2017年6月2日(金)
スペイン有数の夏のリゾート地の一つであるバレンシア州アリカンテの海岸で、シーズン初日から監視員らのストライキが行われている。
このストライキは、コストや人員削減による労働条件の悪化を訴えるもので、「同市はリゾート地として十分な投資を行っていない」と批判している。
一方の市側は、人命にかかわる件で制定された70%のミニマムサービスを満たしていないと批判している。
これらの海岸では、水質や天候などの条件が満たされているにも関わらず遊泳禁止の赤旗が掲げられ、監視員らは海沿いからやや離れた救護室に詰めており、見張り台や監視用の椅子に座っている監視員の姿は見られないという。
尚、このストは現在無期限で行われている。
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