海洋資源保護で海洋公園の入場者数を規制か

環境に関する国家戦略委員会はこのほど、このままでは観光優先で海洋資源の破壊が進む恐れがあるとして国内の国立海洋公園の外国人入場者数を年間600万人に制限することを提言した。

 同委員会のメンバーである、国立カセサート大学水産学部のトン学部長によれば、入場者制限はまだ本決まりではないが、すでに国立公園野生動植物保護局に対し委員会から入場者数を今年か来年から一定レベルに抑えることを提言。反対意見は出ない見通しという。

 なお、タイ国内の国立海洋公園を訪れた外国人は昨年が480万人だったが、今年は560万人に増加する見通し。一方、タイ人の入場者については年間200万人を超えない見込み。

バンコク週報
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