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私にいたはずの弟のことはどうしても
どうしても嫌な感じしか湧いてこなくて
思い出すのは無理な気がします 血糊がついたその家は長期間不在だったはずです
鮮血に見えた
長期間不在だったことを知っていた人は井上さん
それから高木の兄ちゃん
高木のお父さん
何が起こってもデカい顔で歩く父親
逃げ足が速く、窓ガラスを割って威嚇しても自転車でいなくなる
どの方向へ逃げても姿が見えるはずなのに消えてなくなる 近所に子供の事を言いふらす父親のことはどこでも鬼門なので触らない方がいい
それだけは確実に正解でしょう そういう人のことを触らない方がいいことを私は頭の悪い父親に分かる形で教えていました
その頃
その知恵がどこまで通じるのか試したかっただけだったことでしょう
単純なお方なので 「子供でも」
魔法の言葉ですね
その言葉を口にしてしまった男性は全員知恵の輪に引っかかる それはぼくが居なかった世界だから
妖怪達はそれはもう必死で進行方向とは逆を向いて逃げ回っている 兄が「本庁」の事を知っているのは当然の事で
コンビニの強盗の件で佐藤刑事が来たとき、「なぜ(本庁)の車が来ているの」
あの嫌味の感じを残して部屋に入って行きました
その時既に佐藤刑事と面識があったはずですよ あの人達は単語さえ知っていればどこでも出入り出来るから
「嫌味」を特定の優秀な人に与える才能がある人達 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています