神戸市は、米経営コンサルタント大手「マッキンゼー・アンド・カンパニー」が
市内にアジア初の研修拠点施設の開設を決めたと発表した。

 5年後には世界各地から年間1万3000人以上の社員らが施設利用で同市を訪れる見込み。

 市によると、米国、オーストリアに次ぐ世界3か所目の施設となる「神戸ラーニングセンター」で、
山陽新幹線新神戸駅近くのホテルに直結したオフィスビル内に今年秋頃に開設する。
広さは約3000平方メートルで、
急成長する分野の企業から自治体向けまで様々なコンサルタントの需要への対応を目指し、
年間60回以上の社内研修を計画するという。

 同社は「シンガポールや香港などの候補地から神戸を選んだ。歴史が深く海外との交流も多い街であり、
来訪者が受けられる刺激も多い」と期待する。

 一方、神戸市は「影響力のある人たちに神戸を知ってもらい、PRのきっかけになれば」としている。

読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20180519-OYT1T50132.html