隠居とは
読み方 いんきょ

戸主が家督を他の者に譲ること。
または家督に限らず、それまであった立場などを他人に譲って、自らは悠々自適の生活を送ることなどを指します。
もしくは、第一線から退くことなどに対しても用います。
日本の民法上の制度としての隠居は、戸主が生前に家督を相続人へ譲ることを指し、日本国憲法の施行に伴う民法の応急的措置に関する法律(昭和22年法律第74号)により、日本国憲法の施行(1947年5月3日)と同時に、戸主制の廃止と共に隠居の制度は廃止されました。