2019年5月9日 配信

2019年5月4日の戴冠を控えた5月1日、ワチラロンコン国王陛下は、かねてから交際していたスティダー王妃陛下と自身4度目のご結婚。その式の様子を伝えたドイツのTV番組「Sat.1 Frühstücksfernsehen」に批判が殺到しています。

「Sat.1 Frühstücksfernsehen」では、結婚式で国王陛下に平伏するスティダー王妃陛下の様子を伝え、そのモノマネをしながら伝えました。
その番組内容がタイにも伝わると、タイの文化を侮辱しているとSNSなどでは批判が殺到。在タイドイツ大使館のFacebookページにも沢山の批判が寄せられています。
それを受けて5月8日、「Sat.1 Frühstücksfernsehen」は、タイの文化を侮辱するつもりはなく、不適切であったと謝罪しました。
なおタイには刑法第112条で定められた不敬罪があり、国王陛下ならびに王位継承者への中傷、侮辱、敵意は許されず、有罪となれば3年から15年の懲役となります。これはタイ人のみでなく外国人に適用され、過去にはスイス人とオーストラリア人が不敬罪で禁錮刑となっています。
https://www.thaich.net/news/20190509oa.htm?more