有事において民衆は実はあまりパニックに陥らない。「エリート」がパニックになっておかしな指示を出すことの方が余程多いのだ。
うろ覚えだけどそんな研究もあったように思う。どうだっけかな。

しかしフェイクニュース拡散とか、トクヴィルのアメリカ新聞の在り様の批判的見方とか、
オルテガ的大衆批判とか、いろいろ見方・文脈があるからなかなか難しい話だね。

ともかく、単に恐怖を煽っておけば安全寄りにできるのだからというのは屁理屈もいいところで、
そんなのを基本姿勢にしていいものではないぜ。
適度な恐怖というバランス感覚とか知恵が必要だろうに。