【6月27日 AFP】
米国で最も人口の多い都市ニューヨークの緑のオアシスで、
観光名所でもあるセントラルパーク(Central Park)は27日から、正式に自動車の乗り入れが全面的に禁止となる。

 26日の夕方まで、同公園内の南にある環状道路は平日のラッシュアワーに行きかう車に開放されていた。
しかし26日午後7時(日本時間27日午前8時)に市当局者、公園および自転車利用の擁護団体が、
マンハッタン(Manhattan)に広がる同公園内を通行する最後の車の後を自転車で走行し、
公園は本来の姿である市民の憩いの場に戻った。

 ビル・デブラシオ(Bill de Blasio)市長は「過去1世紀以上にわたり、
われわれは世界で最も象徴的な公園であるセントラルパークの一部をハイウエーにしてしまった。
今夜から公園を永遠に元の姿に戻す」と表明した。公園の敷地とは壁で区切られている4本の横断道路は残される。
同公園は来年で開園160周年を迎える。(c)AFP

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AFP
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