償金を得、警察は主治医を殺人容疑で逮捕しました。
裁判では主治医は有罪とされ、一審では家族の意思を十分に確認せずに気管チューブを抜いたとして、
懲役三年執行猶予五年の判決が下されましたが、二審では家族の同意があったことが認められ、
懲役一年六ヵ月執行猶予三年に減刑されました。主治医は自らの行為の正当性を主張すべく、
最高裁に上告しましたが、最高裁は二〇〇九年にこれを棄却しました。この事件には病院側の対応や、
賠償金がもらえるとわかった患者遺族の態度の変化など、さまざまな要素が絡まっています。
本件をモデルにした小説を執筆する際、二度、当事者である元主治医に取材しましたが、
善意のみに基づいた医療行為に、殺意などあるはずもないのに、
殺人罪の判定には大いに疑問を感じました。危惧していたことですが、
心肺停止で運ばれてきた患者さんに蘇生処置をして、悲惨な延命治療になりかけたとき、
それを中止したら殺人罪になるのなら、医者ははじめから蘇生処置をしなくなるのではないでしょうか。
そのことで、助かる命も見捨てられる危険性も生じます。人間関係のこじれによる安楽死・尊厳死の発覚は、
病院の事例でもありました。こちらは当事者の外科部長と、病院長の間に確執があったようです。
善意の判断で治療を中止し、家族も納得していても、あとで病院内の人間関係がこじれると、
いつ内部告発されるかわからないとなると、医者はおいそれと尊厳死や、
ましてや安楽死に手を出せないことになります。それでつらい目を見るのは、患者さんでありご家族です。
0095情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/12(日) 12:38:52.47ID:Y9nHMpN8
県感染症情報(10月16日―29日)
結核3例。
ウイルス性肝炎1例(B型=20代男性)。
梅毒1例(20代女性)。
過去分として
梅毒2例。
県感染症情報(10月30日―11月5日)
新型コロナウイルス感染症150例。
0096情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/13(月) 20:09:07.70ID:kaUefiwh
「ごめんなさい、そちらまで伺えなくて歩きがほとんどできなくて」
今の自分の状態を訴えたいと応じたのは、50代の女性。
日中はこうしてソファの上で過ごしていると言います。「足を下げているとしびれがひどくて、
色が変わってくるので足を上げる。こんな感じで過ごしていることが多い」
長かった髪も抜けやすくなったため、いまは短くしています。そして「(足の)指がピクピク」
「今指が動いてますよね。自分の意志で動かしているわけじゃないんですか」「ないです。
だいぶこの動きも収まってはきたんですが、勝手に動いています」手足の感覚はほとんどなく、
握力もほとんどないため、スマートフォンを持つことも難しいという女性。こうなって、1年半以上経ちます。
新型コロナワクチン接種、1回目はおととし8月。39度を超える熱が出て1週間寝込みました。
そして3週間後、2回目の接種。迷いましたが、「打つしかなかった」と言います
「2回目はやめようという選択にはならなかったですか」
「その前に頸椎ヘルニアの手術をしていてほぼ治ってはいたが、病院に通っていたので、医者から
『打っていないと病院に来てもらったら困る』と」「本当はコロナワクチンは打ちたくなかった?」
「打ちたくなかったですね」その後、再びひどい「副反応」が「箸が持てない、
字が書けないという症状が出てきて、食べものがあまり食べられなくなったという状態でした」
「ワクチンは2回で終わりですか」「3回打ちました」
2回目の接種で熱に加え極端に筋力や食欲が落ちましたが、「首の治療を受けるためにも打つべきだ」
という医師のすすめで、去年3月、3回目を接種したのです。「接種の不安を言いましたが、
『熱は出るけど大丈夫だから』と言われて、もうどうとでもなれという気持ち」
問診した医師も女性の症状を問題視せず接種しましたが、40度近い熱が2週間続き、
おさまったときには思ってもみなかった状況に。「2週間寝込んで、
やっと熱が下がってきたと思った時には動けなくなっていた」「布団からぴくりとも動けない状態」
「(体に)力も入らないし痛いし何もできないという感じ」女性の症状について「ワクチン後遺症」
と明記された診断書。今回、4つの医療機関が女性のワクチン後遺症を指摘しました。
しかし、「断定は難しい」と話す医師も。「ワクチン打ったあとからすぐ悪くなっていること、
他に病気が調べても見つからないということ、
症状からワクチン副反応でこういうものがあるかなということを考えて、
これはコロナワクチンの影響かなと思った」「決定打はないわけですか」
「これが出ればワクチン後遺症ですよと確定診断するものはないので、
他の病気を除外して経過から判断するしかないのかなと」
「私自身はワクチンは決して悪いものじゃないと思っているので、
必要な方には打っていただきたいと思っていますが、無理して、若い方は特に、
接種しない方がいいのかなという考え方に変わってきている」女性のケアをしている訪問看護師は、
副反応と認めない医療機関が少なくない現状を指摘します。「症状が『ワクチン後遺症』
だと思っている人は医療界では少ない」「『ワクチン後遺症』だと認めてもらえない限り、
結局はそっぽ向かれてしまうというか、うちでは分からないと言われてしまい、自分でがんばるしかない」
「人の手を借りないと暮らしていけない体になってしまっているので、誰かに負担がかかる。
そうまでして生きていたら逆に迷惑かかるんじゃないかとか思ってしまう」
一方、市内に住む男性。ワクチン接種後、神経に障害が起きる
『急性散在性脳脊髄炎』を発症し、下半身不随の状態が2年以上続いています。
「何とか上半身だけで生活できるような態勢とか体づくりは整ってきて」
男性のもとを市長が訪れました。支援を訴える男性との面会は2度目です。国の救済が認定され、
医療費の補助は受けられるようになりました。しかし仕事への復帰はまだ難しく、
車いす生活で必要になった家のリフォーム代や車の改造費について国や市への補助を求めました。
市長は「必要な補助は出すようにしたらどうだと厚労省に提言すると伝えた」
「接種後の事故が起きた場合の生活保障まで、国に求めていくということですか」「そりゃあそうですよ、
生活があるんだから。どうしてくれるんだということ」「事実上、国が『任意だ』と言いながら、
ほとんど『接種せよ』と言っていた。責任は取らなければいけない」一方、男性は改めてこう訴えます。
「国がワクチン後遺症を認めていないのが納得できない。後遺症患者は体が不自由な中
なんとか認めてもらおうと戦っている。こういう人たちもいるんだと認めてもらえるよう
0097情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/14(火) 00:55:52.07ID:NNfHC5qb
ポックリ死の可能性があるのは、心筋塞か脳塞、あるいはクモ膜下出血などです。
いずれも発作が起きたあとすぐ死ぬと思われているかもしれませんが、
実際は発作と同時に意識を失うわけではありません。心筋塞なら胸、脳塞やクモ膜下出血なら頭に、
激しい痛みを感じます。命を落とすくらいの痛みですから、激烈なと言ってもいいでしょう
(クモ膜下出血では、金属バットで思い切り頭を殴られたような痛みとも言われます)。
その痛みを感じながら、これでもう死ぬのかとリアルに意識しなければならないのです。
それがどれくらい続くかは人によりますが、取り返しのつかない思いに背筋を凍らせ、
深い悔い、気がかり、恐怖と悲しみが一気に湧き上がり、それでもどうにもできず、
死神の手に拉致されるままになるのが、ポックリ死です。当然、ゆっくりと人生を振り返る余裕はなく、
覚悟を決める間もなく、狼狽しつつ亡くなるのです。ポックリ死は突然の死ですから、
死後の準備ができていません。恥ずかしいことや、隠しておきたいこともそのまま、
しておかなければならないこともできず、愛人からの手紙やSNSのやり取り、
アダルトサイトの閲覧履歴など、死後に家族に見られたくないものも残したままです。
望ましい死に方として思い浮かぶのは、老衰死でしょう。十分に長生きをして、最後は眠るように亡くなる。
なんとなく安らかなイメージがあるのでしょう。実際の老衰死はそんなに生やさしいものではありません。
老衰死は死ぬまでがたいへんなのです。それまで元気でいて急に衰えるわけではなく、
死のかなり前から全身が衰え、不如意と不自由と惨めさに、長い間、
耐えたあとでようやく楽になるのです。視力も聴力も衰えますから、見たり聴いたりの楽しみはなく、
味覚も落ちますから美味しいものを食べてもわからず、それどころか食べたら誤嚥して激しくむせ、
そのたびに誤嚥性肺炎の危険にさらされ、腰、膝、肘とあらゆる関節痛に耐え、寝たきりになって、
下の世話はもちろん、清拭や陰部洗浄、口腔ケアなどを受け、心不全と筋力低下で身体は動かせず、
呼吸も苦しく、言葉を発するのも無理というような状況にならないと、死ねないのが老衰死です。
メディアではこういうイヤな事実はめったに伝えません。そこへ行くと、がんは治療さえしなければ、
ある程度の死期がわかるので、それに向けて準備ができます。もう一度行きたいところ、会いたい人、
食べたいもの、見たいもの、聴きたいもの、したいことを楽しみ、世話になった人に礼を言い、
迷惑をかけた人に謝り(死が前提なのだからたいていのことは許してもらえるでしょう)、
ケンカ別れした友とも仲直りする余裕があります。己の来し方を振り返り、いろいろなことを思い出して、
自己肯定したり、苦笑いしたり、感謝したり、自分をほめたりして、人生を慈しむ時間的な余裕もあります。
あとは死ぬだけなのですから、何の努力も我慢も必要なく、自由気ままにすごせます。
その上、超高齢の不如意、不自由、情けなさに直面する危険も確実に避けられます。
こんな安心なことはありません。医者たちが、「死ぬならがん」と言うのは当然と言えるでしょう。
がんで死ぬときに大事なことは、無理に治ろうとしないことです。かつては、
がんは治るか死ぬかのいずれかでしたが、今は、治らないけれど死なないという状態が作られています。
いわゆる「がんとの共存」です。がんを根絶しようと思うと、過度な治療を受けて副作用で苦しんだり、
場合によっては逆に命を縮めてしまったりします。過激な治療ではなく、ほどほどの治療でようすを見て、
治療の効果より副作用のほうが大きくなったら、潔く治療をやめる。これががん治療の要諦です。
治療をやめたら死ぬじゃないかと思うかもしれませんが、治療を続けても、さらにはがんを根絶しても、
人は死にます。死にたくないと思うのではなく、上手に死ぬというふうに発想を変えれば、
治療の中止も大いに好ましい選択であることがわかるでしょう。それをいつまでも治療に執着していると、
せっかくの残された時間を、つらい副作用で無駄にする危険性が高いです。
がんの患者さんの治療をしていたとき、副作用の危険や患者さんの苦しみようを考えると、
治療を中止したほうが患者さんのためになるのにと思いながら、受け入れてもらえず、
最後の最後になって、こんなことなら治療をしなければよかったという嘆きを何度も聞きました。
長生きにはよい面もありますが、過度な長生きは決して好ましいものではありません。
その事実をしっかりと頭に入れていれば、がんを放置して、
人生の残り時間を自分なりに充実させる選択肢も、あながち悪いものではないと
0098情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/15(水) 00:55:08.44ID:vWYsgVTh
医者から処方された薬を勝手にやめていいのかという問題を取り上げるのは、
「血圧の薬を飲んでフラフラしたり、調子が悪くなったりしたら薬を飲むのはやめてかまわない」
というようなことを書くと、必ずといっていいくらい、編集者に
「お医者さんと相談してからやめるようにしましょう」みたいに書き直されてムッとするからです。
まあ確かに医者に相談なしにやめるよりは、「先生、この薬を飲んだら調子が悪くなったんですけど」
という話をしてからにしたほうがいいんでしょうが、でも、医師によっては
「そうは言っても、薬のおかげで血圧が正常になっているんだから」とか
「ちゃんと効いているんだから」とか言ってやめさせてくれないことがけっこうあるんです。
ほとんどの医者がそうしているのだと思っています。だから患者さんも不安になるんだと思う。
確かに、インスリンがほとんど出なくなる1型糖尿病のような病気だと、インスリンをやめてしまったら、
血糖値が800くらいまですごい勢いで上がって、最終的に目が見えなくなってしまう恐れもある。
勝手に薬をやめてはいけない、そういう病気もあるんです。でも、2型糖尿病のように、
インスリンはちゃんと出ていてもレセプター(インスリン受容体)がおかしくなっている病気の薬とか、
コレステロールがちょっと高いのを下げる薬とか、
前に脳梗塞をやっているから血をサラサラにする薬を飲んでいるとか、
そういった場合は薬をやめてもあまり影響はないんです。
もしも調子が悪くなったらまた飲み始めればいいんです。
たとえば心不全という持病があって、利尿効果のある薬を飲まされたせいで、
やたらとオシッコが近くなってイヤになっちゃったから、
しばらく飲むのをサボっていたらまた息が苦しくなったので、これはまずいなと思って、
いまでも飲んでいるわけです。再び飲み始めれば症状は元に戻るのですから、
わざわざ医者に相談する必要があるのかと聞かれたら、その必要はないと答えます。
アメリカみたいに医療費が高い国では自己判断にゆだねるケースがけっこうあるんです。
でも、日本の場合は医療費が安いから「必ず医者に相談してね」
って話になるんでしょうけど。長いあいだ医者をやっていますから、
薬を出しただけちゃんと飲んでくれない患者さんがいっぱいいることは知っています。
そして、そういう人のほうが病気は重くならないという事実も。
医者に言われたとおり15種類もの薬を飲んでいたら、
体調がおかしくなる人が出てきたって不思議じゃない。
たぶん、患者さんが上手に自己判断されているんだろうと思います。
「大変です、薬を飲み忘れました」とか言って連絡をくれる患者さんもいますが、
少なくとも、薬を飲み忘れて具合が悪くなったという話はほとんど聞いたことがありません。
逆に、認知症の人とかで1回飲んだのを忘れてもう1回飲んじゃったとか、
多めに飲んで具合が悪くなった患者さんはいっぱい知っています。
だから、飲むと調子が悪くなる薬を、次の診察で医師に相談するまでやめちゃいけないっていうのは、
明らかに思い込みにすぎない。そう思っているんだけど、そういうことを書くと、
それを読んで薬を飲まなかったために具合が悪くなった人が出た時に責任を問われるから、
編集者は「やめる時は医者に必ず相談してください」
なんてしょうもない注釈を入れるわけですよ。でも、国の金を使っているのですから、
本来なら飲んで具合が悪くなるような薬を出す医者こそ責任をとらないといけないと思います。
もっとムカついたのは、「精神安定剤は記憶障害や足がふらつく原因になるからやめたほうがいい」
という文章にも、著者に断りなく、編集者が「医者に相談してから」と書き加えたことです。
精神安定剤とか頭痛薬っていうのは、いちばん勝手にやめていい薬なんです。
たとえば、頭痛がしなくなったとか、胃が荒れたから頭痛薬を飲むのをやめたとしても、
それについてはさすがに医者もうるさいことを言わないと思いますよ。
だけど、血圧の薬を自己判断でやめたとか言ったらムッとする医者はけっこういるはずです。
でも、頭痛薬とか睡眠薬を、
調子がよかったので飲まなかったからって怒るような医者は相当ヤバい医者です。
二度と行かないようにしましょう。よほど命に関わる病気を持っている人とか、
普通とは違う病気の人だけは、「先生、この薬を急にやめたらまずいですか」
という確認が必要かもしれないけれど、そうでない場合は、調子が悪くなったら、
「あの薬を飲んでいると調子悪いから、飲むのをやめちゃいました。
いまはわりと調子がいいので、もう飲まなくてもいいですよね」
0099情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/16(木) 01:13:52.52ID:2vzcWpkR
というような言い方をすれば、「そうだね」って話になるか、
あるいは「じゃあ代わりにこっちの薬を出しておこう」ということになって、
少なくともその薬を飲ませ続けられることはあまりない。
ところが、我慢してやめないでいると、「先生、もうこの薬はやめたいんです」と言ったところで、
「いや、でもちゃんと血圧が正常になっているからやめないほうがいいよ」とか言われて、
むりやり飲まされる可能性が高い。自己判断でやめたほうが話は早いですから、
そういう意味も含め、薬をやめるときにいちいち医者に相談する必要はないと思います。
くれぐれも自分が苦しい思いをしないように、医者とは上手に付き合うことをお勧めします。
医者の言うことは何でも信じてしまうみたいな話になって、「やっぱり専門家の言うことだから、
健康法についても素人の意見より信用できる」と言う人もいました。たとえば医者に「これは体にいいよ」
とか「健康のためにはこれを食べたほうがいい、あれを飲んだほうがいい」とか言われると、
そうなのかっていう気になると言うので、医者ってそんなに信用されているのかと、ちょっと驚きました。
実のところ、医者の多くは健康法について信用に足る専門知識は持ち合わせていません。
たとえば、「免疫力がアップするから納豆を食べなさい」とか
「もうちょっと肉を減らして魚中心の食事に変えたほうがいいですよ」とか、
栄養について医者がいろいろ言ったとしても、実は医学部では栄養学はいっさい教えてもらっていないのです。
もしかしたら教えてくれる学校が一つか二つあるのかもしれませんが、
少なくとも普通の医学部には栄養学の科目はありません。
だから、あるお医者さんが栄養について詳しい知識を持っていたとすれば、
それは自分で本を読んで勉強しただけであって、専門家ということではない。
たとえば“ナントカ健康法”とか“体にいいナントカ”みたいな本を何冊か読んだ人と大差はないわけで、
つまりは健康オタクの素人と似たり寄ったりか、それ以下です。
確かに医者は海外の論文とかを読んだりすることもありますが、いまのインターネットの世の中では、
ちょっと詳しい人なら、医者じゃなくても海外の論文くらい読めますから、
そんなに大したことではない。自動翻訳のソフトもあるから英文でもいくらでも読める。
とてもじゃないが、医者が栄養学の専門家であるとは言えません。それに、
日本の医療は外国と比べてちょっと特別なところがあります。保険診療は、
やっている国とやっていない国とがありますが、日本の保険診療の特色の一つは、
保険がきくのは病名のついた病気だけということです。たとえば、トシのせいで最近、
歩くのが覚束なくなってきたから、50代の体に戻してほしいと言われたとする。
これは一般的に医師の専門外です。医療保険の点数がつかないからです。もちろん、
健康回復だとか若返りだとかの研究をしている医療機関もありますが、どうしてもそれは二の次、
三の次です。やはり病名のついた病気を治す研究のほうが主体だし、優先されることになります。
つまり、医者は人を健康にする専門家ではない。健康になりたいというより、
病気になりたくないということなら、まだなんとかなりそうですが、
要するに医者は体の悪いところや病気を治す専門家なんです。もう一つの重要なポイントは、
循環器内科の医者なら「コレステロールを減らしたほうが心臓にいいよ」とか、
消化器内科の医者だったら「これは消化に悪いから食べちゃいけません」とか言いますが、
それはほとんどの医者がある特定の臓器の専門家だからです。近所に「ナントカ内科クリニック」
が開業して、訪問診療もやりますと看板を掲げると、一見、何でもできそうな印象を受けますが、
そういうクリニックのお医者さんも、それまでは「カントカ大学病院」「カントカ国立病院」
などの循環器科とか呼吸器科とかにいたという人が多い。開業する前は大きな病院に勤めていたわけで、
そういう病院は循環器・呼吸器・消化器というふうに臓器ごとに分かれていますから、
彼らはある臓器の専門家であって、逆に言えば、それしか知りません。
体全体の専門家ではないんです。だから、健康全般の相談なんかしたってムダだということです。
それよりは、素人でも自分で健康についてあれこれ調べている人とか、
あるいは自分でいろいろ試してみて健康になったと言っている人のほうが当てになるかもしれません。
健康の専門家でもない医者を当てにするよりは、本当に健康な人に、その秘訣を聞いたほうがマシです。
先入観を捨ててマインドリセットすれば、医者に頼らなくても、あなたにあった健康法が見つかる
0100情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/17(金) 13:14:30.41ID:u9YC9f13
教授という偉そうな人の言うことをペコペコ聞くほうが出世しやすいのは
医療ドラマを観れば想像がつくでしょう。逆に教授に嫌われようものなら行きたくもない病院に飛ばされ
理不尽な仕打ちを受けます。もう一つは動物実験をたくさんして論文をいっぱい書いた人ほど出世する。
医大で教授になる人間の8割くらいは“獣医”なんです。人間では実験しづらい。
一人一人の同意を得なければいけないし、長期間にわたるいろいろな問題があるし、
人体実験は禁止されていますから、簡単にデータをとることができません。
動物なら虐待に等しい注射でも解剖でも同意はいらないし、すぐにデータが取れます。
動物を平気で殺すのだから動物の病気を治す獣医のほうがよほど偉い。
大学病院で、医者から直接、点滴してもらったり、血をとってもらったりした経験のある人って、
あまりいないと思います。だいたい看護師か臨床検査技師がやってくれます。大学病院の偉そうな先生方、
小さなモルモットやマウスの細い血管の血を抜いたり注射したりするのが得意だったはずなのに、
人間にはやろうとしません。馬大病院で、一人の医師が18人の患者を腹腔鏡手術と開腹手術で死なせ
最終的には30人死なせたという医療事故を起こしました。
業界では、馬大病院は動物実験ばかりしている研究重視・臨床軽視で有名です。
優秀な医師になるポテンシャルのある中高年の優秀な受験生を「研究ができない」
という理由で面接で落とすようなひどい大学です。馬大病院を受診すると、
医師たちはこう考えるのではないでしょうか。「おっ、来たぜ。何にも調べていないな。
大学病院というだけで信じるバカだぜ。じゃあ、あのヘタクソの練習台にしておけ。
もし失敗したって、手術したのにダメでした、ほかの病院ではなおさら助からなかったでしょう、
とでも言えばこのバカ患者たちは、納得するよ」
現実に、少なくとも29人目までの患者さんは納得したわけです。つまり初診時に、
「無知で気の弱そうなこの患者なら、失敗しても訴えられないな」と値踏みされたら、
難しい手術の練習台にされたり、やったこともない腹腔鏡手術の練習台にされかねない。
医者にバカにされるのは本当に危険なことなんです。決してしてはいけないことの一つが「お礼」です。
事前にお礼を渡しておけばまじめにやってくれると思うかもしれませんが、逆です。
500万円くらい積めばどうかわかりませんが、3万とか5万くらいのお礼では、
「あ、こいつやっぱり医者を素直に信じるバカだな」と思われるだけです。どうせお礼をするなら、
病院を建て替えられるくらい巨額の寄付をすれば、真面目にやってくれるかもしれない。
でも3万とか5万では逆効果でバカにされるだけです。じゃあ、医者にバカにされないためにはどうするか。
医者は、失敗したら訴えられそうな患者を怖がります。ドーンと資料を積み上げて、
「いろいろ病院を比べてみたら、こうなっていますが、先生はどうお考えでしょう」とか、
「この治療の副作用はどうなっていますか」「この病院の手術の死亡率はどれくらいですか」
「どういう術式でやっていますか」みたいに質問攻めにするんです。そうして、「あ、くわしく調べているな。
うるさそうだな」と医者に思わせる。ちょっと前の時代なら、それは難しかったかもしれません。
でも、インターネットの時代なら、自分が受ける手術について、たとえば腎臓癌、胆管癌、膵臓癌、
あるいは心臓バイパス手術でも、ネットで調べれば、どんなことをするのかだいたいわかる。
みっちり調べていって、一つ一つ答えられるかどうか試してみたら、医者は「これは大変だ。
失敗したら絶対に訴えてくるぞ」と震え上がります。ついでに、「顧問弁護士にも確認したんですが、
この程度の手術で失敗したら医療ミスということになりますよね」とか言って、
脅してやればいいんですよ。医者に嫌われるんじゃないか、なんて思っちゃいけません。
医者になめられたら助かる命も助からないんです。たとえば、コレステロール値が高かったら、
医者はたいがい「じゃあ薬を出しましょう」と言います。そんな時、
「あなた、コレステロールが高いほうが長生きするのを知っていて薬を出すんですか」
ってやり返したら、医者はビビって、「動物実験の結果やアメリカの疫学調査の論文でも証明されている」
なんて言い訳をします。アメリカ人にあてはまれば日本人にもあてはまるのか。
アメリカで認可されている薬の治験などの時は、「日本人には副作用があるかもしれない」
と言いがかりをつけて、なかなか認可しようとしないのに、
アメリカの疫学調査を無条件に日本にあてはめるなんて、そんなバカな話がありますか。
0101情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/18(土) 16:57:48.58ID:QgoT6j+1
玉ねぎは1〜2mm幅の薄切り。マッシュルームは半分に切る。にんじんは1cm幅の半月切り。
ブロッコリーは縦半分に切る。鍋にオリーブオイル、にんにくを入れて弱火にかける。
香りが立ったら玉ねぎ、にんじんを加え、しんなりするまで炒める。さば缶、トマト缶、酒大さじ1、
みりん大さじ2、みそ大さじ2/3、水150ml、マッシュルーム、ブロッコリーを加えて中火にする。
煮立ったら火を弱め、10分ほど煮て、塩、こしょうで味をととのえる。
野菜は煮るとかさが減るので、生で食べるよりも多くの量や種類を食べることができます。
調理すると水に溶け出てしまう栄養素も余すことなくとることができ
簡単に温め直せるため、作り置きが可能なのもうれしい。ブロッコリーなら、
スーパーの冷凍コーナーに小房に分かれた冷凍品が売っている。きのこも、
しめじやえのきなど数種類をほぐしてジッパー付きの保存袋に入れて冷凍しておけば、
汁物にいつでも手軽に入れることができる。ブロッコリーは強い抗酸化作用を持つアブラナ科の野菜。
特にブロッコリーの芽であるブロッコリースプラウトは、
100gあたり1000〜2000mgという断トツのスルフォラファンを含んでおり、
最強の抗がん野菜として注目を集めています。タバコを吸わない男性に対する研究では、
アブラナ科野菜の摂取量が多い人ほど肺がんになりにくいという結果や、
閉経前の女性はアブラナ科の野菜の摂取量が多いほど乳がんになりにくいという報告もあります
秋が旬のきのこ類に含まれるβグルカンは、免疫力を高める働きがあり、
がんなどさまざまな病気の予防に効果的です。
きのこの摂取量とがんの発症率についての複数の研究で、
最もきのこを多く食べていたグループはリスクが34%低下していました。
きのこを食べるほどがんのリスクが下がり、特に胃がんや乳がんの予防に効果的です。
なお、きのこ類の特定の成分を含むサプリメントが“がんに効く”という証拠はないため、
きのこそのものを食べましょうさば、いわしなどの脂ののった魚には、
身体にいい脂質であるオメガ3脂肪酸が豊富です。オメガ3脂肪酸は、
がんの原因や進行の要因になる炎症を抑える働きがあり、がんリスクの低下に効果的。
魚の摂取とがんの関係についての研究では、海洋性オメガ3脂肪酸の摂取量が最も多い人は、
最も少ない人に比べて乳がんのリスクが14%減少、肺がんが21%減少、
膵臓がんでは30%減少したという結果もあります。缶詰でも効果があるので、ぜひどうぞ
玉ねぎをはじめとしたアリウム属の野菜は、抗がん作用抜群。ファイトケミカルの一種で、
強力な抗酸化作用を持つケルセチンが豊富で、抗がん作用のほか、
動脈硬化の予防、血糖値やコレステロール値の低下が期待できます。
また、ケルセチンを与えたマウスを使った膵臓がんの実験では、がん細胞の増殖が抑えられました
アリウム属の野菜を代表するにんにくには、抗酸化作用と抗炎症作用のある成分が豊富。
中国の比較試験では、にんにくのサプリメントで胃がんによる死亡リスクが34%低下し、
大腸がんとにんにくの複数の研究をまとめた分析でも、
にんにくを多く摂取する人は大腸がんのリスクが25%減っていました
トマトに含まれるリコピンには強力な抗酸化作用があり、
老化防止やコレステロール低下を促し、生活習慣病を予防します。
血液中のリコピン濃度が高い人は脳卒中のリスクが50%以上も低下したという報告が。
さらにリコピンは、がん細胞の増殖抑制、血管新生の阻害に働きかけるなど、
強力ながん予防効果を備えていますにんじんと肺がんの関係を調べた複数の研究を解析した結果、
にんじんを最も多く食べるグループは、最も少ないグループに比べて肺がんのリスクが42%低下しました。
野菜の中では糖質が多いので、ジュースにするよりもそのまま調理して食べたほうが効果的です
がん細胞は血管を作り出す血管新生という働きを活性化させて成長しますが、
イソフラボンの一種であるゲニステインは、血管新生を邪魔してがんの増殖を防ぎ、
胃がん、大腸がん、卵巣がんの死亡リスクが50%前後低下したという報告も
キャベツや芽キャベツといったアブラナ科の野菜には、
植物が有害なものから身を守るために作り出すファイトケミカルが豊富に含まれます。
その一種であるスルフォラファンには強力な抗酸化作用があり、
がんの増殖や転移を抑える働きがあります昆布やわかめ、めかぶなど、
ぬめりのある海藻類に含まれるフコイダンには、がん細胞が増えるのを抑える抗腫瘍効果や、
がんの成長に関わる血管新生を阻害する作用が。さらに、がんと戦う免疫細胞の活性を高める効果もあります
0102情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/19(日) 00:19:48.34ID:9FZ0mLnY
県感染症情報(10月30日―11月12日)
結核3例。
A型肝炎1例(20代男性)。
梅毒5例(40代男性、50代男性、60代男性、70代男性、50代女性)。
県感染症情報(11月6日―12日)
新型コロナウイルス感染症103例。
0103情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/20(月) 19:59:41.80ID:AtIRQJgl
介護施設に入所していた90代男性がゼリーを喉に詰まらせて窒息死した事例をめぐる裁判で、
「死亡したのは施設職員が男性の誤嚥を防ぐ義務を怠ったことなどが原因」として、
介護施設に2365万円の支払いを命じる判決が下ったのだ。裁判長は、
「ゼリーを配る職員は他の利用者に配膳し、男性が誤嚥する様子を見ていなかった」とした。
「職員らが食事の介助などの措置を講じていれば防げた」とした上で
「誤嚥を防止する措置を講じる義務を怠った責任は極めて重い」と指摘。原告である長男は
「施設の責任が認められて良かった。父の死を無駄にせず再発防止を徹底してほしい」と望んだ。
愛すべき老父を亡くした長男としては、せめてもの慰めとなったと思われるこのニュースに対し、
X(旧ツイッター)はどう反応したのか。90代、ゼリーも食べられないって寿命でしょう
「防げた」と断言した裁判長は「90代の誤嚥を防ぐ方法」を示せ
認知症高齢者は食事禁止で胃瘻しかない介護士がますますいなくなる
意外なことに判決に賛同したり、施設側を責めたりするコメントは検索した限りでは見当たらなかった。
医師にも、判決内容を否定的に捉える向きが多かった。
特別養護老人ホームでパンを誤嚥して死亡した88歳男性に対して、
施設側の安全配慮義務違反を認めて2490万円の支払いを命ずる、
というニュースが報道されたばかりである。日本人男性の平均寿命(81歳)
を超えた認知症高齢者の死亡であっても「職員らが見守りを怠ったのが死因」と司法判断され、
約2500万円という高額判決に介護関係者は騒然となったが、今回はさらに上の90代男性ということで、
衝撃を受けているのは医療介護関係者だけではないのではないか。
介護訴訟では年々高額化する賠償金のみならず、
特別養護老人ホームで85歳女性(要介護4)がドーナツで窒息して死亡した事例では、その後、
ゼリーと間違えてドーナツを配膳した准看護師が業務上過失致死剤で有罪判決を受けている。
控訴審で無罪判決を得たものの、6年超に及ぶ一連の裁判報道は確実に介護人材を減らしたと推測できる。
高齢者介護に携わった者ならば、人間の老化や死亡が不可避であるように、
たとえ1:1の介護であっても高齢者の誤嚥をゼロにすることは不可能なことを実感しているからである。
もし「老いてうまく飲み込む力がない高齢者の誤嚥防止」を求められたら、「胃瘻を作成することによって、
声は出るが、口から食べることを諦めてもらう」もしくは「気管切開を作成して、口から食事はできるが、
声を出すことを諦めてもらう」ことの二択、それでも困難なら胃瘻と気管切開の両方とならざるをえないだろう。
その費用の多くは後期高齢者医療制度によって現役世代の社会保険料から賄われているので、
本人や家族の懐はさほど痛まない。胃瘻による延命そのものは比較的容易だが、
進行する身体機能の衰えは避けられない。その結果「推定300万人」「ダントツ世界一」
という寝たきり老人を日本は量産してきた。「全くものも言えず、関節も固まって寝返りすら打てない、
そして、胃瘻を外さないように両手を拘束されている認知症高齢者」は日本の医療・
介護の現場ではごく普通の風景である。今回の判決によって、
介護施設は次のように心の中で思っているだろう。「ゼリーなら食べられそうだと思ったけれど、
誤嚥の可能性の高い人は、胃瘻にしないと裁判で負けてしまう」「寝たきりの方が、
徘徊老人より手間かからないし介護報酬も大きい」「公費なので家族も賛成するはず」
そうした対策により、統計上の誤嚥事故件数は減り、介護施設が非難されることはなくなる。
ただ逆に、日本の寝たきり老人数や現役世代の社会保障費負担が増大するだけだ。
「団塊の世代(1947〜50年生まれ)が全て後期高齢者」となるが、
医療水準を落とさないまま1学年200万人の老後を70万人の世代で支えることは不可能である。
「北欧には寝たきり老人はいない」「他の先進国では高齢者が口から食べられなくなったら自然に見送る」
とは前から報道されている事実だが、日本ではほとんど浸透していない。端的に言って
「食事をうまく飲み込む力がない」とは自然な老化現象である。もちろん「後期高齢者の誤嚥による死亡」
は痛ましいことであり、その中には明らかな「介護士のミスや怠慢」もあるかもしれない。家族の立場になれば、
極力避けたいことだ。しかし、現状の高齢者3人に介護スタッフ1人という配置の中ではケアには物理的な限界があり、結果的に
「誤嚥」を防げないこともありうる。そうした事故が増える中、「誤嚥=老衰」と考えてもしかたない案件もあるのではないか。
0104情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/21(火) 01:07:28.85ID:jCPea6tw
不愉快な事実はだれも知りたがりません。臭いものにはフタ、知らぬが仏、見ぬもの清し、
世間知らずの高枕などという言葉もあります。心地よい話はメディアにあふれています。
長寿社会の礼賛、医療の進歩、活き活きシルバーライフ、絆、つながり、助け合い。そのせいで準備を怠り、
いざというときになって慌て、迷い、選択を誤る人が多いのは、いかんともしがたいことです。
何も人を不愉快にさせようとしているのではなく、現場を知る者として、
言わずにおれない気持ちになるからです。テレビや新聞で前向きな、
あるいは希望に満ちたことを発信する人を見て、そういう人も必要だろうけれど、そればかりでいいのかと、
いつも疑問に思っています。これは老いや死に関することばかりではありません。犯罪の報道でも、
凶悪な犯罪では被害者の側に立った視点で、犯人の悪辣なことばかりが報じられます。
犯人の側に立つ報道は、まず皆無です。犯行に関して致し方ない事情や、
被害者にも落ち度があった場合もあるだろうに、それらが報じられることはまずない。
犠牲者が多い場合は特にそうです。加害者側の善なる側面はまずメディアに現れません。
断罪された犯人は、私利私欲や個人的な恨みで犯行に至ったのではなく、
むしろ理想を抱いたがために犯行に手を染めた側面もあったはずなのに。メディアはウソは報じまんが、
都合のいいことしか伝えません。世間の共感を得て、メディアとしての信頼を高め、
最終的には収益につなげることが目的だからです。世間が不愉快な事実を知りたがらないのは、
文字通り不愉快だからでしょう。被害者のことを考えれば、加害者の言い分など聞きたくもない。
それより、犯人の悪辣な情報を得て、勧善懲悪の気分に浸っているほうが気持ちがいい。
だから、メディアもそのニーズに応えて、仮に加害者側に致し方ない事情があっても闇に葬る。
報じられないことは、受け手からすればないも同然です。
その偏った情報をもとに、判断を下すことは危険なことではないでしょうか。
老いと死に話をもどせば、気持ちのいい情報ばかりで安心するのは危険です。
不愉快なことでも知っておいたほうがいいこともあるし、より成熟した人間としては、
イヤなことにこそ目を向け、しっかりと心の準備をしておくべきでしょう。実際、それは起こり得るのですから。
昨今、何が根拠かわかりませんが、日本はいつの間にか「人生百年時代」に突入したようです。
たしかにそうかもしれません。しかし、その意味を正確に理解している人はどれだけいるでしょう。
この言葉の真に意味するところは、「百歳まで生きられる」ではなく、「百歳まで死ねない」
ということだと思います。それがどれほど恐ろしいことか。高齢者医療の現場にいた、
百歳近くまで生きて悲惨な状況の患者さんを間近に見て、何度、長生きは考え物だと思ったかしれません。
生きすぎる長生きは不運以外の何ものでもない。メディアはそういう不愉快な事実はめったに伝えません。
それどころか、超高齢でも元気な人を採り上げ、こんなに食欲旺盛だの、腕立て伏せができるだの、
今も仕事をしているだのと、その活躍ぶりを賞します。見た人は感心し、いい気持ちになり、
無意識に自分もそうなれるのではないかと思ってしまう。そこまで思わなくても、
長生きに肯定的な印象を持つのではないでしょうか。それはフェアな報道ではありません。
元気で活躍する超高齢者は、テレビに映る場面では笑顔でも、実際はあちこち痛かったり、
関節が曲がらなかったり、不眠と便秘と耳鳴りと頭痛に苦しんで、顔をしかめているかもしれません。
おむつをつけていたり、尿漏れに悩んでいたり、心不全、不整脈、肺気腫、腎機能障害、肝機能障害、
脳塞や心筋塞の予兆に怯えていたりと、さまざまな老いの現実に苦しんでいるはずです。
でも、そんなことはいっさい伝えません。新聞の人生相談などにも、
七十歳くらいの人が先の生活について不安を述べると、「人生百年時代なのだから、もっと元気を出して」
などという回答があったりしますが、無責任この上ないと思います。悲観的なことばかり思い浮かべて、
うつ病になってはいけませんが、楽観的なことばかり考えて、心の準備を怠ると、
現実の老いに直面したとき、「こんなになるとは思わなかった」「なぜこんなことになったのか」と、
余計な嘆きに苛まれることになります。在宅医療で診ていた九十二歳の女性は、
肺気腫でふだんの呼吸も苦しい状況で、喘ぎながら言いました。長生きを望んで健康管理に励んでいると、
思いがけない苦しみを抱えてしまう危険がある。長生きを目指すなら、不愉快な事実も視野に入れておく必要があるでしょう。
0105情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/22(水) 00:52:12.35ID:WwfdAeHk
多くの認知症の患者さんを診てきましたが、認知症になって悔やんでいる人は一人もいませんでした。
認知症になりかけの人で、将来を恐れる人は何人かいましたが、認知症になってしまえば、
不安も忌避感も消えてしまいます。恐怖、軋轢や葛藤から解放されるのですから、
悪い状況ではありません。認知症になりたくない人が知りたいのは認知症の予防法でしょう。
巷に流布する認知症の予防法は玉石混淆で、厚労省や専門家のお墨付きがあるものもありますが、
あやしげなサプリメントや民間療法、おまじないのようなものまであります。医者が推奨するものにも、
驚くような予防法があります。「生き生きした生活を心がける」とか「家族や地域の人間関係をよくしておく」
「生き甲斐を持つ」などです。こんなことでほんとうに認知症の予防ができると思っているのでしょうか。
中には「寝たきりにならないよう心がける」というのまでありました。心がけで寝たきりにならないのなら、
だれも寝たきりにはなりません。少し根拠がありそうなものに、魚に含まれるDHA
(神経系に多く含まれる必須脂肪酸)や、EPA(動脈硬化を予防する必須脂肪酸)、
赤ワインに含まれるポリフェノール(抗酸化物質)の摂取を勧めるものもあります。
不足するとよくないでしょうが、多く摂ったら認知症が予防できるという保証もありません。
通常の食事で十分補えるのに、摂取していれば認知症にならないと信じるのは、
ほとんど信仰の域に達しています。驚くのは厚労省の「認知症予防・支援マニュアル(改訂版)」(平成21年)
にも、「認知症予防・支援の対象とアプローチ」として、「生きがい型のポピュレーション・アプローチ」
というのが挙げられていることです。内容は「例えば、囲碁、将棋、麻雀、園芸、
料理、パソコン、旅行、ウォーキング、水泳、体操、器具を使わない筋力トレーニングなど、
一般の地域高齢者が自立的にそうした生活習慣を増やしていくことによって、
認知症の危険因子を低減しようとするものである」とあります。
毎日を楽しくすごすことには役立つでしょうが、とても認知症の発症を防げるとは思えません。
国立長寿医療研究センターが出している「認知症予防マニュアル」(平成23年)には、
「多面的運動プログラム」として、「ホームプログラム運動」「有酸素運動」「脳賦活運動」
などが挙げられています。特に興味を惹きそうな「脳賦活運動」には、縦足横歩きや、
床に梯子を置いて複雑な歩き方をする「ラダーステップ」などが挙げられています。
筋力の低下予防や、脳の老化を遅らせる効果はあるかもしれませんが、
認知症とは直接関係のないものです。暗算や漢字の書き取り、右手と左手で別の動きをするとか、
両手で常に右手が勝つジャンケンをするなどの、いわゆる脳トレも、
脳の老化を遅くする効果はあるかもしれませんが、認知症とは無関係の行為です。
以前、国立長寿医療研究センターが提唱したコグニサイズ(脳を使いながら軽い運動をするもの。
ステップ台昇降をしながらのしりとりや、ウォーキングをしながらの引き算など)も注目されましたが、
最近ではあまり耳にしません。やはり認知症予防の決定打というわけにはいかなかったのでしょう。
先に紹介した両マニュアルは、どちらも十年以上も前のもので、最新のものは見当たりません。
その理由は厚労省のマニュアルにこう書かれています。「認知症予防については、
予防の根拠が明確になっていないこと、対象がはっきりしないこと、その方法が明確でないこと、
また、認知症予防の知識や技術を持った人材が不十分なこと、そして、
効果評価の方法が確立されていないことなどの理由を挙げることができる」
さすがは厚労省。正直な記述ですね。認知症という病気の本態は、未だ明確にはわかっていないのです。
脳内の異常タンパクは見つかっていますし、認知症のタイプ分けはできていますが、
本態は未だ不明です。すなわち現在の認知症の治療は、たとえて言えば、
結核菌が見つかっていない時代の結核療法のようなものといえます。
日光浴や転地療養、牛乳や卵の摂取、大気療法(海風にあたる等)、
さらには人工気胸や肺虚脱療法(肋骨を切除して結核病巣を押しつぶす)などで、
一定の効果もあったでしょうが、とても根本的な治療とは言えません。
結核という病気は、結核菌が発見されてはじめて、正しい予防と治療が可能になったのです。
認知症は未だその結核菌に当たるものがわかっていないので、
あらゆる予防と治療は、結核の通俗療法と大差ないと言わざるを得ません。
つまり、認知症の予防として確実に有効なものは、ないというのがほんとうのところです
0106情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/23(木) 14:09:46.23ID:uIzuNZnv
数年にわたり完璧な虫歯治療を施してくれた歯科医院のインプラントが、
打って変わって散々だったのが2021年のこと。30万円近く支払ったにもかかわらず、
上顎にビスを斜めに埋め込まれ、ごまかされた挙句、
しばらくしたらビスがスポッと抜けてしまった悲しいお話である。
闘いを存分に味わうためのプロレス観戦に血道を上げておきながら、
私生活ではすべての争いを避けて過ごしたい私は、文句も言わずすごすごと歯科医院から退散した。
情けない。幸運なことに、新たに通い始めた歯科医院が親切&丁寧だった。
不憫な私の口腔事情に同情した院長は、自分が責任を持って最後まで施術を行うが、
まずは骨が再生されるのを待つしかないと言った。あれから9ヵ月。ついに、埋まったのである。
私の上顎にぽっかりと空いていた穴が! レントゲンを見て私は心底驚いた。
忌々しくも黒々と写っていた空洞が、跡形もない。特別なことはなにもしていないのに、
私はもう50歳なのに、骨は勝手に育った。人体は賢い。右の上顎に不要な穴が空いていると察知し、
私が食べたものから勝手に骨を仕立てたのだから。さあ、穴が埋まったら、次はビスの埋め込みである。
ここからは自由診療。情け深い院長はディスカウントまでしてくれた。しかし、私は躊躇した。
