人気のアーティストや声優を毎月ピックアップ特集する「マンスリーアーティスト」。7月は大橋彩香さんを特集。第3弾「一つ一つハードルを越えていくのが楽しいんです」では、声優デビューからアーティストデビューにいたるまでの挑戦の軌跡や心境の変化などについて聞いた。

インタビュー 2019.7.17 Wed 18:00

アニソン定額配信サービス「ANiUTa」が、人気のアーティストや声優を毎月ピックアップ特集する「マンスリーアーティスト」。アニメ!アニメ!では、そのインタビュー記事の一部をお届けします。

7月は、大橋彩香さんを特集!アーティストデビューから今後の展望について4週連続で深掘りします。
第3弾「一つ一つハードルを越えていくのが楽しいんです」では、声優デビューからアーティストデビューにいたるまでの挑戦の軌跡や心境の変化などについてお聞きしました。
【取材・構成=鈴木隆詩】



大橋彩香
──大橋彩香の声優としての初仕事は2012年。TVアニメ『アマガミSS+ plus』だった。どのような現場だったのだろうか?

「同じ事務所の木戸衣吹ちゃんと一緒に、モブ(キャラ名のない役)として現場に行きました。それまで一度だけアフレコを見学させていただいたことはあったんですけど、レッスンは全く受けていない状態での初仕事だったので、ボロボロだった記憶しかないですね(笑)。モブなのに一番時間がかかってるみたいな感じになって、優しく接してくださった先輩方に迷惑ばかりおかけしてしまいました。家に帰った後で、「もうどこにも呼んでもらえない、終わった、私」とお風呂に浸かりながらめちゃくちゃ落ち込こんだので、同じ年に、『エウレカセブンAO』のオーディションに受かった時は、本当に嬉しかったです」

──『エウレカセブンAO』のフレア・ブラン役が、TVアニメの最初のレギュラーとなった。

「大好きなロボットアニメで、しかも2クールもので、音響監督の若林(和弘)さんにアフレコのイロハを教えていただきました。初めてレギュラーの役をいただいた作品で若林さんにお世話になれたのは、自分にとって大きかったと思います」

──デビュー直後の作品で、特に印象に残っているのが、この『エウレカセブンAO』と『アイカツ!』での紫吹蘭役だという。

「『アイカツ!』では、菊田(浩巳/音響監督)さんに鍛えていただきました。『エウレカセブンAO』と合わせて、声優としてのお芝居の基本を身につけることができて、自分にとっては欠かせない作品です。それから『てぐされ!部活もの』(田中心春役)ではアドリブ力を鍛えられ、『ドキドキ!プリキュア』では、ランスという妖精役をやらせていただいて、人間じゃないキャラクターを1年にわたって演じることができたのもよかったと思います。デビューからの2年間で、いろいろな役にチャレンジすることができました」

──それ以降も、作品ごとに新たな挑戦があった。

「『さばげぶっ』では主人公の園川モモカという、ある意味ゲスい役をいただいて、『アカメが斬る!』ではクロメという敵役に初挑戦して、劇中で死ぬというのも初めてでした。振り返ってみると、劇中で死んだり、めちゃくちゃ病んだりする役が多いんです。そういう役のほうが、自分の性格と合っているのかもなって思います(笑)」

     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

https://s.animeanime.jp/article/2019/07/17/46966.html