ARMもファーウェイに製品提供中止へ、スマホ製造を完全に終わらせる致命的な措置に
https://buzzap.jp/news/20190522-arm-huawei/

ソフトバンク傘下のARMはアメリカによる貿易制限に対応するため、Huaweiとその子会社に対して「すべての有効な契約、サポート資格、および保留中の契約」を停止するように従業員に指示したそうです。

ARMが保有する技術にはアメリカ由来のものが含まれているからとのこと。アナリストはこの動きが長期的になるとHuaweiの事業にとって乗り越えられない打撃になると述べています。

なお、ARMが手がけるのはモバイル向けプロセッサのチップセットの設計。クアルコムのSnapdragonシリーズはもちろん、Huaweiが自社生産しているKirinプロセッサも、ARMが設計したコアを採用しています。

Googleの各種サービスが提供されていない中国国内であれば、Google Playなどが利用できずともスマホの販売にこぎつけられたであろうHuawei。しかしプロセッサの自社生産すら止められるのであれば、致命的な打撃となります。