世界スマートフォン出荷台数、2年ぶりに前年同期比プラスに──Canalys調べ
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1911/01/news070.html
調査会社Canalysが10月31日に発表した第3四半期(7〜9月)の世界での
メーカー別スマートフォン出荷に関する調査結果によると、
総出荷台数が2年ぶりに前年同期比で増加に転じ、1%増の3億5240万台だった。

首位は韓国Samsung Electronicsで、出荷台数は11%増の7890万台、
市場シェアは2ポイント増の22.4%。
営業利益を犠牲にして販売価格を抑える戦略が奏功したとCanalysは分析する。

2位は中国Huaweiで、出荷台数は29%増の6680万台、
市場シェアは4.1ポイント増の19.0%だった。
中国国内での出荷台数が66%も伸びたことで堅調だった。
中国以外での出荷台数に貢献したのは主に米国による「禁輸措置」が
実施される前に発売した「HUAWEI P30 lite」などであり、
「まだ困難な時期を脱したとは言えない」とCanalys。

3位は米Apple。出荷台数は7%減の4350万台で、
市場シェアは1.1ポイント減の12.3%だった。
9月の新端末発表を待つ買い控えの影響とみられるが、
「iPhone 11」などの新端末は(同四半期内の)
9月13日に発売されており、もう少し出荷台数が
伸びてもよかったとCanalysはコメントした。