「ガーシー参院議員」逮捕の可能性はどれくらいあるのか?

詐欺案件だけではない可能性
「しかしその後、コロナ禍のせいでコラボがキャンセルになったと言いつつも返金されることはなく、コトが露見したという流れでした。ガーシー氏自身は、預かったカネはギャンブルに使ったと告白した後に、被害者に対して弁済が済んだことも明かしています。ただ、詐欺罪は親告罪ではないので被害届などがなくても捜査当局が立件に向けて動くことが可能です。立花党首の“逮捕されないという保証がない限り”という発言は、この点を踏まえてのものでしょう」(同)

実際、当局としてはガーシー氏の動向にどれくらい注目しているのだろうか? 

「重大な関心を払っているという印象を持っています。詐欺容疑が注目されていますが、ガーシー氏のようにその一挙手一投足が世の中の関心事となっている場合、様々なルートからタレこみ、つまり疑惑情報が当局に持ち込まれることがままあります。玉石混交なことが多く、いちいち検証していかなければならないのですが、中には核心に迫るものもあったりする。具体的なことは判然としませんが、ガーシー氏や立花党首が警戒するように、逮捕はそれなりにあり得る、決して無いとは言えないと見ています」(同)