【4月2日 AFP】
 英南部ブライトン(Brighton)のハーフマラソン主催者は先月31日、ここ3年間の大会で使用したコースが146メートル短かったことが
判明したと謝罪した。

 大会に出場したランナーから、使用した距離計が実際のハーフマラソンの距離である21.0975キロに達していなかったとの
報告を受けた英国陸上競技連盟(UKA)が、ブライトン・ハーフマラソン(Brighton Half Marathon)の大会主催者に連絡した。

 調査の結果、2015年からコースの距離が146メートル足りなかったことが判明し、自分の残した記録が無意味なものになると
ランナーたちを困惑させた。

 主催者は「われわれはこの不手際が起きてしまったことに大きく落胆しており、該当年のレースに参加されたすべてのランナーの方々に
単刀直入に謝罪します」と声明を発表した。

 今年2月に行われた大会のエリート女子で優勝を飾ったエレノア・デイビス(Eleanor Davis)は、「このレースを走った理由は
具体的にいえばロンドン・マラソン(London Marathon)出場の標準記録の締め切りがあったからです。後から無駄なものだったと分かるということは
かなり動揺しますし、気をもんでしまいます。ただ、幸運なことにロンドン・マラソンは本当に親切な大会で私には標準記録を適用しなかったので
私は大会に出場できます」とコメントしている。
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