そこに歯がなくとも、生活にそれほど不便を感じなくなっていたからだ。また、あれをやるのか。
前回のビス埋め込みはつらかった。ゴリゴリと骨を削られる感覚は恐ろしく、なにしろ長時間かかった。
苦い記憶が蘇り、私は尻込みした。体調不良もあり、一度は手術をキャンセル。
しかし、院長の厚意を裏切りたくない気持ちが勝り、再度予約を取った。
当日、院長は私の歯茎にチクッと麻酔を打ちながら、「今日一番痛いのは、いまの麻酔ですよ」と言った。
気休めにもほどがある。しかし、それは真実だった。手術は20分ほどで終わり、拍子抜けするほど楽だった。
院長の高い技術と、最先端の設備のおかげである。良かった良かったと安堵しながら、
これが深刻な病気だったら、最初の病院で命を落としていたかもしれないと肝が冷えた。
そして私は母を思った。大病院の大先生から母の手術の方針を説明されたとき、
素人ながら父も私も少し違和感を持った。そんなに内臓を取ってしまって大丈夫なのか、と。
母は、元気だった頃からは考えられないほどか弱い声で「先生の言う通りにしましょう」と言った。
反論したり、質問を繰り返したりしないでという意味だった。母の命は母のもの。
その考えはいまでも変わらないが、母の担当医が私における「最初の歯医者」だったとしたら、
やるせない。母が亡くなってから、父はずっと後悔していた。
本当にあれが最善の策だったのかと。現代なら助かった命かもしれない。専門家である医者と、
素人である患者との間にある埋めがたい知識の差に、私たち親子は翻弄され続けている。
何科にせよ、病院にかかると必ず母を思い出す。亡くなったのは26年も前で、母と過ごした時間よりも、
いなくなってからのほうが長いというのに。
0107情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/24(金) 02:53:20.35ID:KMxQ/g/t
不安に苛まれたくないのであれば、まだ見ぬ未来に目を向けるのではなく、今を生きましょう。
今を生き抜いていきましょう、ということです。心が軽くなる不安解消法ひとつめは、
「深呼吸をする」です。不安になっているときは、とかく呼吸が浅くなっているものです。
ですから、ここは思いきり深呼吸をしてみましょう。苦しくなるまでゆっくり長く吐いて、
そして、思いきり吸って、しばらく止めて、細く長く吐く。これを繰り返せば、あら不思議、
先ほどより不安が小さくなっているではありませんかぜひ試してみてください。この深呼吸が、
心が軽くなる不安解消法として、真っ先に思いつく1番のおススメです。今すぐ出来ます。
時間もかかりませんし、場所もとりませんし、ひとりでも出来ます。という特徴があります。
続いて、ふたつめは、「運動をする」です。運動は、不安解消には、大変に効果的です。
ちょっと汗ばむ程度の運動、ちょっと息が切れる程度の運動を、15分から20分ぐらいしてみてください。
そうすれば意味もなく、気持ちが前向きになり、不安が解消されている筈です。始めるのが億劫で、
ちょっと面倒臭いと思うかもしれませんが、騙されたと思って、ぜひ試してみて欲しいと思います。
続いて、みっつめは、「不安を紙に書き出す」です。自分の抱えている不安を紙に書き出せば、
頭の中が整理され、不安の正体がハッキリします。考えたほうがいいことなのか、
考えても仕方がないことなのか? もわかるようになります。そうすれば、
無駄に悩まなくても済むようになります。続いて、よっつめは、「人に話す」です。
この方法が1番強力です。自分の抱えている不安を人に話せば、頭の中が整理され、
不安の正体がハッキリします。考えたほうがいいことなのか、考えても仕方がないことなのか
もわかるようになります。わかるようになれば無駄に悩まなくても済むようになる、というわけです。
さらに、話を聴いてくれる人が、あなたに理解を示せば、
あなたは大きな安心感を持つことが出来るでしょう。ただ、今言った、人に話すという方法は、
大変に素晴らしい不安解消法なのですが、いかんせん、ひとりでは出来ません。そして、
話し相手は誰でもいいわけではなく、慎重に聴き手を選ばなけばならないという特徴があります。
ひとりでは出来ない、話し相手を選ぶ、それらが「人に話す、人に話を聴いてもらう」の欠点です。
適当な話し相手が見つからないとおっしゃる方は、どうぞカウンセラーをご利用ください。
続いて、いつつめは、「匂いに癒される」です。これは意外に盲点かと思います。「匂いに癒される」では、
リラックスできるハーブティーを飲んでもいいし、アロマオイルを使ってもいいかと思います。日本人は、
匂いに癒されるという習慣があまりない国民ですが、匂いは不安解消に、思いのほか役立つものですから、
ぜひ1度、試しみて欲しいと思います。続いて、むっつめは、「酸味をとる」です。漢方では、
気が乱れたときには、酸味のものを積極的にとるよう推奨しています。人は、酸味を摂ると、
不安な気持ちが沈静化されるように出来ているのです。酸味の中でも特におすすめなのが、
柑橘類のような、程よい酸味です。オレンジやグレープフルーツは勿論のこと、
日本古来のユズやスダチやカボスを試してみは如何でしょうか。以上です。以上6つが、
おススメの不安解消法です。ぜひ、ひとつでもふたつでもお試し頂ければと思います。
逆に、おススメできない不安解消法をご紹介します。おススメできない不安解消法は、
これまたいくつかあるのですが、ひとつだけ、ご紹介します。それは「食べ物に走る」です。
人間、不安になると、勝手に脳が、飢餓を連想し、ついつい食べ物に走りがちなのですが、
それは単なる脳のエラーです。現代に生きる私たちが、食べ物に走って、
不安が解消されることはありませんので、その点は、どうぞご注意ください。
さて、2013年に「心配事の9割は起こらない」という本が出版されました。この本は売れに売れ、
ベストセラーになりました。この事実から、不安や心配事というのは、あなただけじゃなく、
多くの方が抱えているということがわかります。そう、本のタイトル通り、
不安なことや心配事の9割は起こらないものなのです。だったら不安を抱えているだけ、
時間とエネルギーの無駄です。不安なことは、キレイさっぱり忘れて、今という時間を大切に、
精一杯生きていきましょう。やるべきことはしっかりやる。やらなければならないことは、スグに手をつける。
その上で、考えても仕方がないことは考えない、不安の渦には巻きこまれないということです。
0109情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/27(月) 15:38:03.30ID:JDAJAyad
座面が上下に動く専用のイスに乗ると、頭部に1Gの衝撃がくわわる。
このイスに、血圧が高めの27人に乗ってもらう。時間は1日30分、頻度は週に3回だ。
4・5週間つづけたところ、平均血圧は、驚くような変化を見せた。
その変化は、最高血圧:141・9→132・9最低血圧:90・3→85・4というもの。
「しかも4・5週間イスに乗ったあと、いったんイスに乗るのをやめても、
すぐに血圧がもとの数値に戻ってしまうわけではなかった。
その後も1ヵ月にわたって血圧低下の効果が持続したのです」
座って上下に動くだけで血圧が下がってしまった。高血圧に悩んでいる人のなかには、
減塩を意識し、降圧剤を服用し、日々それなりにたいへんな運動をし
と高血圧対策に苦労を感じている人もいるかもしれない。
しかし、このまったく新しい研究の知見を活かせば、より効率的に、無理をせずに血圧を下げられそうだ。
では、この研究の成果を日常生活に活かすにはどうすればいいのか。
「なにより手っ取り早いのは、『階段を下りる』ことです。『上る』のではなく『下りる』のです」と言う。
血圧を下げるためにはなんとなく「上り」のほうが効果がありそうな気がするが。「階段は上るときよりも、
下りるときのほうが脳に衝撃がくわわるので、血圧低下の効果が大きいと考えられます。
血圧を下げたい方は、まずはこれまで『下りのエスカレーター』
を使っていたのを階段に変えてみるのがいいでしょう。階段を上るのはキツいという方も、
下りるだけならやりやすいですよね。しかも効果があるんですから、ぜひ試していただきたい。
また、今回の研究は、脳への衝撃を1ヵ月つづけることによって血圧低下をもたらしました。
即効性を期待するのではなく、まずは1ヵ月、日常生活で階段を下りることを意識しつづけてみてください」
日々の生活のなかで血圧低下に効果がある運動といえば、「ウォーキング」や「散歩」もそうだろう。
その「歩き方」についてアドバイスをする。「血圧を下げるために脳に与える衝撃として、
おそらく1Gは必要ない。0・5Gほどで大丈夫だと思います。また、時間も
(専用のイスに乗っていた時間である)30分ではなく、おそらく10〜15分程度でよいと思われます。
頻度も、週3回は必要ないかもしれません。これをまとめると、
高血圧の方が意識するべきは、1時間に5kmほどの速さの『ちょい早歩き』、あるいは、
脳に軽く衝撃を与えるため少しだけ跳ねるようにする『ちょい跳ね歩き』で、10〜15分ほど、
週に2〜3回歩くこと。血圧を下げるのにはこれが有効なアプローチだと考えられます。
重視してほしいのは、ここでもやはりとにかく継続すること。
1ヵ月ほどそうした生活をしていただくと、血圧低下の効果があらわれてくると思います」
くわえて、こんな高血圧対策も紹介する。「被験者のなかには、この実験のあと、
バランスボールを購入して家で座ったままピョンピョンしているという人もいました。
たしかに、バランスボールに1日10〜15分くらい座って跳ねるというのも、
血圧を下げるうえで効果が大きいと考えられます」「8秒ジャンプ」とは、
いったいどのようなものなのか。「1秒間に2回を目安に8秒間、合計16回、リズムよくジャンプします。
できない人は1秒間に1回程度でも問題ありません。無理のないスピードでやってみてください。
高さは、床から少し離れる程度で十分です。これを1セットやったら5〜10秒休んで、
もう1セットと繰り返し、全部で5セットやってみてください。5セットというと多そうに聞こえますが、
2分もかからず終わってしまうので、思ったより簡単ですよ。
楽しくつづけられるのがいちばんです。起床直後の1時間と就寝前の1時間は、
血圧の変動が大きくなるタイミングなので避けてもらったほうがいいですね。
医師から運動を止められている人、心臓病や腎臓病のある人も、ジャンプは避けてください」
じつは、ご本人が8秒ジャンプによって血圧を下げた実績をもつ。「もともと遺伝的に血圧が上がりやすい
『家族性』の高血圧で、かつては頻繁に最高血圧が150を超えていました。しかし、
5年ほど前から1日2回、8秒ジャンプをするようになり、数ヵ月で効果が出始め、
いまは130ほどで血圧が安定しています。患者さんに、最高血圧が150、
最低血圧が70で高血圧と診断された75歳の男性がいました。そこで8秒ジャンプをおすすめしたところ、
最初は思うように跳べなかったようですが、徐々に跳べる回数が増え、それにともなって血圧が下がったそうです。
半年後にお会いしたときには、最高血圧が120、最低血圧が60まで下がっていました」
0110情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/28(火) 21:10:41.00ID:HRCXWR5o
認知症の男性入居者が満面の笑みで別の認知症の女性入居者の胸をもんでいるのを見たことがあります。
ご家族に話すと『猥談なんてしたこともない、まじめなおじいちゃんが』と驚かれていました。
「『グループホームの72歳の男性職員が入居者女性にセクハラをした』といった訴えもありました。
高齢の女性は世代的にも被害を口にしにくいようですし、
職員に嫌われて世話をしてくれなくなったらという不安もあるようです」
「入居者同士の性交渉は禁止されているケースもあり、
関わりを減らすために男性と女性の席を近づけないなどの工夫をしている施設もあります」
それでも職員の目をかいくぐり、男女の仲になって相手の部屋に通ったり、
夫婦で入居しているにもかかわらず、不倫に走る猛者もいるという。女性同士の人間関係もやっかいだ。
施設で出会って意気投合し、人生最後の親友をつくる人もいる。反面、施設内で複数の派閥ができ、
時に対立してしまうことがある。「高級老人ホームでは夫の給料や役職、海外旅行にはどこへ、
何回行ったなどの話題で、マウントの取り合いになることもあります」
働いている施設は入居前は農家だった人が多く、畑や田んぼの広さ、
お米やネギの収穫量でマウントを取る人もいたという。
「安い給料でもまじめに働く職員にとって、施設上層部がやっている不正受給は許せないこと。
告発したいけれど、自分が告発者だとわかるのが怖いという相談はよく届きます。
多いのは提供していない介護サービスを申告し、介護報酬を受給するケース。
発覚すれば指定取り消しの行政処分もあり得ます」さらには、「経営のために雇われた施設長や部長は、
年俸制で高給取りだったりします。全員がそうとはいえませんが、もともと現場経験がなく、
コストパフォーマンス以外には無関心なことも。現場を見ていない人が上に立つと、
職員同士のパワハラや不倫が横行しやすい。そういった施設では職員のモチベーションも下がりますし、
利用者に不利益なことが起きたり、深刻な事件が生まれる危険性が高まると考えています」と、
介護業界への不安を募らせた。認知症かもトラブル事例
バラエティー番組でデヴィ夫人が身体を張っている姿を利用者が見て、
床にマットを敷いて同じように飛び降りようとしていた。利用者同士がケンカ。
ひとりは柔道黒帯の男性で、柔道の構えでつかみかかろうとしたので、
危ないと思い、間に入ったところ、腕が引っかき傷やアザだらけに。夜勤でオムツ交換に行くと、
横になった男性利用者の上にリハビリパンツを脱いだ女性利用者がまたがっていた。
女性職員が男性利用者のトイレの介助を行った際、手やわき腹を触られた。
以前にもその人は入浴介助中に別の女性職員の身体を触ったため、男性職員が対応することに。
携帯電話がなくなったと利用者から申し出があった。電話をかけたところ、
収集癖のある利用者の部屋から音が聞こえて。捜すとベッドマットの下で発見された。
80代の父がショートステイ初日の夜、知らない入所者の女性がベッドに潜り込んできて。翌朝、父から
「今すぐ帰りたい」と連絡があり、すぐに帰宅させた。本来1時間の入浴介助なのに30分で行い、
もう1人を入浴させ、伝票を書き換えることを組織ぐるみでやっている。
監査が入りそうになり、施設の管理者から看護記録の記載し直しの指示があった。
看護師が測っていない呼吸数や体温などのバイタルを記載したり、
吸引の回数なども書き直している。小規模デイサービスで働いているが、
長期にわたって勤務実態のない生活相談員を経営者の娘やいとこの名前で虚偽の記載をしている。
また、15時までの利用者を1時間早く同じ経営の有料老人ホームに戻し、そのまま不正請求している。
社長が従業員に県の聞き取りに虚偽報告をさせ、指定取り消し処分を受けたが、別の会社を立ち上げた。
しかし懲りずに利用者に名前貸しをしてもらい、その利益で利用者にお金を貸したり、酒を飲ませている。
社長は「ほかの会社でも不正はしている」と言う。90代の女性入居者が
「胸が痛い」と訴え、身体にアザが認められた。部屋の防犯カメラで確認したところ、
29歳の介護職員が女性の胸を蹴ったり、頭を叩いていることがわかり傷害などの疑いで逮捕された。
54歳の介護職員が、昼食の介助中につねられて腹が立ったと、
81歳の男性入居者の顔を殴打。入居者は急性硬膜下血腫により死亡した。
79歳の男性入居者が100歳で寝たきりの女性入居者に性的暴行を加えて死亡させた。入浴介助中、
83歳の女性入居者が女性職員が着ていたパーカのひもで首を絞めたため、殺人未遂の疑いで逮捕された。
0111情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/11/30(木) 21:21:28.35ID:3R408YQW
水俣病では、チッソの工場排水に含まれていたメチル水銀が原因と政府が公表したのは68年。
だが、熊本県水産課(当時)は52年の報告書で、
排水を分析し成分を明確にしておくことが望ましいと指摘している。
この文書も埋もれてしまい、被害の拡大を食い止められなかった。日本で1930〜
40年代を中心に使われた放射性物質を含む造影剤「トロトラスト」による悪性腫瘍について、
海外では47年に報告がされている。重大な情報だったはずだ。日本は戦後の混乱期であったにせよ、
厚生省がどんな対応を取ったかということは明らかにされるべきだと思う。
トロトラストが主に旧陸海軍病院で使用された意味は大きい。
旧陸海軍病院は戦後各地で国立病院などになった医療機関で、極めて身近な存在だ。
被害者は相当数に達していた可能性があるのではないか。厚生省は陸海軍省の業務を継承した官庁。
トロトラストを「薬害」として記録し、公開し、教訓として生かしていく姿勢が必要だ。
「トロトラストの関連資料はこれです」とすぐに出されてしかるべきだ。
日本では情報開示と公文書管理の行政が立ち遅れてきた。欧州や米国のみならず、
中国や韓国など近隣の東アジア諸国と比べても遜色がある。人権と民主主義を保障するには、
公文書の保存と公開が不可欠だ。文書に基づいて自分たちの権利を主張し、
議論を進めていかなければならない。ところが、官僚も国民もその自覚が不足し、
文書行政が弱いまま今まで来てしまった。
長崎大の原爆後障害医療研究所にあるトロトラスト患者のリストや臓器の標本などの資料について、
将来にわたる保管が課題と指摘している。国民の健康に重大な影響をもたらした以上、
その経緯に関わる記録を保存することは行政が負うべき責務だ。一大学、
一研究所の負担に任せるのではなく、早急に国の責任で関連資料の保存策を検討し、
実行に移すべきだろう。その際、研究所の現存資料にとどまらず、
全国的な調査を実施し、その結果を保存することも視野に入れる必要がある。
放射性物質を含む造影剤「トロトラスト」は、国内では1930年代から50年代まで使われた。
注射されてから数十年後にがんを発症した人の多くは、発症から1年以内に亡くなっている。
体内に沈着し、肝臓などの細胞を長年にわたって痛めつけるためだと思う。
主に旧陸軍病院で傷痍軍人に使われたとされるが、
当時13歳の女性に投与されたという資料も残っている。
病理医の私は、がん発症後の患者の診療経験はないが、79年度以降、
トロトラストが注入された疑いのある傷痍軍人を対象に国が実施した定期検診に立ち会った。
患者は淡々と検査を受ける姿が印象的だったが、その家族からは「いつ爆発(発症)
するか分からない時限爆弾を抱えさせられた」「患者をモルモット扱いしているのではないか」などと、
やり場のない不安や憤りの声を聞いた。医学分野では、
60年代には全国からトロトラスト注入が影響しているとする症例の報告が上がっていた。
一方、患者や家族への補償や支援についての検証や議論は十分にされてこなかった。
被害は歴史に残さなければならない。報道を契機に、
検証や記録の在り方など多方面から議論になることを願っている。長崎大の原爆後障害医療研究所には、
全国約280人分のトロトラスト沈着者のリストやカルテ、内臓の標本などが保管されている。
トロトラストの病理研究の第一人者だった故森武三郎医師が集めたものを引き継ぎ、
2016年に東北大を退職する際に移管した。トロトラストは欧米諸国でも使用されたが、
これだけの数の資料や標本がまとまって保管されている例は他にない。
トロトラスト以外の内部被ばくとして、1900年代初め、
米国で放射性物質のラジウムを含む夜光塗料を使って時計を製造していた女性工員が、
塗料を塗る筆をなめながら作業したためラジウムが体内に入り、骨などにがんができた例がある。
しかし、標本などは残っていない。長崎大の資料は内部被ばくを知るため、世界的にも貴重だ。
だが、トロトラストについて熱心に研究する人がいなくなり、資料の保管が大きな課題になっている。
放射線は医療など、さまざまな分野に寄与しており、放射線の利用なくして今の人類の生活はありえない。
一方で原発事故や核兵器の脅威は続いている。だからこそ放射線病理の研究は大切。
トロトラストの沈着が発がんに影響しているのは確実と言えるが、
分子や遺伝子のレベルで放射線がどのように作用し、
がんになるか―という詳しいメカニズムは分かっていない。
トロトラストの資料の保管には人材も費用も必要だが、廃棄すれば二度と手に入らない。しっかり残すべきだ。
0113情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/04(月) 18:14:08.28ID:uhny9lkQ
現在74歳ですが、ご自身の老いを感じることはありますか。何にもないところでつまずいたり、
壁にガンガンぶつかったりするようになったね。自宅では2階で寝てるんだけど、
寝る前に物を忘れたから1階まで取りに行くっていうのを4回ぐらい繰り返したら、もう嫌になった。
取りに行くのをやめようと思ったくらい。食べ物を消化するのだって、うまくできないからね。
そういう衰えが体全部に来てるわけ。いろいろ諦めるようになってきた。
そういうところで死が近いことがわかってきたよね。ただ、死に際にベッドの周りに孫が来て、
家族に囲まれてみたいなのは、俺にとってはどうなんだろうって思う。
死ぬときは1人だし、パっと死ぬのでいいんじゃない
今後、もっと体力が衰えていったときに、自分が人生の主人公じゃなくなって、
人にあれこれ振り回されるのが嫌だっていう感覚があるのかもしれないね。
周りの同世代の皆さんを見て、思うことはありますか。最近、宮崎駿監督の映画「君たちはどう生きるか」
を見たんですよ。映画館で同じ席の並びに、俺と同い年ぐらいの車いすの老人の方がいらした。
ちょっと気になって見たら、真剣に、一生懸命に見てるの。
でも、俺もその老人も、もう「君たちはどう生きるか」っていう歳じゃないわけじゃん。
「どう生きるかって言われてもなあ」って思ってもいいのに、その方は食い入るように映画を見ていた。
それから映画館を出て、カレー店さんに入ったんだけど、そこで隣になった老人が、
おでこにカレーがつくんじゃないかってくらい前のめりで真剣に食ってるわけよ。
俺、それがすごいなと思ったんだよね。映画館で出会った車いすの方も、
カレーライスの方も、年寄りなんだけど前を向いてるじゃん。「君たちはどう生きるか」
を真剣に見てること自体が前向いてるって話でしょ。俺も同じぐらいの歳だけど、
ただ前を向いているだけじゃなくて、「そこまで前を向くか」っていう狂気みたいなものを感じたんだよ。
それは生きる力でもあって、自分の人生を諦めていない。それって、
子どもが野原で理由もなく走り回ったりするのに似たものだと思うんだよ。
前を向いて生きることって狂気みたいなものなんだって気付かされたね。
老人ホームで老後を穏やかに暮らしたいと考える人も少なくありません。
自身はそういった老後の過ごし方について考えることはありますか。
どうしても老人ホームに入らなければならない様々な事情があるのもわかる。
だけど、もし俺が老人ホームに入るなら、そこは恋愛も自由だし、何を食ってもいいし、
何時までに帰ってこなくてもいいし、好きなAVがあったら見てもいいしっていう、
そういう自由な老人ホームがいいかな。それだと責任が負えないって言われても、それで構わない。
栄養が整った食べ物が出てきて、誰かが手伝ってくれて、安定している生活って、
ちょっと諦めに近いと俺は思うんだよね。管理される中に入るっていうことは、
そういった権利を奪われるっていうことだと思うから。
前を向いて生きる狂気みたいなものをしまわないといけない。
老人ホームに入る方を否定するつもりはないけど、きっと自分にとってはつらいだろうなと思うよね。
これからどう生きたいとか考えることはありますか。どう生きたいってのは考えてないっていうのが本音。
仕事に関して言えば、どういう理由で呼ばれなくなるかは知らないけど、
俺たちの仕事は呼ばれなくなったらおしまいだから。芸人は「行く先々の水に合わねば」って言葉があって、
もうダメって言われたらダメなんだっていう、そこら辺の覚悟はできている。ラジオもやっているけど、
そこでは自分の言いたいことが言えるような環境でやらせてもらっているしね。
いずれは外国かどこかで優雅に過ごそうとか、そんなことはこれっぽっちも考えてないよね。
終活なんてのも考えてないし、老人ホームに入るなんてことも、小指の先ほども考えていない。
昔は人生50年だったわけだから、長く生きすぎても嫌なわけよ。もちろん、
いろいろと支えられて生きている方もいらっしゃって、そういう方たちにもまた別の悩みがあると思うけど、
俺みたいな年齢の芸人になると、野垂れ死にする方が“諦めていない”感じがするんだよね。
0114情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/05(火) 19:13:55.15ID:6H4xxTKI
「同調圧力」について考えていきたいと思います。
特に日本社会は同調圧力が強い社会であると言われています。「みんながこうするから、自分もそうする」
確かに実感としてもそんな方が多いように思います。しかし、同調圧力は本質的に自主規制です。
圧力を感じて、忖度して、勝手に合わせているだけのものです。
強制されているわけではないのです。ですから同調圧力をはねのけようと思うのであれば、
アナタが従わなければいい、ただそれだけのことなのです。
(1)マイペースなポジションを作るアナタが今まで属してきたコミュニティ、
たとえばクラス、部活、サークル、会社、ママ友グループなどに、こんな人はいないでしょうか
「あの人はマイペースな人だから、どういう意見か聞いてみないとわからないよね」
というポジションの人です。ちょっと一匹狼的な、誰とも群れないタイプの人。
普段からそういうポジションに身を置いていれば、周りに忖度することなく自分の考えを貫けるでしょう。
逆に普段みんなの意見に合わせている人が、急に自分の意見を主張し始めたら、
周りはちょっとざわざわするかもしれません。同調圧力は、周りの期待が高い状態とも言えます。
最初から同調することを期待されていなければいいのです。そのため普段から「マイペースなポジション」
をキープしておくことが大切です。ではどうすればマイペースなポジションがキープできるか。
それは普段から仲良くしすぎないことです。もちろん感じ悪くするわけではありません。礼節は保ちながら、
深入りはしないという感覚です。もっといえば、「仲良くしたい相手は厳選しなさい」ということです。
仲良くすべき相手は、「自分の意見を言うのに気兼ねが要らない」相手だと思います。
なんだか言いにくいな、と感じたら距離を適切にとればいいのです。
普段から距離感をつかむことが大切です。
(2)時間を稼ぐ何か意見や行動を求められたときに、
即答すると圧力に負けやすくなります。目の前に圧力がある状態だからです。ですから
「ちょっと考えてからお返事しますね」と時間稼ぎするのも一つの方法です。即答しないことは、
実は柔らかな「NO」の表現でもあります。即答できないことによって、「問答無用で賛成ではないのだな」
と相手に伝えることができるからです。つまり相手の期待値を下げることができるわけです。
「この職場でがんばってみたけれど、もう潮時かもしれない」「このコミュニティでは上手くやっていけない」
という人には、もうあきらめて逃げたくなるときがあります。しかし、「今までがんばったんだからもったいない」
と考えてしまったり、「もうちょっとがんばれば上手くいくかもしれない」と「あとちょっと」を期待したりして、
逃げ時を失うこともあります。そこで、どんなタイミングで「逃げる」べきなのかについて考えたいと思います。
「逃げる」を考える上で一番大切なのは、「自分の気持ち」だと思います。
どっちを選んだ方が自分の気持ちがモヤモヤしないか。まだ見届けたいことがあって、
逃げた方が後悔するのであれば踏ん張る。ここにいること自体が辛くて仕方がないので、
逃げない方が後悔するなら逃げる。基本はこれでいいと思います。「自分の気持ち」とは、
もっと言えば「自分の納得」でもあり、自分軸とも言えます。しかし、この考え方だけだと危険があります。
自分の気持ちは素直に表出するわけではないからです。本当は違うことを感じていても、
現状で気持ちを落ち着かせるために、自分の本音に加工をしてしまうことがあるからです。
それらについて3つの視点から解説をしていきたいと思います。
(1)サンクコスト人はそれまで費やした時間や労力が無駄になることを嫌う性質があります。
この今まで費やした時間や労力のことをサンクコスト(埋没費用)といいます。
簡単に言えば「今までがんばったのにもったいない」ということです。
そのため、冷静に考えれば今すぐにでもやめるべきなのに、続けてしまう。
そしていつの間にか損失が大きくなってしまう。これがサンクコストの罠です。
(2)正常性バイアス人は、とんでもない危険な状態になっていても「まあ大丈夫だろう」
「何とかなるだろう」と考えようとすることがあります。これを正常性バイアスといいます。
たとえば煙がもうもうと立ち込めていても、誰もが「火事だ」と気が付いて逃げ出すわけではありません。
「何か知らないが煙が多いな、まあ大丈夫だろう」と大事になるまで動かない人も大勢いるのです。
職場でも、かなりやばい状況になっても「まあ大丈夫だろう」とぎりぎりまで動かない人もいます。
0115情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/06(水) 22:23:51.32ID:dkFipOZe
そして気が付けば会社がなくなるだとか大事になることもあります。
正常性バイアスが強い人も逃げ時を見失いやすいと言えます。
(3)防衛機制防衛機制は心理学ではよく用いられる言葉です。簡単に言えば、
「現実をそのまま認めると葛藤が生じるため、自分の気持ちに加工してしまう」のが防衛機制です。
防衛機制には様々なものがあり、いくつかの防衛機制は現状を正当に評価する妨げになります。
たとえば、有名なのはイソップ童話の「すっぱい葡萄」でしょう。自分には取れない葡萄のことをキツネは
「あれは酸っぱい葡萄だから食べられなくていいのだ」と思ってしまう。
ここでは、自分を正当化して気持ちを落ち着かせようとする防衛機制の「合理化」が働いています。
これらを踏まえると、「逃げる」判断は遅くなる可能性の方が高いと考えても良いでしょう。(1)も(2)も(3)も、
無意識のうちに働いてしまうので、完全に影響を受けないようにすることは難しいかもしれません。
「こういったものがある」と知っておくだけでも充分です。
私は、「逃げる」ことを意識した時点で、いつ逃げてもよいと思っています。本当に問題がないのなら、
「逃げる」などと全く考えもしないはずだからです。心のどこかに「逃げるとしたら」
「逃げた方がいいのかな」などと「逃げる」という単語が湧き出てきた時点で、逃げてもいいのです。
しかし、すぐに逃げる判断もできないかもしれません。そこでこうしてみてください。
「『逃げる』という言葉が頭に出てきたら、出口を決める」つまり逃げたい気持ちが少しでも出てきたら、
「○○になったら逃げる」というラインを設定しておくのです。たとえば、
「次のタイミングで昇進できなかったら、転職する」「次同じようなトラブルが起きたら、即仕事を辞める」
「次の資格試験で合格できなかったら、あきらめる」などといった具合にです。出口を決めておくことで、
逃げるタイミングを見失わずに済みます。また、最後のチャンスを設けることもできます。
0116情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/07(木) 03:43:44.09ID:h/bXFg/o
ある朝、独り言をずっと繰り返し、目がうつろだったため、看護師に報告し、
屯用薬として処方された統合失調症に効果のある薬を使いました。しかし午後には呂律がまわらなくなり、
頭を前後に振る行動まで現れ始めました。更に数日後には、自傷行為も出はじめます。
今度は看護師も躊躇ったようで屯用薬は使わず、精神科医の往診の際に状況を説明し、
統合失調症の薬は中止、メマリーは10mg継続と、新たに抗うつ病の薬が処方されることになりました。
「施設から異変について連絡が来たとき、既に唾液を垂れ流している変わり果てた姿でした。
そこで初めて知ったのは、最初医療センターの往診を受けて以降、何回も薬の処方が増えていたのです。
妻にうつ症状がでたときは屯用薬として統合失調症に効果のある薬が処方されていました。
元々薬に頼ることが嫌いなので、内服薬は少なめにしてほしいと思っているのですが、
そういう意向を聞くこともなければ相談一つありません。
そもそも介護職員の言動に左右されて薬の変更と増量されていくことに問題はないのでしょうか」
往診の後も、激しい頭の振りは収まりませんでした。このため、
他の統合失調症の薬も処方されていったようです。こうした薬の変更はひと月ほど続き、
なんとか頭を振るなどの行動は落ち着いてきたものの、ADL(日常生活動作)
がどんどん低下していきました。さらにひと月後には食事も全介助に近い状態となり、
更には嚥下に障害がでて食事の摂取量も減っていきました。「施設は妻の症状が変わるごとに、
その問題行動を医師に伝えてくれたこと自体を攻めるつもりはありません。ですが、
妻がどんな状況なのか、どんな治療や薬を飲んでいるのかについては報告しないことが許せません。
食事も上手く食べられないからゼリー食の方が安心だと言われたのですが、
施設の方が家よりも手厚い介護が受けられると思ってお金も払って任せていたのにあんまりです。
これなら、充分な介護が出来なくても、在宅にいたままの方が良かったのではないかと思ってしまいますよ」
今では、この施設にしようと決めた自分が悪かったではないか、
そもそも自分が病気にならなかったら面倒が看られたのに
と夜も寝られないほど葛藤する日々が続いていると言います。
もちろん、施設も手を抜いていたわけではないでしょう。
薬の副作用などにより容態が変わりすぎることに苦慮していたと思われます。
担当の介護職員も、自分の説明が不十分だったのではないかと感じたのか、騒いだり、
怒ったり、物を投げる様子をスマホで撮影して、医師に見せてはどうか、と提案してきたそうです。
ただ、この提案は断りました。そんな姿を、医者や介護の関係者とは言え、
他人に共有されることは耐えられないと感じたからです。
しかし、こうしたやりとりの後、施設とのコミュニケーションは徐々に改善していきました。
栄養の確保を最優先にゼリー状態でも口から食べ物をとることからスタート、
家族の意向として薬は複数ではなくなるべく量と数を減らしてほしいことを医師にも徹底。
薬ばかりに頼るのではなく本人の食べたい、話したい、
外気に触れたいなどの希望を聞きつつ過ごせるような支援をしてくれることになったと言います。
最近は、入所したばかりの状態には戻り切れていませんが、顔に表情が出てきました。
時間のある時は面会に訪れ、一緒に車いすで散歩にでかけるようにもなりました。
しかし、ここにたどり着くまでに払った犠牲は少なくありません。
薬の調整によって、わずか数ヵ月で体調が急激に悪化したことは事実です。
「面会で『なんで、私は生きているの帰りたい、なんで家に戻れないの』と何度も問いかけられました。
もし、自分が同じ立場だったら、同じことを考えたでしょう。そう思うと、涙が止まりません。
ただ、他に選択肢があるかと言えば、ないんですよね。担当職員も限界だったことを考えると、
担当職員に強く当たってしまったことを今となっては申し訳ないとも思います」
家族、施設側も幸せを願っての行動でしたが、結果として、
食の楽しみを奪う、生き甲斐をなくすなど本人には負担となってしまいました。
もちろん本人も、環境の変化にとまどっていたはずです。隣にいないことで、話をしてくれる人もいなく、
環境の変化にとまどい、認知症の進行やトラウマからの被害妄想が強く出てしまったのかもしれません。
しかし、それを受け止めてベストな対応をするのが、専門家である施設の役目だと思います。
そして、本人の問題行動ばかりに焦点を当てず、家族の意向も定期的に確認するなどができていなかったことも反省として挙げられると思います。
0117情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/10(日) 03:56:22.91ID:WI10McHD
県感染症情報(11月13日―12月3日)
結核8例。
後天性免疫不全症候群2例(無症状病原体保有者、20代男性、30代男性)。
梅毒8例(30代男性2例、50代男性、60代男性、20代女性、30代女性、50代女性、70代女性)。
過去分として
梅毒1例。
県感染症情報(11月27日―12月3日)
新型コロナウイルス感染症189例。
0118情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/11(月) 03:45:27.69ID:pQujBsjQ
最後はクロザリルを投与されそうになったけどレボトミンを抜くことで問題行動が無くなり、
安定しているという事でした。この後やはり離脱症状が出て、少し暴力がありましたが、
大きなことにはなりませんでした。一時的に保護室に誘導されただけで、
薬を増やされたり変えられたりということは無かったです。そして大分安定してきたと言うのもあり、
医療観察法の入院から一般の病院に移される話が出て来ました。
息子の病院を移動させるために国選の弁護士さんがついたり、会議が開かれたりしたのですが、
その会議で監察官の人の「なぜ急に問題行動が無くなったのですか」
という問いに、「抗精神病薬を単剤化したからです」と、
悪びれる様子もなくしらっとした顔で医師は答えていました。一瞬しんとなる会議場。
あなた5年間私がレボトミン止めてくれって言ってたのをずっと無視して使い続けましたよね
今あなたレボトミン止めたから暴力出なくなったって言ったけど、
暴力が出るような処方を続けていた自分自身に対する反省は無いんですか
私がそう思っていると医師の口から驚くべき言葉が。「でも病状は全く良くなっていません」
え?人を攻撃したり、モノを壊したり、壁に穴を開けたり、水をがぶ飲みしたり、水をまき散らしたり、
床に水たまりを作ってスライディングしたり、便をこねたり全部無くなりましたけど、
それって良くなってないんですか「行動は関係ありません。精神症状は全く改善されていません。」
オイオイ何を言ってるんだオマエは。私は唖然として医師を見てしまいましたが、
周りの人達は何となく丸め込まれて特に医師に意見する人もいません。「お医者さんがそう言うんだから、
素人にはわからない何かがあるんだろう」という様子で、何事も無かったように会議は進行していきました。
これですよ、これ。黒を白に持っていく強引さと、圧倒的な権限。精神科病棟においては医者は正に神。
理屈に合わないことを言っても、「お医者さんがそう言うんだから」ということで、
全てのことがまかり通ってしまう。検証もされず、反論も出ない。誰も口出しできない。
精神の問題は難しくてわからないから。問題行動ピタっと止んだんだから、良くなったに決まってるでしょう。
正確には、やっと医療センターで悪化する前の状態に戻ったということですが。
それは息子の根本的な認知のゆがみが治ったとは言わないですよ。
でも医療センターで爆発的に増えた問題行動はほぼ治まったわけですから、
良くなったに決まっています。問題行動が出るか出ないかは病気には関係ないと言うのならば、
息子の破壊した部屋の修理費は医師に支払って欲しいものです。
医師は問題行動は病気には関係ないと思って、
ずっと暴力の出る薬を処方していたんでしょうから。私に60万円も請求して来ないで。
自分が処方した薬を止めることで問題行動がピタっと収まったにも関わらず、
問題行動を抑える治療をしていたのではなく精神症状を改善する治療をしていたので、
自分の処方は間違っていなかったと言い張る医師。会議も終わり、
国から派遣された弁護士さんのコーディネートで病院に移送が決まった息子。
国の力が働いて初めて事態が動くという。精神保健と国の意向との繋がりがよくわかります。
医療観察病棟での入院は長くて6年ということは聞いていましたが、
入院ももうすぐ5年になろうとしている、かつ保護者の退院の要請が強かったということで、
移動が決まったのでしょう。以下、裁判所の決定通知から抜粋します。
「対象者は破瓜型統合失調症に患しており(元は妄想型で薬物治療で破瓜型に進行したんだけどね)
医療観察法による医療を受ける為に入院後、抗精神病薬による薬物療を受けたことにより、
精神症状は抑制され(元々抗精神病薬は飲んでたし、
処方内容も初期の頃は入院前と変わってなかったんだけどね。
医師病院に入院した時から精神症状ぜんぜん良くなってないって言ってたけどね)
前回の入院継続決定以降も、頻度は相当程度低下したものの(レボトミンやめましたからね)
職員に対する暴力行為に及ぶことがあるなど、著明な改善までは認められない。このように、
医療観察法に基づく入院決定から約4年8カ月が経過し、それにも関わらず、対象者には、
前記のような問題行動(薬の副作用と離脱症状だけどね)に著明な改善が認められないことなどから、
前記病院の主治医も、対象者の人格的に未熟であり児戯的要素については、
薬物療法も含めた治療効果が限定的であると診断し、本件は処遇終了も検討されるべきである、
と判断している」ということで、息子はR病院に移されることになったのでした。
0119情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/12(火) 17:57:54.56ID:ZUNNDwuf
医師、会議では、息子の精神症状は医療センターに入院してから全然よくなっていないとずっと言っていたし、
息子の発達障害の傾向を私が伝えた時は鼻で笑っていたけど、
裁判所への報告書には入院で良くなったとか発達障害だから薬物治療がうまくいかないとか書いたみたいですね。
息子の処遇は医療観察法の入院から、医療保護入院になりました。
今では外出や一時帰宅も許可され、保護室や個室から移動して、大部屋での生活になっています。
医療センターでの5年近くになる保護室での監禁は、いったい何だったのでしょう。
医師の処方のまずさが原因だったと言わざる負えません。息子は薬のせいで犯罪者にされ、監禁され、
健康被害を負わされました。そして服薬継続がないと生活できない脳に変えられ、
認知も抑制力も低下したまま元に戻らないという後遺症が半永久的に残ってしまいました。
これから退院しても、生活していくのは大変です。これは医療による大きな犯罪ではないでしょうか。
現在息子は腎性尿崩症であることがわかっています。
リーマスの長期投与でバソプレシンという体の水分量を調節するホルモンが狂ってしまい、
機能しなくなってしまったのです。そのため、夜間も含めた1,2時間おきの頻尿に苦しんでいました。
それが発覚したのは病院に転院になり、一時帰宅が許可されてからです。
息子の頻尿があまりにも酷いので、私が調べて腎性尿崩症ではないかと医師に言ったのでした。
その後の尿浸透圧検査で息子の頻尿は、心因性の多飲によるものではなく、
腎性尿崩症だということがわかりました。多分医療センターにいた時も腎性尿崩症だったと思うのですが、
心因性の多飲による頻尿だとされ、その対応は酷いものでした。
最初に一時帰宅した時に、あまりに頻尿がひどかったので、
これは精神薬の副作用だと思い調べてみたらやはり感は当たっていました。
腎性尿崩症の原因薬物の代表がリーマスだったのです。特にたくさん長期的に飲むと発症するようでした。
息子は上限を超えた量は飲んでいませんでしたが、飲んでいる年数は6年と長かったですし、
身体的副作用が出やすいという今までの経緯からしても、間違いないと思いました。
病院での会議の時私が議題にあげさせてもらい、
息子はホルモンの働きが悪くなって希釈された大量の尿が出てしまうという、
腎性尿崩症という病気なのでは、と言ったのですが、担当医は
「水を飲みすぎる為に尿量が増えているんだと思います」と言って、取り合ってくれませんでした。
(きっと薬の副作用だと言われるのが嫌なんでしょう)そこでたくさんの資料を添えて、
医師に手紙を書きました。腎性尿崩症の検査をしてくださいと。
医師の回答は、「病院では腎性尿崩症の検査はできない」というものでした。
そして病院側では頻尿は何かの病気から来るものとはとらえていない、と言われました。
腎性尿崩症の検査は通常、検査ができる病院に入院して検査をしなければならないので、
ただの精神病院である病院では私も難しいかなと思っていました。
仕方なく、医師の返事を受け入れ、退院まで待って減薬しようと思いました。
数日後、以前から頼んであった血液検査の結果を受け取りたいと私が看護師さんに頼むと、
看護師さんは不安げな顔で「血液検査の方でいいですか」と言いました。
私は血液検査しか頼んでいなかったので、他に何か検査をしたのかな、と思い、
検査結果を全部見せてもらうよう、お願いしました。
看護師さんは、先生に聞いてみます、と言って部屋から出ていきました。
病院の人は、血液検査の結果を見せることに対してびくびくしている人が多いです。
何をそんなに恐れているんでしょうね。患者の体が悪くなってるということがバレちゃうからかな。
多分私は血液検査を要求する保護者ということで、警戒され始めているように思います。
暫くすると医師がやってきて、血液検査の結果と尿検査の結果を私に見せました。
リーマスの血中濃度は正常範囲内だということと、ナトリウム値が少し低いということを説明した後、
ドヤ顔でこう言ったのです。「尿浸透圧の検査をしました。息子さんは40ミリオスモル(mOsm/L)です。
尿崩症は300ミリオスモル(mOsm/L)以上じゃないと、判定されないんですよ。数値は大分低いですから、
尿崩症じゃないことがわかります」その後、息子に向かって「ちょっとお水を飲みすぎちゃってるんだよねー」
と一言。「あ、はい」と頷く息子。「そうなんですね、ありがとうございました」
尿浸透圧が低くてナトリウム値が低いんだから、尿が薄くなってるんじゃないの?それって尿崩症なんじゃないの?
