>>39
カメラに搭載されているイメージセンサー(撮像素子)は、光を電気信号に変える役割があり、フィルムと同じ働きを持っています。イメージセンサーには明るさの差を記録できる範囲があり、これをダイナミックレンジと呼びます。
ダイナミックレンジの幅が広ければ広いほど、より明暗差が大きいところでも記録することができますが、いかに高性能なカメラであっても、人間の目ほどダイナミックレンジは広くありません。
ですから、ダイナミックレンジの限界を超えてしまうと、明るい部分が白一色で抜けてしまったり、逆に暗い部分が真っ黒につぶれてしまうという現象が起きます。
これが白飛びと黒つぶれであり、できるだけ白飛びや黒つぶれな起きないように露出を調整することが、写真上達のコツとも言えます。