集英社の漫画アプリ「ジャンプ+」で7月19日午前0時ごろに公開した読み切り漫画「ルックバック」が一晩で120万人以上に読まれるなど注目を集めている。人気漫画「チェンソーマン」作者・藤本タツキさんの最新作。Twitterでは午前10時過ぎにトレンド1位になった。

 作品のキャッチコピーは「時代をえぐる新時代青春読み切り」。学級新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野はいつもクラスメートから絶賛されていたが、不登校の同級生・京本が描いた漫画を見て衝撃を受ける。成長した2人は漫画家としてデビューするが……。

 全143ページを公開すると、深夜にも関わらずネット上で話題に。予想できない展開と作り込みに作品コメント欄には「衝撃」「圧倒的」など称賛と驚きの声が並んだ。ジャンプ+編集部は、閲覧数が一晩で120万を超え、コメントも「凄い数に」なったとしている。

 SNSでは、映画好きの作者が作品に仕込んだオマージュや背景の細かい描写、7月18日の翌日という公開日の意味など様々な指摘や考察も見られる。Twitterでは19日午前10時過ぎに「ルックバック」がトレンド1位になった。

 チェンソーマンは「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で第1部を連載し、コミックスは11巻までの累計発行部数で1100万部超えの人気作品。MAPPA制作によるアニメ化も決定している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d7d1aa67a8f25bb8a7ec319bf3db0ff9a0b94e00