0120情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/13(水) 22:17:56.05ID:sbrvy++x
と不思議に思いながらも、その場はそう返事した私。「検査しなくても尿浸透圧を計ることで、
尿崩症の診断はできるんですよ」うれしそうにそう言う医師。私はその後、
帰宅するとすぐに尿崩症についてまた調べてみました。するとどの資料を見ても、300ミリオスモル
(mOsm/L)以下だと尿崩症だと書いてあるではありませんか。そうだよね、尿が薄くなってるんだもの。
特に150ミリオスモル(mOsm/L)以下だと腎性尿崩症の確率が高いと書いてあります。
息子の数値はこの範囲にバッチリと当てはまります。私は翌日速攻で医師に電話し、
「どの資料にも300ミリオスモル(mOsm/L)以上じゃなくて、300ミリオスモル(mOsm/L)
以下だと尿崩症だと書いてあるんですけれども」と告げました。医師は「そうですかわかりました。
後でまた調べてみます」と言った後、その日のうちに電話をかけてきて、「すみません、
お母さんの言った通りでした。私が間違ってました」「尿崩症の治療はお薬の治療になります。
原因はリーマスも候補に入りますが、この前一粒減らしたところなので、暫く様子を見させてください」
と言いました。私は息子の尿崩症が認められてほっとしましたが、医師のレベルの低さには驚かされます。
腎性尿崩症が放置され、最終的に腎不全などになったら大変です。
精神科の先生というのは元々能力の低い人達の集まりなのではと思っていましたが、
医師を見ているとますますそれが確信に近づいてきました。
確かに大抵の資料に引っ掛け問題みたいな記述はありました。腎性尿崩症の確定検査のひとつとして、
ホルモンをちゃんと出させる薬を注射で投与し、30分おきにその作業を続け、
最終的に2時間後に尿浸透圧を計った時に、300ミリオスモル(mOsm/L)
以上であれば腎性尿崩症とする、という記述がありました。
でもこれ頭のいい小学校の高学年の子ぐらいだったら
「ホルモンを出させる薬を注射して尿浸透圧が上がるのであれば、
通常の状態だったらホルモンがちゃんと出ていないということなので、
通常の状態ではホルモンが出ていないということを確認する検査なんだな」ということがわかる文章です。
ちゃんと医師免許を持っているお医者さんが読み間違う文章じゃないと思うんですよね。
それを検査結果を真逆に受け取るとは。先生が見せてくれた数値は通常時の尿浸透圧検査の数値で、
腎性尿崩症の確定検査をした時の数字じゃないからね、と突っ込みたいところです。
「間違っちゃった、ごめんなさい」では済まされないのが医療の世界。のはず。この先生、
入院当初も「息子の様子はどうですか」と私が聞いた時、「階段を登れないくらい弱っています」
と言ったりしてたんです。私がびっくりして確認すると、他の人と間違ってたらしいです。
こんな調子で薬の処方なども間違ってないかとっても心配。この先生が一人で仕切っている病院。
早く退院させたいなと思います。今年の2月にホームの職員さんのご親戚がお亡くなりになりました。
62歳でした。9月にはホームの入居者さんがお亡くなりになりました。57歳でした。
次々とお亡くなりになる50代・60代の知人。
お二人に共通していたのは長く精神薬を服用していたということです。
先日まで、末期のすい臓がんが見つかって入院した、
賃していた家の借主さんの部屋の片づけに追われていたのですが、この知人でもある借主さんも、
数年前まで精神薬を服用していた方でした。65歳の方で、余命は3か月と言われています。
みなさんお酒は飲まれないのですが、精神薬を含むお薬の服用は多かったようです。
57歳の、私と歳も誕生日も一緒の入居者さんは、ホームで穏やかに最後の時を過ごされていました。
65歳の知人も、お貸しした家で、お嬢さんと一時期でも楽しい時を過ごされたんだと思います(と信じたい)
精神薬の長期投与というのは、健康被害を及ぼすことが多いです。
全員がこのような運命をたどるとは言いませんが、精神薬を長期服用されている方は、
人一倍健康には気を付けて生活した方がいいかもしれません。
0121情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/13(水) 22:18:20.81ID:sbrvy++x
と不思議に思いながらも、その場はそう返事した私。「検査しなくても尿浸透圧を計ることで、
尿崩症の診断はできるんですよ」うれしそうにそう言う医師。私はその後、
帰宅するとすぐに尿崩症についてまた調べてみました。するとどの資料を見ても、300ミリオスモル
(mOsm/L)以下だと尿崩症だと書いてあるではありませんか。そうだよね、尿が薄くなってるんだもの。
特に150ミリオスモル(mOsm/L)以下だと腎性尿崩症の確率が高いと書いてあります。
息子の数値はこの範囲にバッチリと当てはまります。私は翌日速攻で医師に電話し、
「どの資料にも300ミリオスモル(mOsm/L)以上じゃなくて、300ミリオスモル(mOsm/L)
以下だと尿崩症だと書いてあるんですけれども」と告げました。医師は「そうですかわかりました。
後でまた調べてみます」と言った後、その日のうちに電話をかけてきて、「すみません、
お母さんの言った通りでした。私が間違ってました」「尿崩症の治療はお薬の治療になります。
原因はリーマスも候補に入りますが、この前一粒減らしたところなので、暫く様子を見させてください」
と言いました。私は息子の尿崩症が認められてほっとしましたが、医師のレベルの低さには驚かされます。
腎性尿崩症が放置され、最終的に腎不全などになったら大変です。
精神科の先生というのは元々能力の低い人達の集まりなのではと思っていましたが、
医師を見ているとますますそれが確信に近づいてきました。
確かに大抵の資料に引っ掛け問題みたいな記述はありました。腎性尿崩症の確定検査のひとつとして、
ホルモンをちゃんと出させる薬を注射で投与し、30分おきにその作業を続け、
最終的に2時間後に尿浸透圧を計った時に、300ミリオスモル(mOsm/L)
以上であれば腎性尿崩症とする、という記述がありました。
でもこれ頭のいい小学校の高学年の子ぐらいだったら
「ホルモンを出させる薬を注射して尿浸透圧が上がるのであれば、
通常の状態だったらホルモンがちゃんと出ていないということなので、
通常の状態ではホルモンが出ていないということを確認する検査なんだな」ということがわかる文章です。
ちゃんと医師免許を持っているお医者さんが読み間違う文章じゃないと思うんですよね。
それを検査結果を真逆に受け取るとは。先生が見せてくれた数値は通常時の尿浸透圧検査の数値で、
腎性尿崩症の確定検査をした時の数字じゃないからね、と突っ込みたいところです。
「間違っちゃった、ごめんなさい」では済まされないのが医療の世界。のはず。この先生、
入院当初も「息子の様子はどうですか」と私が聞いた時、「階段を登れないくらい弱っています」
と言ったりしてたんです。私がびっくりして確認すると、他の人と間違ってたらしいです。
こんな調子で薬の処方なども間違ってないかとっても心配。この先生が一人で仕切っている病院。
早く退院させたいなと思います。今年の2月にホームの職員さんのご親戚がお亡くなりになりました。
62歳でした。9月にはホームの入居者さんがお亡くなりになりました。57歳でした。
次々とお亡くなりになる50代・60代の知人。
お二人に共通していたのは長く精神薬を服用していたということです。
先日まで、末期のすい臓がんが見つかって入院した、
賃していた家の借主さんの部屋の片づけに追われていたのですが、この知人でもある借主さんも、
数年前まで精神薬を服用していた方でした。65歳の方で、余命は3か月と言われています。
みなさんお酒は飲まれないのですが、精神薬を含むお薬の服用は多かったようです。
57歳の、私と歳も誕生日も一緒の入居者さんは、ホームで穏やかに最後の時を過ごされていました。
65歳の知人も、お貸しした家で、お嬢さんと一時期でも楽しい時を過ごされたんだと思います(と信じたい)
精神薬の長期投与というのは、健康被害を及ぼすことが多いです。
全員がこのような運命をたどるとは言いませんが、精神薬を長期服用されている方は、
人一倍健康には気を付けて生活した方がいいかもしれません。
0122情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/14(木) 01:29:56.20ID:r4V/29qL
「両親の結婚50周年を祝って銀婚式をやりました。両親はまだまだ健康でしたが、
もう80代でしたので、健康なうちに親族で温泉旅行にでも行こうという話で盛り上がったんです。
そしたら、うちの夫、何て言ったと思います『僕は集団行動が苦手なので遠慮します』って言ったんです。
その場がシーンとなって。私は、両親に何だか悪いことをした気持ちになり、
せっかくのお祝いの場で雰囲気を悪くした夫を恨むような気持ちになりました」恐らく、
夫にしてみれば、集団行動が苦手な自分が同行しても、周囲に迷惑をかけると思ったのかもしれないし、
そもそも、自分が自由に楽しめないことにお金を払いたくないという気持ちがあるのかもしれない。
しかし、その場にいる人にとっては、「場を乱す」、「冷たい」、「話が合わない」
といったマイナスの取られ方をするのである。こんな風に、妻の親族とうまくやってくれないとか、
友達家族と集まっても場を乱すということが続くと、妻は夫と共に行動したくなくなってしまうのだ。
アスペルガーの中には、知能が高く、天才肌の人もいる。文系よりも理系に多く、
人間とのコミュニケーションより、機械(パソコン)や数字を相手にしていたいというタイプだ。職業でいうと、
IT関係の仕事や医者、そして研究者などが多いように思う。こうした人が夫だとどうなるだろうか。
自分が求めたことに相手が応じられないとイライラしたり、「お前はなぜできないんだ」と責めたりするのだ。
また、相手を言い負かすのが好きな人もいて、モラハラ夫になりやすい側面がある。
こうした特徴をもつアスペルガーの夫とその妻は、一体どんな経過をたどっていくのだろうか。
これまで不可解で辛かった夫の言動が「アスペルガー」という発達障害が原因であると分かると、
大抵の妻はホッと安堵するのである。夫が悪いのではなく、悪いのはアスペルガーだと思えるからだ。
そして、妻はアスペルガーの夫への対応を学ぶのだ。ネットで様々な情報を収集したり、
カサンドラの会のような当事者の会に参加する妻もいる。また、相談時、付箋が山ほど貼られた書籍
(大抵は、「アスペルガーの夫とカサンドラの妻」のようなタイトルがついている)を持ってくる人もいる。
こんな風にして妻は対処法を学び、口頭より視覚に残る伝達方法がいいとか、
「察して」ではなく言葉に伝えるなどの工夫をするのである。もし、
夫婦の不和の原因がアスペルガーだけなのであれば、そうした工夫で夫婦関係が改善されることもある。
しかし、大抵の場合はそうはならない。「お前が準備できないのに、
なぜ俺が自分で買いにいく必要があるんだ」と怒るかもしれない。また、「家事育児がお前の仕事なのに、
仕事しないお前に価値があるのか」と暴言を投げかけるかもしれない。これはどういうことだろうか。
いくら妻が工夫をしても、妻のしんどさが変わらない場合、夫婦の不和の原因は、
決してアスペルガーだけではなく、もっと大切な思いやりや愛情が欠けている場合が多い。
こうして、アスペルガーの夫の特徴を把握し、対策をしてみたものの、
相手は何も変わらなかったという絶望を味わった妻の脳裏に次のステップとして浮かぶのは
「離婚」の二文字だ。しかし、アスペルガーの特徴を持った夫との離婚協議はそれほど簡単ではない。
妻から離婚を切り出したとして、想定されるのは以下のような事態だ。・だんまりを決め込む
離婚に応じるとも応じないとも言わない。これまで以上に自室に引き込もったり、
コミュニケーションが難しくなる。・拒絶するこだわりの強い夫には、
自分が考える家族の形や夫婦の形があったりする。そのため、離婚なんて考えられないということになり、
妻の話を聞こうともせず、頭から拒絶される。・攻撃する妻から離婚を切り出されることが屈辱的であり、
離婚理由が自分にあると言われるのが我慢できず、攻撃してくる夫もいる。
アスペルガーの夫は、知的に高いことが多く、相手の気持ちを理解した
「会話」は苦手でも、相手を言い負かすための口撃は得意な人が多い。すなわち、
アスペルガーの夫との離婚協議は一筋縄ではいかず、夫婦だけで話し合って解決するのは困難である。
そんなとき、家庭裁判所の離婚調停を利用するメリットは、
「裁判所」という権威が介在することで話が前に進む可能性があることだ。
知的レベルが高く高圧的なアスペ夫に対しては、家庭裁判所の調停が有効である。
家事調停委員を介してのやり取りであれば、夫が妻に威圧的に攻撃することを防ぐことができるからだ。
弁護士に依頼するメリットは、法的知識が豊富な専門家に頼れる安心感である。メンタルの状態が落ちている妻
0123情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/15(金) 21:53:49.71ID:2L6ni5Nu
軽々に安楽死を容認することには反対ですが、悲惨な現場の経験から、
選択肢としての安楽死は必要ではないかと考えています。激しい苦痛に苛まれながら、
医療の手を尽くしてもどうにも免れさせることができないとき、だれが見てもどこから見ても、
安楽死させてあげたほうがいいという状況は厳然として存在します。安楽死反対派の人が、
自らそんな状況に陥ってもなお、「死んでいい命はない」と言えれば立派ですが、
我慢の限界を超えればやはり、「お願いだから死なせてくれ」と言うのではないでしょうか。
映画監督のゴダール氏が安楽死を遂げたことについて、
ある新聞に掲載された倫理学の教授のコメントにはあきれました。
安楽死の意思表示があってもそれは本心でない場合があるとか、
安楽死を容認すると周囲が早合点する危険性があるとか述べたあと、「緩和ケアの発達によって、
終末期のつらい症状はほぼ取り除ける」と、無責任きわまりない発言をしているのです。
どこまで医療を過信しているのかと開いた口がふさがりませんが、
仮に額面通り受け取るとしても、「ほぼ取り除ける」ということは、取り除けない場合もあるわけで、
安楽死はそういう人のために選択肢として必要なのです。チューブと機械を取り付けられ、
浮腫と黄疸と出血と下血と吐血で悲惨な状況になる延命治療を中止する尊厳死も、
選択肢としてはぜったいに必要です。安楽死や尊厳死を否定したがる人の心の奥底には、
やはり死の絶対拒否という硬直した思いが横たわっているような気がします。絶対拒否は思考停止で、
あらゆる状況が起こり得る現場では役に立ちません、というか有害です。安楽死法がない日本は、
見えない「安楽死禁止法」が布かれているのと同じです。苦しみながら死んでいった人は何も言いません。
無駄な苦しみを味わって、悲惨な時間を長引かされて、その苦しみを経験していない人たちから
「死なないで」などと言われて亡くなった人も、何も言いません。しかし、もし死人に口があれば、
あんなに苦しむのなら安楽死させてほしかったと言う人は、決して少なくないと思います。
欲望肯定主義の世の中はまったく油断がならず、不幸と不満を増大させる勘ちがいを引き起こす
「罠」に満ちています。その最たるものが、スーパー元気高齢者の活躍です。
もう亡くなられたスーパー元気高齢者の代表。百歳を超えても現役の医師であり、
晩年にもベストセラーの著作を発表し、テレビ出演もされていました。かつてあるテレビ番組で、
次のように発言していました。「六十五歳で助走がはじまり、七十五歳で飛躍するんです」
なんと希望に満ちあふれた言葉でしょう。しかし、現実的ではありません。むしろ、弊害が多いです。
たとえば、せっかく引退する気になっている高齢の社長や会長が、またやる気になってしまったりとか。
「老害」という言葉はあまり使いたくありませんが、現実にはそこここでささやかれています。
職場で頑張る地位の高い高齢者は、たいてい周囲には有害であって、当人はそれに気づいていません。
中には、「若い者がどうしてもやめさせてくれない」などと言う人もいますが、そんな人にかぎって、
裏では若者たちがリタイアを熱望しています。さらに番組で、「わたしはエレベーターは使いません。
階段も二段飛ばしで上がります」と発言していました。そんな言葉を聞けば、
「よし、ワシも負けておれん」とばかり、突然、階段を二段飛ばしにして転倒、骨折して寝たきりになったり、
あるいは途中で心臓発作を起こして永眠ということになったりしかねません。著書には、
階段飛ばしについて、「急激な無理は禁物」と書いてありますが、テレビではそこは省略されます。
視聴者の盛り上がりに水を差すからです。元気高齢者が元気でいられるのは、
基本的には持って生まれた体質のおかげでしょう。もともと長寿の体質でなければ、
何をやっても効果は得られません。もともとの体質(遺伝子)は変えられませんから、
快適な老いを実現するには、自分の体質の中で満足を得ていく以外にありません。ところが、
スーパー元気高齢者の活躍を見せられると、自分もそうなりたい、なれればいいな、なれるのではないか、
きっとなれるだろうと思う人が増え、そうなれない場合、不満と失望を抱え込んでしまうのです。
老人デイケアのクリニックにいたとき、身体が弱って不自由になったことを嘆く人は多かったですが、
あまり不愉快そうでもない人もいました。「年いったらこんなもん」と、現状を受け入れていました。
老いの現実を認識し、高望みをせず、身の丈に合った状況で満足するすべを、身につけている人なのでしょう。
0125情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/18(月) 07:12:47.76ID:rTVoEBza
老人デイケアのクリニックに勤務していたとき、利用者さんのテーブルをまわって順番に、
「調子はどうですか」と聞いていました。「大丈夫です」と言う人もいましたが、
大半は何らかの症状を訴えます。「腰が痛いんです。三日ほど前から痛くてたまりません」
「なんや息をするのがしんどくて」「足がむくんで抜けるようにだるいんです」
「目ヤニが出て、耳からも耳だれが出て」「便が硬くて、力むと脳の血管が破れそうで」
「オシッコのにおいがきつくて」「夜になかなか寝つけんで、寝たと思うたらお便所に行きとうなって」
高齢者の苦しみを聞いてまわるのは、かなりのハードワークでした。
なにしろ簡単には治らないことばかりなのですから。
しかし、これらの訴えは年を取ればある程度予測可能なものばかりです。頭でわかっていても、
自分のこととしては受け入れがたいのでしょう。人はだれでも、年を取れば足が弱るし、手がしびれて、
息切れがして、身体が動きにくくなり、眠れなくなったり、尿が出にくくなるのに夜はトイレが近くなったり、
お腹が張るのにガスは出ず、出なくていい痰や目ヤニやよだれが出て、膝の痛みに腰の痛み、
嚥下機能、消化機能、代謝機能も落ちたりして、身体が弱るものです。そうなるのが自然なのに、
それを受け入れるのは簡単ではありません。老いるということは、失うことだとも言われます。
体力を失い、能力を失い、美貌を失い、余裕を失い、仕事を失い、出番を失い、地位と役割を失い、
居場所を失い、楽しみを失い、生きている意味を失う。そんな過酷な老いを受け入れ、
落ち着いた気持ちですごすためには、相当な心の準備が必要です。若いときから優秀だった人は、
人生で得たものが多い分、失うつらさにも耐えなければなりません。仕事で高い地位についていた人は、
リタイアしてふつうの人になることに抵抗があるでしょうし、頭がいいと言われていた人は、
記憶力や計算力が衰え、言いまちがい、勘ちがいなどを指摘されると腹が立ち、
逆にショックを受けたり、落ち込んだりします。もともとさほど優秀でない人は、リタイアしても同じですし、
記憶力の衰えなどもたいして気にはなりません。健康に気をつけて、どこも悪いところがなかった人も、
老化現象による不具合には耐えるのがたいへんです。若いときから具合の悪い人のほうが、
慣れている分、年を取ればこんなものだと受け入れやすいでしょう。年長の知人は、
高学歴で社会的地位も高い職業に就いていましたが、老いを受け入れることができずに苦しんでいます。
衰えて当然だと思うのですが、なんとか若いときの状態を維持しようと頑張っています。
これまで大きな挫折の経験がなく、逆に努力によって困難を克服してきた成功体験があるので、
老いにも努力で立ち向かおうとするのです。当然、心は安らかではありません。「いい加減にあきらめたら」
と奥さんに言われても、頑としてあきらめません。あきらめたら終わりだ、敗北主義だと頑張るのです。
老いの不如意も衰えも、受け入れて付き合っていくしかない。そう思えたら少しは楽になるのにと思います。
あきらめの効用です。あきらめるというのは、もともと「明らむ」、すなわち「つまびらかにする」とか
「明らかにする」という意味で、仏教では「諦」という文字は「真理・道理」の意味があるそうです。
あきらめきれないのは、状況を明らかにしていない、真理・道理に到達していないということで、
だからイライラ、モヤモヤするのです。健康維持や老化予防の努力にも思わぬ罠が潜んでいます。
毎日、しっかり運動をして、酒、煙草もやらず、夜更かしもせず、栄養のバランスを考えて、刺激物を避け、
肥満にも気をつけて、疲れも溜めず、健康診断や人間ドックも欠かさず、ストレスも溜めず、
細心の注意で健康に気をつけていても、老化現象は起こります。がんや脳梗塞やパーキンソン病、
あるいは認知症も、なるときはなります。そのとき冷静に受け止められるでしょうか。
あんなに努力したのにと、よけいな嘆きを抱え込んでしまわないでしょうか。
もちろん、努力をすればリスクは下がります。しかし、ゼロにはなりません。
そのことをしっかり認識しておかないと、努力しない人以上の苦しみに陥る危険があります。
0126情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/19(火) 08:19:43.15ID:oh42Azhp
誰かにとっては名医でも、自分にとっては精神衛生上悪い医者だということがあるのです。
たとえば血圧の数値が高くなって、いくらなんでもこれはマズイということで紹介された病院で、
医師からいきなり説教をされてカチンときてしまいました。
「叱られにきたのではない」「なんだこの偉そうな態度は」などといら立ちを覚え、
その医者のいうことを素直に聞く気になれなかったのです。
医者に会うと血圧が上がるなんて馬鹿なことがあってはいけません。
相性以前に誰にでも感じの悪い医者というのもいます。
たいていの医者は小さいころから成績優秀で周囲の人たちから一目おかれているうえに、若いころから
「先生」と呼ばれることも相まって「自分は偉い存在なのだ」と勘違いしていることが少なくないのです。
待合室がドンヨリとして暗い医院は要注意。逆に待合室が賑わっていて明るいのは、
真摯に患者さんと向き合う「いい医者」がいる証拠です。
医者によって患者さんが元気になるから待合室も賑わうのです。逆に元気のない患者さんばかりだと、
薬の出しすぎなどの問題があるかもしれません。加齢によってさまざまな不調が出やすい高齢者は、
何かあったときに気軽に相談できるかかりつけ医(主治医)を決めておくとよいでしょう。
風邪だと思っていたら、検査の結果、深刻な病の可能性があると判明したといった場合も、
専門医を紹介してくれたり、大学病院への紹介状を書いてくれるなど、
速やかに治療を始めるための橋渡しをしてくれるはずです。働き盛りの40代、
50代の医者が望ましいと考えてしまいがちですが、そうとも限りません。
同年代だからわかってもらえる不調があると思います。それに、昔の医者は聴診器を胸に当てながら、
その人の顔をよく見て、傾聴を通して「こういう可能性がある」と目星をつけていました。
この、経験から培われた「勘」が侮れないのです。一方、今は数値至上主義で、
パソコンの画面しか見ていない医者が増え、患者さんが不調を訴えても、
数値が正常なら「問題ありません」などと告げられてしまうことが多くなりました。
でも問題がなかったら病院へはいきません。
数値的に問題がなくても具合が悪いものは具合が悪いのだから、
そこに寄り添ってくれる医者を選ぶべきだと思います。
総合診療(当時は内科診断学と呼ばれました)のトレーニングを受けた世代の町医者と、
受けていない世代の開業医がいるということも念頭においておく必要があるでしょう。
総合診療のトレーニングというのは、自分の専門分野だけでなく、
患者さんの身体を総合的に診るための教育のことです。周知のとおり、大学病院には
「内科」という科はなく、「呼吸器内科」「消化器内科」「循環器内科」などにわかれています。
こうして細分化することによって、高度医療を提供しているのです。医学部の医者たちは、
それぞれが専門の臓器に特化して学び、研究を通して専門性を高めているのです。
1970年代に各大学で開始された「臓器別診療」
による専門性の高い医療のおかげで多くの難病患者さんたちが命を救われてきたのですが、
多くの病気を抱える高齢者には不適切な治療である可能性が高いと考えています。
高齢化が進んだ現在では、大学病院の多い都道府県ほど平均寿命が短い傾向があるのです。
さて、大学病院で専門医として働いていた医者も、通常は、地域で開業する場合、
どんな病状の人でもある程度、診ることのできるスキルが求められます。ところが、医学の専門分化が進み、
50代より若い医者はほとんど総合診療の教育を受けていないまま開業するのが現実です。
欧米には「ファミリープラクティス」といって、乳児からお年寄りまで家族全員の健康相談、
病気の発見、診断、治療など総合的なケアを学ぶための機関があります。
イギリスでは医師全体の約半数が総合診療医だとされています。
日本には総合診療医の教育をする機関がほとんどありません。
近年になって注目され始めたというのが現状ですが、教える人がいないうえ、
スタッフの数が多くないのでうまく機能していないのは事実です。
こうしたことから40代、50代の町医者の多くが、
開業する直前まで大学病院や大病院で呼吸器とか消化器といった特定の臓器の専門医として治療にあたっていたと思われます。
それなのに開業するにあたって「内科クリニック」という看板を掲げて、「老人歓迎」「訪問診療もやります」
などと掲げるわけです。頭のかたい医者。狭い知識だけでわかったようなことをいうヘボ医者は素早く見抜いて回避しなくては、命を縮めることになりかねません。
0127情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/19(火) 08:19:48.17ID:oh42Azhp
誰かにとっては名医でも、自分にとっては精神衛生上悪い医者だということがあるのです。
たとえば血圧の数値が高くなって、いくらなんでもこれはマズイということで紹介された病院で、
医師からいきなり説教をされてカチンときてしまいました。
「叱られにきたのではない」「なんだこの偉そうな態度は」などといら立ちを覚え、
その医者のいうことを素直に聞く気になれなかったのです。
医者に会うと血圧が上がるなんて馬鹿なことがあってはいけません。
相性以前に誰にでも感じの悪い医者というのもいます。
たいていの医者は小さいころから成績優秀で周囲の人たちから一目おかれているうえに、若いころから
「先生」と呼ばれることも相まって「自分は偉い存在なのだ」と勘違いしていることが少なくないのです。
待合室がドンヨリとして暗い医院は要注意。逆に待合室が賑わっていて明るいのは、
真摯に患者さんと向き合う「いい医者」がいる証拠です。
医者によって患者さんが元気になるから待合室も賑わうのです。逆に元気のない患者さんばかりだと、
薬の出しすぎなどの問題があるかもしれません。加齢によってさまざまな不調が出やすい高齢者は、
何かあったときに気軽に相談できるかかりつけ医(主治医)を決めておくとよいでしょう。
風邪だと思っていたら、検査の結果、深刻な病の可能性があると判明したといった場合も、
専門医を紹介してくれたり、大学病院への紹介状を書いてくれるなど、
速やかに治療を始めるための橋渡しをしてくれるはずです。働き盛りの40代、
50代の医者が望ましいと考えてしまいがちですが、そうとも限りません。
同年代だからわかってもらえる不調があると思います。それに、昔の医者は聴診器を胸に当てながら、
その人の顔をよく見て、傾聴を通して「こういう可能性がある」と目星をつけていました。
この、経験から培われた「勘」が侮れないのです。一方、今は数値至上主義で、
パソコンの画面しか見ていない医者が増え、患者さんが不調を訴えても、
数値が正常なら「問題ありません」などと告げられてしまうことが多くなりました。
でも問題がなかったら病院へはいきません。
数値的に問題がなくても具合が悪いものは具合が悪いのだから、
そこに寄り添ってくれる医者を選ぶべきだと思います。
総合診療(当時は内科診断学と呼ばれました)のトレーニングを受けた世代の町医者と、
受けていない世代の開業医がいるということも念頭においておく必要があるでしょう。
総合診療のトレーニングというのは、自分の専門分野だけでなく、
患者さんの身体を総合的に診るための教育のことです。周知のとおり、大学病院には
「内科」という科はなく、「呼吸器内科」「消化器内科」「循環器内科」などにわかれています。
こうして細分化することによって、高度医療を提供しているのです。医学部の医者たちは、
それぞれが専門の臓器に特化して学び、研究を通して専門性を高めているのです。
1970年代に各大学で開始された「臓器別診療」
による専門性の高い医療のおかげで多くの難病患者さんたちが命を救われてきたのですが、
多くの病気を抱える高齢者には不適切な治療である可能性が高いと考えています。
高齢化が進んだ現在では、大学病院の多い都道府県ほど平均寿命が短い傾向があるのです。
さて、大学病院で専門医として働いていた医者も、通常は、地域で開業する場合、
どんな病状の人でもある程度、診ることのできるスキルが求められます。ところが、医学の専門分化が進み、
50代より若い医者はほとんど総合診療の教育を受けていないまま開業するのが現実です。
欧米には「ファミリープラクティス」といって、乳児からお年寄りまで家族全員の健康相談、
病気の発見、診断、治療など総合的なケアを学ぶための機関があります。
イギリスでは医師全体の約半数が総合診療医だとされています。
日本には総合診療医の教育をする機関がほとんどありません。
近年になって注目され始めたというのが現状ですが、教える人がいないうえ、
スタッフの数が多くないのでうまく機能していないのは事実です。
こうしたことから40代、50代の町医者の多くが、
開業する直前まで大学病院や大病院で呼吸器とか消化器といった特定の臓器の専門医として治療にあたっていたと思われます。
それなのに開業するにあたって「内科クリニック」という看板を掲げて、「老人歓迎」「訪問診療もやります」
などと掲げるわけです。頭のかたい医者。狭い知識だけでわかったようなことをいうヘボ医者は素早く見抜いて回避しなくては、命を縮めることになりかねません。
0128情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/20(水) 02:22:44.00ID:1b4kt5PT
日本人が薬漬けになっているのは今に始まったことではありませんが、
多くの人は医者が薬を出すと儲かるからだと認識しているのではないかと思います。
でもこれは誤解です。かつて日本では老人医療費が無料になった時代がありました。
そのころはどこの病院も高齢者であふれかえり、待合室は高齢者のサロンと化していたと批判されました。
病院の待合室で旅行の計画を相談する高齢者のグループがいるとか、
いつも来ている人が姿を見せないと「今日は具合でも悪くなったのかな」
と心配する声がある、などといった皮肉な話をよく耳にしました。親が死んだあと、
部屋の整理をしていたら、押し入れから大量の薬が出てきて驚いたといった話もあり、
要するに医者が病気でもない高齢者を集めて、金儲けをしていると揶揄されていたわけです。
現実的に考えれば、高齢者は高血圧や骨粗しょう症など慢性的な病を抱えて医者に来ることが多く、
風邪をひいたといった急性の病気で来ることは珍しいといえるでしょう。
そう考えれば待合室で旅行の計画を立てるグループがいても不思議ではないのです。
待合室の患者さんが元気だということは、その医者が名医である可能性が高いのです。
ところがマスコミは、日本の医者は病気でもない高齢者を集めて薬を出して金儲けをしていると考え、
厚生省も医療費を減らしたいという思惑で、無知なマスコミを上手にあおって、
90年代後半から医薬分業を押し進めました。つまり薬の処方は医師、
調剤は薬剤師と専門家がそれぞれに分担するシステムに変えていった。
薬を出せば出すほど儲かるのは院外薬局の経営者と製薬会社です。
ところが医者に入るのは処方箋料のみとなったにもかかわらず処方の数は減りませんでした。
このことは医者が金儲けのために薬を出していたのではないことを意味します。
ではなぜ日本人は相変わらず「薬漬け」なのかといえば、医者の教育が悪いからです。
多くの医者が自分の専門以外の症状を訴える患者さんに対しては、
標準治療の記された医者向けのマニュアル本を参考にして薬を処方していると思います。
マニュアル本では、各々の病気にこんな薬を出せばいいと3種類くらいの薬をすすめます。
これでは5つくらいの検査の異常値がある人は15種類の薬を出されることになります。
さらにつけ加えると、日本でいちばん売れているマニュアル本の
『今日の治療指針』という本の編集代表は製薬会社ととても仲がよく、
かつて血圧の薬の効果にまつわる大規模調査で改ざんをおこなったと認定されている東大教授です。
また、欧米ではあまり見られない日本の医療界の悪しき習慣として、薬の予防投与があります。
たとえばけがをした際に、まだ感染症が起こっていないのに抗生物質が出されます。
なるかならないかわからない症状に対して、
飲まないほうがいいにこしたことはない薬をすすめるなんてめちゃくちゃな話だと思いませんか
健康診断に関する標準値は厚労省の要請で学会幹部の医者が決めています。
ですから学会の研修会に参加している医者(この人たちは専門医とか認定医の資格をもらっています)は
「標準値から外れた患者さんには薬を投与する」という洗脳を受けにいっているようなものです。
内科学会の認定医で、研修にいかないと資格をとりあげられてしまうというシステム上、
参加しますが、いつも「メタボは恐ろしい。太っている人は危険です」といった話を滔々と聞かされ、
しかも質問コーナーがないので「だったらどうして太っていても長生きできる人がいるのか」
と疑問を呈したくてもきくチャンスがありません。
そもそも頭のかたい医者に限って、大学病院が教えることに疑いをもたない傾向にあって、
患者さんの症状によってフレキシブルな対応をするということができないのです。
これこそが大学病院が医療を支配する時代の悪しき名残りだといえるかもしれません。
そもそも治療とは誰のためのものか当然のことながら、患者さんがよりよく生きるためのものです。
ところが大学病院の多くの医師にとっての最大の関心事は、臓器機能を示す数値。
患者さんの暮らしぶりや、人生哲学などには興味がなく、ひたすら数値にこだわり続けます。
数値を下げるためにどういう治療が効果的なのか、一つでも多くのデータが欲しい、一つでも多くの成功例が欲しい。
大学病院の偉い先生は大学での実績を上げることで大学病院に貢献し、ひいては自分の評価を高めたい。
大学の偉い先生の下で働く医者は、手柄を立てて大学内部での肩書を引きあげてもらいたい。
もちろんそうでない真摯な医者もいますが、そういう誠実な人はなかなか出世できません。
0129情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/21(木) 06:36:17.99ID:7bTgXwoZ
当時は、腕のいい医者が教授でしたが、
今は動物実験ばかりやってきた人が教授になるのでさらに性質が悪いといえます。
とにかく、大学病院では人の人生という唯一無二の大切なものをないがしろにしたまま、
自分が専門としている臓器を正常値に戻すことだけを目指すという本末転倒な治療がまかり通っている。
残念ながらこのことは否めないのです。
大学病院は最先端の研究などを踏まえた高度医療の提供に努めています。いっぽうで、
研究業績を残さないと出世できないのですが、その研究の費用を提供しているのが、製薬会社です。
医局は製薬会社の意向に沿って薬を増やしたり、売れる薬の研究(といっても開発ではなく、
患者さんに効くかどうかを試すだけですが)をしている。大学病院と製薬会社は密接な関係にあるのです。
よって大学病院ではたくさん薬を使うことはしても、薬を減らすための研究はしていません。
アメリカでは医療費を払う保険会社が薬を減らす研究の資金を出しているのですが、
日本ではそういう資金を出すところがないからです。しかも厚労省は大学病院と製薬会社の味方です。
大学病院の幹部が決めた標準値を目安に、標準値を超えた人に対してバンバン薬を投与する図式は、
こういうメカニズムでつくられているのでしょう。
検査の数値を標準値にもっていかないといけないというイデオロギーに染まっている医者がいる限り、
そして治療を受ける側の人々が考えもなく医者に依存している限り、
異常値には薬を使えという信仰が蔓延し続け、結果、
薬漬け人間が増え続けることになるのです。薬については本当に深く考えなければ、
この国が寝たきり大国から脱することはできないでしょう。薬の量を減らしたことで、
寝たきりだったお年寄りが歩行することができるようになったという医療現場からの報告もあります。
1990年代に、「老人病院」といわれる長期入院型病院(現在では療養型病床といわれますが、
原則廃止の方向になっています)では、どれほど入院患者に投薬したとしても、
病院には一定額しか支払われないという入院治療代の定額制が導入されました。
これまでは出来高払いといって薬や点滴をするほど病院の収入が増えたのですが、
それ以降は、老人病院側としては、
できるだけ薬や点滴を減らしたほうが利益が上がるシステムになったので多くの病院で、
大幅に薬が減らされました。その結果、薬の使用料を3分の1まで減らした有名な老人病院の院長は、
講演会で「寝たきりだったお年寄りが歩行するまで回復したという例が少なからずあった」と語っています。
薬のとりすぎがどれほどまでに高齢者の身体を蝕んでいたか、という証言だったわけですが、
それではなぜ通常量とされる薬の投与が高齢者にとって大きなダメージになってしまうのかといえば、
老化にともない、臓器の働きが衰えているからです。薬を口から飲んだ場合、
胃腸で吸収されてから少し遅れたころに血中濃度がピークに達します。
その後、肝臓で分解され、腎臓で排出されるのを経て、少しずつ血中濃度が下がっていくのですが、
濃度が半分くらいまで下がったところで次の薬を飲むという繰り返しで、
血中の濃度がほぼ一定に保たれるというのが原則です。
薬によって飲みかたに違いがあるのは、血中の濃度が半減する時間が薬によって異なるからです。
8時間かかる薬なら1日に3回の服用、12時間であれば1日に2回の服用となります。
ここで問題なのは腎臓や肝臓の働きが衰えている高齢者の場合には、
薬を肝臓で分解するにしても、腎臓で排出するにしても、若い人より時間がかかるという点です。
高齢者が若い人と同じ量の薬を飲めば負担がかかるのはあたりまえなのに、
