ベラルーシの首都・ミンスクの高速道路を走っていたライダー。

その時、ライダーはハッとしました。『飛び降りようとしている人』の姿が目に入ったのです。
自殺を阻止するため、高速道路を逆走したライダー
おそらく、ライダーは迷ったことでしょう。「見間違いかもしれない」「逆走は違法だ」…と。

しかし、決心したライダーは急きょ高速道路を逆走し始めました。

そして、いまにも飛び降りそうな男性に手を振り、大声で男性を説得し始めます。
説得が成功した後、ライダーは急ぎ男性の元に駆けつけました。ライダーが声をかけたことで、男性は思いとどまることができたのです。
「ルールを破っていることは分かっていました。
許してください。これしか解決法はないと思ったのです」

動画の投稿者コメントで、そう謝罪したライダー。自分の行動がルール違反であると分かっていても、男性の命を助けたかったのでしょう。

ライダーの行動に対し、「あなたのやったことは間違っていない」「心優しい行動に感謝します!」「よくやった!」といった、称賛のコメントが多数寄せられました。

確かに、ルール違反はいけないことです。しかし、ライダーの勇気ある行動によって、尊い命が救われました。

周囲の車も、ライダーが説得している間は停車してくれていたようです。優しさあふれる光景に、心が温かくなりますね。
grapee
2017年12月3日
https://grapee.jp/425082