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カストロ議長退任でキューバは新時代へ


カリブ海の島国で共産党が一党支配するキューバでは、ラウル・カストロ国家評議会議長(86)が今年で退任する意向を表明している。
1959年のキューバ革命で、兄のフィデル・カストロ元議長が政権を取って以降、59年続いたカストロ兄弟の指導体制が終わる。     
◇ キューバ共産党の機関紙「グランマ」によると、キューバの国会にあたる人民権力全国議会は、今年2月24日に満了する議員の任期を、4月19日に延長することを決めた。これによりカストロ氏の任期も2か月延長される。
任期を延長する理由については、去年9月のハリケーン「イルマ」で、沿岸部を中心に住宅18万棟やインフラ設備に被害が出て、選挙の準備が遅れたためとしている。
その一方で、ロイター通信によると、専門家の中には、次の指導者への移行を確実に行うためとの見方がある。
カストロ氏の後任は正式には発表されていないが、政権ナンバー2のミゲル・ディアスカネル国家評議会第1副議長の昇格が有力視されている。
ディアスカネル氏は、カストロ氏より29歳若い57歳。キューバ革命後に生まれた世代だ。 新体制が直面する当面の課題は、国内経済の立て直しだ。

     ===== 後略 =====
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[ 1/3 16:07 NEWS24]

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