現状では子どもと大人によって薬の量を変えても、大人と高齢者という区わけはありません。
本来なら体型や体力、症状などを見合わせて薬を減らし、
その人にとってのベストな薬の使いかたをすべきなのです。
どうすればわたしたちは無駄な薬を飲まないようにできるのかと問われたら、
ひとりひとりが薬の弊害について熟考し、自分なりの考えをもって、
薬を使いたがる医療体制と対峙していくしかないでしょうと答えます。
もっと具体的にいえば、こういう現象はなぜ起こるのだろうかと考えてみることです。
たとえば、なぜ男性の平均寿命は女性の平均寿命より短いのかと思いをめぐらせてみる。
すると薬の問題が潜んでいることがわかります。この国では、
男性は社会のなかで仕事をして、女性は家を守るという専業主婦が主流の時代が続きました。
現在、80代になる人たちのなかで健康診断を毎年受けていたのは主に男性。
0130情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/22(金) 07:19:47.07ID:kfvvLamM
専業主婦やパート従業員が主だった女性は会社の定期検診を受けていないのです。
本来なら身体の異常にいち早く気づき、
数値を正常値に戻してきた男性のほうが健康管理がなされており、
長生きをしてしかるべきなのにそうなっていません。日本人の平均寿命が50歳を超えた当時、
男女の平均寿命は3〜4歳しか差がありませんでした。現在では、6歳の差があります。
健康診断が寿命をのばすならむしろ逆転してしかるべきなのに、差が広がっているのです。
会社の健康診断を受けず、つまり健康数値とは無縁に暮らしていた多くの女性は、
痛いとか痒いとか熱があるとかいった身体の異変を自覚しないと医者にいきませんでした。
対して多くの男性は自覚症状がないのに検診に引っかかって、
自覚的な不具合もないのに薬を飲み始め、飲み続けた。
女性は医者から数値を下げるための薬をすすめられる機会がなかったからこそ長生きなのではないかとさえ考えることができるのです。
数値を薬で正常値に戻すことが、本当に「元気で長生き」につながるのかと、
立ち止まって一考する必要があると思います。つまり医療の常識を疑う必要があるということです。
現在、大学病院を中心とする医療業界にはさまざまな課題がありますが、中でもまず問題視したいのは、
専門分化による診療です。大学病院に行くと、「呼吸器内科」「循環器内科」「消化器内科」「心臓外科」
「消化器外科」など臓器別の科が無数にあるのを目にします。現在の日本の医療業界では、
こうした各臓器によって専門特化した診療がスタンダードになっています。
医学が進歩する中、臓器別に特化した研究や臨床を続けると、各臓器に関する知識が深まり、
プロフェッショナルが育成され、医療レベルが上がりやすくなります。難病を患った時は、
その臓器の専門医に見てもらったほうがより良い治療を受けられるし、誤診も少なくなるはずです。
専門分化型の診療の何が悪いのかと思われるかもしれません。ところが、
これらの診療スタイルが効果を発揮するのは、あくまで「一つの病気」を患った場合の話です。
専門の臓器ばかりを診察していると、その弊害もあります。専門外のことを知らないため、
総合的に患者の体を診察できる医者がいなくなってしまう。現在の日本は、
まさに「総合診療ができる人材」がいないという危機的状況に陥っています。
何が問題なのかと、いまいちピンとこない方も多いかと思うので、一つ例を挙げてご説明していきます。
たとえば、長年にわたって糖尿病を専門としてきた医者が、開業したとしましょう。
とはいえ、「専門は糖尿病です」と謳うだけでは、患者さんはあまり来てくれませんので、その病院は
「糖尿病内科、内科、小児科」などと複数の看板を掲げることになります。専門が糖尿病なのに、
それ以外の科を掲げてもいいのだろうかとみなさんは疑問に思われるかもしれませんが、
これは決して違法ではありません。日本では、医師免許を持っている人であれば、
麻酔科以外の科を看板に掲げることが認められています。事実、大学の医学部に入ったら、
学生は一応全部の科目を履修しますし、仮に一つでも科目を落としたら留年します。
その学生が将来目指しているのが外科医や耳鼻科医であっても、内科や産婦人科、皮膚科など、
すべての科目を履修しなければ医者にはなれません。国家試験もいくつもの科目を織り交ぜているので、
医師国家試験に受かって医師免許を持っている人であれば、医学全般の知識を持っているとみなされます。
だから、開業する際に自分の専門以外の科を標榜してもまったく問題はないのです。
ただ、大学時代に学ぶ各科の知識は、あくまで「基礎的な勉強はしている」という程度。
それぞれの科について十分に訓練を積んでいるわけではありません。
自分の専門外の病気を持つ患者さんが来た場合は、自信を持って対応できるとは言い難いのです。
では、自分の専門外の病気を診察することになった場合、
医者はどのような対応をするかというと、日常診療の基本ガイドが書いてある医学ハンドブック
『今日の治療指針』(医学書院)などを参照し、書かれている通りの治療をします。
たとえば、自分の専門ではない胃潰瘍の患者さんを診ることになったなら、
「胃潰瘍」の項目を見て、そこに書かれている通りの治療をする。薬にしても、そこに書かれている薬を、
ガイドラインに沿ってそのまま処方することになります。このように個人差を考えず、
規定のガイドラインに従っただけの診療を行うと、どうしても総合的な診察の視点が抜け落ちてしまいます。
0131情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/23(土) 08:45:28.23ID:en6RNbL4
治療や薬の処方も過剰になるので、なんらかの副作用が発生し、
患者さんの健康を損なうリスクが高くなります。特に、薬の害については、
無視できないほど大きな害を生みかねません。そうはいっても、
専門的な知識を持ったお医者さんに診てもらうことには意味があるのではと感じる方もいるでしょう。
日本では、それぞれの専門分野の学会が定める要件を満たし、
専門研修を修了した医者には、「専門医」という肩書がつくことがあります。
一見、その分野のスペシャリストとして頼りがいのある存在のように感じますが、
専門医だからといって優秀だとは限りません。日本には高齢者専門医の集まりである「日本老年医学会」
という組織があります。しかし、この老年医学会の認定医や専門医が多い県は老人医療費が多くなり、
平均寿命も短いとの傾向が出ています。逆に、老年医学会の研修施設が三つしかない長野県
(地域医療で名高い佐久総合病院や諏訪中央病院は入っていません)では、平均寿命が男女共に高く、
老人医療費が少ない傾向にあります。高齢者医療の専門家であるはずの専門医たちが多いと、
なぜ平均寿命が短くなるのか。これは、老人に対して逆効果になる治療しかしていないからです。
彼らの大きな問題は、実は老年医療の専門家ではなくて、
呼吸器や循環器などの専門の人たちで占められている点です。
自分の専門の科では教授になる選挙で勝てなかったので、
気の毒に思った教授会が代わりのポストとして老年科の教授にしたという人が多いのです。
確かに彼らは呼吸器や循環器の専門家ではありますが、高齢者医療の専門家ではありません。
高齢者にとってより良い治療というものがわからず、偏った専門知識で治療を行った結果、
寿命も短くなるし、効果が出ないので医療費もかさむのでしょう。
日本の専門医があまり信用ならない根拠はほかにもあります。
それは、学会の委員をしている教授が専門医になるための試験問題を作っていることです。
教授たちは基本的には臨床に、そこまで詳しくない人たちばかりなので、問題を作っても、
実際の臨床とはかけ離れた理論重視の内容になることが多いのです。その試験にパスできるのは、
同じように細かな知識だけが豊富な医者ばかりで、臨床に強い医者とは言い難いのです。
ちなみにアメリカの場合は、大学教授は医者というよりも研究者として扱われるので、
専門医の認定には原則的にタッチしません。専門医の認定試験は、
実際にそれぞれの科で臨床経験が豊富で優秀な医者が作るので、
現場に立つ医者として必須知識がなければパスできないのです。
だからこそ、専門医といわれる人たちには高い期待が集まり、実際に彼らが治療に当たった際は、
良い結果を出すことができます。こうしたアメリカの医療制度に対する姿勢は、
日本の専門医の団体が大きく見習うべきところではないでしょうか。
本来ならば、専門分野ではない領域であっても、患者のニーズがある以上は新たに勉強するべきです。
しかし、これまで専門ばかりを極めてきた医者たちは勉強をする気がないし、
新しい知識をインプットしようともしない。これまでの時代は、
医者たちが専門外のことに不勉強でもなんとかなっていた部分はありました。
かつての日本の人口構成比は、60歳未満の若い年代層が多数派でした。若いうちは、病気にかかっても、
一つか二つ程度。だからこそ、病気にかかった際には、専門医による臓器別の診断を受け、
その病気をピンポイントで治すほうが健康な体を維持できたのです。しかし、時代は変わり、
現在は人口の30%が65歳以上となる超高齢社会です。若い人々はあまり病気にならないため、
病院に通う患者の50〜60%は高齢者です。高齢者の場合は若者と違い、一つの病気だけではなく、
高血圧や高血糖などをはじめ、三、四種類の病気を同時に患っていることも珍しくありません。
もし、専門知識にばかり特化した医者たちが、専門外の治療をガイドラインに沿って行った場合、
一種類の病気に対して三、四種類の薬を出すのが当たり前になります。そうすると、
仮に四種の病気を患っている患者さんであれば、十五種類ほどの薬を処方する必要があります。
薬が増えれば、さまざまな副作用が生まれ、逆にその人の生活の質を下げるきっかけにもなりかねません。
たくさんの病気を持ち、なおかつ回復も遅いシニア世代に対しては、
それぞれの病気をピンポイントで個別に治すよりも、その人が抱える複数の病気を総合的に治療し、
できるだけ治療や投薬による被害を抑えることが、健康を保つための秘訣になります。
0132情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/24(日) 09:27:39.69ID:OfjJoyS8
県感染症情報(12月4日―12月17日)
結核5例。
梅毒5例(20代男性、40代男性2例、20代女性、40代女性)。
県感染症情報(12月11日―17日)
新型コロナウイルス感染症347例。
0133情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/25(月) 18:46:48.64ID:7Qch/Gci
「自分の専門以外のことは勉強しないし、知識もない。総合的に人の体を診察することができない」
という医者ばかりが増えていくことは、本当に恐ろしいとしか言いようがありません。
専門分化の弊害は、「医療費」にも表れています。日本で使われる40兆円以上の医療費のうち、
65歳以上の世代が使っている割合は6割弱を占めます。それだけの金額を投じているにもかかわらず、
実はその医療システムが間違っているわけです。当然のことですが、
臓器別に何人もの専門医に診てもらうことになると、診察料はもちろん、
薬代もかかります。しかし、一人の高齢者を一人の総合診療医に診てもらうことができれば、
医療費が大きく削減できるはず。患者の人生のためにも、そして医療費削減のためにも、
総合診療を一刻も早く進めていくことが、日本の医療業界の大きな使命だといえるでしょう。
日本では長らく専門分化型の医療が尊ばれてきましたが、
近年総合診療をしない弊害がわかってきたのか、徐々に
「専門医よりも総合診療医のほうを増やすことが大切である」との意識変化も生まれつつあります。
その結果、医学部を出た医師の卵が二年間の研修を行う際、
従来一つの科だけの研修を行うのが普通だったのですが、
複数の専門科を回ることが義務付けられるようになりました。
ただ、残念ながら、政府の思惑通りに事は運んでいません。
何種類もの専門科を回ることで多くの医師の他科についての知識こそ増えたものの、
総合診療ができる医師は育っていないのが現状です。その理由は、
学生たちに総合診療を教えられる人材が極めて少ないからです。
仮に、「呼吸器内科と循環器内科と消化器内科、神経内科を回りました」
といって四つの専門科を回った医者が誕生したとしても、いざ治療の際には「では、
呼吸器の病気にはこの薬を、循環器の病気にはこの薬を」とそれぞれの症状に個別に薬を出すだけで、
結局、十五種類近い薬を処方するだけに終わります。患者さんからすれば一度に診察してもらえるので、
いくつもの専門科を回らずとも良いというメリットはあるものの、それ以外は本質的に変わりません。
これが総合診療医であったなら、「十五種類の薬を飲むとさすがに体に悪影響があるので、
体に害が出ない範囲の薬の量にしますね」「この病気は命にかかわる病気ではないので、
まずは優先順位の高いこの三種類の薬だけにしておきましょうね」などと、その患者さんの「臓器」
ではなく、「体全体」のことを考えて治療します。だからこその「総合診療」なのです。本来ならば、
専門の科を複数回るのではなく、総合診療を行う総合診療医の元でトレーニングを受けるべきなのですが、
残念ながら、今の日本の大学医学部には、総合診療を教えられる医師がほとんどいないのが現状です。
たまに総合診療科を設置している大学病院もありますが、そのスタッフはとても少なく、
新たな総合診療医を育てる教育体制が整っているとは言い難いでしょう。
今後、シニア世代の方々が医者を選ぶ上で、「その医者が総合医療のわかる医者かどうか」
という点は非常に重要になってくるはずです。かかりつけ医を探す際は、
「この人は総合的に人を診察できる人なのか」を知るために、その人のキャリアをしっかりと見て、
「総合診療の経験があるのか」を重要視してほしいと思います。また、日本の医療を進歩させるには、
文部科学省なり厚生労働省が大々的に介入するしかないと思います。
高齢者を適切に診察する医者を増やさず、専門分化型の医療を続けているようでは、
結果は思わしくないのに、今後の財政は破綻するに決まっています。なにせ専門分化型の治療は、
コストが高い割には結果が伴わない。総合診療のきちんとした研修を受けていない医者は、
開業できなくする、公的な保険のお金は出さないなどのシステムを模索すべきではないでしょうか。
高齢になると、薬の量が増える。これを多くの方が「当たり前」ととらえています。高齢者のなかには、
1日に10〜15錠もの薬を飲んでいる方が珍しくありません。まさに「薬漬け」に近い状態です。
これは、果たして健康にいいことでしょうか薬というものは、本来、体に不調があるときに飲むものです。
ところが今の医療では、本人の体調のためではなく、「数値」を下げるために薬を処方しています。
健康診断の数値に異常があれば、それを基準値に戻すことが目的となっているのです。たとえ、
本人の自覚ではいたって元気であっても、です。それでも、薬を飲むことで病気が防げるなら、
いいことだと思われるでしょうか。ここで、データを一つご紹介しましょう。アメリカでのある調査です。
0134情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/26(火) 09:26:30.89ID:f8y9rwpL
血圧が160mmHgに達している人を、降圧剤を飲む人と飲まない人に分けて、
6年後に脳卒中になる確率がどれだけ違うかを調べた結果、
薬を飲んでいて脳卒中になった人は6%でした。一方、飲まなかった人では10%でした。
この結果を、みなさんはどう見ますか「明らかに差があるのだから、飲んだほうがいいだろう」
そう思われる方が多いかもしれません。この調査でも、そう結論付けています。
しかし、見方を変えると、「薬を飲んでいても、6%の人は脳卒中になる」とも言えます。
さらに言うと、「飲んでいなくても、9割は脳卒中にならない」という見方も成り立ちます。
このように、薬は「病気にならない」ためではなく、「病気になる確率を下げる」ためのものです。
日本では、薬を飲み続ける人ほど寿命が延びるという証拠になるデータも、
今のところ出ていません。それでも医者は、「薬を出しておけばいい」としか考えないのです。
高齢者の薬の数が増える理由としてもっとも大きいのは、医療の専門分化です。
各科の専門性は高くなりますが、その分、専門外のことには疎く、
体全体のことを考える意識も希薄になっているのです。高齢者はたいてい、
体のあちこちに不調を抱えています。ですから、一人の患者がたくさんの診療科を回ることになります。
その先で、それぞれの医者から「数値を下げるため」の薬を受け取る。これが「薬漬け」を招くのです。
病気になる確率が下がるだけでもメリットだと思う方もいるでしょう。もちろん、
そのメリットだけなら、憂慮などしません。問題は、薬には大きなデメリットもあるということです。
薬には、多かれ少なかれ、必ず副作用があります。よく効く薬ほど副作用も強く出ますし、
数が増えるほど副作用も大きくなります。高齢者の体は若いころと比べて代謝が盛んでないので、
薬が体内に残りやすいということもあります。これも、今の医療が見落としているポイントです。
若い人とは薬の効き方がまったく違うことを考慮していません。そもそも、処方の根拠となる正常値・
異常値が、高齢者と若い人とで同じになっているのもおかしな話です。そうしたおかしさを、
まずは患者が知っておくこと。これが肝要です。意識障害とは、意識の状態や覚醒度が、
普段と違う状態のことを意味します。いわば、「寝ぼけたような状態」です。
眠っている人に声をかけて起こしたときに、普段とは違ういい加減な返事をしたり、
まったく無関係なことを言ったりして、それでいて翌朝にはまったく覚えていない、ということがありますね。
これが意識障害です。実は臨床現場では、意識障害はそう珍しいことではありません。たとえば「譫妄」
という状態があります。高齢の入院患者によく見られるもので、入院や手術といった環境の変化のほか、
薬物、感染、炎症などによって意識の混乱が起こることです。大声を出したり、暴れたり、
ほかの患者さんの点滴の管を抜いたりといった例もありますが、通常は1週間以内に収まります。
意識障害は、認知症と違って、一時的なものです。とはいえ、意外に頻繁に起こっているものでもあります。
入院していない普段の生活のなかでも、譫妄は、世の中で知られている以上に、よく起こっています。
突然わけのわからないことを言ったり、暴れたりして、家族があわてて病院に連れて行くと、
「認知症ではなくて譫妄ですから、すぐ収まります」と言われる、といったことがあるのです。
実際、数分で収まることもあります。意識障害は、なぜ起こるのでしょうか。
そして、防ぐ方法はあるのでしょうか。臨床の経験上、もっとも大きな原因は薬だと見ています。
医療従事者が取り扱う薬のなかに、「譫妄の副作用があるので、注意して処方すべし」
とされているものはたくさんあります。睡眠導入剤としても使われる精神安定剤が効きすぎたときや、
「ハングオーバー」と言って、前日飲んだ睡眠薬が残ったときにも、意識障害が起こります。
パーキンソン病の治療薬もそうです。この薬にはドーパミンを増やす作用がありますが、
ドーパミンは幻覚妄想の原因物質とも考えられています。そのほか、風邪薬に使われる抗ヒスタミン薬、
ステロイド、H2ブロッカーと言われる胃腸薬などにも譫妄の副作用があります。年齢が進むほど、
薬物の影響を強く受けるようになります。その理由は、脳が老化して薬に弱くなっていることと、
体が老化して薬が体内に残りやすくなっていることです。加齢とともに、
肝臓で薬を分解する能力は落ちます。腎臓の排泄機能も衰えます。結果、薬の「半減期」が長くなるのです。
0135情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/27(水) 05:43:45.59ID:RfN4cyEp
半減期とは、服薬直後にピークとなっている薬の成分の血中濃度が、半分になるまでの時間のことです。
たとえば、精神安定剤「ジアゼパム」の半減期は、若いころは20時間程度ですが、
70歳になると70時間と、3.5倍に伸びます。急激な血圧や血糖の低下も意識障害を引き起こします。
ということは、血圧を下げる薬や血糖値を下げる薬にも危険があるわけです。残念ながら、
医者は薬を処方するとき、「今の年齢だと半減期が若者の3.5倍だから、3.5分の1の量にしましょう」
などとは言ってくれません。しかし、薬を飲み始めてからボンヤリとだるい感じが続いていたり、
意識が遠のくような感じがしたことのある方は、薬を減らすことを真剣に検討しましょう。
近年、高齢ドライバーの事故のニュースが頻繁に報道されます。
ニュース番組を騒がせるのは高齢者が運転する車の暴走による事故ですが、思えば不自然な話です。
街中で目にする「もみじマーク」の車は、たいてい暴走どころか「トロトロ運転」です。高齢者は、
通常、スピードを出しすぎないようにするものです。しかし、実際に暴走事故は起こりました。
それはなぜでしょうか、意識障害によって頭が朦朧として起こった可能性があると考えています。そして、
その背景には、薬の影響があるのではないかと思います。事故を起こした人たちにどのような持病があり、
どんな薬を飲んでいたかはわかりませんが、原因が薬だとしたら、彼らに対する非難一色の風潮は、
あまりに一面的ではないかと思わざるを得ません。免許返納を考えているなら、
その前にまずすべきは、薬の見直しでしょう。常用薬があって、だるさやふらつきのある方は、
医者に薬を減らすことを相談してみるといいと思います。運転中はもちろん、
それ以外の時間にも起こり得る意識障害を防ぐためにも、薬との向き合い方を、
今一度じっくり見直していただきたいと思います。「健康診断を受けよ」とさかんに奨励されるのは、
日本だけだということをご存じでしょうか。この習慣は、欧米では見られません。
なぜなら、健康診断と健康や長寿には、相関性がないことがわかっているからです。
実は、日本の統計にも、そのことは表れています。男性と女性の平均寿命を比べれば、
すぐにわかることです。日本の企業が健康診断を行うようになったのは1970年代です。
当時はサラリーマンと言えば男性がほとんどで、女性の多くは専業主婦でした。
勤めていたとしてもパートが多いのも特徴です。ですから、健康診断を受けるのは主に男性で、
女性の大半は受けていなかったことになります。1970年当時の平均寿命は、男性が69.31歳、
女性は74.66歳でした。およそ5年、女性のほうが長いことがわかります。では、現在はどうでしょうか。
70年代に健康診断を受けていた世代が70代以上となり、そろそろ寿命を迎えるころとなっていますが、
2023年7月の厚生労働省の発表によると、2022年の男性の平均寿命は81.05歳、女性は87.09歳です。
寿命そのものが伸びているのは、栄養状態がよくなったからと考えるのが自然です。
相変わらず女性のほうが長生きですが、着目していただきたいのは、
男女の「寿命の差」の変化です。50年経った今、男女の差は6年に開いています。健康診断が、
本当に寿命が延びることにつながるのなら、差はもっと縮まるか、男性が逆転することもあり得たはずです。
健康診断を毎年受け、数値が悪かったからと、薬を飲んだり、塩分を控えたり、
タバコをやめたりしてきた人たちは、もしかすると、「そんな我慢、しなけりゃよかった」と、
あの世で不満を漏らしているかもしれません。健康診断で悪い数値が出たあと、
放置していても病気にならない人もいれば、正常値だったのに心筋梗塞や脳梗塞になる人もいる。
それが、健康診断の実際の姿です。そもそも、「正常値」とはどのように決められているものなのでしょうか。
日本では、ほとんどの数値が、「健康と見なされる人の平均値」を中心に、
95%の人たちが収まる範囲を「正常値」としています。その範囲からはみ出した5%は
「異常値」とされます。つまり、個々人の実際の健康状態とは無関係なのです。そう考えると、
数値に振り回されることに意味があるのか、わからなくなってくるのではないでしょうか。定年後は、
会社で健康診断を「受けさせられる」ことはもうありません。住んでいる自治体が案内を送ってきたり、
かかりつけ医がすすめてきたり、配偶者に誘われたりと、ケースはさまざまですが、
いずれの場合も、受けるなら「自発的に」受けに行くことになります。
0136情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/28(木) 07:58:11.16ID:z+nkZeRf
もし、「数値に一喜一憂したくない」「不調もないのに、血圧を下げろと言われたら嫌だ」
といった思いがあれば、あえて受けないのも一つの選択です。
逆に「不調がある」ときは、放っておいてはいけません。体の声にはしっかり耳を傾けるべきです。
「怖いから直視したくない」と思うのは、日本人の悪いクセです。
不安だからこそ現状を明らかにし、不調を取り除くための治療を受けましょう。
体調が悪くないのなら健康診断は受けなくてもいいとお話ししましたが、
自分の体調は、どうチェックすればいいのでしょうかそれは、自分の体の声を聞けばいいのです。
頭がボーッとしていないか。体が重くないか。どこかに痛みはないか。食欲はあるか。
よく眠れるか。お通じの具合はどうか。そうしたことに意識を向ければいいだけです。
これは、定年後だからできるチェック法だとも言えます。定年前は、昼も夜もなく働いて、
疲れているのが当たり前。そんな時期を長く過ごしてきた方が多いでしょう。
そんな生活では、不調に自分で気付くのは難しかったと思います。
逆に言うと、そのころは、会社が用意した健康診断を受けて数値で自分の体の状態を知ることにも、
一定の意味があったかもしれません。定年退職を迎えると、そうした体への負担が減り、
自分の体調に敏感になれると思います。体調を意識するようにすると、
疲れが取れないことが気になる方が多いでしょう。しかし、それは単純に加齢によるものですから、
気にする必要はありません。年齢を重ねると、疲労物質の乳酸を分解・排出するのに時間がかかるため、
回復が遅くなるのは当然です。最善の対処法は、栄養を摂ることです。ただ、しつこい疲労を感じるなら、
薬の副作用の可能性があります。血圧や血糖値、コレステロール値などを下げる薬を飲んでいませんか
これらの薬を飲むと、体がだるくなって、頭がボーッとすることは、すでにお話しした通りです。その疲労は、
薬を飲み続けている限り続きます。だるさを感じながら、これからの人生を生きたくはないでしょう。
紙の上の数値より、今感じているだるさのほうが、はるかに直接的で不快なはずです。
ちなみに、糖尿病になってから、血糖値は一番高いときには660mg/dLに達したことがあります。
しかし、インスリン注射は今まで一切していません。
毎朝血糖値を測って、300mg/dLを超えたときだけ、薬を飲んでいます。
あとは、歩いたりスクワットをしたりと、軽い運動をして300mg/dL以下になるよう調整しています。
空腹時血糖の正常値は100mg/dL未満ですから、大幅に高い数値ではありますが、
数値よりも感覚に従って、「ここまでしかやらない」と決めたのです。
加えて、高血糖よりも低血糖のほうが危険だと考えているからでもあります。
特に車に乗るときの低血糖だけは絶対に避けなくてはいけないと思っています。なお、一般的に、
血圧を下げる薬は「体にいい」、痛み止めは「体に悪い」と言われていますが、感覚で考えると、
血圧の薬を飲めばだるくなり、痛み止めを飲めば痛みが消えて楽になるのですから、
良し悪しが逆転します。今ある痛みが取れるのだから、痛み止めは体にいい、
という考え方もできるわけです。しかも、痛み止めを長期間飲み続けるケースは少ないですが、
血圧などの薬は、飲み出したら一生「飲め」と言われます。人生に与える影響が、
思っている以上に大きいのです。うつの原因はストレスだと聞けば誰でも納得するかもしれません。
現代の心理学ではよいストレスと悪いストレスがあると考えられています。セリエという生理学者は、
ある程度までのストレスは、人間を成長させたり、生産性をあげると考えています。
このレベルのストレスは善玉ストレスと呼ばれます。いっぽう、
ある程度以上のストレスは、生産性を落とし、あまりにそれが強ければ、心の病の原因となります。
たとえば、受験などで、ある程度のプレッシャーがあれば勉強の動機になるけれど、
過度なプレッシャーなら、かえって不安になって勉強の効率が落ちてしまいます。
さて、たとえば、このようにプレッシャーを与える親や、
パワハラをする上司のことをストレスだという人が多いのですが、じつは、
これは正確にはストレッサーといいます。このストレッサーが引き起こす心の歪みをストレスと呼ぶのです。
ということで、同じストレッサーがあっても、あまりストレスを生じない人もいれば、
強いストレスを感じて、心の病になってしまう人がいます。
0137情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/29(金) 09:48:14.83ID:FKiDXZTE
もちろん、暴行やひどいいじめのように誰の心でも傷つけるようなストレッサーもあるのですが、
職場環境のようにストレスを感じる人も感じない人もいる場合があります。そしてひどい場合には、
そのストレスのためにうつ病や適応障害と呼ばれる心の病に陥る人がいるわけです。普通の人より、
同じストレッサーを強いストレスに感じやすい人が心の病になりやすく、職場に適応しにくいわけですが、
この理由になるとされているのが、歪んだ思考です。このことを精神医学の世界では「不適応思考」
といいます。ペンシルバニア大学のアーロン・ベックという精神科の教授が、「認知療法」
といわれるものの見かたや考えかたを変えることでうつ病を治療する手法を開発したのですが、
それを通して、ペンシルバニア大学のグループが発見したのが、
この不適応思考です。今ではうつ病に限らず、パーソナリティ障害、
拒食症や過食症などの摂食障害の人にも強く見られる思考パターンだといわれています。
たとえば友だちからメールの返信が来なかったときに、
何か怒らせるようなことを伝えてしまったのではないか
と考えてストレスをつのらせている人がいたとしましょう。この場合、
一般的には心配性は生まれつきの性格のせいで、変えようのないものだと考えられがちです。
けれど認知療法では、物ごとの受け止めかたのせいだと受け止めます。
そのうえで、人の性格は変えられないが、
物ごとの受け止めかたを変えることはできるという前提で治療を進めていくのです。
ベックの弟子のフリーマンは以下の12の不適応思考を想定しました。1二分割思考
白か黒かをはっきりとわける思考のことで、二分割思考の人は「敵か味方か」「善か悪か」
といった極端な判断を下します。たとえば誰かに「ここはこうしたほうがいいんじゃないの」
と指摘されたときに、この思考パターンの人は「基本的にはOKだけどここさえ直せばいいのか」
というふうにダメかいいかのあいだのグレーゾーンが考えられません。
「ダメってことか。だったら白紙に戻す」などといい出すタイプは二分割思考にあたります。
こういう人は完璧主義者であるため自分で自分を追い詰めてしまうのです。2過度の一般化
一つの事象を見て、それが普遍化された一般的なことだととらえてしまう思考のことです。
たとえば新入社員のひとりが挨拶をしなかったというだけで、「今どきの若い者は」と、
若い世代の人を十把ひとからげにして決めつける人などが典型的なタイプ。こういう人は、
自分が何かうまくいかないことがあれば全部ダメだと考えやすく、うつ病になりやすいのです。
3選択的抽出ある一面だけに着目して、それ以外のことを無視してしまう思考のことです。
それまで順調にやってきたという過去があっても、たった一度の失敗で「もう、ダメだ、
周囲の人に見限られた」などと考え、過去の成功体験には目が向かないのです。反対に、
一度信じたらいい面だけを見つめて疑うことをしないため、詐欺にあったりするケースもあります。
4肯定的な側面の否定自分のいいところをことごとく否定してしまう思考のことです。
たとえば容姿に自信のない女性がいたとして、人から「あなたは気遣いのできる素敵な人だ」
とほめられても、容姿に対するコンプレックスにとらわれ、
「自分が素敵であるはずがない」と否定してしまうというケースがあげられます。この場合、
世のなかには容姿ではなく中身に魅力を感じる人もいるのだと思えないのは不適応思考です。
どこまでも満たされることがなく、慢性的に鬱々としてしまうのです。5読心根拠もないのに、
ちょっとした相手の言葉遣いや態度から「この人はわたしのことを嫌っている」とか、
「この人はわたしのことを馬鹿にしているのだ」
などと相手の気持ちを勝手に決めつけてしまう思考のことです。
コミュニケーションをはかるうえで相手の気持ちを察するのは大切なことですが、
自分の想像は絶対に正しいと決めつけてしまうのが読心という思考の特徴。
感情的になって人間関係を損なうこともあり、
そのときに相手はもうわたしのことを嫌ってしまったと決めつけるためいよいよ落ちこみが激しくなるのです。
6占い決まってもいないことに対して予測したら、それが絶対に正しいと思いこむ思考のことです。
好きな人からの連絡に一喜一憂し、ちょっと連絡が途絶えただけで「フラれたんだ」と落ちこむ人などは、
占いという思考パターンにハマっている可能性があります。
0138情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/30(土) 09:16:58.82ID:no4AUtvc
悪い予測が現実だと思いこんでしまうため、相手から連絡があっても「好きな人ができたのでしょ」
などと執拗に絡んで破局にいたるなど、よけいに悪い結果を引き寄せてしまう。
自分で自分の首を絞める結果に陥りやすいのです。
7破局視
最悪なことを想定して、そうであるに違いないと決めつけてしまう思考のことです。
たとえば、ちょっと胃が痛いというだけで、「胃がんになった、もうこれまでだ」
と結論づけてふさぎこんでしまうことがあれば、破局視という思考の持ち主だといえるでしょう。
パニック障害の人は「息ができない、もう死ぬ」といった破局視的思考によって、
さらにパニックになってしまうのです。
8縮小視
出来事のすべてを過小評価してしまう思考のことです。自分が成功を収めていても
「こんなの誰でもできることだ」「とるに足らないことだ」などと思いこんでしまう。
謙遜であれば心の底では自己評価が高いのですが、
縮小視という思考の人は本心から自己評価が低いため、
テンションが上がらず、気分が沈みがちなのが特徴です。
9情緒的理由づけ
自分の感情状態が、思考の根拠になってしまう思考パターンです。
たとえば気分がハイなときには、実際の株価の動きとは無関係に、上がるに違いないと思い、
落ちこんでいるときには下がるに違いないと思ってしまう、
それにしたがって売り買いしてしまうといったことがあげられます。
また、「好きか嫌いか」という感情で物ごとを決めてしまうのも情緒的理由づけ。
好きな人の意見は正しい、嫌いな人の考えは間違っていると思ってしまうのです。
こういうことは意外に多くの人に見られる思考パターンですが、自分では気づきにくいものです。
10〜すべき思考
たとえば「子どもは親の介護をすべきだ」「仕事が終わるまで帰宅してはいけない」と
「かくあるべし」の考えに強く縛られることです。こういう人は、自分を「かくあるべし」で律するので、
それがうまくいかないと落ちこみやすく、うつになりやすいのです。たとえば、
「男は強くあるべきだ」と考えている人は、悩みがあっても人に相談することができず、
ある日、ポッキリと心が折れてしまうこともあります。さらにいうと、こういう思考パターンの人は、
人が自分の「かくあるべし」に沿わないと非常に不快に感じ、人間関係を悪くすることも多いのです。
また、現代では部下に残業を押し付けてパワハラといわれかねません。
11レッテル貼り
わかりやすいレッテルをつけてイメージを固定化する思考のことです。たとえば栄転なのに、
「地方に飛ばされた自分は負け組だ」などと自分にレッテルを貼るというケースでは、
モチベーションがあがらず、常にドンヨリしてしまいます。
また、他者に対して「あいつは無能だ」などと決めつけてしまうこともあります。
その人のよい点が目に入らないことから人間関係に支障をきたしてしまうのです。
12自己関連づけ
物ごとにはさまざまな要因が絡んでいるのに、自分こそが最大の、
あるいは唯一の要因だととらえる思考のことです。たとえばサッカーの試合に負けたのは
「すべて自分のせいだ」と自分を責める、あるいはサッカーの試合に勝ったのは
「すべて自分の手柄だ」と得意になるなども典型的な自己関連づけです。
12種類の思考のどれにも共通しているのは「決めつけ」と「思いこみ」。「さまざまな考えかたができる」
「白と黒のあいだにさまざまなグレーを想定できる」ことを認知的複雑性が高いといいますが、
不適応思考の人は認知的複雑性が低いために、どれもこれも当てはまるという人もいることでしょう。
誰でも不適応思考に陥ることはあるでしょう。でも「この人はわたしのことが嫌いなのだ」ではなく、
「嫌いではないのかもしれない」「たまたま反対したのだろう」と思考にゆとりがある場合は、
それ以上落ちこむことが防げます。あるいはネガティブな思考が生じても、
「それは考えすぎだろう」と打ち消すことができるなど、
思考の調整がきくようなら不適応思考に支配されているわけではありません。
また、自分の思考パターンに不適応思考に近いものがあれば、
それを自覚して気をつけることで、うつ病の予防につながるとされています。
0139情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2023/12/31(日) 02:01:41.89ID:h7S7zP0+
高齢者になると格段に処方される薬の量が増えますし、無駄な検査も増えてしまうので、
医療費を増大させる要因になります。ただ、医者が正常値にこだわらず、
「少しでも数値がその枠からはずれると、薬を使って数値を戻そうとする」という行為をしなければ、
医療費が少しは軽減されるでしょう。日本の医療体制の崩壊を防ぐには、何とかしてこの
「正常値信仰主義」を正して、無駄な検査や投薬を防ぐ必要があるのです。そのために大切なのは、
血圧の高い人が薬をやめたらどうなるのか、逆に薬を飲み続けた人はどうなっているのかを、
きちんと大規模調査することです。現状、日本の正常値にはまともなエビデンスがありません。
それならば、ただの平均値±2標準偏差である正常値に頼らず、調査によって導きだしたエビデンスを元に、
日本の医療のベースとなる治療方針を決めるべきではないでしょうか。その際には、
ぜひ「成人の正常値」だけではなく、「高齢者の正常値」についても調査してもらいたいものです。
もし許されるならば、健康状態を改善しつつも医療費を下げる研究などをしたいです。しかし、
大学医学部の教授のように研究費がない上に、研究スタッフもいないので、自分では実施できません。
現在、研究ができる立場にいる大学の教授は、非常に恵まれています。ところが、
彼らは自分たちはろくにこの手の研究をしない上に、この手の研究をする人を選挙で教授にさせません。
研究者を名乗るのであれば、研究費稼ぎのための製薬会社にこびへつらうための研究ではなく、
少しでも日本の医学に貢献する研究を進めてほしいものです。もしまともな研究をしないならば、
もっと向学心のある若者に道を譲って、引退していただきたいです。
