2017年11月05日 00時09分
 【カイロ=本間圭一】レバノンのハリリ首相は、4日放映された中東のテレビ局「アル・アラビーヤ」を通じ、辞意を表明した。

 首相は「私の命を奪おうとする陰謀を感じる」と述べ、暗殺の可能性に言及した。地元メディアによると、首相は現在、サウジアラビアを訪問中で、同テレビ局はサウジと関係が近い。

 ハリリ氏はテレビ演説で「レバノンはイランからひどい扱いを受け続けている」とイランを批判した。
サウジ派のハリリ氏は昨年12月に政権を発足させた際、イランに近いイスラム教シーア派組織ヒズボラ系の閣僚を受け入れ、国内融和を図った。
だが、隣国シリアの内戦で、サウジと敵対するイランやヒズボラの影響力が拡大し、政権維持に危機感を抱いた可能性がある。

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