白老のヒグマ、英で新生活 アイヌ民族博物館から譲渡

胆振管内白老町の一般財団法人アイヌ民族博物館(今年3月閉館)で飼育されていたヒグマ4頭が、譲渡先である英国中部のヨークシャー野生動物公園に到着し、一般公開され始めた。ヒグマが道内から海外へ運ばれて飼育されるのは珍しい。

ヒグマは雄のリク、カイ、アムと雌のハナコ。空輸で3日に到着し屋内で環境に慣らされた後、1・6ヘクタールの広い屋外スペースに移された。草地で「風呂」もあり、ヒグマたちは水浴びを楽しんでいる。

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英ヨークシャー野生動物公園に到着したヒグマ4頭のうちの1頭(同公園提供)

08/08 05:00 北海道新聞
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/216525