40歳を過ぎて非正規社員をやっている方々をどう処理するか、それが今後の社会の問題となるでしょう。
彼らはまともな蓄えもないまま老後を迎えるわけですから。そして、そんな老後貧困予備軍とも呼ぶべき人々がこの社会には6%も存在しているのです。
1990年代には存在しなかった日本社会の危険因子と言えるでしょう。40歳非正規の方は当然将来もらえる年金も少ない。
普通は年金で賄えない分の老後の生活費は預貯金から切り崩しますが、彼ら40代非正規組はその蓄えがないのです。40歳非正規社員は同年齢の正社員に比べ貯蓄が平均680万円も少ないというレポートもあります。日本社会は彼らをどのように切り捨てるべきか、考えています。