不用品の買い取り業者として高齢者の自宅を訪問し、隙をみて室内から指輪などを盗んだとして、業者の元代表が逮捕されました。

警視庁は、この業者が首都圏で同様の手口の盗みを80件余り繰り返していたとして、詳しく調べています。

逮捕されたのは、千葉県浦安市の会社員で、不用品の買い取り業者の代表取締役だった、園原広大容疑者(30)です。

警視庁によりますと、去年8月、東京 江東区の80代の女性の自宅を訪問し、室内から指輪やネックレスを盗んだ疑いが持たれています。

女性が衣類などを見せた際に「ほかの不用品はないか」などと言ってその場を離れさせ、隙を見て室内を物色し盗み取ったとみられています。

警視庁によりますと、この業者をめぐっては、これまでに社員5人が逮捕・起訴されていて、被害は東京や神奈川など合わせて80件余り、被害額はおよそ2500万円に上るということです。

警視庁は、容疑者が社員らに同様の盗みを指示していた疑いがあるとみて、詳しく調べています。



不用品買い取りの隙に指輪など盗んだ疑い 業者の元代表を逮捕
2022年9月2日 12時29分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220902/k10013799681000.html