>>988
戦後になって弁護士の社会的評価が上がったのは、公害訴訟が注目されたのが大きいんじゃないかと思ってる
時として公害の弁護団は、アカ扱いされたりもしたが、企業や政府の不正・不道徳を暴いたのも事実であり、
それはそれとして評価されて然るべきことだし、被害者の救済にも一役買った

都知事選候補だった宇都宮氏も、その左派的な主張への賛否は別として、
温厚な人柄についてと、弁護士としての実績(サラ金との格闘)は、広く評価されてたよね

欧米の弁護士の悪いイメージは「金持ちのために白を黒にする」というものから来てるが、
戦後の日本では、「弁護士は弱者のために戦う!」みたいな、半ば虚構も混ざったイメージが流布され、
90年代あたりまでは、この世の春のような状況であったが、司法試験改革を受け弁護士の質が劣化すると、
あまりにとんでもないヤクザまがいの弁護士がゴロゴロ表に出てきて、また一気に印象が悪くなったね