各種検査の中で、「これは不要ではないか」と強く思うのは高齢者の「がん検診」です。
日本人の死因の一位となるがんで死ぬ人が増えるほどに、マスコミなどを通じて
「がんは怖い病気だから、がん検診を受けよう」と喧伝されがちです。
しかし、世界中を見ても日本でがんの死者数が多く増え続けている理由の一つは、「がん検診のしすぎ」
だと感じています。昨今の日本では、腫瘍マーカーなどの血液で簡単にできる検査をはじめ、
がん検診が広く行われるようになりました。しかし、がん検診がどんどん普及しているのに、
がん患者の数が増え、がんによる死亡者数も増えています。
なぜこんな不思議な事態が起こっているのでしょうか、
検診で見つけなくてもよいがんを発見しては、無理やり治療するからこそ、
がん患者やがん死者が増えているという大きな矛盾が存在するからです。
そもそもがんは治療せずに放置していても、死の直前までは痛みなどを感じづらく、
晩節を穏やかに過ごせるため、「最も幸せな病気」と言う医者もいるほどです。
余命があと数年という患者さんのがんを見つけて、
それを無理に治療してつらい思いをさせる必要はないと思います。また、どんなに対策していても、
高齢者になるほどにがん患者の割合は増えていきます。そもそもがんという病気は、
細胞の老化によって引き起こされる要素があります。かつて高齢者専門の総合病院に勤務していた際、
患者さんの遺族の許可を取り、毎年100例ほどの遺体の解剖が行われていました。
解剖してみたところ、80代後半の方で、体の中にがんのない患者さんはほとんどいませんでした。
それでも、がんが死因だった人は三分の一くらいで、
残りの方はご自身ががんであることを知らずに亡くなっていきました。高齢者であれば、
がんが体内に発生したとしても、無理やり早期発見をして、治療する必要はないともいえるのです。
「病気は早期発見するほうが良い」と思われるかもしれませんが、検診によって恐ろしいのが、
本来は治療しなくてもよい「がんもどき」を発見することです。がんには、
ほかの臓器への転移や浸潤する能力を持つ危険ながんと、これらの能力を持たない
「がんもどき」の2種類があります。危険ながんの場合は、手術などで取り除いても再発を繰り返しますし、
手術や抗がん剤治療などを行うことで体への負担が強くなり、死期が早まることもあります。
しかし、がん検診で見つかる早期がんの大半は、「早期治療したほうが良いがん」ではなく、
治療する必要のない「がんもどき」だという考え方です。悪さをしない「がんもどき」は、
転移はしないので、ご自身が症状を自覚するようになってから治療しても、決して遅くありません。
「がんもどき」の代表的なものといえば、スキルス性以外の胃がんや前立腺がん、甲状腺がんなどです。
0140情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/01(月) 09:26:11.48ID:KZJyY8xL
これらのがんは、手術や抗がん剤、放射線などで治療しようと試みられがちですが、
放置しても問題がないことも多いので、無理に治療してQOLを下げるほうが問題だと考えています。
何が言いたいのかというと、がん検診を受けても、数種類のがんをのぞけば、
大半のがんは見つけても助からないか、放置しても問題のないもののどちらかしかないということ。
ですから、日本では数多のがん検診が行われているものの、
がんの死亡者数がちっとも減らないのです。早期発見したとしても、深刻ながんの場合は、
寿命を1、2年延ばすことはできても死を防ぐことは難しいのです。非常に残念なことですが、
転移するタイプのがんは、10年ほどの年月をかけて、1センチほどの大きさへと成長していきます。
その頃になってようやくがんを発見できるわけですが、すでにその時点で、
がんは体中のいろいろな場所へと転移しています。つまり、がんの種類が悪ければ、
早く見つけて治療してもうまくいかないですし、がんの種類が悪さをしないものであれば、
治療をしなくても長生きできるのです。もちろん若い人ならば手術や治療に耐えられる力はあると思うので、
早期発見によって治療する選択肢も悪くはないでしょう。ですが、
ただでさえ体中の細胞ががん化しやすい上にその進行が遅い高齢者については、
早期発見したせいで治療を行うことになり、抗がん剤や手術で体を壊したり、
入院によって足腰が弱ったり、体力が大きく落ちてしまったりとの弊害が起こりがちです。
自身が見てきた多くの高齢者たちの中には、がん検診を受けず、自分ががんだと知らなかったがゆえに、
最後まで人生を楽しみ、穏やかに亡くなった方々が大勢いらっしゃいます。
どちらを選ぶかは価値観次第ではありますが、
検診を通じて無理にがんを見つけて戦おうとするのではなく、
もしかしたら体にいるかもしれないがんと一緒に生きるという人生を選ぶことも、一つの手段だと思います。
現在の日本の医療は、事前に病気を防ごうとする予防医療が中心です。
ですが、そのやり方はあまり意味がないのではないかと、常々思っています。そう思う根拠の一つに、
1974年から1989年にわたってフィンランドの保健局で行われた大規模な調査研究があります。
この調査では、40歳から45歳の循環器系が弱い男性が約1200人参加し、
健康管理をされたグループと何も介入しないグループとに分けて、
その後15年間にわたって追跡調査を行いました。最初の5年間、健康管理が行われたグループは、
4カ月ごとに健康診断を行った上で薬剤が処方され、アルコールや砂糖、
塩分の管理など食生活に関する指導も行われました。何もしないグループでは、
健康調査票への定期的な記入以外は、放置されたのです。その後、6年目から12年目については、
健康管理は自己管理にしてもらい、15年後に両者の健康状態がどうなっているのかを検査しました。
多くの方は、最初に健康管理されたグループのほうが、十五年目の健康状態は良いはずだ
と考えるのではないでしょうか。しかし、結果はその予想を大きく覆すもので、
がんをはじめとする各種の病気の死亡率や自殺者数、
心血管性系の病気の疾病率や死亡率などの数値は、
きちんと健康管理が行われていたグループのほうが高かったのです。
この結果を見て、「過度な医療の介入は健康を損なうのではないか」と感じる人は少なくないでしょう。
ただ、驚いたのは、このフィンランドの研究が発表された後の日本の医者たちの反応でした。
本来ならば、多くの医療関係者たちがこの衝撃的な結果に対して真剣に向き合うべきだと思いますが、
日本の多くの医者たちは「調査の仕方が間違っているのでは」といって検証もせず、バカにするだけ。
医者たちが科学者である以上、調査で自分が納得のできない結果が出たのならば、
きちんとその原因を精査すべきではないでしょうか調査の仕方が悪いというのであれば、
それを修正した上で何がおかしかったのかを具体的に挙げるか、自分たちが同じ実験を行って、
「このデータは間違っている」と指摘するべきです。科学的なデータには科学的な反論が必要です。ですが、
日本の医者の大部分は、こうした作業を怠り、自分たちの常識と違うデータは、検証もせずに排除する。
国立大学にしても私立大学にしても、彼らの研究には国からの補助金も出ています。
当然ながら、補助金は国民の税金から成り立っているのですから、
研究費をもらう以上は公共の利益に還元されるような研究をするべきです。
0142情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/03(水) 10:08:16.84ID:tHpJfbPc
これまでの常識を覆す実験や調査結果に文句ばかり言って、自分たちでその結果を調査することはしません。
これでは、日本の医学がいつまでたっても進歩しないのは当然です。
だからこそ、アメリカよりも医学の進歩が10年以上遅れてしまうのでしょう。
そもそも集団検査自体も、国際的には不要論がささやかれています。
日本では、集団検診をして、血圧や血糖値、コレステロール値を見て、異常値があれば、
検査データを正常にするために薬を出すやり方が主流です。ただ、世界的な研究で、
集団検診は結果的には患者の寿命をあまり延ばさないということが近年わかってきました。
欧米ではいち早くこの事実に気が付いたため、集団検診は廃止になっています。
現在のように、集団検診が義務化されているのは、日本と韓国くらいです。
OECDも日本の集団検診には見直しを求めているほどです。この事実について、
もっと多くの日本人は知っておくべきではないかと思います。日本でも、医者いらずのほうが、
寿命が延びた例はあります。有名な例として挙げられるのが、「夕張パラドックス」でしょう。
北海道の夕張市が財政破綻し、市民病院が廃止になり、19床の診療所となったため、
夕張市民たちが病院で医療行為を受ける回数が格段に減りました。
病院に行けないのであれば死者数は増えるのではと思われるところですが、
なんと夕張市では、がんで死ぬ人と心臓病で死ぬ人、
脳卒中で死ぬ人の数がすべて減り、老衰で死ぬ人の数だけが増えたのです。
この事例は、医療行為をしないほうが死ぬ人は減るし、
病気にならずに老衰で死ねるという疫学的な根拠になったといえます。
コロナ禍でも、医療行為をしなかったゆえに死亡者数が減るという現象がありました。
新型コロナウイルス感染症が日本にやってきた最初の年、
実は日本全体の死者数が驚くほどに減りました。
2020年は死亡数が約138万人で死亡数は11年ぶりに減少しました。
本来、少子高齢化が進んでいますから、死者数は毎年増えるはずなのに、
2020年は前年より死者数が約9000人も減ったのです。
多くの方は、コロナ禍には人がバタバタと亡くなっていったと思いがちですが、
コロナが流行ったせいで医療機関に行かなくなった患者がものすごく増えました。
何しろ熱があったらコロナだとみなされ、病院に拒絶されることが多かったのですから。
その後、2021年と2022年は史上最大の死者数を更新しました。
これは、以前と同じように医者の治療を受けていたら死んでいた人たちが、
一年間寿命が延びた結果だと考えれば、
医者に行かなければ一年くらい寿命が延びるという大きな推定根拠になったと思います。
そして、もう一つの特徴は老衰が大幅に増えていることです。これも医者に行かないと、
病気で死なないで自然に死ぬことができるということでしょう。医者が無理やり病気をつくった結果、
本来は治療しなくてもよい人が治療する羽目に陥っているケースが驚くほど多いことが、
これらの事例からよくわかるのではないでしょうか。健康診断などで「血圧が高い」とわかると、
ほとんどの医師は次の3つを指導します。「塩分摂取を控えましょう」「飲酒を控えましょう」
「薬を飲みましょう」医師にそう言われた人は多いのではないでしょうか。
40代から血圧が200程度と高い状態でした。でも、現在に至るまで塩分はまったく控えていないし、
お酒も飲んでいます。その理由は「血圧のために楽しみを我慢したくないから」です。
薬については、現在は降圧剤を飲んでいます。きっかけは、50歳頃に受けた心臓ドックで
「心肥大」を指摘されたことでした。しかし、処方された数種類の降圧剤の服用を始めたところ、
血圧が正常値まで下がる半面、頭がボーッとしてフラフラし、仕事や日常生活に支障が出てしまった。
そこで私は薬の種類や量を自分で見直して、自分が調子いいと感じられる「170」
くらいでコントロールするようにしています。なぜ、そのような判断をしているのか。たとえば、
「塩分摂取」に対する考え方について説明します。「塩分の摂り過ぎは健康に悪い」とする“健康常識”
は長く喧伝されていますし、厚生労働省も日本高血圧学会も「日本人の塩分過多」を問題視しています。
厚生労働省「国民健康・栄養調査」によると日本人の塩分摂取量は1日平均約10グラム。
諸外国に比べて多いため、「塩分の過剰摂取が高血圧の原因の一つである」として、
同省の「日本人の食事摂取基準2020年版」では、男性7.5グラム未満、
女性6.5グラム未満を1日の摂取目標量としており、高血圧学会も6.0グラム未満と定めています。
0143情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/04(木) 08:45:02.72ID:jKXHA113
日本人の塩分過多は食事内容によるものです。
昭和50年代の半ばまで日本人の死因第1位を「脳卒中(脳血管疾患)」が占めたのは、
ご飯に干物、納豆、漬物、味噌汁といったかつての典型的な日本食メニューに一因があるとされ、
その特徴は、塩分が多い割にタンパク質が少ない点でした。血管の材料であるタンパク質が不足すると、
血管の弾性が失われ、脆くなり、破れやすくなってしまいます。
塩分摂取で血圧が高くなるうえに、血管が脆くなれば、破れやすくなるのも無理はありません。
当時は血圧150くらいで脳出血を起こす人が多かったようです。全国的に「減塩運動」
が実施されたこともあり、脳卒中が日本人の死因1位の座を「がん」に譲り渡して今日に至りますが、
「減塩」ばかりが脳卒中減少の理由ではないと考えます。この間に家庭でも外食でも
「肉類を食べる機会が増えた」ことで、日本人のタンパク質摂取量が飛躍的に増え、
「血管が丈夫になった」ことも大きな要因と言えるでしょう。実際、高血圧対策として「減塩」
を強く勧めるのは、実は根拠があまりありません。そもそも減塩だけでそんなに血圧が下がるわけではなく、
塩分を減らしたことで平均寿命が伸びるというデータもないのです。自身、
降圧剤で血圧を170程度に保っていまし。それは、薬を飲まないと220などに上がってしまうからですが、
170より下げないのは、自分にとって「その状態が調子良く感じられるから」です。
なぜ血圧170で調子が良いのか。実は血管年齢が「90歳」
と指摘されるくらい動脈硬化が進んでいます。そのため、血圧を高めに保っておかないと、
十分な酸素や栄養素が脳にまで行き渡らないからだと考えています。
「血管年齢90歳」こそ心配だと思われるかもしれませんが、心臓ドックで調べた結果、
冠動脈の狭窄は起こっていないので、今のところは心筋梗塞のリスクは高くないと判断しています。
だからコレステロール値を下げる薬も飲んでいません。
将来、冠動脈に狭窄が見つかれば、その時はステントやバルーンなどで治療するつもりです。
通常、医師はそうした持病などがある患者に対しては、様々な数値を「正常値」まで下げたがるものです。
それは、将来の様々な病気の発症リスクを下げるためという大義名分の下に行われる医療の現実です。
しかし、皆さんに知っていただきたいと強く思うのは、血圧であろうが、
コレステロール値であろうが、血糖値であろうが、それらの数値を薬で下げた群と下げない群で、
5年後や10年後の死亡率がどう変わるかを調べた国内の大規模比較調査が「一つもない」ことです。
海外の研究データを示して「死亡率を下げる」と言っても、説得力はありません。
急性心筋梗塞での死亡より13倍も「がん死」が多い日本に、
両者の割合が同程度であるアメリカやイギリスの健康常識を当てはめるのは不自然ではないでしょうか。
日本と欧米では、当然ながら食生活も体質も違います。
まず、日本の医療界は「薬で数値を下げれば長生きできる」の根拠を、
日本人に関するデータによって示すべきでしょう。しかし、仮にそうしたエビデンスが出たとしても、
「薬を飲むと頭がフラフラするから嫌だ」と言う選択肢は、やはり患者にあると考えます。
血圧を正常値にするために薬のせいで頭がボーッとした状態でこの先30年を生きていくか、
あるいは寿命が多少短くなるリスクがあるけれど、頭がシャキッとした状態で生きていくかを考えました。
患者自身が自己選択を行うということです。お酒を飲むことも、塩分を控えるかどうかも、
自己選択の範疇でしょう。少なくとも、科学的な根拠もなく「薬を飲まないと病気になる、早死にする」
などと言う医師は、患者を脅しているようなものであり、患者自身の自己選択を奪っていると考えます。
もちろん、血圧や血糖値、コレステロール値が薬で正常値まで下がることに喜びを見出す人もいるでしょう。
医師に言われるように食べたいものを我慢したり、お酒を控えることで「健康のために頑張っている」
と満足を得られる人もいるかもしれません。そうした人にまで「薬をやめたほうがいい」
とは一言も言っていません。病院を信じ、医師を信じ、言うとおりにすることが喜びにつながるなら、
それで構わないと思います。大事なことは、医師ではなく、患者本人の幸福感が向上することです。
「健康のためだから」と好きな食事やお酒を過度に節制してストレスが増すようでは、
本末転倒ではないでしょうか、と言いたいのです。シニア世代になればなるほどに、
がんや心筋梗塞、認知症などの病気以上に怖いのが老人性のうつ病です。
0144情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/05(金) 09:12:52.54ID:Z16PKp+f
「うつ病など、たかが心の病気」と思われる方もいるかもしれませんが、
うつ病を決して軽視してはいけません。長く生きるのも大切なことではありますが、
やはり楽しく生きることこそが人生の目的だと思うからです。うつ病になれば、
毎日心が鬱々として引きこもりがちになり、自分が生きていることで迷惑をかけていると考えるようになり、
体や脳をあまり使わなくなって老化が深刻化し、身体機能や精神面がどんどん衰えていきます。さらに、
うつ病になると免疫機能も下がることも明らかになっています。つまり、うつ病は主観的な不幸を感じ、
QOLを下げる上に、免疫力が下がって死を早める危険性を伴っているのです。
本来は「心の病気」に対してより一層の配慮をするべきなのに、日本では精神科の教授はたくさんいても、
心の専門家やきちんとしたカウンセリングができる人や教えられる人はほとんどいない。
ですから、精神科があっても、それを現代の医療体制に上手に組み込めていないのです。
特に、昨今精神科の重要性が増しているのが、終末医療の現場です。
アメリカなどでは、終末医療の現場には必ず精神科の医師がチームの中に加わります。
しかし、日本では緩和ケアにおいても精神科医がチームの一員に加わることはほとんどありません。
それも、医療業界特有の、縦割りの縄張り意識がいまだ強い上に、
薬を使うだけで終末期の心のケアができないので、精神科が役に立たないと思われているのでしょう。
ただ、本来患者さんの利益や幸せを考えるのならば、
縦割りの組織をやめて多くの専門家同士が協力する必要があるはずです。
どうせ医者に心理ケアができないというのであれば、
日本の医療体制もいち早く、アメリカ型のチーム医療に切り替え、
臨床心理士や公認心理師のような心の専門家とチームを組むべきではないでしょうか。
人間はただ生きているだけでは、幸せになれません。
にもかかわらず、患者さんの心や人生を考慮しない医者は非常に多いのです。
そのわかりやすい例が、コロナ禍における医者たちの発言でしょう。
新型コロナウイルスは、医者がどのような考え方をするのかを浮き彫りにし、
医者という病を白日の下に晒した病気だったと思います。
コロナ禍における感染症の専門家たちの会議の結果を見て、もっとも問題だったと思うのは
「コロナという病気にさえかからなければ、ありとあらゆることを犠牲にしていい」
という主張がまかりとおっていたことです。
たしかに、感染症の予防という観点では、自粛生活は効果的だったかもしれません。
おかげで、コロナだけでなく、肺炎やインフルエンザの患者数も激減しました。
ただ、考えるべきは、感染症にならないために、ほかの生活をすべて犠牲にしてよいのかという視点です。
日本の医師たちが推奨する過剰な感染対策により、高齢者は外に出られなくなりました。
その結果、筋力が弱って歩けなくなったり、精神的に参ってうつ病が増えたり、
人と話す機会が減って認知機能が低下したりといった弊害が起こりました。大半の日本の医者は、
患者の心の治療についてはほとんど踏み込まないですし、知識がありません。ですから、
「それだけ長期間閉じこもっていて人と喋らなければ、うつ病や認知機能に支障が出る人が増えてしまう」
という考えが生まれなかったのです。だからこそ、専門家会議と称する専門バカな人々が、
会議で集まって議論しては、ひたすら感染対策の徹底を訴え、自粛を要求し、
高齢者は子供や孫と会わないよう指導しました。この対策は明らかに間違いだと思いますが、
専門家たちは「死者も感染者数も少なかったのだから、日本のコロナ対策は正解だった」と言います。
高齢者の多いスウェーデンやフィンランドでは、なるべく自粛政策を行いませんでした。
それでは、要介護高齢者が急増すると考えたからです。ところが、もっとも高齢化率の高い日本は、
世界で一番長い自粛政策を取りました。彼らの行った感染対策の最大の問題点は、
長期的視野が欠けている点です。この後遺症として、5年もしないうちに、
要介護者がものすごい勢いで増加しているだろうと思っています。
つくづく日本の医者たちは、目の前にいる患者さんの状態や、
その患者さんの先々にどのようなことが起こるか予想をする能力が著しく乏しいとよくわかります。
患者のその後の人生がどうなろうと、目の前の病気さえ治れば、
あとはどうでもいいと考えているのでしょう。
医者が患者さんの心理的な悪影響を考えていないとわかる場面が、「余命宣告」です。
0145情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/06(土) 10:02:14.41ID:P5AxETK0
みなさんもドラマなどでご存じだと思いますが、
がんをはじめとした命にかかわる重大な病気を患っている患者さんに対しては、
医師から余命宣告が行われることがあります。そして、現実の余命宣告は、
ドラマ以上にドライで無感情に行われるようです。当然のことですが、無表情の医師からいきなり
「あなたの命はあと三カ月です」などと言われれば、誰しも大きなショックを受けます。
しかし、余命宣告を受けたとしても、あまり心配しすぎるのはよくありません。
もちろん、もう少し丁寧に言うことが増えてきたようですが、
いずれにせよ短期間での余命を告げられることが多いようです。
なぜなら、余命の期間は、患者さんには短めに言うのが医者にとって常識だからです。
どうしてそんな患者の心を曇らせるようなことを言うのかというと、ひとえに医者自身の保身のためです。
たとえば、「あと半年の命です」と伝えたものの、仮に三カ月で亡くなった場合は「あの先生はヤブ医者だ」
と恨まれてしまいます。反対に、「半年」と伝えていた余命期間を越えて、1年以上生きられた場合は、
「先生のおかげで長生きできました。どうもありがとうございます」と感謝されるでしょう。
つまり、どう考えても短めに言っておいたほうが、医者にとってはリスクが少ない。
ただ、患者さん本人にとっては、余命宣告を短めに言われること自体はたまったものではありません。
精神的なショックが大きくて、気持ちが落ち込み、中には「自分はもう少しで死んでしまうのだ」
という思いからうつ病になる方もいらっしゃいます。心理状態は免疫に大きく影響するので、
QOLの低下はもちろん、死期を早めるリスクもあります。本来、心ある医者であれば余命宣告はしません。
仮に嘘であっても「まだまだ元気でいられますよ」「同じ病気で三年以上生きておられた方もいます」
などと言って元気づけてあげるべきなのに、自分の評判を優先するがゆえに、
患者さんの心理的インパクトなどを考えず、短めの余命を宣告するのです。
一方、名医と言われる方の多くは、治療が難しいことを告げても余命は伝えないそうです。
もちろん生前に財産整理や家族への遺言作成などを行っておきたいという方もいると思います。
知りたいという方は「最悪のケースを教えてください」と質問するのが良いでしょう。その際、
短めの余命を言われるケースが多いと思いますので、過剰にショックを受け過ぎない心構えが重要です。
もう一つ、つくづく日本の医者には心がないと思うのは、治療に対する説明が非常に不足している点です。
どのような患者さんであろうと、その治療法をきっちりと説明します。自由診療で治療を行う場合は、
金額についても包み隠さずお知らせします。もしその説明を聞いた上で、それでも「受けたい」
というのならば治療を進めますし、そうでないなら別の方法を考えます。きちんと説明し、
相手の理解を得るのが基本なので、治療方法を勝手に押し付けることはありません。
外科の手術でも十分に説明して手術を受けるかどうかを決めるインフォームド・
コンセントがかなり普及してきましたが、内科の場合、血圧が高いというだけでろくに説明をせずに、
一生使うような量の薬を処方して、飲むように命令するようなことをします。このように
「治療法を自分が納得した上で選ぶ」という考えは、残りの人生を豊かに生きるために必要なもの。
特にシニア以降の患者さんにとっては、欠かせない考え方でしょう。
だからこそ、医者がきちんと治療法やそれに付随する副作用を説明した上で、
患者さんが今後の人生をどうやって生きていきたいかを丁寧にヒアリングするべきです。
しかし、大半の医者はろくに説明もせずに薬だけを処方し、やれ「塩分は控えろ」「酒を飲むな」
と無理強いしてきます。人に残りの人生の質を左右するような治療を強制する以上は、
エビデンスをしっかりと出して説明してほしいものですが、それすらやりません。一般的に医者というものは、
「患者にとっての人生の幸せというものは、長く生きるということ。薬を飲み続けた結果、
長く生きられればそれが幸せなのだ」という価値観を押し付けがちでもあります。その上、
医者は自分の考えを否定されるのが大嫌いです。患者から「残りの人生、血圧がちょっと高くてもいいから、
こんな味気のないものを食べ続けるのは嫌」「体調が悪くなるから血圧の薬を飲むのは嫌だ」
などと言われようものなら、過敏に反応して怒り、患者を叱ることすらあります。
0146情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/07(日) 07:45:09.42ID:oV4OsCtz
もちろん、その患者さんが「多少寿命が縮まったとしても、もっとおいしいものを食べたい」
「血圧が上がって死亡リスクが上がっても、やりたいことをやって生きていきたい」
などと自分のQOLを重視した結果、脳卒中や心筋梗塞になったり、
予定よりも早く亡くなってしまうケースもあるかもしれません。
しかし、それはその人自身の死生観に基づいた選択です。
食べたいものも食べられずにベッドの上で不調に耐えながら長生きするのと、
好きなことをやりたい放題やって少しだけ早く死ぬのと、
どちらが良いかはその人個人の価値観の問題でしょう。さらに、治療の副作用で早死にしたり、
かえって免疫機能を落としてがんになったりすることを、医者は考えてくれません。
彼らが言う標準治療は、エビデンスに基づいていないものが大半である上、
いろいろな調査研究が新たに出てきてもそれを受け入れようとしない石頭の医師が、
残念ながら圧倒的多数です。ただ、みなさんには、ご自身の残りの人生を限りなく豊かにするために、
医者の言葉に流されない付き合い方を、ぜひ実践していただきたいと思います。
女性でコミュニケーションが苦手というのは、他にも影響がありますか「特に女性社会だと苦労します。
男性社会って雑な言い方をすれば、ミスをしても『おもろいやつ』っていう扱いになりますが、
女性社会は調和を求めることが多く見られます。調和と協調を重んじるカルチャーですね。
そのカルチャーから外れると排除されやすいですよね。さらに困っている人のところには、
男の人が寄ってきやすいんです。そうすると『男の人に助けてもらって、計算なの?』ってなることも」
男性に媚びを売っている意識はないのに、そう見られてしまうんですね。「でも、
普段疎外されている人たちは、こういうときに男性に助けてもらうと、やはり脳がとろけてしまうんですよね。
最初はそんなつもりはなかったけど、助けてくれたことを学習してしまい、
依存のような形になってしまうケースもあります」本人の問題というより、
特性による周囲との問題が積み重なって影響を受けていることがよくわかりました。
大人になってそれが障害によるものだとわかっても、向き合うのは難しそうですね。「障害と自尊心って、
相矛盾するものなんです。発達障害の人は、一つの価値観にとらわれる傾向があります。
それが少しでも劣っていると自分の価値を認められず、自尊心が傷ついてしまいます」女性には、娘、妻、
母、と価値観が変化するということもありますよね。発達障害の女性はいったいどうしたらいいのでしょうか。
「いわゆる“普通”とされる価値観ではない価値観に触れることが大事です。例えば、現代社会においては、
効率よく仕事ができる、お金を稼げることが価値と考えられています。でも本来は、
それは価値観の一つで全てではないですよね。他にも価値はあるということを理解し、
自分の価値観に組み込んでいくっていうのが、大事になります。SNS、病院や福祉、患者会でもいいです。
日常とは違う人たちの価値観の中に入ると、多分見え方も変わってくるし、
楽になるのではないかと思います」「人のせい」にするということは、自分のせいではないと訴えます。
他に選択肢が無い私が母親のコピーになっていくのは、私の責任ではありません。
確かに、その一択を拒否する手段はあります。母親を殺すか、私が自殺すればいいことです。
自分が「母親のコピー」になることは、自分の責任ではないと考えています。
当然のことながら、仮に彼が言う母親からの教育がすべて事実であったとしても、
それによって彼の刑事責任が相殺されることはありません。そのことは彼も理解していたはずです。
そもそも彼は、犯した罪によって自分が死刑になることを予見していました。
それでも犯行を思いとどまることができなかったのは、なぜなのでしょうか。
その背景には、上記の無責任さに基づく、自分自身への関心の希薄さが見え隠れしています。私は、
自分のことはどうでもいい人です。死にたいわけでも死刑になりたいわけでもない、と書きましたが、
死にたくないわけでも死刑になりたくないわけでもありません。どうでもいい、といっても、
どうなってもいい、とやぶれかぶれなのではなく、単純に、自分で自分の将来に興味が無いということです。
なんでも「人のせい」にする彼は、紛れもなく無責任です。しかし、そのように無責任であること自体に、
彼は責任を負いません。もしかしたら、無責任である自分がどうなろうが、その責任は自分にはない、
と考えていたのかも知れません。無責任さは、自分自身への関心の希薄さと表裏をなしているのです。
0147情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/08(月) 08:26:38.12ID:w+7MYKdY
自分の人生を自分の人生として引き受けられない。それは、言い換えるなら、
自分の人生が他者に決定されたものとして理解される、ということです。
そしてここから二つの帰結が導き出されます。一つは、自分の人生に「功績」を感じられなくなる、
ということです。たとえば「私」が厳しい受験戦争に勝ち抜き、難関校に合格したとしましょう。
多くの場合、「私」はそれを自分の功績だと思いたくなります。そのとき「私」は、自分の力で、
自分の意志によって努力し、その結果として大学に合格したと考えようとするからです。言い換えるなら、
「私」の強い意志がなければ、大学に合格できなかっただろう、と見なすことを意味します。ところが、
「私」が自分の人生を引き受けられないとき、大学に合格できたのは「私」の意志によるものではなく、
「私」が置かれていた環境によるものだと理解されます。すなわち、両親が教育熱心であり、
進学校や予備校に通わせたり、参考書をいくらでも買ったりできるような経済力を持っていたからこそ、
「私」は大学に合格できたそのように考えることになります。恵まれた環境のパワーに比べれば、「私」
の意志が果たした役割など、ほんのささやかなものでしかありません。つまり、大学に合格できたのは
「私」の功績などではなく、両親の手柄になってしまうのです。そして、功績と同様に無効化される概念が、
「責任」に他なりません。たとえば、親から「テストのときに分からないことがあったらカンニングしなさい」
と教えられて育った子どもを考えてみましょう。その親は、
子どもがカンニングせずにテストで悪い点数を取りでもしたら、「なんでカンニングしなかったんだ」
と言って、子どもを殴るとします。この子どもは、親の言うことを信じ、
テストのときに分からないことがあったら、何の悪気もなくカンニングをするようになるでしょう。
では、その責任はその子どもにあるのでしょうか。おそらくそうはならないはずです。
その子どもがカンニングした責任は、その子どもをそのように育てた親にあるに違いありません。
このとき子どもは、親の教育に対して無力なのであり、
自分の行為に対して責任を持つことができないのです。
功績と責任は、ともに、人間の自由な意志を前提にしています。
反対に、自由な意志が否定されるとき、功績も責任も成り立たなくなってしまうのです。
そして経済格差や虐待の問題は、ある種の無力感を催させることで、
人間から自分の人生を自分の人生として引き受ける可能性を奪ってしまいます。
「無敵の人」が起こす自暴自棄な犯罪には、そうした、
自分の人生に対する無力感に基づく、特有の無責任さが伴っているように思えます。
自分で恐ろしい犯行を起こしながら、どこかで、自分がその犯行を起こしている責任は、
そうせざるをえない状況へと自分を追い込んだ環境にあるのであって、
自分のせいではない、という感覚です。そうした無責任さに飲み込まれるとき、
人間は、いわばすでにエンディングが決定している映画を眺めるように、
自分の行動を外部から静観するかのような感覚に陥るのではないでしょうか。
そしてそのとき、これは他ならぬ自分の人生なのだから、大切にしなければならない、
尊重しなければならないという気持ちも、湧き起こらなくなるのではないでしょうか。
自暴自棄型の犯罪と、自分の人生への無力感、そしてそれに基づく無責任さの関係は、
通り魔事件のうちにも見出すことができます。事件の背景には極端な価値観があり、
そしてその価値観は母親からの影響によって形成されたものでした。
その自己認識が、彼にとって何を意味していたのかを考えるために、
彼が獄中で執筆した著書における証言を見てみましょう。
そこでは、何かにつけて「人のせい」にするという自らの性格について、次のように述べられています。
何故このようなものの考え方になったのかと考えて自分の人生をさかのぼってみましたが、
最初からそうだった、としか考えられません。このような考え方に変わったきっかけになる出来事等は無く、
こうして自己分析するまでは、この考え方は当たり前のこととして、何の疑問も持っていませんでした。
とすると、これは幼少の頃の親、特に母親から受けた養育の結果だということになりそうですが、
このように書くと、人のせいにしている、と批判されるのでしょう。つまり、自らの母親のもとに生まれてきた、
ということが、彼にとって自らの性格を決定する唯一の出来事だったのです。だからこそ彼は、
自分がなんでも「人のせい」にするということは、自分のせいではないと訴えます。
0148情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/10(水) 09:44:48.84ID:jjDrtZlx
決めたことをますます実行できなくなって負のループに陥ります。HSPや繊細さんに限らず、
ポジティブな出来事よりもネガティブな出来事に敏感な方は行動して「うまくいかなかったらどうしよう」
と後ろ向きな想像をすることが多いです。だから行動自体が億劫になってしまい、
色々なことを先延ばししがちです。反対に、行動できるタイプの人は「うまくいったらどうしよう」
と考えるんです。ここでうまくスピーチできて、褒められて、その先の結果に結びついたら楽しそうって。
行動を抑止するネガティブな発想がありません。自分はネガティブ思考だからすぐ行動できないと、
落ち込む必要はありません。先延ばしグセ自体は本人の問題ではなく"脳の仕組み"のせいなんです。
まずその性質を知ることが大切です。自己肯定感が低く、何か行動する前に否定的になりがちな人は、
自分に部分点をつけてあげることをおすすめしています。例えば一冊何か本を読みたいと思っても、
なかなか進まないことってありますよね。そんな時は、1日1行読んだだけ、本を手に取っただけでも、
読むための行動ができたと認めていくのです。予定通りのところまで読めなくても1ページ読めたなら、
10点満点中、2点くらい自分にあげても良いと思います。すべてを0か100で考えると、
できない自分が嫌になり先延ばしにつながります。完璧でなくても、少し動けた自分を褒めてあげる。
この積み重ねで心理状態も徐々に上向いていき、すぐやる人に近づいていきます。
身近に情報が溢れすぎていることが原因の一つだと思います。さらに価値観が多様化しているため、
自分の軸を持ちにくくなっています。軸がないと、入ってきた情報を「その通りにしなければ」
と何でもかんでも受け入れてしまう。するとあちこちに意識が散って、集中できない状況に陥るのです。
情報がいくら多くても、自分の中に明確な目的があれば、方向を見極めて一点に集中することができます。
例えば、何か資格を取得したいとき資格取得自体は目的にはなりません。
その資格を活かしてどんな自分を目指すかが最も重要です。しかし、
勉強を続けるうちに資格を取ることだけが目標になってしまうことがあります。
本来の目的を見失ってしまうと、努力の方向性がズレてしまいます。
片付けであっても、くつろぐ空間を持ちたいのか、仕事のスペースを整えたいのかなど、
目的をまず明確にしましょう。「何のために片づけるのか」という目的が明確になれば、
手段である片づけに集中できるので作業も捗ります。
集中力を阻害するものを特定して排除することも有効です。特にスマホは時間泥棒の主犯格です。
何かに集中したいときはスマホを別の部屋に保管する。ダラダラ見てしまうアプリがあれば、
沢山スクロールしないとアクセスできないようにします。テレビのせいで集中できないのであれば、
リモコンを遠くに置いたり、コンセントを抜いてみましょう。反対に、何か集中したいものがある場合には、
すぐ手に取れる場所に置くのがおすすめです。読書習慣が欲しければ本をいつも座る席の近くに、
何か演奏がうまくなりたければ楽器を日頃から目に入る場所に置くと良いでしょう。
私たちは視界からの情報に強く影響されているのです。リモートワークで集中するためには、
2つの対策が考えられます。一つ目は、同じ場所で同じことを行う習慣をつけることです。
家のこの部屋では事務作業、企画を考えたりクリエイティブな作業は喫茶店で、
などと場所を決めてみるのです。これは、一部屋しかなくてもできます。
家の中で机に座る向きを変えるだけでも良いでしょう。
窓が見えるか見えないかだけでも気分を切り替えられますよね。
これを心理学では「アンカリング」と呼びます。同じ場所で同じ作業をすると決めると、
徐々に脳に刷り込まれていくので自ずと集中できるようになるのです。二つ目は、メモを活用することです。
例えば、在宅勤務中に宅配便の受け取りなどで作業を中断せざるを得ないとき、
何の仕事が途中だったのかを付箋に書き残しておきましょう。
机に戻ってきた未来の自分が、何から手を付けるべきか迷うのを防ぐためです。
また、仕事やプライベートで考え事が多すぎて集中できない状況にもメモは有効です。
頭の中だけで考えているときって、どうしても物事を大きく捉えすぎてしまう傾向があります。
頭にあるモヤモヤを書き出して見える化してみると、意外とあっさり解決できることに気づくものです。
