【バンコク共同】タイを訪問中の茂木敏充経済再生担当相は1日、ソムキット副首相と会談、
タイ側から環太平洋連携協定(TPP)に参加したいとの意欲の表明があったことを明らかにした。

 タイ側は今後、国内調整を進め、年内にも正式な加盟表明に踏み切る構えだ。
米国の離脱によりTPPは後退を余儀なくされたが、日本政府は参加国の拡大を進め、
アジア太平洋地域の自由貿易体制を強固なものとしたい考え。さらに米国の復帰にもつなげたい意向だ。

 TPPは日本など11カ国が署名。早期発効を目指して各国が国内手続きを進めている。
タイの参加が実現すれば11カ国以外の国では初めてとなる。

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Reuter
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