【1月24日 AFP】
米中央情報局(CIA)のマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)長官は23日、
国内のシンクタンクで行った講演で北朝鮮問題に言及し、
同国は金正恩(Kim Jong-Un)政権を維持するため「1発だけ、見せ物用」に核兵器を保有するのではなく、
確実に米国の脅威となる数の核兵器群を開発するつもりだとの見解を示した。

 ポンペオ長官は公共政策を主要分野とするアメリカンエンタープライズ研究所(AEI)で講演した際、
「金正恩は1回試験に成功しただけで手を休めたりはしない」と述べ、
金氏が目指しているのは「これらのミサイルを複数同時発射する能力」だと論じた。

 同長官はCIAの見解として、北朝鮮は現時点では理論上の脅威にすぎないが、
その範囲を超えて確たる脅威になろうとしていると指摘。
「彼(金氏)がこうした道具を手にすれば、単なる体制維持以上の目的に使う」とした上で、
金氏の究極の目標は「自らの権力下での南北統一」にあると述べた。(c)AFP

画像:北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)が公開した、
大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」発射の画像(2017年11月29日撮影、30日公開)
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AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3159708