付箋やノートを用意して手書きするのがおすすめです。日々頻繁にデジタルに触れている人ほど、
メモはアナログにすると気分転換にもなって良いと思います。
0149情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/12(金) 15:12:17.32ID:txIpxuKS
50過ぎて我ながら情けない。とにかく、アプリはすべて削除。
一緒に登録したと思われる怪しいLINEアカウントも、すべてブロックのうえトークを削除。
あと、不正利用でない以上は、不足分を払わねばならない。
マンションの部屋のタンス預金から必要な額を持ち出し、
借りたキャッシュカードで入金。しかし、またアプリをダウンロードされたらお手上げだ。
そこで、施設へ訪問診療に来ている精神科医に相談したところ、病院を紹介してもらい、
CTスキャンや心理テストを受けることになった。結果は、「前頭側頭型認知症」の疑い。
このタイプの認知症は、脱抑制といって食欲・性欲などを抑制できない
(そういえば、70代後半になってから10キロ以上も太った)、甘いものばかり欲しがる
(毎日のようにアイスを食べているらしい)、罪悪感や恥の意識を感じにくい
(今の状態がまさにそれ)、といった特徴があるとのこと。病気だから仕方がないのか
こうした症状をある程度抑える薬はあるというが、きちんと服薬管理をできないといけないほか、
服用するとボーッとして転倒リスクなどがあるため、認知症のひとり暮らしでは処方しづらいそう。
というわけで、一度は自宅マンションに戻ったものの、
本格的に介護施設へ移すべく相談を始めているところ、再びのトラブルに見舞われることになる。
ケアマネジャーから「1日以上帰宅していない」と連絡があった。何度か電話をしてようやく繋がると、
またもや想像していなかった言葉が飛び出た。「いま、交番でお巡りさんと一緒にいます」
認知症が進行して、ついに家に帰れなくなったか、と思ったらそうではなかった。警官の説明によると、
またもやデリヘルを呼んだところ、事が済んでから丸一日眠りこけてしまったのだが、
目が覚めるとお金(タンス預金から持ってきた札束)を入れたカバンが見当たらないというのだ。
財布に残っていたお金ではホテル代が払えず、交番に突き出されたというわけである。
再び向かったものの、デリヘル嬢は盗みなんてしてもすぐに足がついてしまうわけで、
客のカバンを盗むとは考えにくい。実際、警官がラブホの防犯カメラをチェックした限りでは、
デリヘル嬢がカバンを持って出たようには見えなかったとのこと。
とにかくホテル代は払わねばならないので、警官に教えられたホテルへ行くと、
フロントのおばさんから、「この前は倒れて大変だったでしょう」と言われる。同じホテルだったのか。
その後、姉と一緒にタクシーで家まで送り届けたところ、玄関先に件のカバンが。札束も入っている。
つまり、カバンを持って外出することを忘れたうえ、カバンを忘れたことも忘れた、
ということになる。この「色ボケジジイ」の行動が落ち着く日は来るのか絶望が深まる。
少々遅くまで寝ていたところを着信音で起こされた。スマホに表示されているのはケアマネさんの名前。
「実はまた、お父様が昨日から帰宅されていなくて。お電話したら、またラブホテルにいらして、
お金がなくて出られないとおっしゃっています」前回から2週間ほどしか経っていないではないか。
「息子さんに電話してお金を持ってきてもらったらどうですか、と言ったら、『怒られるから電話できない』と」
たしかに、父親のところに電話をかけても出ない。仕方がないので姉に頼むと、
姉からの電話には出たので、ラブホの場所が判明。前回と同じであった。
とにかく迎えに行かないことには何も始まらないが、以前の私の激昂ぶりが不安だったのか、
姉も一緒に行くという。そういうわけで、駅で待ち合わせ、2人でホテルへ向かう。
姉と並んでラブホの玄関をくぐったことのある人間なんて、この広い日本で何人いるのだろう。
背徳の関係ではないが、いずれにしても、おおっぴらに言える話ではない。
フロントに言って鍵を開けてもらい、部屋に入ると、「おう、来たか」相変わらず、恥じる様子は皆無。
ふつふつと怒りが湧き起こるがぐっとこらえて、「帰るからちゃんと服を着なさいよ」と声をかける。
父親が立ち上がってジーンズを引き上げると、失禁の跡。オシッコも満足にできないのに、
デリヘルは呼ぶのか。自動精算機でチェックアウトすると、宿泊代に延長料金、
ルームサービスで食べたピザやらステーキやらの代金を合わせて30,000円也。
シティホテル並の金額になっている。自分の財布から万札を取り出し、一枚ずつ入金する行為が虚しい。
駅の方まで行かないと、タクシーが拾えない。ラブホを出て、怒りのあまり早足になる私、
父親を気にして振り返りながらゆっくり歩く姉、そして杖を突きながらヨタヨタついてくる父親。なんとも哀れな行列であった。
0150情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/13(土) 10:49:34.39ID:vj0EzTBw
1. 思いやりや優しさは、ある程度の知性がある人でないと伝わらない
あなたがどれだけ「思いやり」があっても、相手がそれに気づけるかは別の話。
優しさに気づくためにはある程度の知性や深い理解が必要です。
逆に言えば、あなたも気づけてない周りの優しさを受けているかも。

2. 悪口を言われている人より悪口を言っている人の方が地雷
悪口の対象になっている人は、一見悪い人に聞こえます。
でも、結局は目立っているだけで人間関係のトラブルを起こす人はいつも「悪口を言う方」
だということが多くあります。ウワサに惑わされず、人の本質を見ていきたいものですね。

3. 「〇〇さんがアナタの悪口言ってたよ」と告げ口してくる人が一番厄介
「あなたのためを思って」という態度で、あなたが悪く言われていたことを告げ口をする人は、
トラブルの発生源になります。このような人との関わりは、慎重になった方がいいでしょう。

4. 初対面で馴れ馴れしい人は地雷
初対面で過剰に馴れ馴れしい人は、「フランクに話せるようになるまでのコミュニケーションを端折る」
という選択をしています。他人への敬意が低いので、問題を起こしがち。
根本の性格はいい人も多いでしょう。

5. 相手が怒っているのは、相手の課題
相手がよく怒る場合、「自分が悪いんだ」と自分の責任に感じる人も多いですが、実はそうではありません。
人が怒るときは、ほぼ怒っている本人の心の課題が背景にあります。
自分を責めるのではなく、冷静に対処すればいいだけです。
0151情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/14(日) 06:00:35.24ID:2ahKIrqQ
県感染症情報(12月18日―1月7日)
結核6例。
梅毒4例(30代男性、40代男性、50代男性、20代女性)。
過去分として
梅毒1例。
県感染症情報(12月25日―31日)
新型コロナウイルス感染症340例。
県感染症情報(1月1日―7日)
新型コロナウイルス感染症374例。
0152情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/15(月) 21:27:28.98ID:ZaBV7BK7
動脈硬化を促進していると言われています。そのため、
健康のためにもコレステロールを減らしましょうということが声高に叫ばれています。
でも、そんな悪者のコレステロールが、実際には自分の肝臓でつくられているって知っていましたか
わざわざ自分の体でつくっているわけですから、悪者どころか重要な物質だということです。
コレステロールの働きをいくつかご紹介します。全身の細胞ひとつひとつの細胞膜の原料です。
コレステロールがなければ細胞分裂はできず、新しい細胞がつくられなくなってしまいます。
性ホルモンや副腎皮質ホルモンなど体の重要なホルモンの材料にもなっています。
骨の成長には欠かせないビタミンDの原料にもなっています。
人はコレステロールがなくては生きていけないのです。そのコレステロールは、
70〜80%が肝臓でつくられ、あとは外からコレステロールを含む食品を食べることで補っています。
もし大量のコレステロールを含む食事をしても、
肝臓がつくるのを控えて常に同じ量になるように調整してくれます。
きちんと運動をして消費されている限り、食事の摂取がコレステロール値に反映されることはありません。
塩や砂糖の摂取量もそうですが、体に害が及ぶほどたくさん摂ろうとすると、
まずくて食べられなかったり、喉が渇くので水を飲んで濃度を薄めようとしたりします。
そのように私たちの体はちゃんとバランスを取るためのセンサーが働いていて、
何でも摂りすぎることがないよううまく調整しているのです。
コレステロールも同様。食事で多く摂りすぎたときは、
肝臓が分泌量を抑えて調整してくれているのです。たしかに動脈硬化の人の血管を調べたとき、
血管内壁にベッタリとコレステロールが張りついているのは事実です。でもそれは結果論で、
動脈硬化になるような血管だったからコレステロールが修復しようとして集まったのではないか
そういった見解も出てきており、必ずしもコレステロールが高血圧や動脈硬化につながる、
とは言い切れない部分もあるのです。そこで人間ドックを受けるとき、
ある実験をしてみました。血液検査では、コレステロール値も調べます。
コレステロールが細胞の修復をしているなら、激しい筋トレを行って筋肉を破壊したとき、
コレステロールが増えて壊れた筋肉細胞を再生しようとするはずです。
すると血液中のコレステロール値も大きく上がるのではないかと考え、
人間ドックを受ける前日にあえて激しい筋トレを行って、血液検査に臨んだのです。
結果、予想通りコレステロール値は異常に上がっていました!改めて「人間の体はすごいな」
と感心したものです。細胞を再生するための機能がこんなにしっかり働いているなんて、と。
前回の血液検査では、コレステロール値は正常値を示していましたから、
今回大きく上昇したのは明らかに筋トレの影響によるものだと思われます。
ですが検査結果を見た医者に、「コレステロール値が高いですね。
お酒もタバコもやらないなら運動不足ですね」と言われたのです。このようなことを踏まえると、
コレステロール値が高いからといって安易に下げる薬を飲むのは非常に危険だということがわかります。
というのもコレステロール降下剤は、肝臓でのコレステロール生成を抑えるというもの。
それは全身の細胞の再生を抑えることにもなり、大切なホルモンの生成すら危うくなります。
さらには骨の強化も損なうわけですから、デメリットのほうが多くなってしまう。
実際、赤ちゃんが飲んでいるお母さんの母乳を調べると、25%がコレステロールです。
そのくらい生きるために必要なものなのです。コレステロール悪者説については、
2005年頃から懐疑的な意見が増えてきています。それを受けてか、
厚生労働省も2015年に食事摂取基準のコレステロール上限値を撤廃しています。
血圧のためにコレステロール摂取を減らすのは、ご自身の体のために、今すぐやめてください。
他にも高血圧に関する間違った知識はたくさんあります。たとえば高血圧と体型の関係。
痩せている女性にも高血圧の人はいっぱいいます。なぜなら筋肉量が少ないから。
血液を全身に送り出すポンプの役割を果たしているのは心臓だけだと思っている人が多いのですが、
手足の末端まで血液を送り届けるには、筋肉という補助ポンプの力が重要です。
痩せていて筋肉が少ない人は、当然筋肉という補助ポンプの力が弱いですから、
心臓にかかる負担が大きくなります。心臓が頑張って血液を押し出すので、その結果、血圧は高くなる。
結局、太っている人も痩せている人も血圧が高くなる理由は実は同じで、筋肉が少ないからなのです。
0153情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/16(火) 09:21:49.72ID:xL59dXSr
塩分は控えなさい脂っこいものはダメ甘いものもダメお酒はほどほどに運動を心がけましょう
並べて言われるとだんだん気持ちが沈んできます。お酒が好きで肉料理も好き、
飲んだ後のラーメンが楽しみという人にとっては、張り合いのない毎日になってしまいます。
そして医者はとどめのひと言を告げます。「1か月後にまた検査しましょう。
正常値に戻っているといいですね」おまけに血圧手帳を渡されますから、
これからの1カ月間、血圧計をにらみながら好きな食べ物を我慢することになります。
健診と聞いただけで憂鬱になるのも無理はありません。
たとえ健診を受けて数値の異常があれこれ見つかっても、気にしないことです。
実際に体調の悪さやいつもと違う異常を感じているというのでしたら別ですが、
気分もいいし食欲もやる気も十分というのでしたら、
いまがベストなのですから何も気にすることはありません。
血圧と並んで健診の数値で引っ掛かりやすいのが血糖値です。
ヘモグロビンAIcで示される数値が6・0を超えると糖尿病の予備軍となります。
この時点でウンザリするほどの食事制限を受けるのは言うまでもありません。
つまり一度でも健診の数値が引っ掛かってしまうと、
長い期間、食事内容を制限され、薬を飲まされ、定期的に検査を受け続けることになります。
数値が異常というだけでいきなり病気が見つかったり入院治療ということはありませんが、
ふだんの生活が健診の数値でものすごく不自由になってくるのです。
では何のために医学は数値の異常に介入してくるのでしょうか。言うまでもなく、
数値を正常に戻すためです。正常に戻せば、病気のリスクが減ると信じられているからです。
ところが、それを真っ向から否定するデータがあります。
アメリカの国立衛生研究所の下部組織がこんな研究を行なっています。
糖尿病患者1万人を2つのグループに分けて1つは標準療法、
もう1つのグループには強化療法を試みます。
「強化療法群」はヘモグロビンAlcを正常値の6・0%以下に抑え、「標準療法群」は7%〜
7・9%に抑える緩めの療法です。いまの日本の医学常識を当てはめれば、結果は明白です。
「強化療法群」のほうが健康を維持できるはずです。ところが3年半後の死亡率は
「強化療法群」のほうが「標準療法群」より高かったのです。
今度はコレステロール値についてのデータを紹介してみます。
フィンランド保健局が1974年から1989年にかけてコレステロール値などが高い40〜
45歳の男性管理職1222人を対象に調査したデータです。
4カ月ごとの健康診断に基づいて数値が高い人には薬を処方し、塩分制限などの健康管理を行う
「介入群」612人と、健康管理に介入しない「放置群」610人に分けて追跡調査をしたところ、
がんによる死亡率、心血管系の病気の罹患率や死亡率、挙げ句は自殺者数に至るまですべて
「介入群」のほうが「放置群」より高かったのです。ここでちょっと補足しておきますが、
コレステロールは細胞膜の主原料で人間が生きていくためには欠かせないものです。よく「悪玉」「善玉」
と呼んで区分することがありますが、どちらも人間にとって重要な働きをしていることに変わりはありません。
けれども循環器の医者から見ればLDLコレステロール、つまり「悪玉」
が増えすぎると血管壁に入りこんで動脈硬化の原因になるとされます。
ところが免疫学者に言わせればコレステロールは免疫細胞の材料になるからコレステロール値が高い人のほうが免疫力が高いとなります。
あるいはコレステロールは脳にセロトニンを運ぶ働きもあるとされますから、
数値が高い人ほどうつになりにくいという報告もあります。さらには老年医学の立場から見れば、
コレステロール値の高い人のほうが男性ホルモンが多いため、
齢を取っても活性が高いといった研究もあります。「コレステロール値が多少高いほうが病気も少なく、
長生きできる」と主張する医者だっているのです。つまり「こっちにとっては悪くても、
あっちにとってはいいこと」というのはしばしば起こり得るのです。しかしいくらこういうデータを並べても、
循環器の医者が自分の狭い立場にこだわる限り、「そっちには良くてもこっちには悪いこと」となります。
健診で数値に異常が見つかればそれを正常に戻すことだけ考えますから、
相変わらず薬と食事制限を申し渡すでしょう。ちなみに2015年には、
コレステロールを「悪玉」視していた厚生労働省も摂取制限を撤廃しました。
卵や肉などいくら食べても大丈夫ということになりました。
10年も発てば医学常識が変わることなど、いくらでもあるのです。
0154情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/19(金) 22:25:58.11ID:zCQBJuE7
性交を伴う性暴力被害の特徴としては、社会的立場が上位の者による加害が多いことが挙げられます。
加害者として学校の関係者(教職員、先輩、同級生など)、交際相手(元交際相手も含む)
やインターネット上で知り合った人を挙げるケースが多くなりました。警察庁が発表する
「犯罪統計」によれば、2022年に性加害が事件化し、加害者が逮捕・起訴された
「強制性交等罪の認知件数」は1655件でした。そのうち被害者が20代以下のケースが8割以上、
10代以下に限っても4割以上を占めていることが明らかになっています。
さらに子どもが被害者となる強制性交等罪の認知件数は増加傾向で、0〜12歳に関しては、
2018年に比べると1.4倍以上にも増えているそうです。性犯罪は暗数が多い犯罪です。暗数とは、
統計に表れている数字と、実際の数字との差のことです。法務省「第5回犯罪被害実態(暗数)調査」
(2019年)によると、過去5年間の性的事件において警察に被害届を出した人はわずか14.3%でした。
つまり8割強の人が性被害を認識していながら、自主的かそうでないかはわかりませんが、
被害届を出さずにいるということです。被害届が出されない限り、
統計上は被害があったとはカウントされないのです。「犯罪統計」によると、2022年の0〜
12歳の子どもの強制性交等の認知件数は216人、強制わいせつは769人で合わせて985人ですが、
これもあくまでも氷山の一角と考えるのが妥当だと思われます。子どもへの性加害においては、
加害者が巧妙にグルーミングを行い、「ふたりだけの秘密だよ」などと被害者に口止めをします。
また、子どもは自分が何をされたのかを正確に理解できないことも多く、
親など周囲の大人に被害を訴えたり、
しかるべき機関につながるまでに時間がかかるケースがとても多いからです。
この調査では、性加害を受けたのち、被害者は「異性と会うのが怖くなった」
「誰のことも信じられなくなった」「夜眠れなくなった」「自分に自信がなくなった」
などさまざまな心理的変化を経験していることも示されています。4人に1人は
「生きているのが嫌になった・死にたくなった」と回答していることも見逃せません。医学的には、
性暴力を受けた被害者への心理的影響としてPTSD(心的外傷後ストレス障害)や解離性障害、
うつ病などの精神疾患、不安症状、神経症やパニック障害などの神経症全般、強迫性障害、
自傷行為などがあります。また、とくに女性では摂食障害(拒食・過食)も見られます。
なかでもPTSDや解離性障害は、性被害後によく見られる症状です。
PTSDは、強烈なショック体験や精神的ストレスにより引き起こされる障害です。
性被害だけでなく、戦争や震災、台風や火事、事故で重傷を負う、非業の死を目撃するなどといった、
日常とはかけ離れた命の危険を感じるような状況に遭遇した後に起こります。
代表的な症状に不眠や集中困難、恐怖を感じたときの記憶や感覚が突然よみがえる「フラッシュバック」
などがあります。また、安全な場所にいても常に緊張して神経が過剰に研ぎ澄まされてしまい、
平常時なら気にならないようなことが気になって、イライラして落ち着きがない
「過覚醒」に陥るのも代表的な症状です。子どもの頃に性被害を受けた場合、
PTSDは10〜20年という年月を経て発症するケースも珍しくありません。解離性障害の「解離」とは、
「解いて離れる」と書くように、自分の感覚や感情・知覚・アイデンティティが切り離されるという現象です。
つらい体験から自分を守るため、性被害者は一時的に記憶をなくしたり、
外から自分の体を見ているような感覚になったりすることがあるのです。
現実にはありえないような不思議なものが見える、声が聞こえる、
周りの景色がすべてモノクロにしか認識できない、香りを感じられなくなる
などのさまざまな症状が出る人もいます。いわゆる多重人格(解離性同一性障害)とも呼ばれるように、
複数の人格を持つこともあります。さらに過去の性被害によるトラウマが原因で、
不特定多数との性的逸脱行為など、さまざまな問題行動を引き起こすことも珍しくありません。
とくにこれは女性に多いのですが、性被害にあったのちに「自分には価値がない」「こんな私は汚らしい」
と自暴自棄になり、自傷行為的に不特定多数と肉体関係を持ってしまうパターンです。
男性でも、子どもの頃の性的虐待によって性依存症に陥ることもあります。
幼少期に父親から性的虐待を受けたことから性に対する認知が歪み、成人になってからも、強迫的にセックスにのめりこむセックス依存症に
0156情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/22(月) 19:49:40.01ID:8d6n960u
まず危ないのは、ふらつきと、それに付随する転倒です。ふらつきや転倒のほかに、
認知機能への不安もあります。血圧が下がり、脳への血流が減少するために、
酸素や栄養が十分に供給されず、高齢の方の場合は、それが認知機能の低下につながるとも考えられます。
相談しに来られる患者さんの様子を詳細に診ていると、本来なら必要のない降圧剤を処方されているケース、
あるいは、処方されている薬の量が多過ぎるというケースが見受けられます。
そうした方は、高血圧の専門ではない先生から降圧剤を処方されていることが少なくありません。
じつは降圧剤は、高血圧の専門ではない先生も処方できてしまう。どうやら専門外の先生が、
自分の専門の治療をしたあとに、『ついでに血圧の薬も出しておきましょう』
と薬を出してしまうようなんです。やや言いづらいですが、
やはり血圧のことは専門の先生に診てもらったほうがいいだろうと思います」本来は必要ないのに、
3種類も4種類も薬を出してしまうことにつながるのです」薬の処方のしかたに対する不安もあるという。
「たとえば、ARB(商品名:オルメテック、アジルバ、ミカルディスなど)はとてもいい薬ですが、
比較的専門性が高く扱いが難しい。本来であれば、専門外の方が簡単に出すべきではないと思います。
ほかには、血圧の薬は夏と冬で処方する種類や量を変えるケースが多く、大雑把に言うと、
夏は冬の半分くらいの量にする必要がある。夏は暑いので血管が広がりやすく、
血圧が下がるケースが多いからです。しかし、1年中同じ薬を出して、
夏には血圧が下がり過ぎてしまうというケースもあります」高血圧は怖いが、
その一方で血圧の下げ過ぎも避けたいと思った方も多いだろう。そうなると気になるのは、
どれくらいの血圧を目指せばいいのか、ということだ。血圧といえば、かつては
「とにかく上は130まで下げる」というイメージがあったかもしれない。しかしいま、
こうした状況に変化が起きている。注目すべきは、昨年、『ジャーナル・オブ・ザ・アメリカン・
ハート・アソシエーション』という医学雑誌に掲載されたシンガポールの論文です。
アジア人を中心とする約8万人を対象とした研究で、被験者は糖尿病の高血圧患者ですが、
『Jカーブ』が見られたのです。Jカーブとは、血圧にはベストな値があり、それ以上でもそれ以下でも、
心筋梗塞などの心血管疾患のリスクが高まるというものです。同研究は、『下の血圧』
を70未満に下げると危険であると警告を出し、その場合、『心筋の血流が悪くなってしまうため、
心筋梗塞や狭心症が増える』としています。また、研究結果を見ると、
上の血圧についても、120以下には下げないほうがいいと言えそうです。さらに同研究は、
『血圧の下げ過ぎに大きな問題があるのではないか、Jカーブ現象があるのではないかと、
多くの人が疑問を持ち、研究を始めている』としており、
血圧の見方に変化が起きていることが読み取れます」
さらに、血圧下げ過ぎ問題についてこんな研究を紹介する。「15年には『JAMA』
というアメリカの著名な医学雑誌が『80歳以上の高血圧患者が降圧剤を2剤以上飲んでいて、
収縮期血圧(上の血圧)を130未満にすると、死亡率が1・81倍になる』と報告しています。
さらに、医学論文のシステマティック・レビュー(体系的調査)を行う団体『コクラン』
が20年に発表したものでは、高血圧の患者が140/90以下を目標値とする場合と、
135/85以下を目標値にする場合で、死亡率などに差がないとされています。
つまり140/90よりも血圧を下げることにはあまり意味がないということです。
19年に決められた日本のガイドラインでは、75歳未満の場合、130/80を『降圧目標』としていますが、
140/90で問題ないと思います」血圧の数値についてはどのように考えているのか。
「高齢の方の高血圧の場合は、血圧の下げ過ぎを招かないように、
『おおむね上の血圧で140あたりを目指していただくといいですね』とお話ししています。
なかには、『上の血圧が120を超えると怖い』とおっしゃる患者さんもいらっしゃいますが、
そこまで神経質にならなくてもいいと思う。19年に決められたガイドラインの目標(130/80)
はかなり厳しく、完璧に実現しようとするとストレスも溜まります。
降圧剤を飲み始めて半年以上経ってもふらつきが出る、上の血圧が140を下回っているが、
降圧剤を飲むとしんどさを感じる、夏も冬も同じように降圧剤を使っているそんな場合は、「血圧下げ過ぎ」の恐れがある。
0157情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/23(火) 22:38:04.75ID:+8DvT5AH
以前から使われてきた効果の高い薬でも、
時間の経過とともに予期せぬ副作用が現れて深刻な問題が浮き彫りになることもある。
新しい薬であれば、なおさらだ。「こういう扱いの難しい薬には主治医の正しい理解が欠かせませんが、
独自の理論で危険な処方を行い、事態をより深刻なものにさせている医師も少なくありません」と話す。
2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になるといわれる日本。根本的な治療薬はまだないが、
病気の進行を遅らせる効果が認められた“抗認知症薬”はすでに多くの患者に処方されている。
ところが、この抗認知症薬を飲んだ患者が攻撃的になったり、
家族に暴力を振るったりする事例が報告されているという。
「ある高齢女性は、アルツハイマー病と診断を受けた70代の夫が、
コリンエステラーゼ阻害薬のアリセプトを飲み始めてから怒りやすくなり、
さらに夫が車の事故を起こしたため免許返納をすすめると殴られて別居状態になったと相談に訪れました。
抗認知症薬の副作用が強く出ていることが推測されたため、
かかりつけの病院に抗認知症薬の処方をやめるよう求めました」すると怒った夫が、
なぜ薬をやめなくてはいけないのかと抗議に来たという。「かなりの興奮状態で、
物忘れに効く薬と思っていたアリセプトを止められたことに立腹していました。
その薬は感情をたかぶらせますと説明しましたが、聞く耳を持たず、納得してもらえませんでした。
ただ、それからしばらくして女性から、夫は薬剤をやめることができて穏やかになり、
免許も返納して別居を解消したと報告を受けました。ほっとしました」なぜ、このようなことが起きたのか。
「抗認知症薬は全部で4種類あり、そのうちコリンエステラーゼ阻害薬と呼ばれる3種は、
細胞同士の連絡を妨げるコリンエステラーゼという酵素の働きを阻害する効果が認められています。
しかし感情がたかぶったり、攻撃的になったり、
また妄想、幻覚、錯乱、嘔吐、下痢などの副作用が高い確率で起こることも」
薬剤名はさきほどの70代男性が服用したアリセプトに加え、リバスタッチ、
レミニールがある。もう1つ、興奮を抑制するメマリーという抗認知症薬があるが、
こちらも確率は低いものの同様の副作用が警告されている。「抗認知症薬は扱いがとても難しい薬で、
正しい処方に加え、担当医と家族が効果の有無や副作用の経過を慎重に見守る必要があります。
副作用が疑われた場合はただちに担当医に伝えて薬の中止を検討しなくてはなりません」
それにもかかわらず、副作用が疑われても処方を続け、症状を悪化させる医師が一定数いる。
さらに抗認知症薬に適応しない患者にも処方が行われているのだ。「認知症には、主にアルツハイマー型、
血管性認知症、レビー小体型などがありますが、このうち抗認知症薬が効果を発揮するのは、
アルツハイマー型とレビー小体型だけ。しかし、それら以外の患者にも抗認知症薬の処方が行われ、
効果がない上に副作用だけが現れて病気が悪化するケースもあります」
治療の手段があるのに目の前の患者さんを放っておけないという変な正義感や、
認知症なんてどうせ大半はアルツハイマー型、という思い込みから認知症を軽視し、
抗認知症薬を乱用する医師が少なくないという。そもそも抗認知症薬は、
アルツハイマー型認知症の人でも劇的な効果が期待できるのは40人に1人程度と非常に少ない。
「抗認知症薬は、多くの患者さんに効果が期待できるような薬ではありません。
いくら安くて優れた製品でも、品切れを起こすような薬は安心して処方できません。
代わりの薬では同じ効果が得られないなど、病状に深刻な影響を及ぼす可能性もあります」
もともとの薬である先発品よりも副作用が強く出るなどの問題を抱えたジェネリック薬も一部にある。
「以前、気管支を広げる効果があるジェネリック薬を処方した複数の患者さんから、
動悸や手の震えといった症状の訴えがありました。
そこで先発品に戻したところ、それらの副作用がピタッと止まったのです。
ジェネリック薬の販売元である製薬会社に一時的に有効成分の血中濃度が上がりすぎることはないのか調べ直してほしいとお願いしましたが、
取り合ってもらえませんでした」また効果や安全性は同じでも、
先に開発された薬より使い勝手が悪いと患者さんから不評だった塗り薬のジェネリック薬があり、
処方をやめたことがあるという。「ある患者さんは、ジェネリック薬に変えたところ、
ベタつきやにおいが気になったそうです。塗り薬などの外用薬は、毎日使用するものなので、
使いにくさがあると継続が難しくなってしまいます」
0158情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/24(水) 05:55:58.09ID:ka+ehpuz
高校1年生の5月に3回目の接種をし、その後どのような痛みが出ましたか足の付け根が痛くなり、
どんどん広がりました。高校1年生の夏から大量の鼻血、皮膚の湿疹、吐き気。
ずっとムカムカして頭痛もあって体を起こしていられなかったです。学校生活に変化は
よく休むようになりました。生理痛は激しく気絶することもあり風邪をひきやすくなりました。
高2の秋からは起きようと思っても体が動かないようになりました。転校をしたはい。学校から
「進級しても卒業は難しい。転校した方がいい」と言われました。部活も勉強も頑張っていたのに、
とてもショックでした。その後、制服はいらないと泣きながらごみ袋に入れました。
なぜ私がこんな目にあわなければならないのか。勉強も頑張りたいのにとても惨めで悔しかったです。
一番辛かった痛みは大学の卒業式前の首の痛みです。激烈な痛みで座っていることもできず、
毎日毎日痛くて、このまま死ぬんじゃないか。いっそ殺してくれと思いました。就職先は市役所に
民間は体調に不安がありました。公務員の障害者枠なら体調を鑑みてくれるだろうと思いました。
毎日毎日、体の痛みで動けなくて、倦怠感もありました。1年8ヶ月で退職をはい。体調が悪化し、
痛みから涙をためながら働いていたのを課長に気づかれたり、受話器も取れなくなり、退職を決めました。
今は仕事はしていないはい。身体中の痛み、ズキズキと電流の走る痛みで、手はこれくらいしかあがらない
(肩より下でわずかに腕をあげる)。最近は何をしていますか手話の勉強を始めました。
去年8月から声が発せないことがありました。最後に言いたいことは私はどこにでもいる普通の子でした。
将来は保育士を目指していました。25歳の今、まわりの友人は社会的に自立をしています。
私は毎日症状に苦しみ、生活するのがやっとです。切り離された世界にいるように感じます。
痛くて苦しくて血の吐くような思いを10年もしてきました。それでも、被告は非を認めません。あと10年、
20年生きろと言うのでしょうか。私の人生を返してください。私の願いはただ普通に暮らすことです。
生理痛体験に使用する装置は、電極パッドを下腹部に貼り、電気で腹筋を刺激することで、生理痛を
「弱」「中」「強」と段階的に疑似体験できるというものです。体験します。「まず弱から」「おおおおダメだ
俺『弱』でもけっこうきてます」次に生理痛体験の装置を【レベル中】に。すると「ああ!うおダメだ。
今電極パッドを貼ってある所以外にも、上の所にも来るような気がします」そして”レベル強”では
「ああああちょっとちょっと痛い痛い」「強」に耐えきれず、体験装置を落下させてしまいました。
しかし、女子大学生にこの装置を使ってもらったところ、約8割の人が自分の生理痛は
「強」と同じくらいと答えたそうです。「みぞおちがへこむような」続いて、体験。
(レベル弱)「来た来た来た来た」痛みに強いのか、リアクションが薄め。しかし(レベル強)「あ、これ痛い」
「尿管結石になったことがあるんですけど、そのときに膀胱が破裂するかと思ったのよ。それに近いな」
他も体験。「弱でこれですかやせ我慢してたんじゃないかなめっちゃ痛い。痛いっていうか苦しい」
一方女性たちは(レベル中)「…」「余裕がありますか大体女性の方こうなるんですよね。
さっきの男性陣とはだいぶ違う」「すごい痛いときに比べるとそんなでもない」
(レベル強)「あーこういう感じだと思います」「確かに。この下腹部がずーんとなる感じ」
「これくらいが一番痛い時。もっとかな」「私、もうちょっと痛い気がします。これよりも」体験しました。
(レベル強)「今、生放送のラジオ番組を結構担当してるんですけどおうこれ放送できませんね」
体験後に参加者に感想を聞いてみると。「すごく鈍痛というか。この痛みが月に1回、
1週間ぐらいやってくると思うだけで、なんか憂鬱なのかなっていう気はしました」
「私はお腹が痛いよりも腰が痛い方が結構つらいので、
同じ女性でもやっぱ経験してる痛みが違うんだなって」「知っておいてあげたい気がしたね。
あんまり聞けないし、部下からも報告とかないだろうけど」「後で体験するの」「はい」「じゃあ今度教えて。
私いつも『強』ぐらいとか。あ、こういう『教えて』っていうのもダメなのかな大丈夫だよねダメか。
ええもう難しいな」「突然のタイミングで来るのかどうかとか、人によってはわからないところがあって」
「大体その周期で決まってるから、この人は大体この日ぐらいに来るってわかるんですけど、
でもそれをオープンにすると逆にちょっとまた問題が出てくる」
0159情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/25(木) 08:15:03.04ID:Sv78NiWp
表向き、本件はこれにて一件落着となる。内心は穏やかではない。精神科とは、口の悪い、
意地悪な婆さんを治療して構わない場所だっただろうか。精神科の存在意義は、精神疾患を治療し、
それによって患者さんの生活の質を向上する、または生活の妨げを軽減させることにあると認識している。
口が悪いこと、意地悪であることは、一体どういう精神疾患に該当するのだろうか。
精神科に来院した人を診察する際には、診療報酬上、なんらかの診断名が必要になる。
仕方がないので、カルテに「情緒不安定性パーソナリティ障害」という病名を書き込んだ。婆さんが、
この病名どおりであるとは考えにくい。もしかしたら、それ以外の病名のほうが似つかわしかったかもしれない。
ともあれ、今まで全く精神科の世話になったことがなく、認知症の気配もみられず、勝気で口が悪かったとはいえ、
八十年以上にわたって世渡りをやってのけた婆さんにご都合主義的に病名をつけるというのは気持ちの良いことではない。
当然ながら、この婆さんが統合失調症や双極性障害やうつ病に罹患している兆候も全くなかった。
この婆さんにぴったりの診断病名はどこにも存在しない。それでも老人ホームの現場は困っていて、
精神科に治療が期待されていて、現場の困窮を前にしながら何もしないわけにもいかないから、
やむを得ず、それらを問題行動としてリストアップし、その問題行動をターゲットとした治療
を行っているのである。ここらへんは精神科医によって判断が異なっていて、どんなに現場が困っていても
「これは病気ではありません。もともとこういう人なので仕方ないので帰ってください」
の一言で済ませる先生もいらっしゃるのかもしれない。というか、実際にいらっしゃることは知っている。
他方で、こういった、昭和時代には街のあちこちにいたような難しい人が介護施設に入る時、
あるいは行政の支援を受けなければならない時に、さまざまなトラブルを起こしてしまう事案は珍しくない。
何も手を打たなければ現場がすり減っていき、本人も居場所を失っていく。
かといって、警察沙汰にするにしては軽微だし、そもそも、
本人が警察沙汰になるかならないかの瀬戸際を心得ているので、警察は手も足も出ない。
最終的に、困り果てた支援者が「この人にはほとほと困っているので、
どんな精神疾患の病名でも構いませんので何とかしてください」と精神科医に懇願するのである。
なかには、そういう難しい人が人物が実際に精神疾患であると判明する場合もある。
未治療の統合失調症・前頭側頭型認知症・双極性障害などが見つかった時には、むしろホッとする。
精神疾患が存在していて、本人と周囲の社会適応が脅かされているなら、精神科医は堂々と治療にとりかかることができる。
だが、昭和には嫁を困らせたり町内の鼻つまみ者になったりしていただろう人物に対して、
既存の精神疾患の診断カテゴリーにおさまらないにも関わらず強引に病名をつけて
治療を行うとなれば、あまり後味が良くない。昭和風のいじわるで口汚い婆さんは、
確かに問題のある人物だし、2020年代の日本の市民に求められる振る舞いができていない、とは言える。
だからといって、それを精神疾患とみなし治療して構わないとしたら、そのロジックは、
一体どういうものになるのか。それとも、昭和風の素行の悪い人物も今後は精神疾患とみなし、
積極的に診断カテゴリーに取り込んでいくというのが業界の見通しとなっているのだろうか
昭和よりも住みやすく、安全で、快適な現代社会において、いじわる婆さんのような人物が困るのはわかるし、
その対策にどこかが乗り出さなければならないというのもわかる。だが、その役割を精神科が、
精神医療が、引き受けて良かったのだろうかもちろん、善意で治療を行っている人々、
実際に困った人物に直面している人はゴーサインを出すだろう。実質的にはそうしているも同然だ。
だが、どこか引っかかる。事案に対して善いことをしているつもりでも、これは本当に善いことなのか
そして、善いことが積もり積もった行きつく先に待っているのはどんな未来なのかそして、
これからの市民社会における精神医療の立ち位置は、どんな風に変わっていくのかとはいえ、
現場は一人の精神科医が思い悩んでいるのを待ってはくれないので、とにかくも、
同業者や関係各位と意見交換をしながら、できるだけ標準的な精神医療を目指していくしかない。
先輩の一人は、精神医学の診断病名は、人を縛るためのものではなく、
