0001しじみ ★
2018/04/15(日) 22:28:14.79ID:CAP_USERイスラム教に改宗したヒンドゥー教徒の女性がイスラム教徒の男性と結婚することを支持する判断を下した。
異なる宗教間での結婚を認めないとした下位の裁判所での決定を覆した形だ。
26歳のこの女性の結婚をめぐる裁判は2年にわたって続いていた。
女性の家族は、女性がイスラム教徒の夫に洗脳されていると主張。
イスラム教への改宗も夫に強要されたものだと訴えていた。
これに対して女性は、自らの自由意志によって改宗したと繰り返し説明してきた。
こうしたなか最高裁は9日、「同意している成人同士の結婚を禁止する権利は裁判所にはない」と言明。
たとえ家族の望みであってもそれによって「女性の基本的権利が奪われてはならない」としたうえで、
配偶者を選択する自由と他の宗教へ改宗する自由は、ともに憲法で保障された人間としての権利だと付け加えた。
国勢調査によれば、インドの人口13億人のうちヒンドゥー教徒の数は全体の80.5%に相当する8億2800万人に上る。
これに対しイスラム教徒とキリスト教徒の割合はそれぞれ13%、2.3%。
異なる宗教間での結婚に対する反発はインド国内に長く存在しているが、
最近では右派のヒンドゥー教徒を中心に、
イスラム教徒の男性がヒンドゥー教徒の女性を自らの宗教に改宗させることについて、
国内での優位を占めようする政治的な試みだとする主張が支持を広げていた。
ムンバイを拠点に女性の人権問題に携わる弁護士のフラビア・アグネス氏は、
今回の最高裁の決定が持つ重要性を強調。
右派のヒンドゥー教徒のグループに向け、
個人の配偶者の選択に対し宗教に基づく介入はできないことを示したと評価した。
関連ソース画像
https://www.cnn.co.jp/storage/2018/04/12/70253647e39b302e1228ba0e5cc97c5e/india-love-jihad-exlarge-169.jpg
CNN
https://www.cnn.co.jp/world/35117636.html