タクシン派政党、軍政の経済政策を批判、「大企業優遇」

 プラユット政権の後ろ盾である国家平和秩序評議会(NCPO)の実績に関するセミナーが1月14日に開催され、ここでタクシン派・タイ貢献党の経済チームが、「現政権の経済政策の恩恵に預かっているのは大企業だけで、中小企業と一般市民は困難を強いられている」とNCPOを批判した。

 同チームのティラチャイ元財務相によれば、政府は東部経済回廊(EEC)への投資誘致などに力を入れているが、これで得をするのは大企業だけと指摘。さらに、同チームのピチャイ元エネルギー相は、「タイへの新規投資が停滞しているのは投資家が政府を信用していないため」と訴えた。

バンコク週報
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