北欧の他の国家と違い、フィンランドは冷戦後が終わっても非常時に備えた備蓄を決して止めませんでした。
現在、フィンランドは、うらやましいほどの医療およびサバイバル用品の国民への供給を続けています。

1部の国では、コロナウイルスのパンデミックと戦うために、防護服を用意する所から争う必要がある中、
フィンランドはサージカルマスクなどの個人用防護具なども含め、羨ましい程の備蓄があります。
備蓄には、医薬品だけでなく、油、穀物、農業用具、弾薬を作るための原材料も含まれています。
ノルウェー、スウェーデン、デンマークは冷戦終了後にそういった備蓄を放棄しました為、
今回の様な危機時にうまく対応できませんでした。
フィンランド政府は第二次世界大戦以来初めて備蓄された医療機器に手をつけました。


「フィンランドは北欧諸国中で常に大災害や第三次世界大戦の備えた準備を整えている」と
ノルウェー国防研究所の学者であるマグヌス・ハーケンスタッドは述べました。

最も幸せな国のリストで上位にランクされているフィンランドですが、ロシアの隣という位置と
歴史の教訓により、現在も550万人の全国民が最悪の事態に備える準備ができていると、
フィンランドの国家緊急供給庁の最高責任者であるトミールーネマ氏は述べました。

中略

地政学的に何かが起こるとバルト海交通に頼らなくてはいけないフィンランドは
サプライチェーン的に非常に脆弱です

中略

備蓄品の数量や管理状態や保管倉庫の詳細は完全に極秘であり、
公的に入手可能な情報はありません。

当局は、備蓄を全国に広がる施設のネットワークで保管している事、
現在のシステムが1950年代から導入されている事だけは教えてくれました。

後略

https://www.nytimes.com/
第三次世界大戦に備えている国はやはりちがう