人を救うためのものでなければならないと言っていたが、本当にそうだと思う。良心を手放さないようにしよう。
0160情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/26(金) 13:56:44.59ID:LlfvO8tb
女性にとって生理のケアがいかに切実な問題か。「メッセージを発しなければならない」と、
まずは看護学の視点から、健康面のリスクを挙げた。「男性の尿道が約20センチあるのに対し、
女性は4センチほど。男性に比べてぼうこうに細菌が侵入しやすいため、下着を替えられなかったり、
同じナプキンを当てっぱなしにしたりすれば、ぼうこう炎になる可能性があります」
だが、このような医学的な知見がなかったとしても、生理についての基本的な知識があれば、
「生理用品はぜいたく品」などとは言えないはずだ。月に一度のペースで訪れる生理は、
3〜7日間にわたって出血が続き、期間中に使うナプキンの枚数は平均で20〜25枚ほど。
一般的に月経開始から3日目までは経血の量が多く、2〜3時間程度でナプキンが血でぐっしょりとぬれ、
吸水量の限界を迎えることもある。授業中や会議中などで、どうしてもこまめにナプキンを替えられず、
経血が漏れて下着や服を汚していないか冷や汗をかく経験は、女性にとっては“あるある”だ。
「思春期の男の子だと、夢精をして下着を汚すことがありますが、精液の量と経血の量はケタ違い。
ナプキンが手に入らないがゆえに、血でドロドロに汚れた下着を履き続けるなんて、
あまりに残酷です」「避難所におけるウィメンズヘルスの課題」の調査のため、
東日本大震災で被災した女性10人にインタビューを行った。
その結果、「誰でもいいからナプキンをわけてもらおうと、浸水をまぬがれた民家に行って助けを求めた」
「街を見回りに行く男性陣に『ナプキンが落ちていたら拾ってきてほしい』とお願いした」など、
なんとしてもナプキンを確保しようとする切実な姿が浮き彫りになったという。
一方、「助けを求めに行った民家は、おばあさんしか住んでいなかった」
といった理由から、ナプキンを手に入れられなかった女性たちは、
ティッシュペーパーやトイレットペーパーでなんとか対処していた。
だが、ナプキンのような防水性のビニールシートはついていないため、
経血が漏れるリスクは格段に高まる。実際、避難所には血で汚れた服を着ている若い女性もおり、
その姿にいたたまれなくなった周りの女性たちが、
近隣の民家を訪ねて着替えをもらいに行ってあげたそうだ。さらには、
ナプキンの用意があったにもかかわらず、女性たちが困り果てていた避難所もあった。
物資を配るメンバーが男性で、ナプキンをもらいに行くこと自体が大きなハードルになっていたのだ。
しかも、勇気を振り絞ってもらいに行ったところ、「1人2個ずつね」と言われたという。
「その男性は『全員に配れなくなったら不公平だ』と思ったのでしょうが、2個なんてもらったところで、
どうしようもない。ナプキンは、生理中もしくは生理が近い女性に配ればいいことも、
生理になると何枚くらいのナプキンが必要なのかも知らなかったのでしょうね。
避難所を運営する中心メンバーに女性が一人でもいれば、こんなやり方にはならないはずだし、
そもそも男性が女性の体のことを何も知らないというのは問題だと思います」その避難所では、
女性避難者たちが「冗談じゃない!」と声を上げた結果、トイレにナプキンを置いて、
必要な人が適宜使えるスタイルになったという。避難所での女性たちの苦痛を少しでも減らすためには、
日頃からトイレットペーパーと同様にナプキンもストックしておくことが欠かせない。
だが、生理の問題以外にも、「更衣室がなくて着替えに苦労する」
「トイレが男女共用なので、男性の目が気になって行きづらい」など、
軽視できない「女性ならではの悩み」があるという。「ある避難所で、
中学生の女の子たちが走るなどの激しい動きをなるべくしないように生活していたという報告を聞いたことがあります。
その理由は『ブラジャーがないので胸の動きが目立ってしまうから』でした。
体のフォルムが隠れるダボっとした服を着てやり過ごしていた彼女たちは、
支援物資でユニクロのブラトップが届くと喜んで身につけて、
今までどおり活発に動き回るようになったそうです」
ほかにも、長い間髪を洗えず脂でベタベタになっているのが嫌で、
みんなで冷たい川に入って洗ったといった体験談もあり、
「女性としての尊厳を守りたいという欲求はそれだけ切実だ」と話す。発災直後は、
水や医療など命に直結する支援が最優先されるべきだろう。だが事態が徐々に落ち着くとともに、
避難生活が長期化してくると、命の次は尊厳を考えるフェーズがやって来る。
ナプキンすら用意のない避難所では、女性たちの“人間らしい生活”を守ることなど到底できない。
0161情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/27(土) 23:38:35.77ID:3sfmEvlv
「避難所に入る人はマスクをしてください」と絶叫する時代遅れな方々が多数登場したほか、
避難所でもPCR検査をして陽性者を炙り出し、それをメディアが「〇〇で□件の陽性報告」
なんて記事を出している。COVID-19を感染症法上の「2類相当」から
「5類」に引き下げたことから一応コロナ騒動は終わったことになりました。
でも、震災を利用して終わらせたくない人々がいる。あのさ、もう5年目ですよ。
丸4年を過ぎても「新型」であり続けたものなんてこれまでありましたか「新型」を4年以上続けるって、
常に閉店セールをやってる店かっつーの「新型」と言い続けることにより、いつまでも「未知の恐怖」
を喧伝できるわけですが、4年以上「まだ不明の部分がある」と繰り返している専門家や政治家、
メディアは無能の極みだな。単に終わらせたくないだけだろ。海外は「COVID-19」
なのに日本は「新型コロナウイルス」。まだまだ怖さをあおりたいのでしょうね。もう付き合えん。
今から予想しておきますが、コロナ騒動継続を推進した政治家・メディア・専門家・医師・
コロナを極度に怖がった「コロナ脳」を含む一般人はこんなストーリーにもっていきたいと考えている。
〈新型コロナウイルスが日本で収束したのは、専門家による素晴らしい提言を政府・
各自治体首長・厚労省が適切な判断をして実行に移したことが大きい。
そして、彼らはワクチンを希望する人に行き渡らせ、民度と利他的精神と公衆衛生意識の高い国民は
マスク着用を含めた適切な感染対策と献身的なワクチン接種に協力。これでコロナは収束〉
このままだとこの約4年間の新型コロナ騒動は「美談」として後世に語り継がれることになりますよ。
学校教科書にも「スペイン風邪以来100年ぶりの未曾有のパンデミックを国民の頑張りで克服した」
で終わり。営業停止要請やらで廃業に追い込まれたり自殺した人々、
行事を軒並みつぶされた生徒・学生は「献身的な国民」ということにされ、その我慢が称賛されるだけに。
「あのさ、総括しろ本当にあの感染対策は効果があったのか過剰対応だっただろ
そしてワクチン接種後の不調を訴える人が多いこと、
接種後死亡で厚労省が因果関係を否定できないと見舞金4420万円を払った件に関し、
推進した側の責任は問われないのか、エッ」と申す者がいるが、哀れ従順な日本人どもは、
むしろ批判する。「もうさ、コロナ、終わったんだからいいじゃん、さぁ、前を向いて一歩踏み出しましょうよ。
今はさ、地震の被災者もいるしさ」理事長を務めていた地域医療機能推進機構(JCHO)は
「幽霊病床」があったにもかかわらず300億円以上の補助金を取得。こうしたことも検証されず、
今後日本国民は増税・社会保険料値上げに苦しむのでしょう。新型コロナを怖がり過ぎ、
過剰感染対策とワクチン追加接種を求めた方々は文句を言う資格はありません。
そして被害者は報われない。精神医療なんぞ「医療」ではない、と言い続けてきました。
実際、「医療」から程遠い「治療」を平気で行っているケースがいまだたくさんあります。
どの症状の患者さんも、その医師が専門としている「心の病気」にされてしまう傾向があります。
双極性障害が専門の先生なら、たとえ不眠で受診しても双極性障害になります。
ほとんどこじつけのような診断理由で(素人が聞いても噴き出してしまいそう)診断されて、
診断されるだけならまだしもそこには絶対にその病気を「治す」とされる薬がついてきます。
また、ご自分が使う向精神薬の副作用をほとんどご存知なく(効果だけを信じている、
あるいは、病名と薬が頭の中でイコールでつながっているから単にそれを処方する)、
飲んだ患者が副作用を訴えると病気の症状だと言い張り、
さらに薬の量と種類が増える。そういうケースがいまだにたくさんあります。
ベンゾについても知識があまりに少なく、離脱症状など、詳細を知る医師はほとんどいません。
「離脱症状」という言葉を知っていれば上等なほうで、たとえ知っていても、
目の前の患者の症状は離脱症状ではなく病気の症状であると考える医師が多いのもいまだ現実。
裏金の問題はちょっと危機のようですが、それで生まれ変わるなんてとてもとても信じらんないです
絶対に勝てない相手。現行の精神医療。薬を否定するなら、じゃ、この症状、どうすればいいんだと。
注意喚起の意義もある。簡単に精神科にかかるなよ、と。でも、やっぱり偉い先生にすり寄って、
現行の精神医療に乗っかってしまえば楽じゃんか、と考えたこともありました。でも、それって、魂を売るに等しい。
0162情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/28(日) 00:28:10.61ID:P5BWDMN+
県感染症情報(1月8日―21日)
結核4例。
梅毒4例(20代男性、50代男性、60代男性、30代女性)。
過去分として
梅毒1例。
県感染症情報(1月15日―21日)
新型コロナウイルス感染症852例。
0163情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/01/29(月) 14:53:20.86ID:rtpyUAhA
転勤命令を断ったら解雇された事件。会社「異動してください」「できません。
妻がうつ病で自殺未遂をしたりする状況なんです」会社「懲戒解雇します」
裁判所さん、ご判断を。裁判所「異動命令は無効。解雇も無効。840万円払え」
当事者国立研究開発法人国立循環器病研究センター医療係長勤続およそ20年
人事異動命令会社は、「4月から独立行政法人国立病院機構へ異動してくれないか」と打診しました。
応じましたか「いえ、断りました。妻が強迫性障害、パニック障害、
うつ状態にあり、異動することで病状が悪化するおそれがあったからです」
会社は納得してくれましたか「いえ。人事異動の命令が出されました」
命令が出されるまでに何度か会社から打診があったようですが、奥さまのメンタルは大丈夫でしたか
「異動の話になったとき、妻がパニック状態となってドアノブにひもをかけて首を吊ろうとしたこともありました」
異動先に着任しませんでした。すると会社は「懲戒手続きを開始する。自宅待機せよ」と命じました。
その後、会社は「辞職願を出すのであれば諭旨解雇(懲戒解雇をワンランクマイルドにした解雇。
温情で退職金が出るケースが多いです)とするが、辞職願を出さなければ懲戒解雇する」と伝えました。
退職願を出さなかったので懲戒解雇されました。こんな解雇に納得できない、
解雇無効を求めて提訴しました。裁判所「解雇は無効」「バックペイ約840万円払え」
「もらえたはずのボーナスも払え」夏のボーナス約79万円×2回冬のボーナス約83万円×2回
バックペイ、強烈ですね。ていうかバックペイって何ですか過去にさかのぼって給料がもらえることです。
具体的には【解雇された日から → 訴訟になって → 判決が確定する日までの給料】のことです
(民法536条2項)。今回のケースでは裁判が1年9か月ほど続いたので、
その分の給料支払いを命じました。働いてないけどもらえます。 転職してしまった場合は、
どうなるんでしょうか転職したとしても6割の給料をもらえます。ただし「元職場に戻る意思がある」
と認定できる期間分だけです。裁判官が「もう戻るつもりないよね」と認定した時点以降はもらえません。
解雇は無効と判断された理由カンタンにいうと、この人事異動命令が
「転籍命令」だと認定されたからです。転籍って、今の会社を辞めて他の会社に就職することなんです。
転籍させるには同意が必要です。なのに、会社は同意を得ずに転籍命令を出しており、
裁判所に「それに従わないから解雇けしからん違法」と判断されました。
出向命令や転勤命令と認定された場合でも、なんでもかんでも許されるわけではありません。
権利濫用と判断されれば無効になります。出向については労働契約法14条に規定があります。
転勤命令については最高裁が下記のように言ってます。業務上の必要性がない場合
業務上の必要性があったとしても、不当な動機・目的で転勤命令が発令されたとき
労働者に対し通常甘受すべき程度を著しく超える不利益を負わせるものであるとき(最高裁S61.7.14)
今回のケース、もし転籍ではなく、同意が不要な出向と認定したとしても、異動命令は無効ですか
裁判所「無効ですね。権利を濫用しているからです。理由は以下のとおりです」
妻の病状は相当に深刻だった日常生活においても大きな支障が生じていた
自殺未遂をも引き起こしていた異動命令に従った場合、重大な事態を引き起こすおそれがあった
主治医も「治療環境としては現在の状況を維持することが必須」との診断書を書いている
不当な目的で異動命令を拒否しているとはいえない異動させる高度な必要性はないというわけで、
異動命令は無効となり、解雇も無効となりました。転勤命令が無効となるケースとして、
最高裁は「労働者に対し通常甘受すべき程度を著しく超える不利益を負わせるものであるとき」
を挙げています。現在はリモートワークが可能となっているので、
育児をする必要があったり家族を介護する必要があったりする場合には、
転勤命令が無効となるハードルは下がっていると思います。
会社から理不尽な転勤命令が出されそうな方がいれば労働局に申し入れてみましょう
(相談無料・解決依頼も無料)。労働局からの呼び出しを会社が無視することもあるので、
そんな時は社外の労働組合か弁護士に相談しましょう。
0164社説+で新規スレ立て人募集中
垢版 |
2024/02/01(木) 19:06:15.35ID:NcYaG7Dr
こういう時の医療従事者は、私が思っていたイメージよりも随分容赦のない物言いをする。
うちのような客層の悪い病院では特に、だ。モンスター患者の扱いに慣れており、
またかという嫌悪を隠せなくなるのだ。「あなた本当は痛くないんでしょう」
押し問答の末、ついに当直医師が本質をついてしまった。私は立ち去るタイミングを逃し、
医師の後ろに手持ち無沙汰に立っていた。早く寝たい。「ここは治療の必要な方しか入院できませんから。
こちらとしても迷惑なのでね。今日はもう帰ってください」嘘がバレたと悟った老人は、
ばつが悪そうに俯く。「捕まりたくなくてやったんでしょうが、ここはそういう場所じゃないですから。
もう諦めて警察に行ってください。自分のしたことでしょう」当直医の語気は強かった。
ここまで言うのはちょっと珍しい。クレームをいれる身内がいないから強気なのだ。
やはり、人の怒っている声は苦手だ。言っていることは100%正論なのだが、
痩せ細った哀れな老人を責め立てるのは、あまりいい気持ちではない。
「違う」今まで痛い苦しいしか言わなかった老人が、ぽつりと声をあげた。
「屋根が」茶色い皴の間を涙が伝う。「寒くて屋根が欲しかったんです。捕まりたくて」
震える両手を合わせて、懇願するように頭を下げる。「刑務所にも、入れてもらえない
お願いです、どうか、晴れるまででいい、追い出さないでください」「万引き」というと、
若者がスリルを求めて手を出すイメージがあるが、現代の日本ではこういった「貧困高齢者による万引き」
が増えている。調べてみると、万引き犯の約2割が65歳以上の高齢者ということだった。
老人はボケてなどいなかった。むしろ頭はしっかり回っていたのだ。
もう三日半何も食べておらず、飢えと寒さに耐えかねて、刑務所に入ろうと画策した。
それでわざと店員に分かるように万引きをしたのだろう。しかし、初犯だったこともあり、
どうも刑務所には行けず釈放されそうになった。そこで次なる「屋根」を求め、
詐病を使って病院に入院しようとしたのだという。年齢と住所不定のため就職が難しく、
しかし健康体だったため、生活保護は断られた。ここで、私の頭には、
同じく生活保護を断られた身寄りのない男性が、日本で餓死したニュースが浮かんだ。
もしこの老人が万引きをせず、常識を持ち合わせ、このように人に迷惑をかけてでも
「見苦しい足掻き」をしなかったとしたら。待っていたのはニュースの男性と同じように、
人知れず餓死する未来だったのでは事情を知って、今まであった老人に対する嫌悪と軽蔑が揺らいだ。
もし自分が同じ立場に追い込まれたとして、絶対に盗みを働かないと、誰が断言できるだろうか
人は「衣食足りて礼節を知る」という言葉がある。少なくとも「同じ状況になっても、
私だったら黙って餓死する」と自信を持って言い切れる人間以外は、
この老人を責められないのではないか。結局、老人は当直医師の取り付くしまもない態度に、
最終的には逆らう気力をなくし、警察官と共に帰って行った。彼には帰る場所などないのに、誰もが
「帰ってほしい」と思っていた。これが「正解」の対応だ。手錠をかけてきたケースは初めてだったが、
生活保護やホームレス、犯罪者の患者はこの病院では珍しくない。そして、そういう患者ほど、
他人の迷惑を何とも思っていない。些細な症状で救急車をタクシー扱いし、都合が悪くなるとゴネて、
自分の利益ばかり得ようとする。病院ではこういった患者を蔑み、バカにするのが日常だった。
「せいほ(生活保護)」「ホームレス」「反社」「プシコ(精神疾患患者)」
などの差別用語が当たり前に飛び交っている。来院前の事前情報の時点で、
それらを吐き捨てるように口にし、舌打ちをしながら診察に向かう医師も多い。最初に見た時はもちろん、
反感を抱いた。「貧しい人を見下すのは悪いことだ」と、私も働き始めるまでは本気で思っていた。
皆同じ人間ではないか、と。しかし、これが現実だ。今まで差別や偏見を持っていなかったのは逆に、
そういう人たちを見たことがなく、隔離されて生活していたからだ。
数ヵ月もすれば私も病院の空気にすっかり染まり、「これだから生保は」などと口にするようになっていた。
自分の身を守るために、安い同情は捨てる。追い返した患者がその後、野垂れ死のうとどうなろうと、
知ったことではない。こんな考えを自分が抱くようになるとは、数ヵ月前まで思ってもいなかった。
嫌な思いをすれば人は歪む。経験は人格を変える。生きるために他人を押しのける彼らと、
私達が同じ素質を持っていないと、紙一重でないと一体誰が言い切れるだろうか。
0165社説+で新規スレ立て人募集中
垢版 |
2024/02/02(金) 21:16:27.48ID:x81vO+FN
「あなたの病気は一生治りません。服薬を生涯続ける必要があります」
専門医にそう宣告された重い病気が、程なくしてあっさり治ったとします。さて、何が起きたのでしょうか。
この場合、劇的回復の要因はふたつ考えられます。ひとつは「奇跡が起きた」。
手の施しようがない末期がんが自然消失することもありますから、奇跡は無視できません。
ただし、その確率は極めて低くなります。もうひとつは「そもそも重い病気ではなかった」。
専門医の診断が間違っていた、ということになります。回復が奇跡でなければ、こちらが正解です。
「専門医がそんな初歩的ミスを犯すはずがない。設問自体がナンセンスだ」。
そう言いたくなる気持ちはよく分かります。ところが精神医療の最前線では、
精神科専門医たちが「一生治らない」「生涯服薬」と決めつけたがる統合失調症
(苦しい幻聴や妄想などが続いて生活に支障が出る精神障害)が、
丁寧な対話の繰り返しで治るケースが次々と報告されています。
奇跡にしては起こり過ぎなので、統合失調症という病気の定義や、
「一生治らない」という安易な決めつけ自体が間違っていると考えざるを得ません。
統合失調症などの精神症状を、対話の力で消失(寛解)させたり、治癒させたりするこの手法は、
フィンランド・西ラップランド地方の精神科病院ケロプダス病院で生まれ、「オープンダイアローグ」
(開かれた対話)と呼ばれています。オープンダイアローグ・ネットワーク・ジャパン(ODNJP)
共同代表で精神科医の斎藤環さんは、同じく共同代表の高木俊介さん(精神科医、たかぎクリニック院長)、
石原孝二さん(哲学者、東京大学教授)らと共に、日本での普及活動にいち早く取り組んできました。
斎藤さんはこう振り返ります。「オープンダイアローグは、
2013年に公開された米国のドキュメンタリー映画『オープンダイアローグ』(ダニエル・マックラー監督)
をきっかけに日本でも知られるようになりました。2023年でもう10年になります。
この間に、様々な書籍が出版されたり、シンポジウムやセミナーが盛んに開催されたりしました。
当初は一過性のブームで終わることを心配していましたが、熱は今も冷めることなく、
高い関心を集め続けています」「薬よりも対話に重きを置くこの手法は、
医療としては異端です。従来の精神医療の考えとは反発する要素を含んでいるので、
日本の医療現場のアレルギー反応は凄いだろうと予想していました。実際、
フィンランドでもケロプダス病院があるトルニオが町ぐるみで取り組んでいる以外は広まっていません。
ところが驚いたことに、日本では意外なほど受容されました。世界の中で最も、
精神医療の専門家や大学関係者が高い関心を示している国だと言ってよいと思います」
オープンダイアローグは、斎藤さんが先に挙げたドキュメンタリー映画をきっかけに、
日本のみならず世界的な注目を集めました。しかし、
この取り組みがケロプダス病院で始まったのは1984年、日本がバブル景気に突入する直前のことです。
それから30年近くも「発見」されず、北欧の小国の極めてローカルな取り組みにとどまっていました。
劇的な成果を上げたのに、なぜ急速に広まらなかったのか。
精神医療の既得権が関係するその理由は、後ほど斎藤さんが語ってくれます。
オープンダイアローグは、ケロプダス病院のスタッフが取り組んできた家族療法をベースにしています。
「本人がいない所でその人の治療方針を決めない」という考えが1984年に生まれ、
この考えを核として手法が確立されていきました。患者の人権や知性を軽視し、
「どうせ説明しても分からない」「かえって混乱するだけだ」などと考えて、
「本人がいない所でその人の治療方針を決める」
という患者不在の決定を平然と行ってきた従来の精神医療とは、真逆の発想が根底にあるのです。
急激に悪化した幻聴や妄想に苦しみ、混乱の只中にある急性期の患者の家に、
オープンダイアローグの治療チーム(心理士、看護師、ソーシャルワーカー、
精神科医の2人か3人で構成)は24時間以内に駆けつけます。
そして、家族、友人、会社の同僚らを交えたオープンな対話を、ほぼ毎日60分から90分程度、
最大2週間を目途に繰り返していきます。この対話の最中に治療チームのメンバー同士が、
患者の話を聞いてこころを動かされたことや、浮かんできたイメージ、アイデアなどを話し合い、
それを患者が間近で聞く機会(リフレクティング)も設けます。こうした「開かれた対話」
から生まれる相互作用によって、患者の症状は短期間で劇的に改善していきます。
0166社説+で新規スレ立て人募集中
垢版 |
2024/02/03(土) 05:05:38.24ID:Od7D4+Ea
そこにあるのは、人間同士が理解し合うためのオープンで対等な対話であり、医療・
福祉の支援者や家族が行いがちな「あなたのためよ」と称する上から目線の押し付けはありません。
参加者は治療チームと患者チーム(患者、家族、友人ら関係者)に分かれ、対話は次のように進んでいきます。
まず、治療チームの人たちが自己紹介します。彼らは有資格者ですが、必ず「さん」付けで呼び合います。
患者チームの人たちの自己紹介では、どんな名前で呼んで欲しいかを治療チームが確認します。
対話の口火を切るのは、治療チームのファシリテーター(進行役)です。
「今日はどういったお話をなさりたいですか」などと切り出します。治療チームは
「この人はどんな世界に生きているんだろう」という関心や好奇心を大切にして、
患者や家族にいろいろな質問をしていきます。決めつけや知ったかぶりをせず、
「あなたの不思議な体験について私は無知でわからないので、詳しく教えてください」
という姿勢で尋ねます。リフレクティングを入れるタイミングや回数に決まりはありません。
「これから私たちだけで話し合いますから聞いていてください」などと言って、
患者の目の前で治療チームのメンバーが対話を始めます。患者の話がよく分からなかった時も、
ネガティブな意見は避けて、「実はこう言いたかったのではないかと私は思う」などと述べます。
リフレクティングでは、患者の状態を評価したり、治療上のアイデアを出したりしますが、
患者が努力していることや苦労していることに焦点を当てて、共感的なやりとりを心がけます。
「ご経験を聞いて、私にも同じような経験があるので胸が苦しくなりました」などと、
個人的な経験や身体感覚に引き寄せて共感を伝えることが推奨されています。その後、
患者や家族に感想を聞きます。対話を締めくくる前には、「もう一度お話ししておきたいことはありますか」
などと確認して感想を聞いたり、今後の方針を決めたりします。
最後に、ファシリテーターが今日決まったことを確認して終了します。
患者にはチェックリストを渡して、この日の対話の評価をしてもらいます。
オープンダイアローグの治療ミーティングは精神科医がいなくても成立しますが、
参加する場合に最も大事なのは「偉そうにしないこと」だと言われています。
ヒエラルキーのある集団では、開かれた対話は不可能だからです。斎藤さんは
「物腰は柔らかくてもすぐに専門性を振りかざして、『幻聴ですね』『被害妄想ですね』
と決めつけて対話を阻むような精神科医は失格です」と釘を刺します。オープンダイアローグは、
精神科医の成長にもつながります。医師として最も大事な姿勢を学ぶことができるのです。
「治療ミーティングでは、『価値観の押し付けをしない』ことや、『ヒエラルキーを否定する』
ことが求められます。つまり医者が一番偉くて、他のスタッフや患者さんが下になることの否定です。
フラットな状態で対話を続ければ、『患者さんが望まない処方はできるだけしない』
という思いに自然となるはずです」「オープンダイアローグの対話が深まっていくと、
意味不明な幻聴や妄想と思われていた患者の訴えの理由が、
周囲にも分かってきます」と斎藤さんは語ります。こうして周囲の理解が深まると、
孤立から脱した患者が落ち着くのは当然のことです。更に斎藤さんは、
「患者自身が病的体験を言語化(物語化)することで、無意識に抑圧されていた葛藤や欲望が分かったり、
恐怖が和らいだりする治療的意義もある」と説明します。
フィンランドでオープンダイアローグを導入した地域では、服薬が必要となる統合失調症患者は35%
(通常治療群は100%)にとどまりました。また、2年間の再発率は24%(通常治療群は71%)、
2年後の精神症状残遺率は18%(通常治療群は50%)、
障害者手当の受給率は23%(通常治療群は57%)と目覚ましい成果を上げました。
対話が治療の中心で抗精神病薬をあまり使わない患者群の方が、
抗精神病薬を飲み続けた患者群よりも健康状態がはるかに良好だったのです。在宅での対話の結果、
患者が入院を希望する場合もありますが、入院期間は平均19日と極めて短くなっています。
これらの数字は2003年にまとまった初期の研究データですが、
幻聴や妄想などが初めて出現した患者を10年〜23年追跡した以後の研究(ODLONG研究、
2017年発表)でも、平均6年の合計治療期間(治療ミーティングは平均33回、
55%が期間中のどこかで抗精神病薬を使用)を経て、62%が治療の終結に至るなど、極めて良好な結果が出続けています。
0168社説+で新規スレ立て人募集中
垢版 |
2024/02/05(月) 01:42:11.20ID:crD+/ssK
認知症になったらどんな介護サービスを受けるのか、
どこの老人ホームに入居しようかまで決めている人は、まずいません。
これについても、介護保険制度についてきちんと勉強したり、地域包括支援センターで話を聞いたり、
あるいは気になる老人ホームを見学しておけば、認知症になったらなったときだと覚悟が決まり、
不安が軽減されるでしょう。先への不安で残りの人生を暗いものにするより、きちんと勉強し、
ソリューションを探しておくほうが、充実した老後が送れるはずです。何も調べず行動を起こさなければ、
不安が大きくなるばかりなのです。病院を選ぶ際に覚えておいていただきたいことは、まだあります。
大前提として、「通いやすい」ことです。どんなに評判がよくても、知人に強くすすめられても、
通院に時間がかかり疲れてしまうようでは本末転倒です。足が悪いので、そう遠くなくて、
安全な道を通っていける先にある病院がいいなど、自分にとって通いやすい条件は何か、
しっかり考えて選びましょう。病院のホームページで治療実績を確認するなどして、
ある程度の目星をつけたら、実際に足を運ぶ前に、まず電話を一本かけてみることをおすすめします。
電話対応の様子で、ある程度その病院の実情を知ることができるからです。質問することは、
「予約は必要か」「空いているのは何時ごろか」などがいいでしょう。もし、対応がぞんざいだったら、
その病院はやる気がないか、あるいは人手不足で丁寧に電話対応できる状態ではないということでしょう。
実際に足を運んだら、「待合室が明るく、にぎわっているかどうか」をチェックします。
待合室のにぎわいは、医師が患者に真摯(しんし)に向き合っていることの表れです。
おそらく薬の使い方も適切なのでしょう。高齢の患者がまともに歩けないぐらいヨボヨボしていたら、
薬の使いすぎが考えられます。また、待合室が暗くてどんよりしているような病院は要注意です。
患者が緊張してしまうぐらい医師が横柄で怖いということも考えられます。
これも避けたほうが安全です。次に大切なのが、「周囲の口コミ」です。高齢になれば、
付き合う人の中に病院通いしている人が増えていきます。自然と「あそこの病院はいい」
「あそこはよくない」といった話題が出るようになります。こうした患者視点の情報はわりと当てになるので、
積極的に耳を傾けましょう。最後はやはり、「実際に受診してみて、自分と相性が合うかどうかを確かめる」、
これに尽きます。よい医師と出会えれば、その後の安心感がまるで違ってきます。根気強く探して、
頼りになる「かかりつけ医」を見つけてください。では、よい医師の条件とは何でしょう。
決して学歴の高いことや立派な肩書ではありません。メンタルを含め体の具合をよく聞いてくれること。
そして経過がよくなければ、すぐに薬や治療方針を変える柔軟性を持っていることです。
患者の話をろくに聞かず、パソコン画面から目を離さなかったり、
検査数値や自分の診断に執着したりして治療法を押しつけてくるような医師にかかれば、
寿命を縮めかねません。また、処方された薬を飲むとだるくなる、ぼーっとする、あるいはめまいがするなど、
明らかな不調を訴えているにもかかわらず、「飲み続けていれば効果が表れますから」
などと言って同じ薬を出し続けるような医師は、要注意です。さっさと替えるべきです。
反対に、薬を変えたり量を調整してくれたりする医師なら、安心して任せることができるでしょう。
同様に、こちらの訴えに対し、「少し様子を見てみましょう」という医者にも疑問を覚えます。
自分の治療方針を押し通す、あるいはほかの治療法を知らない恐れがあります。
おそらく何度訴えても、同じ答えしか返ってこないでしょう。高齢者の場合、個人差が大きいため、
同じ薬でも効果は変わってきます。よく効いて副作用もない人もいれば、あまり効かないうえ、
副作用ばかりが出るという人もいます。高齢者を数多く診ている医師なら、
そういうことを熟知しているため、患者の訴えを何より大事にします。「過去の病歴」
を詳しく聞いてくれる医師は、信頼していいでしょう。初めての診察で、何をどのように尋ねてくるかも、
医師の力を見極めるポイントです。初診の際の質問は、どの診療科でもほぼ同じで、「どうしましたか」
に始まり、「いつから」「どんなふうに」「どんなときに」「どの程度」「そのほかに気になるところは」
と続きます。もし、そんな基本的な問診さえおざなりにするようなら、その医師は間違いなく「ヤブ」です。別な医師を探したほうが賢明です。
0169社説+で新規スレ立て人募集中
垢版 |
2024/02/06(火) 10:08:33.12ID:ukkIrg6C
「娘を出産してから血圧が高くなり、上はいつも230くらいだったんです。頭がクラッとして歩けず、
かがんで靴ひもを結ぶのもしんどい。なんとなく、このままではまずいなぁという気持ちがありました」
身体に異変を感じた。自宅近くを運転中に、目を開けているのに突然前が見えなくなり、
スピードを落としてなんとか帰宅。すると視界はたった2m、鏡を見ると右目が寄り目になっていた。
「大学病院を受診してMRI検査を行うも、結果は『異常なし』。血圧を下げる降圧剤を処方されましたが、
医者嫌い、薬嫌いの私は飲まずに過ごしていました。それから3か月後、
深夜に大量の鼻血を出したのです。家族は就寝中で、鼻血はタラ〜ッと垂れ続けて止まらない。
寒いトイレの中で2時間がたち、ようやく大声で夫を呼んだときには気を失い、
白目でいびきをかいていたそうです」身体はいろいろとサインを送っていたのに、
それでも治療を先送りにしていた。46歳のとき、激しい頭痛が起こり、くも膜下出血を発症する。
「家族でテレビを見ていたときに、頭の中が破裂したのです。雷に打たれたような痛みで、例えるなら
『出産の3倍くらいの痛み』。以前、テレビで『くも膜下出血になった10%の人が、
人生の中で一番強い痛みを感じる』と医師が話していたのを思い出し、
私はその10%に当てはまると思うほどの強い痛みでした」大学病院の脳神経外科で、
破裂脳動脈瘤によるくも膜下出血と診断され、「すぐに手術をしないと命に関わる」と言われるが、
一度は手術を拒否。帰宅してからも頭痛と吐き気が強く、数日後にようやく手術することを決めた。
「私の父も、祖母も脳梗塞で倒れて亡くなっているので、家系としてもリスクが高かったのです。
それなのに病院にも行かず、薬も飲まなかったので、今思えばなるべくしてなったのかもしれません。
当時、息子は中学1年生、娘は小学2年生でまだまだ手がかかる時期でした」
手術は、カテーテルを挿入して動脈瘤を塞ぐ「コイル塞栓術」。
手術でわかったのが、くも膜下出血とはまったく別の場所で脳梗塞になっていたことだ。
「脳梗塞で左脳の4分の1が壊死して、同時に『話す・聞く・読む・書く』機能が損なわれる失語症に。
集中治療室で3日間眠り続けて目を覚ますと、『お母さん』『わかんない』
の2語しか話せなくなっていたのです」名前も数字も時間もわからない。話したいこと、
伝えたいことは心の中にあるのに、言葉にすると『お母さん』『わかんない』に変換されてしまう。
右手もまひして指を曲げる動きができず、握力もほぼない。そんな状況にもかかわらず、
家族も悲観的になることはなかった。「失語症の症状は重篤でしたが、絶望することはありませんでした。
今までやりたいことを夢中でやってきたんだし、仕方ないかなと。私が何を話しても『お母さん』
を連発するので、夫や息子、娘もおかしくて笑っていました」その後、リハビリ病院へ転院。発声や聴覚、
日常生活のトレーニング、手足や体幹の回復を促すリハビリに取り組んだ。「『雨』『犬』
など絵を見て単語を読んだり書いたりするのですが、『雨』だったら『あ』と『め』の2つの音があり、
頭の中でそれが分断されている感じなんです。最初は全然できなくて、
簡単な単語を読み書きするのが難しいパズルのようでした。お風呂に入りたいときも
『お風呂』という言葉が出なくて、指をさして『ここに行きたい!』と身振り手振りで訴えました」
自分の名前と住所や1〜10までの数字を書く練習、服の脱ぎ着やお風呂に入る訓練などを続け、退院。
自宅に戻ってからは家族とのコミュニケーションがリハビリになり、医師も驚くほどのスピードで回復した。
「うちはみんなよくしゃべるので、日常会話で単語を覚え、子どもたちにも手伝ってもらいました。
例えば私の言いたいことが『たこ足配線』だとわかったときには単語をノートに書いてくれたりして、
教える側と教わる側が完全に逆転しました。特に娘は、『歯ブラシはこう動かしたほうがいいよ』とか、
『中指が動いていないからこうしたほうがいい』とか指摘が的確。リハビリの先生のようでしたね」
ファスナーの開け閉めに2年、髪をゴムで結べるようになるまでは5年以上かかった。
MRIで脳を確認すると当初より広範囲に脳梗塞が広がっているが、医師は
「脳の画像と回復度合いは乖離している」と驚く。「日常生活がある程度できるようになったごろ、
パソコンを使いたい、キーボードを打ちたいと思いました。言語聴覚士の先生が、
キーボードの画像をプリントアウトしてくれて、『A、I、U、E、O』から指を動かす練習をして、今では文章
0170社説+で新規スレ立て人募集中
垢版 |
2024/02/07(水) 00:39:33.02ID:zgrnapPq
高齢者は異常値がいくつも出ることが少なくないので、薬の種類が多くなってしまう。
薬の種類が5〜6種類以上になると副作用が現れやすくなり、転倒のリスクが増えます。
また、各種数値を正常値に下げることが、体調の悪さにつながり、意識障害につながりかねない。
年をとれば誰でも動脈硬化が起こるのですが、血液の通るところが狭くなり、血管の壁が厚くなるので、
血圧や血糖値がある程度高くならないと、脳に十分な酸素やブドウ糖が行き渡らなくなります。
そうすると、体がだるくなったり、頭がボンヤリしたりします。
とくに運転をする際には危険な事故を招きかねません。また、コレステロールのように、
循環器には悪い働きをするけれど、免疫機能やホルモン医学的には良い働きをするものもあります。
薬を使わなくても、正常値に戻すためにお酒や甘いもの、
塩分などを制限することになると人生が味気ないものとなり、
結果的に免疫機能が下がってがんになりやすくなることも、知っておいていいでしょう。
医学の世界で30年以上(日本では90年代後半以降)
トレンドになっているものにEBMというものがあります。これは「Evidence-Based Medicine」
の頭文字をとったもので、「(科学的)根拠に基づいた医療」とよく訳されます。
たとえば、血圧の薬を飲んで血圧を下げることは可能ですが、
その結果、実際に脳卒中や心筋梗塞を防ぎ、どの程度、死亡率を下げたかを知ることが大切ですし、
その根拠を求めたうえでの医療を行うべきだという考え方です。
血圧については、アメリカにかなりよく知られる大規模調査のデータがあります。
70歳で最高血圧が160mmHgの人についてのものですが、
降圧剤を飲まなかった群は6年後に10%の人が脳卒中になりましたが、
降圧剤を飲めばそれが6%に減ったというものです。これが降圧剤は有効だというエビデンスになります。
ちなみに日本では血圧の薬を飲んだり、血糖値を下げる薬を飲んだりした際、
何年後にどの病気がどのくらい減ったかという大規模比較調査がほとんどありません。
アメリカでは、エビデンスがない薬には保険会社が金を出してくれません。
だから製薬会社が必死になってエビデンスを作る。
ところが、日本ではエビデンスがないのに医者が患者に薬を強制して、
大規模比較調査をやっていない状態が放置されているので、
