テレビ朝日の定例社長会見が26日、都内の同局本社で行われ、ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川前社長(2019年死去、享年87)による性加害問題について
「タレントに問題はない」とした上で、「性被害への意識が著しく低かった」と篠塚浩社長が謝罪した。

国際的にも問題となっている性加害問題。8月29日に外部専門家による「再発防止特別チーム」が公表した調査報告書には
ジャニー氏の性加害行為は「極めて悪質な事件」と指摘したほか、大半のメディアが沈黙し批判しなかった点など「マスメディアの沈黙」についても厳しく追及していた。

【中略】

篠塚浩社長は「当社の受け止めに関してはすでにリリースした」と前置きした上で、
「特に調査報告書に記載のメディアの沈黙などについて、なぜ当時、報じなかったのか、当時の報道局のスタッフに聞き取り調査を行った」と、社内でヒアリングを行ったことを報告。

 その結果、「芸能関係報道の民事裁判は日頃からニュースにしていなかったことから、人権侵害に当たるとは気付かなかった」という。
「当時、私も仕事をしていたが、このような重大な人権侵害とは気がつかなかった」と私見を述べ
「性被害への意識が著しく低かったと反省しています」と謝罪した。

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Yahooニュース 2023-09-26
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f796a0d825bee807ba4b922e912c8f033ef9797