淫夢がマイナージャンルだった時代にはあり得ないことだったのだが、
最近では淫夢を知らない人間が淫夢語録を無自覚に用いるケースが数多く発生している。
本来淫夢ネタは広がれば広がるほど著作権やアウティングの問題と
向き合わなければならなくなるため内輪ネタで完結しなければならないものであった。
しかし淫夢語録がこの記事にあるような「内輪から飛び出してネタを用いる人々」の存在や
スマートフォンの普及と同時に台頭してきた2chまとめサイトの登場と淫夢ネタの流行が重なった事で
驚異的なスピードで広がってしまった。
結果、有名声優や漫画家、ネット文化と犬猿の仲であるテレビまでもが
公の場で平気で淫夢ネタを使う・紹介するという最悪の事態にまで発展してきている。
また、こういった声優らの発言によりこれら声優や漫画のファンは
「淫夢ネタは公の場で気安く使っても良い」と勘違いし事態は一層複雑になっている。
ご注文はうさぎですか?によって生まれた「あぁ^〜心がぴょんぴょんするんじゃぁ^〜」等がその最たる例である
(尤も「あぁ^〜」は六尺スレ由来であるが)。
先に記されているように淫夢ネタを嫌う人は多い。
また淫夢ネタはゲイというセクシャリティを嘲笑していると誤解される可能性が高いネタである。
またセクシャリティをネタにしていない事を理解してもらえたとしてアウティングや著作権の問題から逃れることは不可能なネタである。
淫夢ネタ以外にも元ネタが疎かにされるインターネットスラングは多い。
自分の使っているインターネットスラングがTPOに則したものであるか今一度見なおして欲しい。