Junts pel Sí 党と CUP 党 の議案提出によるCUP金曜日の「秘密投票」の結果は、独立賛成が
70票、反対10票、棄権2票だった。反対派の野党は欠席していた。両党を代表するスポークス
マンは、これ以上の(犯罪行為への譴責回避の名目で)roll-call vote(議員の名前を読み上げながら
一人ずつ投票させる)の形をとった。CUPの代表は、これで議会が1978年以来の政権とブルボン王朝の王政から離れる、
歴史的瞬間を迎えるとした。
(投票の様子の動画)
https://elpais.com/ccaa/2017/10/27/catalunya/1509105810_557081.html

しかしこの独立宣言をうけてスペイン中央政府は、カタロニアの自治権を停止し、地方政府を解散
カル、ロス・プッチダモン首相を追放、カタロニア警察(Mossos d'Esquadra),のトップJosep Traperoを
逮捕し裁判所で審問している。カタロニア支配権が中央政府に移行され、プッチダモン「元」首相の言動
にも何の効力もなくなったと中央政府は宣言。
カタロニア側ではプッチダモン首相は自宅に戻ったが「何も変わっていない。我々の独立政府は
継続しており、自分も首相だ」と主張。現状、カタロニアにはパラレルワールドが同時に存在している
状況。。
中央政府も出資している、カタロニアのTV、公共放送は独立支持派だが…今は未だ継続が大目に見られている。

ラホイ首相は、プッチダモン「元」首相に代わるカタロニアの臨時代行首相に、現女性副首相の
Soraya Saenz de Santamariaを任命したが、
彼女の父はフランコ総統の司令官だった人物であり彼女も強硬派といえる。
http://edition.cnn.com/2017/10/21/europe/catalonia-spain-direct-rule/index.html
http://www.bbc.com/news/world-europe-41788898