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【6月10日 時事通信社】ブラジル選挙高等裁判所は9日、2014年の大統領選挙について、不正資金が使われた選挙は無効だと訴えた当時の野党の主張を退け、テメル大統領とルセフ前大統領の当選は有効だとの判決を下した。汚職スキャンダルが浮上したテメル氏は、判決次第で失職に直面する恐れもあったが、最悪の事態は回避した。

 選挙高裁の7人の判事は、判決を前に個別の意見を表明。3人は「当選を無効にする十分な理由がそろっている」などと主張したが、半数を超える4人の判事が当選は有効と判断した。(c)時事通信社

2017/06/10 10:33(ブラジル)