ロシアのプーチン大統領は21日付の大統領令で、アナトリー・アントノフ外務次官(62)を駐米大使に任命した。

 前任の大使だったキスリャク氏は米大統領選干渉疑惑の中心人物とも言われる。トランプ大統領の娘婿クシュナー氏や
フリン前大統領補佐官らとトランプ政権への移行期に面会したことが発覚。米メディアから「大物スパイ」と呼ばれた。

 アントノフ氏は1978年にかつてのソ連外務省に入った。2011〜16年に国防次官を務めた後、16年12月に外務次官に就任した。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM21HAE_R20C17A8000000/