性犯罪事件の報道において、その犯人の「属性」がニュースバリューになることが多々あります。

 犯人の「属性」が、「慶応の学生」「イケメン俳優」「〇〇区役所の課長」「〇〇テレビの局長」
「誰々(著名人)の次男」などといったように、より世間体を気にする必要があったり、世の中で
もてはやされているような職業であったりする場合、それが性犯罪事件とともに伝えられることで、
より人々の耳目を集めるわけです。

 そして、その後のニュースで「不起訴」と報道されると、世の中はさらに疑問の声を上げること
になります。


 このような時、必ず巻き起こるのが「親がどうのこうのだから」「カネがどうのこうのだから」と
いった憶測です。そして、これらの憶測のほとんどが的を射ています。

 実は、性犯罪の犯人が起訴されるか否かは、よほど大きなケガをさせていない限り、「カネ」
を払って許してもらえるかどうかによります。