2002年の発売当初
「副作用が少なく手軽に自宅で服用できる夢の新薬」として認可されたものの
死亡者続出の「薬害イレッサ訴訟」

以下引用
 製薬会社のアストラゼネカ(本社=大阪市北区)が販売する抗がん剤「イレッサ」は
2002年の発売当初「副作用が少なく手軽に自宅で服用できる夢の新薬」としてもてはやされた。

 ところが発売からわずか2ヵ月後に26人が副作用と見られる間質性肺炎などを発症し、そのうち13人が死亡した。
その後、副作用の発症者は急増し、今年3月までに1916人が発症、うち734人が死亡している。

 「イレッサ」が厚労省の承認を受けたのは2002年7月。申請から半年後というスピード承認だった。
原告弁護団によれば、承認時に製薬会社は、動物実験で重篤な副作用があることを知っていた。
海外や日本国内で人が死亡した例(臨床ではない)もつかんでいた。