俺が18でニルヴァーナのファンだったら、
急にポップ・スターになるのは耐えられないぜ。


みんなにとって人とうまくやって共感し合うのがあまりにも容易なことに見えたってだけで。
ここ何年かの君たちからの手紙や気遣いに対して、
俺の焼け付くようにむかむかする腹の底から、ありがとうと言いたい。


練習のしすぎは、砂糖の入れすぎみたいなもの。


他の誰かになりたがることは、自分らしさの無駄遣いだ。


(あなたにとってギターとは?という問いに答えて)死んだ木。


すごく幸せな気分だ。今日僕は友だちを見つけたから。彼らは僕の頭の中にいる。


俺が曲を書くに当たっては、歌詞が最も重要性が低い。
ひとつの曲の中で2度、3度と話が変わることもあるし、
タイトルに至ってはまったく何の意味もなかったりする。


俺はわざと世間知らずのままでいて、俗っぽい情報から自分を遠ざけている。
これがしらけた態度をとらないですむ唯一の方法だから。


バージンのまま死ぬ奴なんて一人もいない。
俺たちはみんな世の中にやられちまうからな。


若者の使命は堕落・腐敗と戦うことだ。


学んだことを基準に、人について判断してはいけないことを知ったよ。
俺には何も判断する権利はないんだ。それが俺の学んだ教訓さ。


聴くことにも創ることにも、もう随分長いこと興奮を覚えなくなっていた。
そういったことに俺は言葉に尽くせぬ罪を感じている。

カート・コバーン