人はしばしば、しるしをつけたあとで、
それが「どのように」真であるのかを見い出す。


論理はそれ自体を参照する。
つまり、私たちがしなければならないことの全ては、それ(論理)を観察して、
それがどのように振る舞うかを見ることである。


部分的な問題にとらわれるな。
しかし、あの総体的な「一つの」偉大な問題に
対する自由な視界がある場所に、いつも飛翔していなさい。
たとえ、その視界が未だにぼやけたものだとしても。


私の困難はただひとつ、表現することの非常な困難である。


私は、自然状態の命題からは、独立した論理的な操作を得ることが「できない」!


哲学者にとっての主要な諸能力のひとつは、
自分自身と関係ない問題に占領されないことである。

ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン