朝鮮総連銃撃事件で実刑判決 元暴力団員ら、東京地裁

 東京都千代田区の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の正門を銃撃したとして、
銃刀法違反と器物損壊の罪に問われた
元暴力団員の無職川村能教被告(47)と無職桂田智司被告(57)の裁判員裁判で、
東京地裁は12日、川村被告に懲役8年、桂田被告に懲役7年の判決を言い渡した。
求刑はいずれも懲役10年。

 桂田被告の弁護人は「川村被告との共謀は成立せず、ほう助にとどまる」と主張したが、
家令和典裁判長は「計画や実行段階で積極的に関与した」として退け、2人の共謀を認定した。

 判決によると、2人は共謀し2月23日未明、朝鮮総連前の路上で拳銃を5発発射し、
正門の扉を壊した。

(共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018101201001645.html