中東・アフリカ

2021年6月25日 20:40

【カイロ=久門武史】新型コロナウイルスワクチンの接種で世界的に先行したイスラエルで、感染が再拡大している。保健省は25日、屋内でのマスク着用を再び義務付けた。感染力の強いインド型(デルタ株)が広がっており、わずか10日で着用義務を復活させた。

同国で全2回のワクチン接種を済ませた人は515万人と、人口の6割に迫る。新規感染者はピークの1月に1日1万人を超えた後、5月下旬に10人を切るまでに減少していた。だが今月21日に2カ月ぶりに100人を上回り、24日は227人と増加傾向に転じている。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR25C9S0V20C21A6000000/