サラは・・・女性なので、仕方がないのかもしれないが、広島と長崎の原爆投下を、ちょっと気にしすぎだと思う。

もし、広島に原爆を落とされた時点で、日本軍も、たとえばノースカロライナ州とかに報復で原爆を投下していれば、長崎にまでもは落とされなかったかもしれない・・・。
あるいは、日米がほぼ同時に核爆弾と攻撃手段を実用化していれば、互いに使わずに済んだだろう。
戦争ってのはそういうものだよ。やっぱりサラは軍事をあまりよく分かっていない・・・。

日本も間に合わなかったが、抑止あるいは報復のために、理研が核爆弾を研究開発していたし、その研究は戦後も継続され、極秘裏に完成させている。
もっとも、これは、冷戦期にNATO軍の最後の切り札だった核地雷と同じように、北海道でソ連軍の侵攻を食い止める、最後の切り札の核地雷であったようだ。

話は戻るが、日本も米軍の無差別空襲に対抗して、風船爆弾や潜水空母を開発し、米国に、軽微な損害を与えている・・・。これも無差別兵器だ。米国の一般人を殺傷している。
なお、風船爆弾には化学兵器を搭載する案もあったが、先帝陛下に却下された。

無差別空襲・・・東京大空襲が有名だが・・・北海道や青森も空襲を受けている・・・サラは原爆以外にはあまりインパクトを感じないかもしれないが・・・。
日本も、大陸の作戦では都市部への空爆を行っている・・・。重慶爆撃は、9ヶ月間で200回以上の爆撃。
作戦の背景が全然違うので、比較対照はできないが・・・。サラの純粋に戦争の蛮行だけを見る観点からだと、これが現実。

サラは軍事をあまりよく分かっていない・・・。