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チャールズ・リーバー
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チャールズ・リーバー(Charles Lieber, 1959年4月9日 - )はアメリカ合衆国の化学者。

トムソン・ロイターが発表した2000年から2010年における偉大な化学者トップ100において第一位に選出されるなど 、ナノデバイス、ナノワイヤーなどナノテクノロジーにおける世界的権威として知られる。

アメリカ合衆国国防総省やアメリカ国立衛生研究所から研究資金を得る際、「外資系研究機関との雇用契約はない」と2018年4月24日に申告していたが、司法省が傍受していた2012年6月27日付のメールに中華人民共和国の武漢理工大学との契約署名が含まれていたことが発覚し、虚偽の申告をした容疑で2020年1月28日に逮捕された。

司法省によるとリーバーは2012年から2017年頃に千人計画に参加し、月5万ドル(約550万円)の給料や15万8000ドル(約1740万円)の生活費を受け取った。
その見返りとして中国・湖北省の武漢理工大学名義での論文発表などが求められたという。

ハーバード大学は逮捕後にリーバーに有給休暇を支給し、現在は休暇扱い。
2021年12月21日、マサチューセッツ州ボストンの連邦裁判所の陪審員により有罪の評決を下された。
今後、有罪評決を受けて判決が言い渡される。