サーバー、3年でシェア20%減 インテル苦境到来:AMDが肉片を奪い取る

先日、AMDとインテルが第1四半期決算を発表しました。 どちらも需要の低迷により減収減益となっていますが、インテルの損失はより深刻で、特にサーバー市場ではAMDがわずかな成長を維持し、インテルのシェアが下がり続けています。

サーバー/データセンター用プロセッサーは、2大有利製品の1つです。
AMDのEPYCシリーズは、近年、高度なプロセスと多コア化で優勢でしたが、5nmのZen4世代では、96コアと128コアで再びそれを実現しました。
インテルの最新Xeonはわずか60コア、来年発売される小型コアXeonで144コアになるのは、この製品だけです。

つまりこの市場では、ここ2年ほどAMDがIntelのシェアを奪っているわけです。
ネットユーザーのSKundojiaiaは、2022年以降のEPYCとXeonのシェア変化を比較し、両者のシェア変化一覧を以下のようにまとめています:

ご覧のように、インテルのこれまでのシェアはほぼ独占的なリードで、2020年にはまだ93.3%ですが、ずっと下がった後、昨年前半には80%を割り、今年の第1四半期は74.2%、第2四半期には72.8%に落ち、約3年で20ポイントシェアを失うと予想されています。

一方、AMDの側は、2020年に6.7%のシェア、2022年に20%を突破し、2006年のピークであるOpteronを一気に超えて、上昇傾向にある。
今年の第1四半期は25.8%、第2四半期は27.2%に達することができ、3年程度で20%を強化することは、インテルの大きな肉片をつかむことです。

以前は、AMDのシェアが今年末に30%を突破し、さらに2024年には40%になると予想するアナリストもおり、両者の優位性はさらに縮小しています。

また、Intelの現在の時価総額が1280億ドル以上、AMDの時価総額が1500億ドル以上、この変化もある程度は両者の資本市場に対する見方であることは言うまでもないでしょう。
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