【シドニー共同】
安楽死を希望していた104歳のオーストラリア人科学者が11日までに、渡航先のスイスで致死量の薬物を注射し死亡した。
最後の食事に好物のフィッシュ&チップスとチーズケーキを取り、ベートーベンの「歓喜の歌」が流れる中、
家族に見守られながら最期を迎えたという。AP通信などが伝えた。

 オーストラリア西部パースにあるエディス・コワン大の研究者デービッド・グドール氏は、
重大な病気を患っていたわけではなかったが、近年、運動能力や視力の低下から生活の質が下がり、
人生を楽しめなくなったと感じ、自死を望むようになったという。

画像:9日、スイス・バーゼルで安楽死の前日に記者会見するグドール氏
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20180511/20180511-OYT1I50019-N.jpg

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共同通信
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