ある社会の文明の発達の度合いは、
刑務所に入ってみることでわかる。


人は笑い方でわかる。
知らない人に初めて会って、
その笑顔が気持ちよかったら、
それはいい人間と思ってさしつかえない。


左翼は主として無神論の問題である。
無神論に現代的な肉付けをした問題である。
地上から天に達するためではなく、
天を地上へ引き下ろすために、
神なくしてたてられたバビロンの塔だ。


文明のおかげで人間がより残忍に
なったとはいえないとしても、
前よりも残忍さが
醜悪になったことは確かだろう。


「私にはその行為に責任が
あるのだろうか?ないのだろうか?」
という疑問が心に浮かんだら、
あなたに責任があるのです。


真実を語る者は
機知のない人間だけである。

- ドストエフスキー -