ソニーのCMOSイメージセンサーのパワーは止まらない。中国における監視カメラマーケットはいまや現状の3〜4倍となる6億台までいくと言われている。
これらの多くがソニー製のCMOSイメージセンサーを使っている。もっと驚くべきことは、中国ファーウェイの次の次のスマホについては、CMOSセンサー16個使いが予定されているとの話もあり、こうなればソニー様のご天下がやってくるのだ。
2020〜21年もニッポン半導体の柱はソニーが担っている。(セミコンジャパンのソニーブース)2020〜21年もニッポン半導体の柱はソニーが担っている。(セミコンジャパンのソニーブース) 
もちろん、こうしたファーウェイの動きに対し、スマホトップのサムスンや3位のアップル、さらにはシャオミー、オッポなどの中国勢も追随するだろう。
そうなれば、CMOSイメージセンサーで圧倒的なシェアを持ち、技術開発でも抜きん出ているソニー製品がさらに使われていくことは間違いない。
ソニー自身は、近い将来に世界におけるCMOSイメージセンサーの市場シェアを現状の50%から60%に上げていきたいとしている。しかして、スマホの多眼化が加速度的に進めば、もっと大きなシェアをソニーが獲得することは決して夢ではない。