――今回は『ファンタシースターオンライン2』のメディアミックスについていろいろとお伺いしたいのですが、その前にひとつ…。先日、スタッフによる「『アークスダンスフェス』を踊ってみた!」という動画を公開しましたよね?

酒井氏:ああ、やりましたね(笑)。

――(笑)。それでは改めて、昨年の舞台化、そして2016年のTVアニメ化とメディアミックスが盛んですが、ここにはどのような意図があるのでしょうか?

酒井氏:結局『PSO2』やその元となった「PSO」が何を目指しているかというと、「オンラインゲームの楽しさを1人でも多くの方に知ってもらうこと」です。
メディアミックスは、楽しさを広げる際の手段のひとつですね。

オンラインゲームは一度出来上がったら終わりではなく、ずっと続いていくものじゃないですか。
そういう中で、何年も情報を出し続けていると、受け取る側も徐々に慣れてきてしまい、ゲーム内の情報だけでは、ニュースが話題になることも少なくなってきます。
そういう場合に何らかの驚きを与えるニュースが出ることで、目に留まり、また話題として活性化していくことができます。


――では一連の展開は、ゲームの制作時から構想としてあったのですか?

酒井氏:もちろんやりたいとは思っていました
https://www.inside-games.jp/article/2015/08/19/90406.html
https://i.imgur.com/23a0b7A.jpg