スティグレールという最近亡くなったフランスの哲学者がいるんだけど、
現代は、他人と違うということを示す為の消費活動、
他人の優位に立つ為の消費活動、自分自身のアイデンティティを確認する為の消費活動
が急速にメディアやSNSによって加速させられる時代らしい

娯楽としての趣味の領域で、楽しさを目的とした消費から競争としての消費や
闘争としての消費として、消費が機能していくようになるということで、現代を予言しているようだ

強制された競争の中で、自分自身がこの競争を選んだのだと
自尊心から競争を正当化するようになり、
その中で、自分自身がなにものでもないという感覚と自分自身が特別なものだ、
という二つの矛盾した感覚を絶えず刺戟され続けそれによってどんどん依存していくらしい

まんまTwitterだなぁ、という感じがして驚いたよ