【5月8日 AFP】
ボーランドの検察当局は7日、アウシュビッツ・ビルケナウ(Auschwitz-Birkenau)強制収容所跡に設置された
追悼碑にイスラエル人の若者が立ち小便して逮捕され、その後容疑を認めていることを明らかにした。

 同国南部オシフィエンチム(Oswiecim)のマリウシュ・スウォムカ(Mariusz Slomka)検事によると、
19歳の男は3月下旬に粗相を働き、その日に逮捕された。

 検事はAFPに対し、
「男は容疑を認めており、取り調べ中に5000ズロチ(約15万円)の罰金刑を受ける意思を示している」と明らかにした。

 検事によると、強制収容所跡にある博物館のガイドを含めて目撃者が複数おり、
薬物やアルコールの影響下にあったことを示唆するものはないという。

 同強制収容所はナチス・ドイツ(Nazi Germany)による欧州のユダヤ人大量虐殺の象徴となっており、
1940〜45年に100万人がここで亡くなっている。(c)AFP

画像:ポーランド南部オシフィエンチムにある、アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所跡の門
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AFP
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