膨大な公的医療費の無駄遣いになるのに薬の使用が続けられています。
日本人とアメリカ人では食生活も疾病構造(アメリカでは死因のトップは心疾患)も違うのに、
アメリカのエビデンスがそのまま流用されたりもします。
70歳の人は降圧剤を飲んだほうがいいというエビデンスがある、それが通常の解釈ですが、
別の見方もできます。薬を飲まなくても90%の人が(6年間に限ってかもしれませんが)
脳卒中にならないのです。薬を飲んでも飲まなくてもほとんどの人は脳卒中にならないのだとしたら、
なってしまったときは運が悪かったと思うことにして、薬を飲まないという選択もあります。
薬を飲んで体調が悪くなる人は、元気に過ごすために薬を飲まないと決めてもいいのではないでしょうか。
さらに問題なのは、薬を律義に飲んでいても、その中の6%の人が6年以内に脳卒中になるということです。
要するにいくら医学が進歩しても、自分の運命や体質には勝てないのです。だから日本でもエビデンス、
とくに死亡率が下がったかどうかのエビデンスを取るべきだということを主張していますが、
それにこだわりすぎる必要もないと思っています。
長年、とくに高齢者の臨床を行ってきた経験からひとつ言えることがあるとすれば、
医学というのは多少の助けになっても、残念ながら、
体質や運命のようなものには勝てないということです。減塩やコレステロールの少ない食事を心がけ、
医者の言いつけを守り薬もきちんと飲んでいる人が70代で亡くなることがある一方、
タバコをスパスパ吸い、放埓(ほうらつ)な生活をしていても大した病気もせず、
100歳まで生きる人がいるのは、多くの人が知る事実です。また、検査数値もすべて正常で、
健康的な生活を送っていても、がんなどで若死にする人が意外に多いのも、
医者なら多くの人間が知っていることです。
あるいは、長寿の家系の人はかなり不摂生な生活をしていても長寿なのに、
短命の家系の人は相当健康に気を遣っていても短命なことが多い気がします。
遺伝子のようなものを前に、意外に医学は無力なのではないかと痛感させられます。
信じたくないことではありますが、寿命や病気には宿命のようなものがあるような気がしてならないのです。
0171社説+で新規スレ立て人募集中
垢版 |
2024/02/08(木) 15:11:24.83ID:e4th95UJ
性交渉は痛いから嫌だし、性欲も湧かない.今、そういう悩みを持つ若い女性患者が増えているという。
そもそもセックス自体に興味がないのだ。それには、
現代女性の膣が狭くなっていることが大きく関わっているとのこと。「膣のサイズ自体、
昔よりずっと小さくなって来ていると感じます。診察の時に使用する器具も以前はMやLサイズだったのが、
今はSやSSしか使わなくなりました」。ひとつには、骨盤の幅が狭い華奢な体型の人が増えたこと。
もうひとつは、発育段階で充分に身体が発達する前からピルを服用することかもしれない。
聞けば、近頃では娘の生理が始まる前から、PMS(月経前症候群)
が受験勉強の妨げにならないようにピルで月経を止めるようにコントロールする母親が増えているという。
ほかにも、自身のPMSが辛かったから娘にはそんな思いを味合わせたくない、
修学旅行だから生理周期をズラしたいなど、母親が娘の生理をコントロールしたい理由はあるようだ。
ピルは主にバースコントロールのために服用するものだと思っていたけれど、
まさか思春期の娘にPMSを味合わせたくないからという発想があったとは。
生殖へのコントロール意識がそんなところまで来ていたことに驚いた。
性交渉可能なまでに身体が成熟する前にピルで発育を止めてしまうことには当然、弊害もある。
「膣がまだあまり柔らかく育っていないのにピルを服用すると、膣内がパツパツに狭くなって切れやすくなることも。
また、ピルによってエストロゲンの数値が低いまま固定されてしまうと、性欲が湧かなくなります」
20代前半くらいの女性で、「膣が痛いから性交渉ができない」という最近の患者さんは、
多くがピルを服用しているそう。「女性ホルモンをどう入れていくかというのは、まだ議論の余地があると思います」。
もちろん、内膜症が酷いとか貧血になる程に経血量が多いなどの自覚症状がある場合には、
治療としてピルを取り入れることはクリニックでも推奨している。ただ、
本来は病気でもないのにPMSになるのが怖いからという理由だけで飲み続けるべきものではなく、
「発達途中の骨密度が低い状態で低エストロゲンのままをキープするのは、ちょっと心配。
そのことはご相談にお見えになるお母様にはお伝えしています」
もちろんレス増加の原因はピルの影響だけではない。「日本の性教育では妊娠がダメ、
性病がダメという、性交渉がダメな悪いもの、という印象を植え付けるだけの内容になっている」と語る。
「だから大人になっても性交渉に対して、どこか悪いことをしているような罪悪感を覚える人がたくさんいます。
それは女性だけに限らず、男性も同じ。親がマスターベーションを叱ったり、隠すべきタブーだとするから性交渉が怖くて、
自分ではできるけどパートナーとはできないという人が増えています」。
その結果、30過ぎくらいまで性交渉を経験しないまま過ごす人が男女ともに増加。
さらに30代に入りそろそろ子どもが欲しいと思い始めたときも、女性側は男性から誘ってほしい思っていても、
現代の男性は行動してくれないのだという。若い世代で男性側のレスの最多原因となるのは、ゲーム。
不妊治療に訪れる夫婦でいちばん多いのが、ゲームのしすぎで性交渉ができないレスだというのだ。
「男の人の身体って基本的には運動を好み、
運動によって筋肉が鍛えられてテストステロンという男性ホルモンが作られる仕組みになっている。
それが最近では、ゲームだけして運動をしないので性欲が湧かない。さらにはゲームばかりしていて、
セックスする時間がない」。セックスするよりゲームの方が面白い、というわけ。
これでは「生物としての力が弱まっている」と嘆くのも無理はない。
男性側から積極的に行動しないのだとしたらセルフプレジャーに励む女性が増えているのかと思うと、
そうでもない。「そこが欧米と日本との違いで、日本人の場合、セックスがないならないで、
面倒だからもういいや、となる。やっぱり皆さん、植物的になって来ているのではないでしょうか」
情報化社会において皆が悪い情報ばかりをピックアップしてリスク回避をしたがる余り、
性をコントロールしすぎた歪みが少子化問題に拍車をかけている。「女性の高学歴化が進むと、
女の部分は邪魔になってしまう。キャリアのためには妊娠や生理は足枷でしかないから、
そのデメリットをいちばん小さくしましょうね、みたいな世界観がうっすらとあって。
昔は生理が来たらお赤飯を炊いてお祝いしたのに、今や生理が来る前にピルを飲んで止めさせようとして、
『女を謳歌しましょう』という話にはならないですよね」。
0172社説+で新規スレ立て人募集中
垢版 |
2024/02/09(金) 22:57:24.95ID:8FqYstTr
大学の医局での出世が望めなかったり、組織人としての適性がなく勤務医を続けられなかった人が、
しかたなくクリニックを開業するケースもあり、そういう人は町医者という呼ばれ方を嫌いますね」
風邪をひいたとき、ちょっとお腹や喉が痛いとき、私たちが受診するのはきまって町のクリニックだ。
だが、クリニックの数は全国に10万以上。当然ながら玉石混交にならざるをえない。
皮膚科のクリニックを経営する40代の医師が語る。「うちは皮膚科と内科の看板をかかげていますが、
正直、毎日似たような症状の患者さんばかりで退屈ですよ。
水虫かアトピー、ニキビといった命に別状がない症状がほとんどで、
あとは内科で降圧剤やコレステロールの薬を出すくらいです。そういう意味で、
若い頃に夢見た『人の命を救う』仕事をしているという実感はないし、やりがいはありませんね」
昔は、英語の論文や専門誌なども辞書を引き引き読んでいたが、それもいつしか虚しくなってやめた。
新しい医学の知識はもっぱら、新薬の宣伝にくる製薬会社の営業マンから得ている。
「それでも、勤務医だった頃よりは3倍ほど稼げているし、年収は3000万円近いです。
総合病院に勤めていた頃は激務で、家族と食事できるのも週に一度だけ。
もう昔のような激務には戻れません」似たような軽症の患者ばかりをさばく毎日だが、
たまに「もしかして重い病気かもしれない」という人も来る。そういうときは、
すぐに紹介状を書いて終わりだ。「うちのクリニックでは、たいした検査もできませんし、
そもそもそんな難しい病気をたくさん診ているわけではないので、治療の責任も持てません。
自分のところで患者を囲い込もうとするより、よほど親切だと思いますよ」
実際、設備の充実していない町の診療所で、きちんと診断を下すのはなかなか難しい。
「定期的に通院していて、血液検査のデータなどがある患者さんならともかく、初診なのに
『突然具合が悪くなった』といわれると、クリニックレベルだと診断が難しいケースが多いですね」
町医者に過度な期待をしてはいけない。「経営が苦しい病院は少なくない。
ですから、病院経営のために手術をしなさいとなって、
なかには手術をする医師にはインセンティブをつける病院もあります。
そうなると、慣れない手術をする医師も出てきます
なかには、より診療報酬の点数が高い手術をしたいという医師も出てきます。
手術のために新しい機械が必要だったりすると、そのメーカーとべったりになってしまう人もいる。
でも十分な訓練もせずに、『病院やメーカーが薦めてくるからやってみよう』
という気持ちで新しい手術をしたら、当然のことながら失敗する確率は上がります」
町医者と違って、勤務医、とくに外科医は患者の命を預かる立場に立つことが多い。だからといって、
十分な責任感をもって仕事をしてくれるわけではない。勤務医には勤務医なりの「理屈」があるのだ。
「近年、医師の診断能力や手術の技量の低下を感じることがあります。
理由の一つに、医療ミスに対する社会的な責任がより厳しくなり、
若い医師に執刀させるケースが減っていることが挙げられます。手術は観ているだけでは身につかない。
ですが、若手が経験を積む機会が十分にない。指導者も不足しています。
一般的に優秀な臨床医は出世し、管理職になります。責任は重く医療ミスは許されない。
結果自らが執刀する機会を失う。さらに、管理職としての仕事が増え、
後進に指導をする機会が少なくなってしまうのです」勤務医は「組織人」だ。仕事のやりがいやハードさ、
院内での評価や出世、給料などいろいろなことに思いを巡らせながら患者を診ている。
総合病院に勤務する40代の消化器外科医が語る。
「60代の院長と一緒に手術室に立ったことがあります。私が助手という立場でした。ところが、
院長がまちがった血管を切って、出血してしまった。私は立場上、なかなかミスを指摘できずに、
そのまま院長が手術を続けました。最終的に『あとは君に任せる』
と私にメスが回ってきたので大事にはいたらなかったのですが、
そんなミスが起きていたことを患者は知りません」
上司に忖度したせいで、手術が失敗に終わる可能性もあったわけだ。もっとも、忖度すらしない、
自分勝手な医師も増えている。「激務で給料の低い勤務医は、魅力的な職業ではなくなっています。
ちょっと上司に厳しく指導されただけで、さっさとやめる20代の医師が増えていますね。
それでも美容整形のクリニックなどに行けば、何倍もの給料を稼げるので、易きに流れる若手が絶えません」
0173社説+で新規スレ立て人募集中
垢版 |
2024/02/10(土) 00:37:50.13ID:d9UxS8ge
スマホの録音機能を利用するのもいいでしょう。「先生、私、忘れっぽいから、
録音していいですか」と言えば、医師は内心は嫌でしょうが、NOとは言いません。
自分の言ったことに責任ももつようになりますから、この方法はいいですね。
患者さんは、自分のことなので、質問しにくいものです。ですから、気になることは、
やはり家族が聞いてあげるべきでしょう。あらかじめ質問を書いていくと、落ち着いて聞くことができます。
そういう努力は、必要だと思います。私は看護師たちに「とにかく患者さんや家族から話を聞きなさい」
と教えてきました。忙しそうにしているから話しかけにくいと思いますが、
知りたいことはなんでも聞くべきです。うるさがられるほど聞いていい。「あの患者さんはうるさい」
と思われるくらいのほうが、しっかり面倒をみてくれます。あなたの大事な命なのです。
医師や看護師の顔色など気にすることはありません。聞きたいことはどんどん聞きましょう。
ちょっとした不安や不満もつみ重なると、体には大きなダメージとなりますから。ただし、
看護師の立場から、ひとつだけ言わせてもらうと、地位を利用する人は困ります。「国会議員だぞ」
とか「どこぞの社長だったんだぞ」などなど。本人はそうでもないのに、家族が言う場合もあります。
申し訳ないのですが、「それがどうしたのですか」と言いたくもなります。こちらは病気が重かったり、
症状が悪ければ、慎重にしますし、時間もかけます。地位やお金で動くわけではありませんので、
そこは知っておいてほしいと思います。処方薬は、その医師の好みも反映されます。
医師は、自分でその薬を試したわけではなく、「その薬がいい」と信じて処方してくださるのです。
たとえは悪いですが、その店の料理を食べたこともないのに、他人の評価で「ここはおいしいよ」
と言っているようなものです。ですから、服用するご本人が能動的でなければならないのです。
副作用があったり、効き目が悪いと感じたなら、しっかりと伝える。「先生、この薬は効きませんよ」
とか「私には合わないみたいです」と、はっきり言わないと、医師もわかりませんから。
それで医師がムッとしたり、「それでも飲み続けなさい」と聞く耳をもたないようなら、
そんな病院は見限ってしまいましょう。ろくなお医者さんではありませんから。体は一人一人違うので、
薬の効き目も違って当然です。同じ症状でも、Aさんには合う薬が、Bさんには合わないこともあります。
それを感じられるのは、実は患者さん自身でしかありません。「先生に悪いから」と遠慮して、
我慢してしまう人がいますが、それは間違いです。自分の生命を預けているわけですから。
おかしいと思っているのに言わないのは、あなたの生命を放棄していることです。腑に落ちないのなら、
納得いくまで聞いていいのです。とにかく、患者さんの話に耳を傾け、しっかりと説明してくれる医師を選ぶ。
医者選びの秘訣は、この一点に尽きます。病院では「選択」を迫られることがあります。
たとえば、「手術をしてがんを切除するか、抗がん剤で治療するか」というような場合です。
インフォームドコンセントはご存じですね。「いま、このような状態です。今後はこんな治療をする予定です」
と、医師から説明を受け、患者や家族が同意したうえで治療を進めるという医療上の約束事です。
これは義務ですので、医師はそれを果たさなければなりません。ところが、ここには隠れた問題もあります。
患者サイドが、本当に納得できているのか、という点です。いくら説明を受けても、
治療の結果は誰にもわかりませんし、話の内容が難しくて、理解できない場合もあるでしょう。
でも、同意しないことには進みませんから「わかりました。その治療でお願いします」と、
迷いを抱えたまま答えることになるわけです。「手術をするか、薬で治療するか」という選択も同じですね。
どちらの選択が正解かはわかりません。正直、医師にもわからない。だからこそ「同意」を得るのです。
では、どうしたらいいか私なら、医師にこう質問します。「先生の奥さまや大切なご家族なら、
どうなさいますか」と。私は、先生が、最愛のご家族にする方法を選びたいと思います、と言います。
治療には100%大丈夫、という保証はありません。不測の事態も起こり得るわけですから、
医師だって怖いのです。でも、万が一うまくいかなかったとしても、口実をつくることはできるでしょう。
体質が問題でしたとか、予想以上に状態が悪かったとか。だからこそ、患者サイドとしては、
せめて医師の覚悟を仰いでおきたい。「先生なら」という質問は、そのためのものです。
0174社説+で新規スレ立て人募集中
垢版 |
2024/02/11(日) 11:16:29.79ID:EKmaFJcq
県感染症情報(1月22日―2月4日)
結核8例。
後天性免疫不全症候群1例(無症状病原体保有者、30代男性)。
梅毒3例(40代男性、20代女性、60代女性)。
過去分として
後天性免疫不全症候群1例(AIDS、60代男性)。
県感染症情報(1月29日―2月4日)
新型コロナウイルス感染症1301例。
0175情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/02/12(月) 20:35:57.72ID:tBxSmGKq
大学薬学部で行われた、ある授業。「新しい良い薬を届けることはものすごく大事なんですが、
届けた後の安全性もきっちり考えていくことは薬学部の使命だと思いますので、
きょうはすごく大事な講義の一つだと思うので、しっかり聞いてください」薬の副作用による健康被害、
いわゆる“薬害”の授業。薬物の専門家で医師でもある教授が題材に取り上げたのが、
ほかならぬ新型コロナワクチン。現在進行系の薬を巡る問題について考えさせるためです。
ワクチン接種後の体調不良が続いている全国患者会のメンバーが、現状を伝える特別講師を務めました。
今も倦怠感と記憶障害が続いている看護師。「検査をしても異常が出ない。
一般的な検査をしても診断がつかないのが私たちの最大の問題であり特徴」
そして患者会の代表。「数の先にあるのは当事者の人生であること。
確率でも何でもなく、後遺症になった人間にはこれが100%だということを知ってください」
今も頭痛や重い歩行障害に苦しむも。「普通に歩けない。
胸がすぐ苦しくなって、当たり前に歩いて、普通の生活ができない」
それぞれ接種後に起きた様々な症状を伝え、学生たちにワクチン問題をどう捉えるかを問いかけました。
「私は1回目接種してから症状が出て2回目を止められなかった一人ですが、
そのときに相談できる人がいたら、人生が変わったのかもしれないと思う。
患者の気持ちに寄り添ってくれる薬剤師などになっていただきたいと思う」
真剣な表情で授業を受けた学生たち。最後に教授は「今少なくとも、きょうこの講義を聞いてもらって、
今でも厚生労働省が接種を進めている。ここから先に出た被害は、やっぱり将来
“薬害”と呼ばれる可能性はあると思う」「ワクチン後遺症の存在を知っていたという方、
手を挙げてください」「結構知ってたんですね」「直接お話をしていただけて、
『なんで自分が』という苦しい思いがあるんだろうということが伝わってきた」
「一番の薬理だけでなく、副作用も考えて薬を選択していかなければいけないので、
その人が抱えてる症状なども含めて考えなければいけないと思いました」ワクチンによる健康被害は、
薬害なのか。改めて教授に尋ねると。「国がワクチンのせいであろうと考えた人で(死亡が)
400人を超えている。重篤な副作用というのでいうと6000人レベルに到達している。
なおかつ今でも数千人が認定を待っているという段階ですから、
薬害という分類に、少なくとも歴史的にはされるんではないかと考えます」
「新型コロナワクチンに関してのネガティブな講義をすることっていうのは、
ある意味、公立の大学でやっても問題ないんですか」「その事実を学生に伝えるということは、
何の問題もないと思いますし、(薬の)安全性を担保していくことが薬学部の使命ですので、
こういう講義をすることは、社会的にも重要だというふうに考えています」
新型コロナワクチンに関連する健康被害では、
国が医療費や死亡見舞金を出す救済認定が1月19日時点で5891件、うち死亡は423件、
そして、3000件余りが未だ審査待ちの状態です。ワクチン接種を進める厚生労働省。
正面玄関の植え込みには、過去の政策によって起きた薬害を反省する石碑が建てられています。
「東京にやってきました。2023年に結成されましたワクチン問題研究会の医師グループが、
記者会見である発表を行うそうなんです。場所は、ここ厚生労働省です」
ワクチンの安全性に疑問を持つ医師や研究者が2023年に設立した「ワクチン問題研究会」が、
中間報告を行いました。「今のところ201種類の疾患、そして副作用の報告数としては(世界で)
3071本の論文が出ている。一つのワクチンでこれだけの論文が出ているというのは、人類史上初めて」
ワクチン接種後の健康被害に関する研究論文は、今や世界で3000以上発表され、
症状は免疫や血液、神経など全身に表れている事実を指摘。さらに「一つの病変部位に
(ワクチンの)スパイクタンパクがあるかどうかを明確に証明していく。
訴える材料に利用できるまで、しっかりやりたいと思っている」ウイルスへの免疫を獲得するため、
ワクチンが体内で作り出すスパイクタンパクそのものが体に有害であることを証明していくと、
今後の研究方針を示しました。「国の政策が本当に良かったのか、謙虚に立ち止まって考えるべき。
何が起こってるのかこの事実を事実として認めて共有して、未来に向かって進んでいきたいと思っている」
今も続くワクチン接種に、薬害のおそれはないのか。専門家の研究や学問の場などに関心は広がっています。
0176情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/02/13(火) 23:29:36.40ID:LIjAbeCG
メンタルクリニック受診歴のある元・職員からは、「薬でごまかすだけで、頼りにならなかった」
という意見も寄せられた。すべての精神科医を弁護する立場にはないが、
ひとこと、言い訳を申し上げておく。精神科は元来、「精神障害者」御用達であった。
一方、いかなる意味でも「精神障害者」ではない。当然ながら、誰一人「患者扱い」など求めていない。
ここにミスマッチの原因がある。精神科は、「こころの診療科」の呼称で、
精神療法中心の方針を打ち出している。したがって、クリニックの診療は、
病院の実践知と、大学病院の「薬に頼らない」治療ノウハウとのハイブリッドである。また、
職員を辞して精神科医になった人もおれば、産業医として職域メンタルヘルスに精通している医師もいる。
診られて当然だし、診なければならない。知る限り、ここ以外にも、
働く人のメンタルヘルスを得意としているクリニックが複数ある。しかし、その数は多くない。
駅前にも、街角にも多数のメンタルクリニックがあるが、職域のメンタルヘルスには寄与できていない。
そこにはいくつか理由がある。まず、薬物療法しかできない精神科医は、役に立たない。メンタル不調は、
疲労、睡眠不足、人間関係が原因であることは、本人が一番わかっている。したがって、
精神科医に求められるのは、生活習慣をめぐる指導、対人関係に関する助言、労働環境への介入であり、
薬ではなく、言葉による治療である。しかし、本邦の精神医学教育は「治療=薬物療法」と見なしがちで、
これでは「薬でごまかすだけ」と言われてもしかたない。学会の推奨する標準治療を妄信するタイプも、
難しい。今日、どの学会も科学的根拠に基づいた「最良の治療」を推奨するために、
標準的な治療を提案している。精神医学においても、疾患別の治療ガイドラインが整備されている。
しかし、典型的な精神疾患は少なく、大部分は、状況に反応して一過性に生じた「バーンアウト」である。
担当医には個別の事情に応じた柔軟な対応ができなければならない。法知識を持つ人にとっては、
法哲学における「法的安定性と個別妥当性」の関係と比べるとわかりやすいかもしれない。
法的安定性を徹底すれば、法律は完璧な「石頭」と化す。同じく、標準治療を強制すれば、
精神医学は人間規格化の技術と化す。しかし、人は、皆、患者としては「規格外」である。
取り巻く状況は千変万化であり、そこから生じる「バーンアウト」もまた千差万別である。
型通りの治療が通用するはずがない。すぐに休職の診断書を出すタイプの精神科医も、
かえって事態を混乱させる。人々は、尽力することに誇りを持っている。職務を放棄したいとは思っていない。
仕事を続けたいのに、労働条件が悪すぎてそれができなくて、誰かの助力を求めているのである。
実際、それは結果として健康問題のように見えるが、真の原因は事業場の安全配慮義務の問題である。
それなのに、もし、精神科医が過重労働の事実を指摘することなく休職の診断書を書けば、
職場はそれを「私傷病」(≒「自己責任の傷病」)としてとらえる。
自分たちの管理責任など自覚するはずもない。メンタルヘルスのために、
何らかの支援を行いたいと思えば、医師にはすべきことがある。まず、最低でも、24時間×7日間の睡眠・
覚醒パターンを把握する。通勤時間、出勤・退勤時刻、週間スケジュールを聴取する。
その目的は、その人に応じた起床・就床のタイミングを決めるためである。
平時の業務に加えて、職場泊まり込みもあろう。睡眠不足で日中も眠いから、
業務の合間に15分でも仮眠をとれる時間を探したい。重大な要件のタイミングで、
脳のパフォーマンスを最高潮に持っていくピーキングを意識的に行わなければならない。
そのためには、当日の休憩・仮眠時刻を戦略的に設定したい。早朝に入ることが予想されるなら、
前日・前々日の起床のタイミングもそれに合わせねばならない。次いで、労働法規の知識を、
生きた実践に変える。法律を知っているだけでは不十分である。その知識を戦略的に用いて、
その人の疲労度、職場の(無)理解度、タイミングなどを考慮して、適切な意見申述を行う。要は、
診断書の「付記」欄で、職場に対して健康リスクを訴え、かつ、職場の責任者の安全配慮義務に関して、
法規を反映した注意喚起を行う。文面は、第一弾は穏やかに、それで職場が動かなければ次第に強くして、
切迫性、緊急性を打ち出していく。もっとも、ほとんどは職場と対立したいと思っているわけではない。
権利・義務関係の露骨な表現は、無用な摩擦を招く場合もある。診断書の文面は、十分に納得の上で記載したい。
0177情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/02/14(水) 00:21:54.32ID:zYGdfZvy
30代の男性。「陰謀に巻き込まれた。組織の人間に命を狙われている」
などと怯えてオープンダイアローグを受けました。男性が恐れているのは仕事の雇い主だったのですが、
なぜそう思うのか、医療スタッフも家族も理解できませんでした。しかし、「不確実性」
に耐えて話を聞くうちに、きっかけとなる出来事が分かったのです。男性はもともと賃金が低く、
この年は年末のボーナスも出なかったため、家族へのクリスマスプレゼントを買えずに悩んでいました。
そこで勇気を出して雇い主に電話をかけて、ボーナスの支払いを求めようとしたのですが、
通話中に突然停電が起きて会話が途切れてしまったのです。
困窮続きで既にこころが弱り切っていた男性は、この停電を雇い主がわざと起こしたと考えて、
電気までも操れるその力を恐れるようになったのです。
少々飛躍した考えですが、思考の筋道は理解できます。ミーティング参加者たちは、
男性のこころの悲鳴に共感できるようになりました。参加した心理士と精神科医は、男性の前で
「自分よりも他人の気持ちを忖度するタイプなのでは」「自分の権利を主張することが苦手なのかも」
などとリフレクティングを行いました。こうした対話を通して、
信頼できる人たちと一緒に自らの心象風景を覗き見た男性は、停電を偶然だったと思えるようになり、
短期間で症状が消えて劇的に回復したのです。オープンダイアローグの場合、
再発してもまた対話を行うことで、早期の回復につながることが知られています。
このため、回復した患者の定期通院を医療者側が一方的に求めることもしません。
「せっかく回復したのだから、病気のことなんか忘れて医療からも自由になろう、というわけです。
その方が精神的にも健康に過ごせます。もし再発したら、その時に来ればいい。
対話でまた治るのですから」これほどの成果を上げれば世界が注目するのは当然ですが、
日本で特に関心が高いのはなぜなのでしょうか。日本の精神医療の質の低さが関係しているのでしょうか。
現状を何とかしたいという思いが医療者の中にも強く、それが関心の高さにつながっているのでしょうか。
「オープンダイアローグへの関心が特に高いのは日本とポーランドです。どちらも精神医療が遅れた国で、
人権を侵害する事件も多い。あまりにも遅れているがゆえの関心の高さでしょうね。
関連書籍の安定した売れ行きを見ると、やはり専門家も忸怩たるものがあったのだと思います。
診療報酬などの様々な制約(オープンダイアローグを行っても診療報酬がつかない)
があって今はできないけれど、本当はもっとちゃんとしたことがしたい、という潜在的な熱は感じます。
日本の医療者の良心も、ある程度は期待していいんじゃないでしょうか」
オープンダイアローグを日本で実践するにあたり、まず、
劇的な効果が出ている統合失調症の急性期の患者ではなく、ひきこもりの人を対象としました。
なぜなのでしょうか。「当初、ひきこもりの人を対象にしたのは、『対話で統合失調症は治ります』
と言っても、日本の精神科医は信用しないと思ったためです。ひきこもり支援なら
『家族も巻き込むので有効かもしれない』という反応があったので、受け入れられやすいだろうと考えました」
「ところが驚いたことに、日本でも統合失調症に一番有効だと分かったのです。
オープンダイアローグによる変化の幅が一番大きく、幻聴も消えてしまうレベルの高い有効性を示しました。
薬物療法以上に有効だったのです。しかも、時間もかかりません。私は還暦を過ぎましたが、
この年でこれほど新しい臨床経験ができるとは夢にも思っていませんでした。
新鮮な驚きと好奇心とワクワク感を持つことができ、非常に感謝しています」「ただ残念ながら、
私の現在の臨床現場は大学病院と外勤先のクリニックなので、対応可能な数が限られています。
申し訳ないのですが、要望をすぐに受けられる状況ではありません」「これまで主に対応してきたのは、
他の病院で治療したけれど全然良くならず、藁にもすがる思いで来られた統合失調症の患者さんたちです。
通常治療では症状が治まらない患者さんたちにも、とても有効だったのです。あまりの効果に、
当初は私自身が『こんな劇的なことが起こるはずがない』と半信半疑になってしまうほどでした」
「これは日本に限りませんが、ほとんどの精神医学の教科書に
『統合失調症はカウンセリングや精神療法では対応できず、
薬物療法か電気ショックか入院療法しかありません』と断定的に書いてあります。
0178情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/02/15(木) 21:12:44.37ID:fz8kaVhE
母親はそれ以上、何も言わないで黙っている。どうしたらいいか分からず黙っている。
診察室はしーんとなってしまった。最後に抗生剤ってそれはたまたま風邪が治る時期だったとしか思えない。
医者も患者も、薬を「使った」「治った」だから「効いた」とすぐに考える。いわゆる「3た」療法である。
この患者家族は少しでも情報提供をと思って1カ月前の治療経過をぼくに教えてくれたのかもしれない。
たぶんそうだろう。でも、こういう薬を出してくださいと言われているようなプレッシャーとなってしまった。
4歳なんだからしっかりとハナをかんで、風邪薬(カルボシステインのみ)
を飲んでいれば十分と言いたいところだったが、散々迷ってアレルギー止めも処方した。
さすがに抗生剤は出さなかった。最近はさすがに減ったが、「抗生剤を処方してください」
という患者家族もいる。数年前の調査だが、日本国民の約半数が「風邪に抗生剤は無効」
と知っているそうだ。逆に言えば、半数は知らないということだ。この責任は医師にある。成人の内科医や、
耳鼻科医は、子どもの風邪に対して平気で抗生剤を処方する。風邪に抗生剤は無効であり、害である。
サミットでも、抗生剤乱用による耐性菌の増加を抑えるための首脳宣言が出された。
厚労省のホームページにも、「抗微生物薬適正使用の手引き」というものが公開されている。
専門的な内容で、量もかなりあるが、厚労省は医師のみでなく患者にも読んでほしいと言っている。
正直に告白すると、本当に恥ずかしいことだが、一度だけ患者家族から
「抗生剤を出してください」と言われて風邪の子に処方したことがある。
その子は小学校高学年でこれまで風邪のたびに抗生剤を他のクリニックで出され続けていたため、
親は抗生剤を飲むのが常識と思っていたのである。押し問答になってもしょうがないと思って、
いやそれもあるが、あまりにもクリニックが混雑していたので、抗生剤の害を説明する気力がなかった。
ところが3カ月後にその患者家族が風邪で再びうちを受診した。
患者に誠実にならなければならないと思い直し、時間をかけて、風邪に抗生剤を飲んではいけないこと、
この前は抗生剤を処方したことを謝罪した。てっきり親から「この子には抗生剤が効くんです」
と反論を受けると思っていたが、意外な反応が返ってきた。「そうなんですか。抗生剤を飲むと、
体内に耐性菌というのが増えて将来怖いことになるんですね。知りませんでした。この子、
この先どうなってしまうんでしょう今までの先生はそんな説明はなく、いつも抗生剤を飲んでいました」
「今からでも遅くありませんよ。これを機会に抗生剤はやめましょう。ちゃんと風邪は治りますよ」
この一件によって、自分の医師としての未熟さを思い知らされることとなった。
ちゃんと丁寧に説明すれば、家族は分かってくれるのだ。それを「抗生剤を出さない」と言えば、
家族と一悶着になると思い込んで安易に抗生剤を処方してしまった。たった1回の処方かもしれないが、
一事が万事である。開業医が風邪に抗生剤を処方する問題はなかなか根深いものがある。
うちを受診する患者のお薬手帳を見て、
広域スペクトルという強い抗生剤を過去に大量に飲んでいるのを知って唖然とすることがある。
この子の未来の健康はどうなってしまうのだろうか。患者家族に「風邪に抗生剤は効果無し、
それどころか有害」と言うと、保護者から「ではなぜ他の先生は抗生剤を出すんですか」
と聞かれることがよくあり、言葉に詰まる。なぜ出すのだろうよく分からない。
一部に抗生剤を歓迎する患者がいることも事実だろう。
患者は一般的に薬をたくさん出される方が喜ぶ傾向にあるように見える。それは、
その方が医者の姿勢があたかも熱心に見えるからだろう。もう一つ考えられる理由は、
抗生剤を出すことが、病気が悪化したときのアリバイ作りになっているのではないだろうか。
自分はベストを尽くしましたよと。そんなことでいいのだろうか。でも、もしかして最大の理由は、
患者とのコミュニケーションを抗生剤を出すことで省略しているのではないか。
はい、これがマックスの治療ですよみたいな感じで。医者と患者の関係で一番大切なのは、
相互の理解を深めるコミュニケーションである。自戒を込めて言うが、
抗生剤を欲しがっている患者に抗生剤を出すのは極めてイージーな医療で、
いかに抗生剤が不要であるかを説明するのは時間もかかるし、骨も折れる。
だが、それが医師の使命であろう。なお、念のために言っておくが、
成人の風邪にも抗生剤はまったく効果はない。これまでの人生で風邪で抗生剤を飲んだことは一度もない。
0179情報発信元:七七四通信社
垢版 |
2024/02/16(金) 03:14:02.73ID:r/CNkLMw
10代の女性患者に病院の診察室でわいせつな行為をしたなどとして逮捕・
起訴された小児科医が、他にも10人に対しわいせつな行為や裸の動画を撮影し、
約150本の動画ファイルを持っていた疑いで追送検された。
強制わいせつや児童ポルノ禁止法違反などの疑いで追送検されたのは、小児科診療部長(43)。
10代の3人に病院で診療行為を装い胸を触るなどのわいせつな行為をしたほか、
3人を含め計10人の裸の動画をスマートフォンで撮影し、
その動画を自宅で所持した疑い。これまでに強制わいせつの疑いなどで5回逮捕されており、
警察は10代の女性 計11人が被害にあっていたことを裏付け、
捜査を終結したと発表した。調べに対し、黙秘しているという。警察によりと、
これまで計53回のわいせつ行為と10代の裸が映った動画ファイル約150本が見つかったという。
診療室での卑劣な行為ですが、どのよう感じすかこれはひどいですね、胸が気持ち悪くなるぐらい。
6年間にわたって11人の女性がずっと被害にあい続けたということですが、
恐らく声をあげたかったけれどあげることができなかったという被害者がいるかもしれません。
何よりも医師としての自分の職務を完全に悪用して犯罪を続けてきた疑いがあるということで、
本当に卑劣な行為です。声をあげることができなかった女性の気持ちを思うと本当に痛ましいですし、
こういう人が医療関係者それも幹部ということで、こういう人を医者にしてよかったのかと思います
本来は人を助けるのが医師なので許されない行為です。
自身が勤務する病院で患者の女性にわいせつな行為をした疑いで、
5度にわたり逮捕されていた小児科医が、
44回にわたるわいせつ行為や病院内で撮影した児童ポルノ約150本を所持した疑いで追送致された。
準強制わいせつや強制わいせつ、児童ポルノ禁止法違反の疑いで、
地方検察庁支部に追送致されたのは、小児科の医師(43)。
警察によりと、自身が勤務する病院の診療室で、
診療行為を装って10代の3人の胸を触るなど、合わせて44回にわたるわいせつな行為をした疑い。
また、同じく診察行為を装って10代の10人の裸の写真を撮影し、
約150本の児童ポルノを自宅で所持した疑い。
裸はスマートフォンで撮影したのではないかとみられていす。被害のうち1人が、
診療行為中にわいせつ行為をされたのではないかと警察に相談したことから一連の事件が明らかになり、
自宅や病院などの捜索をして、今回の追送致で捜査を終えたという。警察によりと、
最初の逮捕後すぐに黙秘に転じ、これまでの取り調べに対して一貫して黙秘しているという。
診療を装って女性患者にわいせつな行為をしたなどとして、逮捕・起訴されている小児科医師は、
53回にわたってわいせつな行為に及んでいたと見られていす。小児科診療部長(43)は、
診療を装って女性患者にわいせつな行為をしたなどの疑いで、逮捕・起訴されていす。
警察は捜査を終結したとし、診療を装い、合わせて5人の当時10代の患者に対し、
53回に渡って胸を触るなどわいせつな行為に及んでいたとした。
また、スマホからはそのわいせつ行為などを撮影した映像がおよそ150本見つかったという。
警察の調べに対して当初、容疑を認めていたが、その後は黙秘していす。
診察中にわいせつな行為を繰り返していた小児科医を警察は、追送検し捜査を終結したと発表した。
小児科医は、これまで準強制わいせつの罪などで起訴されていす。警察によりと、
10代の患者に対して診療行為を装い、胸を触るなど計53回にわたりわいせつ行為をしたほか、
わいせつ行為を撮影した映像をおよそ150本所持していたとみられていす。
小児科医師が診療を装い10代の患者に4回にわたってわいせつな行為をしたとして追送検された。
小児科診療部長(43)は、診療を装い、10代の患者に、4回にわたって胸などを触るなどした疑い。
被害から「同じ医師にわいせつ行為を繰り返し受けている」と相談を受け、
押収したスマートフォンの映像などから犯行を断定したという。この他4人の10代患者にも、
診療を装いわいせつな行為をしたとして、5回逮捕されていて、3件で起訴されていす。
最初の逮捕時は容疑を認めていたが、2度目の逮捕以降黙秘を続けていす。
診療行為を装い患者にわいせつな行為を繰り返したとして、
5回にわたり逮捕されていた小児科医が追送検された。
準強制わいせつの疑いで追送検されたのは小児科医(43)。小児科医は2年間で、
4回にわたり10代の患者に対し、診療行為を装って胸を触るなどわいせつな行為をした疑い。
レスを投稿する


ニューススポーツなんでも実況