NGKに来んのか〜い!! 俳優、西岡徳馬(70)が29日、大阪・なんばグランド花月で上演された吉本新喜劇の吉田裕(38)の
初単独イベント「吉田裕の新喜劇〜NGKですんのか〜い!〜」にシークレットゲストで登場。昨年大みそかのテレビ番組で話題を呼んだ
名物ギャグ「乳首ドリル」を笑いの聖地で再現した。想像を超える盛り上がりに、大物俳優は「僕の方が目立ったらゴメンね」と吉田に謝罪した。

 乳首ドリルすな! 乳首ドリルすな! ドリルすな! すな、すな、すな…。笑いの聖地に立ったコワモテ俳優。思い描いていた
“西岡像”が崩れるごとに、観客の笑いが増していった。

 「ワァーーオイ! ワァーーオイ!! 来んのかと思ったら、来いへんのかい、来んのかと思ったら…。来んのか〜い!!」

 いちゃもんをつけるチンピラ役、新名徹郎(34)の「アニキー」のかけ声で、西岡は舞台袖からではなく、一般客も通る扉から登場。
観客は驚き、この日一番の拍手で歓迎した。

 昨年大みそかに放送された読売テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけない科学博士24時」で
西岡は「乳首ドリル」を“完コピ”して世間に衝撃を与えた。今回は大阪まで駆けつけ“伝説”を再現だ。

 東京からの新幹線の車内でも「乳首ドリル」を“復習”して臨んだ。ドリル棒を繰り出した新喜劇座長、すち子(45)も
引くぐらい西岡の胸元が赤くなった。

 「わざわざ来てもらったけど、ドリルされに来ただけやん。驚いたわ、マジで〜」と吉田。この日は吉田の38回目の誕生日で
NGKでは初の単独公演。「ゲストあり」とポスターに告知はあったが、まさか西岡が出てくるとは…。主役の吉田も実は知らず
数名のスタッフとすち子、新名だけが知っていた。

 「吉田クン、きょうは君が一番目立たなきゃいけないけれど、僕の方が目立ったらゴメンね」

 西岡の去り際は黄色いスラックスに上半身裸。2時間サスペンスなどで重厚な役を演じることが多い大物俳優だが
この日の姿を思い出すと、もうドラマを見ること自体が“笑ってはいけない”状態になる!?

★本家超えた!?

 「乳首ドリル」をやり終えて舞台を去った西岡だが、エンディングに再び登場。「新幹線乗り遅れた」とボケをかまし
誕生日の吉田に花束を贈った。

 「ホントに知らなかったんで、驚きましたよ」と吉田。これに西岡は「俺、知ってたからそんなに驚かなかった」とまたも大ボケだ。
ドリルをしたすち子は「アンタ(吉田)とやるより、徳馬さんとやる方が楽しい」とクオリティーは本家を超えたようだ。

 サンスポ
 http://www.sanspo.com/geino/news/20170330/owa17033005020002-n1.html