てつやは、陣内孝則に長い石段の上に連れて来られていた。
陣内「よくも俺の饅頭食いやがって!」
てつや「ごめんなさい!すみません!」
陣内「許さん!この石段から叩き落としてやる」
てつやは石段を見て、ゾッとした。ここから転げ落ちたらただじゃ済まない。
てつや「嫌だー!勘弁して下さい他に何でもしますからそれだけはやめてください!」
陣内「いいや!落とす」
陣内はてつやを落とそうと階段に引っ張るが、てつやはもがく」
てつや「やだやだー!死んじゃう!絶対死んじゃう!やだー!ざわくんーりょうくんーとしみつー!助けてー!」
虫眼鏡「ほっとけ」
りょう「何やってんだよあいつー」
としみつ「バカじゃねーの〜(笑)
陣内「この野郎!大人しくしろ!」
てつや「やだー!落ちるのやだー!死にたくなーいーやだぁー!(号泣)」
虫眼鏡「あいつついに泣き出したよ」
としみつ「訳わかんねー(笑)」
りょう「・・・俺行ってくる」
りょうは陣内とてつやの所に向かう
りょう「陣内さん!陣内さん!」
陣内「あ、何だ?」
てつや「りょ、りょうくーん!」
てつやは、陣内の腕を振り切り、りょうの胸に飛び込むとりょうの胸に顔を埋め号泣する。
てつや「りょうくん助けてぇ!俺死にたくないぃ!死ぬのやだぁー!」
てつやは、すごい力でりょうにしがみつき、りょうの胸に顔を埋める。それだけ怯えていて、りょうを頼りにしているのだ。
りょう「陣内さん俺からもお願いします!てつやを許してやって下さい!俺もう見てられないんです!」
陣内「何だと。そいつは俺の饅頭食ったんだぞ?」
りょう「饅頭だったら、俺が買ってきます!どんな高い饅頭だって買いますよ!」
陣内「本当かよ」
りょう「俺はマジです!もしそれでもてつやを階段から落とすと言うなら俺を落として下さい!いくらでも落ちてやりますよ俺は!」
陣内「・・・わかったよ。許してやるからそんな熱くなるなよ」
りょう「あ、ありがとうございます!ほらてつやも言えよ!」
てつや「ありがとうございます!本当にごめんなさい!」
りょうは、てつやを連れてメンバーの所に戻る。
りょう「てつやを回収したぞー!」
虫眼鏡「まだ泣いてんのかよ!泣き虫てつや」
てつや「うるせぇやい!」
虫眼鏡「階段から落ちたって死にゃしねーよ。ったく」
りょう「まぁまぁてつやは死ぬと思ったんだよなぁ」
てつや「うん」
虫眼鏡「ったく泣きべそばかりかきやがってみっともない!」
としみつ「(爆笑)」